九州大学 研究者情報
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舘田 英典(たちだ ひでのり) データ更新日:2017.10.05

教授 /  理学研究院 生物科学部門 動態生物学


主な研究テーマ
MIG-seq法を使った樹木集団の遺伝的変異に関する研究
キーワード:MIG-seq法、遺伝的変異、樹木集団
2016.04~2019.03.
アンプリコンシークエンス解析を用いた樹木集団進化に関する集団遺伝学的研究
キーワード:集団遺伝学、集団構造、自然淘汰、樹木集団、次世代シークエンサー
2014.04~2017.03.
対照的な集団構造を持つ樹種での遺伝子進化特性に関する集団遺伝学的研究
キーワード:樹木集団、遺伝的変異、スギ、カラスザンショウ
2007.04~2010.03.
集団遺伝学を取り入れた種形成機構の解析
キーワード:種分化、集団構造、シクリッド
2004.04~2008.03.
弱い淘汰が働く遺伝子の進化についての理論的研究
キーワード:ほぼ中立モデル、遺伝的浮動、集団の地理的構造、集団サイズ
2000.04~2019.03.
攪乱をうけたマングローブ林の更新動態の分子集団遺伝学的研究
キーワード:マングローブ、遺伝的多様性、集団構造
2001.04~2004.03.
針葉樹進化の一般的特性及びその適応進化についての集団遺伝学的研究
キーワード:針葉樹、遺伝子進化、多型
2000.04~2010.03.
従事しているプロジェクト研究
アジアの森林における遺伝子・種多様性アセスメント
2011.04~2015.03, 代表者:舘田英典, 九州大学
(1)特定の分類群・機能群を対象とする、戦略的に重要な観測データのデータベース化、遺伝子・種多様性の現状と、損失速度の推定、ホットスポット、保全に必要な面積、保全の方法などについての政策提言を行う。
(2)遺伝子配列データから熱帯林の種・系統多様性を評価する方法を開発し、アジア・太平洋地域の樹木レッドデータブック編集・ホットスポット特定に寄与する。
(3)気候変動下での適応的進化を定量的に評価する方法を開発する。具体的には、陸上植物を中心とする種・遺伝子レベルの多様性損失評価を日本およびアジアスケールで実施し、以下の研究・開発を行
う。
[1]レッドデータブックとホットスポット地図の作成:どこが保全上とくに重要な地域なのかについて判断するには、レッドデータブック(絶滅危惧種のリストと分布情報)、およびホットスポット(種多様性が高く、かつ絶滅リスクが高い地域)の地図を整備することが必要である。本研究の第一の目的・達成目標は、アジア地域におけるレッドデータブック、およびホットスポット地図を編集・作成することである。しかしながら、全種について5年間で評価を行うことは困難である。そこで、植物ではマメ科・熱帯林樹木の代表群・シダ植物に、動物ではハナバチに対象をしぼり、レッドデータブック、およびホットスポット地図を編集・作成する。
[2]森林プロット樹木図鑑の作成:熱帯林の調査研究、および森林管理においてとりわけ困難な種の同定を解決するために、アジアの代表的地域に設置されている森林プロットの樹種のDNA配列を決定し、相同性検索結果と分類学的文献・標本資料を比較参照することにより同定作業を進め、アジア森林プロット樹木図鑑を作成する。
[3]遺伝子多様性アセスメント法の確立:GEO BON ワーキングループ1(遺伝子・系統多様性)と連携し、(1)ユビキタスジェノタイピング(絶滅危惧種の全個体遺伝子型決定)、(2)ゲノム情報を利用した気候変動への適応力評価、(3)遺伝子データと個体分布データの統合、という3つのアプローチによる遺伝子多様性アセスメントを実施し、遺伝子多様性アセスメントに関する国際的に標準となる手法を確立する。.
生物多様性の保全と進化に関する研究拠点形成
2004.04~2005.01, 代表者:矢原 徹一.
研究業績
主要著書
主要原著論文
1. Miho Tamura, Yosuke Hisataka, Etsuko Moritsuka, Watanabe Atsushi, Centro Uchiyama, Norihiro Futamura5, Kenji Shinohara, Yoshihiko Tsumura, Hidenori Tachida, Analyses of random BAC clone sequences of Japanese cedar, Cryptomeria japonica., Tree Genetics & Genomes, 11, 50, 2015.09.
2. K. Maeda, M. Takeda, K. Kamiya, M. Aibara, S. I. Mzighani, M. Nishida, S. Mizoiri, T. Sato, Y. Terai, N. Okada, H. Tachida, Population structure of two closely related pelagic cichlids in Lake Victoria, Haplochromis pyrrhocephalus and H. laparogramma. , Gene, 441, 67-73, 2009.05.
3. H. Nagai, T. Yoshida, K. Kamiya, T. Yahara and H. Tachida, Development and characterization of microsatellite markers in Zanthoxylum ailanthoides (Rutaceae). , Mol. Ecol. Res., 9: 667–669., 2009.01.
4. Akihiro Fujimoto, Tomoyuki Kado, Hiroshi Yoshimaru, Yoshihiko Tsumura and Hidenori Tachida, Adaptive and Slightly Deleterious Evolution in a Conifer, Cryptomeria japonica. , Journal of Molecular Evolution, 67: :201-210, 2008.10.
