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データ更新日:2009.8.25
田嶌 誠一
(たじま せいいち)
教授
大学院(学府)担当
学部担当
その他の教育研究施設名
電子メール
ホームページ
電話番号
092-642-3135
FAX番号
092-642-3135
取得学位
博士(教育心理学)
専門分野
臨床心理学
活動概要
・イメ-ジと心理療法に関する研究 私のこれまでの主たる研究はイメ-ジと心理療法に関するものです。私はこれまで精神科病院(非常勤)、心理教育相談室、学生相談室などでカウンセリング・心理療法を行ってきました。カウンセリング・心理療法は主として言葉のやりとりで行われることが多いが、それに対して、閉眼時に浮かぶ視覚的イメ-ジを巡る体験とそのやりとりを主として行われるものをイメ-ジ療法といいますが、私の最も主要な業績は、このイメ-ジ療法に関する研究を行い「安全弁」「イメ-ジの体験様式の変化」という独自の理論を提出し、それに基づき壺イメ-ジ法という独自の技法を考案し、さらには、イメ-ジの体験様式に関する実験的研究を行なったことであると考えられます。 私が考案した壺イメ-ジ法はわが国の幾人かの臨床家・研究者によっても用いられてその効果が広く認められました。また、米国で著名な心理学者ジェンドリンのフォ-カシングと類似しているとの指摘もあります。1990年には心理学の国際的専門誌 Annual Review of Psychology に掲載された“Psychology in Japan ”と題する論文(1990,41,213-241 )の中で、内観療法等と並んでわが国独自の療法として紹介されました。また、米国で出版されたSheikh,A.A.,ed Handbook of Therapeutic Imagery Techniques, 124-137, New York:Baywood Publishingに壺イメージ療法について1章を担当して執筆ました。さらに、近年では、著書『イメ-ジ体験の心理学』(講談社現代新書)に見られるように、夢とイメ-ジの治癒力、宗教的なものとイメ-ジ、イメ-ジ技法のさまざまな展開、非病者への適用などさまざまな領域や対象を「(狭義の)治療」という枠を越えて、イメ-ジという視点から論じています。
・多面的アプロ-チによる心理的援助に関する研究 さらに、近年では従来の1対1の密室でのカウンセリングのみにとらわれない「多面的アプロ-チ」に関する研究を進めています。それはネットワ-クと「居場所づくり」による心理的援助といったコミュニイティ心理学的視点とイメ-ジ療法の研究から得られた視点を統合したアプローチです。上記の壺イメ-ジ法は本人自身にある程度相談意欲がある場合にのみ有効な技法ですが、そうではない事例にも有効な技法で、スク-ルカウンセリングや学生相談において特に有用なものです。
・児童養護施設における暴力問題 児童養護施設におけるさまざまな暴力をなくし、入所児童に「成長の基盤としての安心・安全」を実現していくための施設全体の取り組みを支援しています。私が考案した施設内暴力をなくしていく「安全委員会方式」は現在、7つの県の14ヵ所の児童福祉施設で導入され、成果をあげています。
・日本ファミリーホーム協議会や里親さんの支援
・障害児に関する研究 私は動作訓練(動作法)によるアプロ-チで、脳性マヒ児をはじめとするさまざまな障害児に関わってきました。その経験から動作による働きかけが彼らの発達を促進する有力な方法であるということを示し、また、バイオフィ-ドバックという基礎的実験的手法によって、障害児の動作特徴を明らかにし、その改善の手掛かりについて研究しました。
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