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南 博文(みなみ ひろふみ) データ更新日:2019.06.12

教授 /  人間環境学研究院 都市・建築学部門 計画環境系


主な研究テーマ
都市の精神分析
キーワード:都市理解,精神分析的アプローチ,解釈学
2001.09.
場における感性コミュニケーション
キーワード:感性コミュニケーション,場の作用,身体性
2009.05~2011.03.
子ども達の居場所のデザイン
キーワード:居場所,子ども,デザイン
1999.04.
フィールドワークに関する基礎研究
キーワード:フィールドワーク
2014.04~2019.06.
アジア都市の人間環境生態学
キーワード:アジア都市,場所論,生態学的アプローチ
1999.04.
従事しているプロジェクト研究
都市の精神分析
2009.05~2021.03, 代表者:南 博文.
身体知としての「参与しつつの観察」に関する基礎研究(科学研究費:基盤研究(B))
2014.05~2017.03, 代表者:南 博文, 九州大学, 九州大学(日本)
Sullivan(1961)が提唱した「参与しつつの観察」を基礎理論として,臨場することが可能になるまでの過程を身体知の水準で明らかにする。さらに,フィールドワークの初学者に向けて,現場への参入訓練プログラムを開発するために,その訓練技法をアクションリサーチによって探索的に明らかにする。.
NPO,大学、行政、市民の連携による中高生の居場所形成に関するアクション・リサーチ
2010.10~2012.10, 代表者:南博文, 九州大学, 財団法人マツダ財団(日本)
子どもの居場所については現在全国レベルで多様な取り組みがなされているが、子どもから大人になる移行期にある中高生については、この時期の発達課題のむずかしさと合わせて、中高生の発達的なニーズに応える居場所のあり方について基礎的な研究が不足している。本研究は、これまで試行的に行ってきた中高生の居場所の運営形態およびそこに集まる青年達の仲間関係の意識と行動について、NPO、大学、行政および市民との連携による「中間地帯」を形成しながらその過程を形成しながらその過程を検証するアクションリサーチを行う。.
ストリート・ウィズダムと新しいローカリティの創発に関する人類学的研究
2011.04~2016.03, 代表者:関根康正, 関西学院大学・社会学部・教授, 日本.
NPO,大学、行政、市民の連携による中高生の居場所形成に関するアクション・リサーチ
2010.10~2012.10, 代表者:南博文, 九州大学, 財団法人マツダ財団(日本)
子どもの居場所については現在全国レベルで多様な取り組みがなされているが、子どもから大人になる移行期にある中高生については、この時期の発達課題のむずかしさと合わせて、中高生の発達的なニーズに応える居場所のあり方について基礎的な研究が不足している。本研究は、これまで試行的に行ってきた中高生の居場所の運営形態およびそこに集まる青年達の仲間関係の意識と行動について、NPO、大学、行政および市民との連携による「中間地帯」を形成しながらその過程を形成しながらその過程を検証するアクションリサーチを行う。.
「感性場」の統合理論の構築とフィールド実証のための研究拠点形成
2009.04~2011.03, 代表者:南 博文
平成21年度に開設された統合新領域学府ユーザー感性学専攻のメンバーを中心にした共同研究体制を組み、身体的に近接し、共有された空間において感性レベルでの共鳴および「通じ合い」が起きる現象の領域を「感性場」と名づけ、医療・看護学と発達現象との境界領域としての健康障害をもつ子どもと家族の「居場所」の研究、現代音楽と文化人類学との境界領域としての「聴こえ」の研究、博物館学と発達心理学との境界領域としての展示コミュニケーションの研究、臨床心理学と文化人類学との境界領域としての司法場面での対人相互作用などのフィールド研究を組織し、感性場の実証研究の方法論とパラダイムを構築し、科研の新学術領域研究への基礎づくりと拠点形成への準備を行なう。.
ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクト
2004.04~2009.03, 代表者:プロジェクト運営:目黒 実  研究リーダー:南 博文, 九州大学ユーザーサイエンス機構.
