九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
遠矢 浩一(とおや こういち) データ更新日:2017.05.25

教授 /  人間環境学研究院 人間科学部門 臨床心理学講座


大学院(学府)担当

学部担当

その他の教育研究施設名

役職名

人間環境学府附属総合臨床心理センター子ども発達相談部門室長


ホームページ
取得学位
博士(教育心理学)
専門分野
臨床心理学
活動概要
 主に、自閉症や注意欠陥多動障害児(ADHD)などの対人関係性に障害を有するこどもたちのコミュニケーション発達援助アプローチについて臨床心理学的に検討している。特に、セラピストや親といった障害児の発達援助者側が障害児・者に対してどのような働きかけを行えばよいのかといった、コミュニケーションの問題を働きかける側の問題として捉える相互作用論的視点から実践的に検討している。こうした発達援助実践の場として「もくもくグループ」と呼ばれる療育グループを開設し、総合臨床心理センター内で大学院生、学部生、聴講生、研究生といった本研究科・学部の学生をセラピストとして、学生の臨床実践・研修の機能を持たせつつ、障害児の発達援助を継続的に行っている。また、発達障害児の家族支援にもとりくみ、特に、きょうだい児の心理発達支援プログラムの開発を実施している。
 一方で、こうしたコミュニケーション発達における障害だけでなく、脳性まひを中心とする運動障害児のリハビリテーションにも携わっている。具体的アプローチとしては、本センターを中心に開発された「動作訓練法」を用いている。動作訓練法の実践の場としては、社会福祉法人「やすらぎ荘」を中心とする民間社会福祉施設と連携し、地域の運動障害児・者の援助を推進している。
 運動障害児のリハビリテーションという実践的テーマを背景に、運動学習援助方略に関する研究も行っている。具体的には、リハビリテーション技術としての「手技」の側面と、リハビリテーションを実施する際の言語的・非言語的相互コミュニケーション方略の側面の両側面から検討を進めている。特に、後者については、擬態語や擬音語といった、これまで幼児語としか認識されてこなかった「ことば」の運動学習援助機能に着目し、幼児期から成人期にいたるまでの発達プロセスで、そういったことばがどのような役割を担うのかについて実験的な検討を行っている。
 さらに、福岡市教育委員会等の実施する発達障害児の教育相談等についても積極的な協力を行い、就学時の教育措置、不登校や学習困難に関する問題についての保護者への支援を推し進めている。
 
 

九大関連コンテンツ