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三浦 功(みうら いさお) データ更新日:2018.05.31

教授 /  経済学研究院 経済工学部門 経済システム解析


主な研究テーマ
医療経済に関する理論的研究
キーワード:医療経済学、モラルハザード、逆選択、医療機関の競争と連携、医療・介護サービスの連携、包括的診療報酬制度、病院の再編、医療機関の異質性
2006.04.
公共サービスの戦略的アウトソーシングとガバナンス
キーワード:PFI、指定管理者制度、市場化テスト、ガバナンス
2006.04.
契約理論による公共調達の経済分析
キーワード:随意契約、競争入札、談合、独占禁止法、オークション理論、契約の経済学、入札費用
2001.04.
従事しているプロジェクト研究
医療機関の再編と参入規制及び最適診療報酬に関する経済分析
2017.06~2018.03, 代表者:三浦 功, 九州大学
これまでの医療経済学では、医療機関同士の医療サービスの価格や質に関する競争や医療機関の自由参入問題などを理論的に考察する際、ホテリングの線形都市モデルや円周上に医療機関が立地する円形都市モデルなどが用いられてきたが、多くの先行研究では地域の中核的病院の存在が明示的に取り上げられておらず、現実的妥当性を欠いている。そこで本研究は、線形都市モデルの端点の一方に大病院、他方に小病院から成る医療圏を構築し、大病院と小病院が慢性医療サービスの質に関して競争する状況下で、望ましい診療報酬の在り方を医療経済学における最先端の知見を踏まえながら理論的に考察した。得られた分析結果は次の3点に要約できる。第一に、両病院が利己的に行動する場合、ファーストベストな慢性医療サービスの質および効率的な公的医療支出が達成できることが明らかとなった。第二に、大病院が利他的に行動する場合、大病院の慢性医療サービスの質は過剰に、小病院は過小になることが明らかになった。第三に、大病院がブランド効果を有する場合、大病院と小病院の診療報酬の単価を調整することにより、慢性医療サービスの質および患者一人あたり効率的な公的医療支出が達成できるものの各病院の患者数は最適とはならないことを数値例で確認した。(研究費総額20万円).
医療・介護サービスの連携と最適報酬制度に関する経済分析
2013.04~2016.03, 代表者:三浦 功, 九州大学, 九州大学
高齢化の進展により、増加しつつある医療・介護需要に応じるための供給システムのあり方について、医療・介護の連携と各報酬制度を有機的に結合させることにより、解決していく方法を理論的に検討した。その結果、診療報酬と介護報酬を包括化させた報酬制度の有効性を明らかにすることができた。.
医療機関の競争と連携に関する経済分析
2011.04~2013.03, 代表者:三浦 功, 九州大学, 九州大学
医療機関間の競争が医療サービスの質にどのような影響を与えるかをホテリングモデルや混合寡占市場の理論を応用しながら、研究を進めている。さらに、医療機関間の連携や医療・福祉の連携に関しても、「患者の医療情報の共有」という観点から研究を行っている。.
民間活力導入による公立病院の経営改革に関する経済分析
2009.04~2012.03, 代表者:三浦 功, 九州大学, 文部科学省
近年、赤字経営が問題となっている自治体病院の改革方法として、PFIや指定管理者制度など民間活力を利用する方法について、理論的に研究している..
一極集中から多極化へ:地域経済の持続的発展に資する公共政策研究-理論・実証分析による検証・評価-
2009.02~2010.03, 代表者:三浦 功, 九州大学, 九州大学大学院経済学研究院経済工学部門(日本)
地方分権や道州制など、地域経済活性化に関する議論を理論・実証両面から分析し、望ましい地域政策のあり方について検討する。.
公共部門の戦略的アウトソーシングに関する経済分析
2006.11~2007.10, 代表者:三浦 功, 九州大学, 財団法人 学術野村基金(日本)
公共サービスの新しい供給方法であるPFI、指定管理者制度及び市場化テストを取り上げ、どのような条件の下で効率的な供給が可能となるかをガバナンスの視点を含めて理論的に検討した。特に、PFIに関しては、不完備契約理論により、SPIの自主再建スキームの効率性について詳しく分析した。.
