自閉症スペクトラム障害スクリーニングテストの開発
キーワード:項目反応理論,自閉症スペクトラム障害
2018.04~2025.03.
中村 知靖(なかむら ともやす) | データ更新日:2023.11.22 |
主な研究テーマ
言語能力適応型テストの開発
キーワード:項目反応理論
2002.04~2022.03.
キーワード:項目反応理論
2002.04~2022.03.
項目反応理論を利用した心理テストの開発
キーワード:項目反応理論
1991.04.
キーワード:項目反応理論
1991.04.
コンピュータを利用した適応型テストの開発
キーワード:項目反応理論,適応型テスト
1991.04.
キーワード:項目反応理論,適応型テスト
1991.04.
潜在変数モデルにおけるパラメタ推定法
キーワード:項目反応理論,構造方程式モデリング,多変量解析
1984.04.
キーワード:項目反応理論,構造方程式モデリング,多変量解析
1984.04.
従事しているプロジェクト研究
多面的な分析による多様な言語的背景をもつ日本語学習者のリテラシーの構造の解明
2019.04~2022.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学
本研究プロジェクトでは,①日本国内で日本語指導が必要な外国にルーツをもつ子ども,②在外の日本語補習校在籍児,③聴覚障がい児という3つの特徴的な言語的背景を持ったグループの子ども達を対象として,主に「読み能力」を査定するために申請者が開発してきたATLAN(高橋・中村, 2009)と,「書く能力」を査定するために開発した総合的・多層的作文評定システムを組み合わせて実施し,多面的にプロフィールを描くことにより,日本語のリテラシー獲得を目指す多様な子ども達の支援を視野に入れた,日本語リテラシーの構造と発達過程の解明を目的とする。 .
2019.04~2022.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学
本研究プロジェクトでは,①日本国内で日本語指導が必要な外国にルーツをもつ子ども,②在外の日本語補習校在籍児,③聴覚障がい児という3つの特徴的な言語的背景を持ったグループの子ども達を対象として,主に「読み能力」を査定するために申請者が開発してきたATLAN(高橋・中村, 2009)と,「書く能力」を査定するために開発した総合的・多層的作文評定システムを組み合わせて実施し,多面的にプロフィールを描くことにより,日本語のリテラシー獲得を目指す多様な子ども達の支援を視野に入れた,日本語リテラシーの構造と発達過程の解明を目的とする。 .
項目反応理論を利用した自閉症スペクトラム障害スクリーニングテストの開発
2018.04~2021.03, 代表者:中村 知靖, 九州大学
発達障害者支援法に記載されているように発達障害の早期発見は社会的に重要な課題である。現在,自閉症スペクトラム障害スクリーニングテストとして乳幼児期自閉症チェックリスト修正版(M-CHAT)が普及しているが,テストの信頼性に問題があり,高機能自閉症児に対するスクリーニング精度が低いという問題点がある。申請者らがこれまで開発した乳幼児向けコミュニケーション能力テストは共同注意という視点ではM-CHATと同様で,さらに自閉症スペクトラム観察検査(ADOS)との関連も確認されている。そこで本課題では高機能自閉症児のスクリーニング精度を上げ,さらに3歳児までを対象とした新たな自閉症スペクトラム障害スクリーニングテスト開発する。また,申請者らが行った18年間に渡る自閉症スペクトラム障害に関する縦断的コホート調査データに基づき,乳幼児健診から特別支援教育までの発達支援の連続性を重視した社会連携による一貫した発達支援技法の開発もめざす。.
2018.04~2021.03, 代表者:中村 知靖, 九州大学
発達障害者支援法に記載されているように発達障害の早期発見は社会的に重要な課題である。現在,自閉症スペクトラム障害スクリーニングテストとして乳幼児期自閉症チェックリスト修正版(M-CHAT)が普及しているが,テストの信頼性に問題があり,高機能自閉症児に対するスクリーニング精度が低いという問題点がある。申請者らがこれまで開発した乳幼児向けコミュニケーション能力テストは共同注意という視点ではM-CHATと同様で,さらに自閉症スペクトラム観察検査(ADOS)との関連も確認されている。そこで本課題では高機能自閉症児のスクリーニング精度を上げ,さらに3歳児までを対象とした新たな自閉症スペクトラム障害スクリーニングテスト開発する。また,申請者らが行った18年間に渡る自閉症スペクトラム障害に関する縦断的コホート調査データに基づき,乳幼児健診から特別支援教育までの発達支援の連続性を重視した社会連携による一貫した発達支援技法の開発もめざす。.
