Q9:部局が取組みを行うにあたって、どのような点に留意する必要がありますか?



A9:
これまでの農学研究院等で先行的に取組んでいただいた経験を踏まえると、まずは次の2 点を十分理解していただくことが、QUEST−MAPの取組みを継続的かつ効果ある形で実施する上で大切ではないかと考えられます

(1) 部局として何を目的としてQUEST−MAPに取組むのかという点を明確にし、関係者で共有すること。



QUEST−MAPは、現状分析・ミッション・ビジョンの明示およびその実現のための課題整理・戦略構築・関係者間での共有・具体的なアクションプランの設定、実際の業務における進捗チェックなど、多段階のプロセスを踏んで進めて行くこととなります。部局運営にあたっては、これら各ステップ自体が非常に重要な役割を有していると考えられますが、このうちどこに重点を置くのか、またどの様な観点での取組みを行うべきかといった点については、個々の取組み部局の状況等に応じて、個別に創意工夫し関係者間の合意を得つつ進める必要があります。

(2) 一部の関係者だけで策定するのではなく、その策定プロセスに可能な限り広範囲の関係者に参加していただく必要があること。



QUEST−MAPの取組みにおいては、そこで得られるミッションやビジョン、戦略および指標等の内容とともに、そのプロセスにおいて如何に多数の関係者が参加しその総意を反映し納得度の高いものとすることができるかという点が、非常に重要であると考えています。これは、策定したQUEST−MAPを実際に運用し実効あるものとして活用する上でも不可欠の条件であると認識しています。そのためには、QUEST−MAPの策定プロセスにおいて、若手教員や事務職のスタッフをワークショップメンバーとする、またFDなど部局全体がかかわる場を活用するなど、部局毎に様々な創意工夫が必要となります。

この様に、QUEST-MAPの取組みは、旧来の将来構想や長期計画の策定プロセスにおいては必ずしも十分に果たせなかった「関係者における共有・納得」という点にも重点をおいて議論を進める点が一番の特色となっています。
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Last modified: Wed Jun 6 15:33:41 JST 2007