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柁川 一弘(かじかわ かずひろ) データ更新日:2017.01.26

准教授 /  システム情報科学研究院 電気システム工学部門 超伝導システム工学講座


大学院(学府)担当

システム情報科学府 電気電子工学専攻 超伝導システム工学講座

学部担当

その他の教育研究施設名



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取得学位
博士(工学)
専門分野
超伝導工学
活動概要
 近年の情報通信技術(ICT)の進歩やその利用範囲の急激な増加により、エネルギー需要は年々拡大していくと予想されています。また、二酸化炭素の排出に代表される地球温暖化等の環境問題が顕在化し、いわゆる「環境にやさしい技術」の確立が急務となっています。このような時代の中で、超伝導技術はエネルギー問題と環境問題の両方を解決できる有力な候補の1つとして注目されています。一方で、水素は酸化反応によるエネルギー生成時に副産物として水のみしか排出しないため、次世代のクリーンエネルギーとして水素利用社会の実現への期待が高まっています。
 当研究室では、超伝導技術と水素利用社会を効果的に融合することによるエネルギー問題や環境問題の解決へ向けた基礎的研究開発の一環として、将来の水素利用社会において貯蔵密度の観点から有利な形態である液体水素を簡便に利用可能にする手段の提供を目指しています。これまでに、超伝導線材のゼロ抵抗性と熱的安定性を上手く利用して、容器内の液体水素の残量を外部から高精度に高信頼度を持って計測可能なセンサの開発に成功しています。また、近未来の社会で多数設置・運用される水素供給ステーションにおいて液体水素を移送する電気式ポンプの駆動モータを超伝導線材で構成し、現在は未開発の簡便で高効率な液体水素利用技術を広く社会に提供したいと考えています。これらの研究成果は、近未来の水素利用社会において貴重で高付加価値を持つ液体水素燃料を無駄なく効率的に利用する基盤技術の一角を形成します。

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