5. K. Kamiya, E. Moritsuka, T. Yoshida, T. Yahara, and H. Tachida, High population differentiation and unusual haplotype structure in a shade-intolerant pioneer tree species, Zanthoxylum ailanthoides (Rutaceae) revealed by analysis of DNA polymorphism at four nuclear loci., Mol. Ecol., 17: 2329-2338., 2008.05.
6. K. Maeda, H. Takeshima, S. Mizoiri, N. Okada, M. Nishida and H. Tachida, Isolation and characterization of microsatellite loci in the cichlid fish in Lake Victoria, Haplochromis chilotes., Mol. Ecol. Resources, 8, 428-430., 2008.02.
主要学会発表等
1. 森口 夏季, 内山 憲太郎, 宮城 竜太郎, 高橋 文, 田村 浩一郎, 津村 義彦, 手島 康介, 楠見 淳子, 舘田 英典, アンプリコンシークエンス解析による塩基配列多型データに基づく針葉樹スギ(Cryptomeria japonica )の集団史の推定, 日本遺伝学会, 2017.09.13.
2. 森口夏季, 内山憲太郎, 宮城竜太郎, 高橋文, 田村浩一郎, 津村義彦, 手島 康介, 楠見 淳子, 舘田 英典, アンプリコンシークエンス解析による塩基配列多型データに基づく針葉樹スギ(Cryptomeria japonica )の集団構造の推定
, 日本遺伝学会第87回大会, 2015.09.26.
学会活動
所属学会名
The Botanical Society of America
Society for Molecular Biology and Evolution
Genetic Society of America
日本進化学会
日本生態学会
日本遺伝学会
学協会役員等への就任
2011.01~2016.12, 日本遺伝学会, 幹事.
2001.01~2010.12, 日本遺伝学会, 評議員.
学会・研究会における座長等
2003.09~2003.09, 日本遺伝学会第75回大会, 座長.
2003.08~2003.08, 日本進化学会第5回大会, 座長.
2002.10~2002.10, 日本遺伝学会第74回大会, 座長.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2003.08, 日本進化学会第5回大会, 幹事.
2002.10, 日本遺伝学会大会第74回大会, プログラム委員長.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2011.07~2017.04, G3, 編集委員.
2012.01~2016.12, Genes and Genetic Systems (日本遺伝学会誌), 編集委員長.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2015年度      
2014年度      
2013年度      
2012年度      
2012年度    
2010年度      
2009年度      
2008年度      
2007年度 12        12 
2006年度      
2005年度      
2004年度      
2003年度      
2002年度      
その他の研究活動
研究活動に関する情報の公開
ホームページ, 研究内容の紹介, 2001.08.
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
マングローブ生態学研究センター(ベトナム国立大学), Vietnam, 2002.05~2002.05.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2016年度~2018年度, 基盤研究(C), 分担, 刺胞動物と緑藻との共生の起源・共進化過程の解明.
2016年度~2018年度, 基盤研究(B), 分担, 東南アジアの森林植物を対象とした種および遺伝子多様性の包括的解析.
2014年度~2016年度, 基盤研究(B), 代表, アンプリコンシークエンス解析を用いた樹木集団進化に関する集団遺伝学的研究.
2010年度~2012年度, 基盤研究(B), 代表, 最終氷期以降の分布拡大に伴う森林樹木の遺伝的適応に関する集団遺伝学的研究.
2008年度~2011年度, 基盤研究(A), 分担, 森林資源保全のための樹木遺伝子バーコードの基盤構築と有効性に関する研究.
2007年度~2009年度, 基盤研究(B), 代表, 対照的な集団構造を持つ樹種での遺伝子進化特性に関する集団遺伝学的研究.
2004年度~2006年度, 基盤研究(B), 代表, 針葉樹進化の一般的特性及びその適応進化についての集団遺伝学的研究.
2004年度~2007年度, 特定領域研究, 代表, 集団遺伝学を取り入れた種形成機構の解析.
2001年度~2003年度, 国際学術研究, 代表, ベトナムにおける攪乱をうけたマングローブ林の更新動態の分子集団遺伝学的研究.
2001年度~2003年度, 特定領域研究, 代表, 集団遺伝学に基づく疾患関連遺伝検出理論の整備.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2011年度~2015年度, 環境省 環境研究総合推進費, 代表, アジアの森林における遺伝子・種多様性アセスメント(S-9-2).
2009年度~2013年度, 「イノベーション創出基礎的研究推進事業」 <技術シーズ開発型研究一般枠> , 分担, スギ優良個体の選抜のためのゲノムワイドアソシエーション研究.
寄附金の受入状況
1999年度, 上原記念生命科学財団, 特定研究助成金/集団遺伝学モデルからの予測に基づくゲノムデータ解析:自然淘汰の検出と分類.

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