中山 二郎(なかやま じろう) | データ更新日:2023.11.27 |
大学院(学府)担当
学部担当
役職名
農学研究院研究教育支援センター副センタ―長
附属国際農業教育・研究推進センター運営委員会委員
熱帯農学研究センター委員会委員
国際交流委員会委員
ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/jiro-nakayama
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/microbt/AMP/index.html
Asian Microbiome Project .
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/microbt/CCP/index-e.html
JPSP Core-to-Core Program
Establishment of Gut Microbiome Research Core linking Asian Foods and Health .
就職実績-他大学
就職実績有, 1989年4月東京大学農学部
1994年4月東京大学大学院農学生命科学研究科に配置換え
1994年4月東京大学大学院農学生命科学研究科に配置換え
取得学位
博士(農学)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
微生物学・生物有機化学
ORCID(Open Researcher and Contributor ID)
https://orcid.org/0000-0002-0449-5106
外国での教育研究期間(通算)
02ヶ年00ヶ月
活動概要
研究活動
1.アジア人の食と腸内フローラと健康の関連性に関する調査研究
アジアの諸外国と共同研究で、多様な食文化を有するアジア人の食と腸内フローラと健康について調査し、その関連性を見出すための研究を進めている。特に、当研究室では、次世代シーケンサーや質量分析計、NMR等を用いるオミックス解析手法に加えて、培養法を基盤とした微生物学的研究も展開し、トップダウンとボトムアップの両者から、複雑な腸内フローラの機能の理解に努めている。
2.ヒト腸内細菌のケミカルコミュニケーション
ヒト腸内細菌が細胞間コミュニケーションの手段として用いている、ペプチドフェロモンをシグナルとするシグナル伝達系の実体について遺伝子レベルからアプローチする。最終的には腸内細菌のエコシステムを制御するペプチドを見出し、腸内細菌叢の改善を人為的にコントロールすることを目指している。
3.グラム陽性細菌のクオラムセンシングを標的とした抗感染症剤の開発
腸球菌、ブドウ球菌、ウェルシュ菌、ディフィシル菌などの日和見感染菌は環状ペプチドをオートインデューサーとして同種菌の細胞密度を感知し病原性の発現を制御するクオラムセンシング機構を有している。我々は、それらのクオラムセンシングの分子機構を解明し、さらにはそれを標的とした抗感染症剤の開発を行っている。
4.腸内細菌叢データを利用した乳幼児におけるアレルギー発症の早期診断法の確立
ヒト乳幼児の腸内細菌叢とアレルギー発症の関連性を実験疫学的に調査し、アレルギー発症の早期診断マーカーを見出すことを目指している。
5.発酵食品の細菌叢の解析
日本を代表する伝統的スローフードであるぬか床の細菌叢、およびモンゴル人の健康を支える発酵馬乳について、細菌叢とその複合微生物系における代謝に関する研究を行っている。
6.乳酸菌の生産するバクテリオシンに関する研究
自然界に多く存在する乳酸菌の生産するバクテリオシンの構造や、その生合成機構や発現調節機構等を解析している。
7.腸球菌のプラスミド接合伝達を制御する性フェロモンに関する研究(現在本研究は行っていない)
1.アジア人の食と腸内フローラと健康の関連性に関する調査研究
アジアの諸外国と共同研究で、多様な食文化を有するアジア人の食と腸内フローラと健康について調査し、その関連性を見出すための研究を進めている。特に、当研究室では、次世代シーケンサーや質量分析計、NMR等を用いるオミックス解析手法に加えて、培養法を基盤とした微生物学的研究も展開し、トップダウンとボトムアップの両者から、複雑な腸内フローラの機能の理解に努めている。
2.ヒト腸内細菌のケミカルコミュニケーション
ヒト腸内細菌が細胞間コミュニケーションの手段として用いている、ペプチドフェロモンをシグナルとするシグナル伝達系の実体について遺伝子レベルからアプローチする。最終的には腸内細菌のエコシステムを制御するペプチドを見出し、腸内細菌叢の改善を人為的にコントロールすることを目指している。
3.グラム陽性細菌のクオラムセンシングを標的とした抗感染症剤の開発
腸球菌、ブドウ球菌、ウェルシュ菌、ディフィシル菌などの日和見感染菌は環状ペプチドをオートインデューサーとして同種菌の細胞密度を感知し病原性の発現を制御するクオラムセンシング機構を有している。我々は、それらのクオラムセンシングの分子機構を解明し、さらにはそれを標的とした抗感染症剤の開発を行っている。
4.腸内細菌叢データを利用した乳幼児におけるアレルギー発症の早期診断法の確立
ヒト乳幼児の腸内細菌叢とアレルギー発症の関連性を実験疫学的に調査し、アレルギー発症の早期診断マーカーを見出すことを目指している。
5.発酵食品の細菌叢の解析
日本を代表する伝統的スローフードであるぬか床の細菌叢、およびモンゴル人の健康を支える発酵馬乳について、細菌叢とその複合微生物系における代謝に関する研究を行っている。
6.乳酸菌の生産するバクテリオシンに関する研究
自然界に多く存在する乳酸菌の生産するバクテリオシンの構造や、その生合成機構や発現調節機構等を解析している。
7.腸球菌のプラスミド接合伝達を制御する性フェロモンに関する研究(現在本研究は行っていない)
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