九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
大橋 和彦(おおはし かずひこ) データ更新日:2016.08.08

准教授 /  理学研究院 化学部門 物理化学系


大学院(学府)担当

理学府 化学専攻 物理化学系

学部担当



電子メール
ホームページ
http://www.scc.kyushu-u.ac.jp/organization/kohashi/kohashi.html
理学部化学教室内の個人のホームページ .
http://www.scc.kyushu-u.ac.jp/Kouzou/str3j.html
九州大学理学部化学科(理学府化学専攻)構造化学研究室のホームページ .
取得学位
博士(理学)
専門分野
物理化学
活動概要
【研究活動】

(1)遷移金属イオンの配位構造と溶媒和初期過程の追跡
レーザー蒸発法を用いて気相中に生成したバナジウム,鉄,コバルト,ニッケル,銅,銀などの遷移金属1価イオンに,水,アンモニアなどの溶媒を1分子ずつ段階的に結合させながら,その赤外スペクトルを測定した.量子化学計算の結果と比較することにより,中心金属イオンの電子構造と溶媒和イオンの配位・溶媒和構造との関係を調査し,溶媒和の初期過程を解明する研究を進めている.

(2)金属および分子イオンの溶媒和構造とクラスター内反応
サイズ選別-光解離分光法を用いて,マグネシウム,アルミニウムなどの典型金属イオンや,アニリン,メチルアミンなどの有機分子イオンに,水,アルコール,アンモニアなどの分子が溶媒和したクラスターの赤外スペクトルを測定した.量子化学計算を併用することにより,イオンの配位・溶媒和構造と,プロトン移動,イオン対生成などのクラスター内反応を解明する研究を進めている.

(3)分子クラスターイオンの電子・幾何構造と分子間相互作用
気相中に孤立したクラスターイオンについての分光学的な研究を行うために,サイズ選別−光解離分光法を開発した.この手法を用いて,ベンゼン,トルエン,ナフタレン,フェノール,アニリン,ベンジルアルコール等の芳香族分子のクラスターイオンの電子および振動スペクトルの詳細な測定を行い,電荷共鳴相互作用や水素結合相互作用等の分子間相互作用を解明する研究を進めている.

(4)分子クラスターイオンの電子・振動励起状態ダイナミックス
光励起されたクラスターイオンの動力学的な研究を行うために,交差レーザー/イオンビーム法により,前期解離速度,余剰エネルギー分配等を決定する手法を開発した.ベンゼンクラスターイオンを電子励起した場合,および,構成分子の分子内振動を励起した場合について測定を行い,統計的反応理論に基づいた計算結果と比較することにより,励起状態ダイナミックスの解明を進めている.

【教育活動】

(1)大学院 構造化学特論II,化学特別研究I,II,リサーチレビュー,リサーチアドミニストレーション初級
(2)学部  量子化学序論,量子化学I,量子化学II,分子分光学,分子論,化学物質と人間環境,構造化学実験,化学特別研究
(3)基幹(全学)  基礎化学結合論,無機物質化学,最先端化学,コアセミナー

【社会活動】

平成25~21年度
 高校生・受験生を対象とした化学科案内のパンフレット「Chemistry」を作成
平成20年度
 「フクオカサイエンスマンス」に参加の公開講演会「後期特別談話会」を企画・運営
平成20年度
 高校生・受験生に向けた公開講演会「前期特別談話会・AO入試説明会」を企画・運営
平成18,17年度
 「九州大学説明会」において「理学部化学科紹介」を企画・運営
平成11年度
 「第18回 化学への招待 体験しよう最先端の化学!」
 において「レーザーの光で分子を興奮させてみよう」を担当

九大関連コンテンツ