Q2 : なぜ、九州大学は「QUEST−MAP」に取り組んでいるのですか?
A2:
大学を取りまく厳しい競争的環境の中で、九州大学は中期目標に掲げた教育研究活動の方向性をこれまで以上に分りやすく学内外に示し、関係者の理解と協力を得て、中期計画等に示した改革の取組みを着実に進めて行く事が必要であると考えています。
具体的には、(1)九州大学が目指している「国際的・先端的教育研究拠点の形成」と「自律的に変革し、活力を維持し続ける社会に開かれた大学の構築」という方向性、(2)その実現のための戦略的な目標、更には、(3)これら教育研究活動を支える上で不可欠な事務組織における業務の高度化・効率化への対応など、中期計画や4−2−4アクションプラン等において示された多岐にわたる九大の取組みを整理し、簡潔に分かりやすく学内外に示すことが重要であると考えています。
QUEST−MAPは、そのために大変有効な手段であり、大学全体の運営における総長以下役員・執行部のコミットメントを具体的に示すとともに、今後各部局がその将来構想に基づいて自律的・持続的に改革を進める上でのエンジンの役として、さらには、事務組織が主体的な業務・組織の見直しに取組むにあたっての羅針盤としての役割を担うことも期待されます。
「QUEST−MAP」は、九州大学の今後の方向性や主要戦略目標を、バランス・スコアカード(Balanced Scorecard、略称「BSC」)のフレーム・ワークを活用して一覧で指し示した、いわば「総見取り図」です。BSCは、組織の「ビジョン(方向性)」と「戦略目標」を明らかにし、次に、それらを「戦略マップ」という戦略の系統図に表現することで、組織の構成員一人一人にこれらを効果的に伝達し共有することを促します。そして誰もが戦略目標を意識して主体的に行動し、設定した目標に照らしながら成果を検証していく点にBSCの特色があります。
我々は、この様な機能を有するBSCを活用して、九州大学が目指す「継続的な組織の変革と個人の成長」を実現するための道筋を可視化し、大学の構成員一人一人がこれを理解共有することが非常に大切であると考えます(下記Q2,Q4,Q6,およびQ8参照)。そのために作成した九州大学版BSCが「QUEST−MAP」です。
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Last modified: Wed Jun 6 15:42:00 JST 2007