自他の類似性理解が拓く社会的認知発達過程の解明:生後9年間の縦断研究を通して
2020.04~2024.03, 代表者:實藤 和佳子, 九州大学
私たちが他者を理解できるのは、他者を自分に似ている存在として暗黙のうちに認識しているからかもしれない。この自己―他者の類似性の理解がその後の社会的認知発達を導くという発達理論が有力視されているが、実証研究に乏しく、どの社会的認知能力の発達を促していくかは明らかでない。そこで本研究では、自他の類似性理解を含めた社会的認知について網羅的かつ縦断的に測定し、その因果的関係を解明する。 .
2020.04~2024.03, 代表者:實藤 和佳子, 九州大学
私たちが他者を理解できるのは、他者を自分に似ている存在として暗黙のうちに認識しているからかもしれない。この自己―他者の類似性の理解がその後の社会的認知発達を導くという発達理論が有力視されているが、実証研究に乏しく、どの社会的認知能力の発達を促していくかは明らかでない。そこで本研究では、自他の類似性理解を含めた社会的認知について網羅的かつ縦断的に測定し、その因果的関係を解明する。 .
多様な言語的背景をもつ日本語学習者による日本語リテラシーの獲得
2016.04~2019.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学.
2016.04~2019.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学.
青年期から中年期の人生の意味づけのメカニズムと時代性:長期縦断研究
2017.04~2022.03, 代表者:白井利明, 大阪教育大学
本研究は、「失われた10年」といわれた世代が40代となり、年長フリーター(厚生労働省、2010)などとかつてない問題を抱えている現状を踏まえ、その世代の青年期から中年期のアイデンティティからジェネラティヴィティに至る発達過程を明らかにすることが目的である。.
2017.04~2022.03, 代表者:白井利明, 大阪教育大学
本研究は、「失われた10年」といわれた世代が40代となり、年長フリーター(厚生労働省、2010)などとかつてない問題を抱えている現状を踏まえ、その世代の青年期から中年期のアイデンティティからジェネラティヴィティに至る発達過程を明らかにすることが目的である。.
項目反応理論を利用した情動認知検査の開発
2015.04~2018.03, 代表者:中村知靖, 九州大学.
2015.04~2018.03, 代表者:中村知靖, 九州大学.
項目反応理論を利用した集団式表情認知検査の開発
2012.04~2015.03, 代表者:中村知靖, 九州大学, 九州大学.
2012.04~2015.03, 代表者:中村知靖, 九州大学, 九州大学.
乳幼児期における社会的認知の発達と障害に関するコホート研究
2011.04~2011.04, 代表者:大神英裕, 九州大学.
2011.04~2011.04, 代表者:大神英裕, 九州大学.
成人期のアイデンティティ再構築に関する生涯発達心理学的縦断研究
2011.04~2015.03, 代表者:白井利明, 大阪教育大学.
2011.04~2015.03, 代表者:白井利明, 大阪教育大学.
タブレット型端末で動作する適応型言語能力検査の開発と聴覚障がい児支援への応用
2013.04~2016.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学.
2013.04~2016.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学.
集団の心理的創発特性の可視化による的確なチーム・マネジメント方略に関する研究
2011.04~2014.03, 代表者:山口裕幸, 九州大学.
2011.04~2014.03, 代表者:山口裕幸, 九州大学.
表情を媒体とした社会的コミュニケーション能力の測定
2009.04~2012.03, 代表者:中村知靖, 九州大学.
2009.04~2012.03, 代表者:中村知靖, 九州大学.
アイデンティティ構築メカニズムの解明―時間的展望の視点による縦断研究―
2008.04~2011.03, 代表者:白井利明, 大阪教育大学.
2008.04~2011.03, 代表者:白井利明, 大阪教育大学.
学童期の障害児の言語能力査定と支援プログラムの作成
2010.04~2012.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学.
2010.04~2012.03, 代表者:高橋登, 大阪教育大学.
環境の不確実性を克服するチーム・コンピテンシーの育成マネジメントに関する研究
2011.04~2011.04, 代表者:山口裕幸, 九州大学.
2011.04~2011.04, 代表者:山口裕幸, 九州大学.
犯罪の被害・加害防止のための対人関係能力育成プログラム開発
2009.10~2014.09, 代表者:小泉 令三, 福岡教育大学教育学研究科, 科学技術振興機構社会技術研究開発センター
研究開発プログラム「犯罪からの子どもの安全」.
