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荒木 啓二郎(あらき けいじろう) データ更新日:2017.06.27

教授 /  システム情報科学研究院 情報知能工学部門 高度ソフトウェア工学


大学院(学府)担当

システム情報科学府 情報知能工学専攻 高度ソフトウェア工学講座

学部担当

役職名

システム情報科学研究院長
システム情報科学府長
伊都図書館長


取得学位
工学博士
専門分野
形式手法に基づくソフトウェア開発法
活動概要
【 1 】 安心安全快適な組込み制御システム開発に関する実践的研究
 計算機システムならびに情報通信ネットワークが社会の至るところに浸透するに伴って、それらを構成するソフトウェアシステムに対する要求がより高度にかつより多様になってきています。特に、社会システムの根幹や直接人命にかかわるような設備や装置に組込まれている情報通信システムでは、システムの信頼性や安全性や頑健性さらには快適性やエコロジー化などが要求されます。従って、それらの高度で多様な要求を満足するために高機能で高性能なソフトウェアを効率よく系統的に開発することが社会的にも強く望まれています。本研究では、高機能で高性能な組込みシステムの開発法が如何にあるべきかについて基礎と実用の両面から研究して、車載システム、産業用ロボット、ICカード、ビルディングオートメーションシステムなどの具体的なシステムを題材として、企業との連携のもとに、上記の社会的要請に応える方法を確立し、実用化することを目指します。

【 2 】 形式手法に基づく系統的ソフトウェア開発法
 ソフトウェアシステムを開発する際には、そのシステムが何をするかを規定する仕様 (specification) というものがきちんと与えられていることが重要です。しかしながら、現実には仕様が不明確で不十分にしか与えられていないために、ソフトウェアシステムの品質や開発コストに関して深刻な問題が起こる場合が多々あります。本研究では、上記の研究テーマをより一般的にして、システムの新規開発および既存システムの変更や拡張において、システムが対象とする問題の認識や理解から始めて、システムの数理的モデル構築、各種性質の分析、仕様記述、設計、実現、運用、保守、部品化再利用などを系統的に効率良く行なうために、人間にとって直観的で理解しやすい自然言語記述やオブジェクト指向に基づく図式表現と、システムの持つ種々の性質の厳密な分析や証明が可能な形式仕様記述とを組み合わせた方法を提案し、それを支援するツールの開発を行います。

【 3 】 産学連携ならびに国際連携の推進
 上記の研究テーマは、フェリカネットワークス、ソニー、富士通九州ネットワークテクノロジーズ、SRA、日本電気、SCSK、AdaCore、筑紫女学園大学、名古屋大学、南山大学、宮崎大学、長崎県立大学、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA)、独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)、国立情報学研究所 (NII)、韓国の高麗大学校、西江大学校 (Sogang University) 、英国のランカスター大学などの国内外の研究機関や企業との交流のもとに進めています。

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