Q4 : 大学は、本来その基本的な特性として「個人の自由や多様性」を最も尊重すべき組織であり、画一的な目標や戦略を設定してその達成を管理していくというやり方は、大学には相応しくないのではないですか?



A4:
自由と多様性は大学の基本的特性であることは当然のことでありますが、これまでの大学においては、ややもするとこれを尊重し過ぎるあまり、部局などの個別組織や構成員における具体的な取り組みと、大学全体の方針や戦略を如何に調和させて行くかという観点が、必ずしも十分には活かされにくい状況にあったといえます。

九州大学が限られた人的資源等を最大限に活用し大学改革を進め、その使命とする「世界的最高水準の教育研究拠点」を形成するためには、個々の構成員が大学ないしは部局における方針や戦略の全体像をよく理解し、その上でこれらを踏まえた個々人の取組みを自律的に展開していくことが不可欠であると考えられます。QUEST−MAPは、この様な「自由と多様性の尊重」と「組織としての総合力の発揮」という極めて高度な課題を同時に克服して、大学改革を一層推進するための「エンジン」の役割を担う重要なマネジメント・ツールであるといえます。

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Last modified: Wed Jun 6 15:34:34 JST 2007