2009.10~2014.09, 代表者:小泉 令三, 福岡教育大学教育学研究科, 科学技術振興機構社会技術研究開発センター
研究開発プログラム「犯罪からの子どもの安全」.
子どもの感情理解・統御能力の測定と訓練
2008.10~2009.09, 代表者:箱田裕司, 九州大学, 科学技術振興機構社会技術研究開発センター
研究開発プログラム「犯罪からの子どもの安全」 .
2008.10~2009.09, 代表者:箱田裕司, 九州大学, 科学技術振興機構社会技術研究開発センター
研究開発プログラム「犯罪からの子どもの安全」 .
臨地実習生の質の確保のための看護系大学共用試験(CBT)の開発的研究
2008.04~2011.03, 代表者:柳井晴夫, 聖路加看護大学.
2008.04~2011.03, 代表者:柳井晴夫, 聖路加看護大学.
乳幼児期における社会的認知の発達と障害に関する縦断研究
2006.04~2009.03, 代表者:大神英裕, 九州大学.
2006.04~2009.03, 代表者:大神英裕, 九州大学.
ネットワークに対応した「適応型言語能力診断検査」の開発と評価
2005.04~2008.03, 代表者:高橋 登, 大阪教育大学.
2005.04~2008.03, 代表者:高橋 登, 大阪教育大学.
メディアFDとフレキシブル・ラーニング支援の研究開発
2001.04~2004.03, 代表者:佐賀啓男, メディア教育開発センター, メディア教育開発センター
メディアとITを用いて高等教育の教育活動と学習活動を総合的に支援するシステムを研究開発.
2001.04~2004.03, 代表者:佐賀啓男, メディア教育開発センター, メディア教育開発センター
メディアとITを用いて高等教育の教育活動と学習活動を総合的に支援するシステムを研究開発.
研究業績
学会活動
所属学会名
American Psychological Association
Psychometric Society
日本心理学会
日本教育心理学会
日本行動計量学会
日本テスト学会
日本認知心理学会
日本発達心理学会
九州心理学会
学協会役員等への就任
2021.04~2024.06, 日本認知心理学会, 理事.
2019.11~2023.10, 日本心理学会, 心理学研究小委員会委員長,機関誌等編集委員会副委員長.
2019.01~2024.12, 日本教育心理学会, 教育心理学研究常任編集委員.
2017.06~2025.06, 日本心理学会, 代議員.
2017.06~2019.05, 日本教育心理学会, 社員.
2015.06~2024.06, 日本認知心理学会, 理事.
2015.04~2016.03, 日本心理学会, 優秀論文賞選考委員.
2015.06~2017.06, 日本心理学会, 代議員.
2014.01~2016.12, 日本教育心理学会, 編集委員会委員.
2013.06~2015.06, 日本心理学会, 理事.
2003.06~2015.05, 日本認知心理学会, 理事.
2007.08~2019.08, 日本テスト学会, 編集委員会幹事.
2010.07~2016.03, 日本心理臨床学会, 編集協力委員.
2007.01~2010.01, 日本感性工学会, 機関誌編集委員会委員.
2007.01~2009.12, 日本教育心理学会, 編集委員会委員.
2007.06~2015.05, 日本心理学会, 代議員.
2004.11~2007.02, 日本心理学会, 第70回大会準備委員会事務局長.
2003.05~2012.05, 日本認知心理学会, 情報委員長.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2006.11.03~2006.11.06, 日本心理学会, 司会(Moderator).
2013.08.27~2013.08.28, 日本テスト学会第11回大会, 実行委員会委員長.
2013.11.16~2013.11.16, 九州心理学会第74回大会統計講習会, 講習会講師.
2012.11.23~2012.11.23, 日本教育心理学会第55回総会シンポジウム「文系学生に対する心理統計教育」, シンポジウム話題提供者.
2011.11.26~2011.11.26, 日本青年心理学会第19回大会シンポジウム「発達心理学の新しいかたちと青年心理学」, シンポジウム話題提供者.
2006.11.03~2006.11.05, 日本心理学会, 準備委員会事務局長.
2004.08.28~2004.08.28, 日本テスト学会, チュートリアルセミナー講師.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2019.11~2023.10, 心理学研究, 国内, 編集委員長.
2019.01~2024.12, 教育心理学研究, 国内, 編集委員.
2014.01~2016.12, 教育心理学研究, 国内, 編集委員.
2004.06~2019.08, 日本テスト学会誌, 国内, 編集委員.
2010.07~2021.03, 心理臨床学研究, 国内, 編集協力委員.
2009.04~2013.07, 培風館 APA心理学辞典, 国内, 編集委員.