契約理論による公共調達の経済分析
2005.04~2007.03, 代表者:三浦 功, 九州大学, 文部科学省
PFI及び競争入札として用いられる総合評価落札方式について,契約理論やゲーム理論により,研究している..
研究業績
主要著書
1. 三浦 功, 公共契約の経済理論, 九州大学出版会, 総頁数254, 2003.11.
主要原著論文
1. 三浦 功, 医療機関の競争と連携:重複検査が存在するケース
, 九州大学経済学研究院Discussion Paper No. 2013-6, 2013.07.
2. 三浦 功, PFIを活用した公立病院の経営改革に関する経済分析:医療・介護の連携にシナジー効果が存在するケース
, 九州大学経済学研究院Discussion Paper No. 2011-10, 2011.10.
3. 三浦 功, 前田隆二, 医療機関の競争と最適リスク調整:Jack (2006)モデルの再検討, 九州大学経済学研究院Discussion Paper No. 2011-6, 2011.06.
4. 三浦 功, 市場化テストの競争促進効果, 九州大学経済学研究院Discussion Paper No. 2011-1, 2011.01.
5. 三浦 功, PFI,自主再建及び不完備契約, 会計検査研究, 第38号、pp119-130, 2008.09.
主要学会発表等
学会活動
所属学会名
日本経済学会
日本経済政策学会
日本経済法学会
日本応用経済学会
九州経済学会
学協会役員等への就任
2014.01~2018.12, 九州経済学会, 年報編集委員会委員長.
2012.09~2014.08, 日本経済政策学会, 日本経済政策学会学会賞選考委員.
2011.01~2018.12, 九州経済学会, 理事.
2007.09, 九州経済学会, 事務局幹事.
2007.09, 日本経済政策学会, 幹事.
2006.05, 日本応用経済学会, 理事.
2004.05~2019.05, 日本経済政策学会, 理事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2017.12.09~2017.12.09, 九州経済学会第67回大会, 「中国のベビー・子供衣料品市場におけるネットショッピングについて-消費者購買行動の視点により-」黄 晶(鹿児島国際大学・院)、「水メジャーの海外事業戦略」本多 信幸(九州経済産業局)の司会.
2017.06.17~2017.06.18, 日本応用経済学会2017年度春季大会, 座長(Chairmanship).
2016.12.03~2016.12.03, 九州経済学会第66回大会, 「弁護士人口の増加が民事訴訟に与える影響について」都築治彦(佐賀大学)・三好祐輔(香川大学)の司会.
2015.10.25~2015.10.25, 日本経済政策学会西日本部会, 座長(Chairmanship).
2014.11.15~2014.11.16, 日本応用経済学会2014年度秋季大会, 座長(Chairmanship).
2012.12, 九州経済学会第62回大会, 「中古家電の貿易に関する理論実証分析」南部和香(青山学院大学)の司会.
2010.11, 日本応用経済学会2010年度秋季大会, 座長(Chairmanship).
2010.10, 日本経済政策学会西日本部会, 座長(Chairmanship).
2010.05, 日本経済政策学会, 座長(Chairmanship).
2009.11, 日本応用経済学会2009年度秋季大会, 座長(Chairmanship).
2009.05, 日本経済政策学会西日本部会, 座長(Chairmanship).
2008.05, 日本経済政策学会, 座長(Chairmanship).
2008.05, 日本経済政策学会, プログラム委員.
2007.12, 九州経済学会, プログラムの編成.
2007.11, 日本応用経済学会, 座長(Chairmanship).
2007.06, 日本応用経済学会, 座長(Chairmanship).
2007.05, 日本経済政策学会, プログラム委員.
2007.05, 日本経済政策学会, 座長(Chairmanship).