2017.01~2021.03, 有斐閣 心理学辞典, 国内, 編集委員.
2010.07~2014.07, 誠信書房 心理学辞典, 国内, 編集委員.
2007.01~2009.12, 教育心理学研究, 国内, 編集委員.
2007.01~2010.01, 感性工学 KANSEI(学会誌), 国内, 編集委員.
2002.01~2004.12, 日本教育心理学研究, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2022年度 | 0 | 6 | 0 | 0 | 6 |
2021年度 | 1 | 4 | 0 | 0 | 5 |
2020年度 | 1 | 14 | 0 | 0 | 15 |
2019年度 | 1 | 8 | 0 | 0 | 9 |
2018年度 | 1 | 9 | 0 | 0 | 10 |
2017年度 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2016年度 | 1 | 9 | 0 | 0 | 10 |
2015年度 | 1 | 6 | 0 | 0 | 7 |
2014年度 | 1 | 7 | 0 | 0 | 8 |
2013年度 | 1 | 5 | 0 | 0 | 6 |
2012年度 | 1 | 3 | 0 | 0 | 4 |
2011年度 | 1 | 7 | 0 | 0 | 8 |
2010年度 | 0 | 8 | 0 | 2 | 10 |
2009年度 | 1 | 11 | 0 | 0 | 12 |
2008年度 | 1 | 13 | 0 | 0 | 14 |
2007年度 | 2 | 14 | 0 | 0 | 16 |
2006年度 | 1 | 7 | 0 | 0 | 8 |
2004年度 | 1 | 10 | 0 | 0 | 11 |
2003年度 | 0 | 16 | 0 | 0 | 16 |
受賞
ヒューマンコミュニケーション賞, 電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ, 2004.03.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2024年度, 基盤研究(B), 代表, 発達支援に向けた自閉症スペクトラム障害スクリーニングテストの開発.
2018年度~2020年度, 基盤研究(B), 代表, 項目反応理論を利用した自閉症スペクトラム障害スクリーニングテストの開発.
2019年度~2021年度, 基盤研究(B), 分担, 多面的な分析による多様な言語的背景をもつ日本語学習者のリテラシーの構造の解明.
2020年度~2023年度, 基盤研究(B), 分担, 自他の類似性理解が拓く社会的認知発達過程の解明:生後9年間の縦断研究を通して.
2017年度~2021年度, 基盤研究(B), 分担, 青年期から中年期の人生の意味づけのメカニズムと時代性:長期縦断研究.
2016年度~2018年度, 基盤研究(B), 分担, 多様な言語的背景をもつ日本語学習者による日本語リテラシーの獲得.
2015年度~2017年度, 基盤研究(C), 代表, 項目反応理論を利用した情動認知検査の開発.
2012年度~2014年度, 基盤研究(C), 代表, 項目反応理論を利用した集団式表情認知検査の開発.
2013年度~2015年度, 基盤研究(B), 分担, タブレット型端末で動作する適応型言語能力検査の開発と聴覚障がい児支援への応用.
2012年度~2014年度, 基盤研究(B), 分担, 社会的認知の発達と障害に関するコホート研究.
2011年度~2014年度, 基盤研究(B), 分担, 成人期のアイデンティティ再構築に関する生涯発達心理学的縦断研究.
2011年度~2013年度, 基盤研究(B), 分担, 集団の心理的創発特性の可視化による的確なチーム・マネジメント方略に関する研究.
2009年度~2011年度, 挑戦的萌芽研究, 代表, 表情を媒体とした社会的コミュニケーション能力の測定.
2010年度~2012年度, 基盤研究(B), 分担, 学童期の障害児の言語能力査定と支援プログラムの作成.
2008年度~2010年度, 基盤研究(B), 分担, アイデンティティ構築メカニズムの解明―時間的展望の視点による縦断研究―.
2008年度~2010年度, 基盤研究(B), 分担, 環境の不確実性を克服するチーム・コンピテンシーの育成マネジメントに関する研究.
2009年度~2011年度, 基盤研究(B), 分担, 乳幼児期における社会的認知の発達と障害に関するコホート研究.
2009年度~2010年度, 基盤研究(A), 連携, 臨地実習生の質の確保のための看護系大学共用試験(CBT)の開発的研究.
2006年度~2008年度, 基盤研究(B), 分担, 乳幼児期における社会的認知の発達と障害に関する縦断研究.
2005年度~2007年度, 基盤研究(B), 分担, ネットワークに対応した「適応型言語能力診断検査」の開発と評価.
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