2006.11, 第1回九州大学大学院経済学研究院国際コンファレンス, 座長(Chairmanship).
2006.05, 日本経済政策学会, プログラム委員.
2006.05, 日本応用経済学会, セッションのコーディネーター.
2016.12.03~2015.12.03, 九州経済学会, 九州経済学会事務局総務担当理事および年報編集委員長として大会プログラムの策定と年報編集に携わった。.
2015.12.05~2015.12.05, 九州経済学会, 九州経済学会事務局総務担当理事および年報編集委員長として大会プログラムの策定と年報編集に携わった。.
2014.12, 九州経済学会, 九州経済学会事務局総務担当理事および年報編集委員長として大会プログラムの策定と年報編集に携わった。.
2013.12, 九州経済学会, 九州経済学会事務局総務担当理事として大会プログラムの策定と年報編集に携わった。.
2012.12, 九州経済学会, 九州経済学会事務局総務担当理事として大会プログラムの策定と年報編集に携わった。.
2010.12, 九州経済学会, 大会プログラムの策定と国際セッション(韓国全南大学より3名参加)のコーディネート.
2009.04, 日本経済政策学会西日本部会, (セッション1)の座長.
2006.11, 第1回経済学研究院国際コンファレンス, 現代経済の課題と現代経済理論(セッション2)の座長.
2004.10, 日本経済法学会, シンポジウム「公共調達と独禁法・入札契約制度等」におけるコメンテーター.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2014.01~2018.12, 九州経済学会年報第55集号, 国内, 編集委員長.
2014.01~2018.12, 九州経済学会年報第54集号, 国内, 編集委員長.
2014.01~2006.12, 九州経済学会年報第53集号, 国内, 編集委員長.
2014.01, 九州経済学会年報第52集号, 国内, 編集委員長.
2004.08, 九州経済学会年報第51集号, 国内, 編集委員.
2004.08, 九州経済学会年報第50集記念号, 国内, 編集委員.
2008.02, 応用経済分析Ⅰ 産業・都市・公共政策, 国内, 編者.
2006.04, 公共経済学(勁草書房), 国内, 編著.
2005.03, 現代公共政策の経済分析(中央経済社), 国内.
2004.08~2010.12, 九州経済学会年報, 国内, 編集委員.
2003.08, グローバリゼーションと地域経済・公共政策1(九州大学出版会), 国内, 編著.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2017年度    
2016年度    
2015年度    
2014年度    
2013年度    
2012年度      
2011年度      
2010年度      
2008年度      
2007年度      
2006年度      
2005年度      
2004年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
全南大学, Korea, 2009.10~2009.10.
外国人研究者等の受入れ状況
2010.06~2010.06, 2週間未満, 中国社会科学院、中国人民大学経済学院, China, 学内資金.
2008.06~2008.06, 2週間未満, 中国人民大学公共管理学院, China, 学内資金.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2013年度~2015年度, 基盤研究(C), 代表, 医療・介護サービスの連携と最適診療報酬制度に関する経済分析.
2009年度~2011年度, 基盤研究(C), 代表, 民間活力導入による公立病院の経営改革に関する経済分析.
2005年度~2006年度, 基盤研究(C), 代表, 契約理論による公共調達の経済分析.
寄附金の受入状況
2006年度, 財団法人 学術振興野村基金, 学術振興野村基金/公共部門の戦略的アウトソーシングに関する経済分析.
学内資金・基金等への採択状況
2017年度~2017年度, 経済学研究院特別研究費, 代表, 医療機関の再編と参入規制及び最適診療報酬に関する経済分析.
2012年度~2012年度, 経済学研究院特別研究費, 代表, 地方都市における医療機関の競争と連携に関する経済分析.
2009年度~2009年度, 経済学研究院重点個別研究, 代表, 公正な市場化テストとガバナンスに関する理論的研究.
2008年度~2008年度, 経済学研究院重点個別研究, 代表, 市場化テストを活用した公共サービス供給に関する理論的研究.

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