アジア都市リサーチコア
2002.04~2011.03, 代表者:南 博文, 九州大学
 東・東南アジア地域を主たる対象として、高密度、異文化共存、自然共生等の潜在的社会・文化・環境特性を再評価しつつ、現在の都市問題と社会的経済的背景や制度・政策との関係を明らかとし、これまでの近代化過程から転換した地域の主体的な社会開発や都市計画の理論・手法の構築を目指す。.
研究業績
主要著書
1. Hirofumi Minami, Davis, B.R. , Mirrored Reflections: (Re)Constructing Memory and Identity in Hiroshima and New York City, Fordham University Press, Opotow, S. and Shemtob, Z.B.(2018). New York after 9/11 New York: Fordham University Press, Pp.41-66., 2018.12, This chapter describes and compares the reconstruction processes at the Ground Zero sites of two
cities, Hiroshima and New York City, as a means for understanding processes of long-term
healing. Using a Psychoanalysis of Cities approach, the authors analyze representation dynamics
evident in the collective acts of remembering and identification marking the planning and
construction of memorial sites. In the case of post-World War II Hiroshima, suppression of anger
in tandem with an official symbolism of world peace may be understood as resulting from a
lingering aversion to confront unspeakable experience. In the case of post-9/11 New York City,
recurrent controversies, tensions between the public and policymakers, and constant delays and
renegotiations over the memorial construction indicate an early working-through of collective
trauma. In conclusion, we discuss both theoretical and policy implications for a liberated
generation of agents who can voicecapable of voicing deeper layers of collective trauma..
2. 南 博文(編著), 環境心理学の新しいかたち, 誠信書房, pp.iii-v.3-44. 「心理学の新しいかたち」を展望するシリーズの一環として、環境心理学における新たな方向性を、環境との深いトランザクションという視点から概観し、それを具体的に扱った論考を配し、場所の質、生活環境の生態学的な広がり、都市という環境の現れ方、災害時の人間−環境系の変異とそこからの復興過程、居場所への臨床的なアプローチなどのテーマを総合した。著者は、理論編の章の執筆と全体の編集総括を行なった。
, 2006.03.
3. 住田正樹・南博文(編), 子供たちの「居場所」と対人的世界の現在, 九州大学出版会, 住田正樹・南博文(編)pp.83-98,343-377. 「居場所がない子ども達」という社会問題化しつつある現象について、全国の小中高の生徒へのアンケート調査に基づく実態把握と、居場所と人間発達との関わりについての理論的考察、社会学的な観点からの見取り図の提示、地理学、建築学などからの人の「居方」や地域への住み着きについてのフィールド研究などを集めた論考集。3年間の科研研究に基づいて公刊された。著者は、科研の共同企画者として全体の立案、実施、編集に当った。
, 2003.01.
4. Wapner,S., Demick,J.,Yamoto,T.,& Minami, H. (編), Theoretical perspectives in environment behavior research.
, Wapner,S., Demick,J.,Yamoto,T.,& Minami, H. (編) 環境心理学、環境行動学における日米の主要な研究者に、それぞれが用いている理論および実践上の主要な概念・用語・方法論について、それがどのような前提の基に形成されているか、概念のリフレクションを求め、環境心理学の理論の全容を展望する論考を編集した。著者は、この編集において主に日本側のオーガナイザーを務め、自身の観点を提示すると共に、全体編集に当った。
, 2000.09.
主要原著論文
1. 南 博文, EDRA体験(Experiencing EDRA), MERA Journal(人間・環境学会誌), 14, 51-52, 2011.07.
2. 南 博文, ストリートからみる都市の無意識, 国立民族博物館調査報告「ストリートの人類学」, 80, 73-93, 2009.03.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 南博文, ストリートからみる都市の無意識, 『ストリートの人類学』上巻 国立民族学博物館調査報告 80, 2009.03.
主要学会発表等
1. Hirofumi Minami, Place philosophy and psychoanalysis of cities as a possible project., Environment Design Research Association, 2019.05, I intend to present and discuss some ideas related to Place theory by a Japanese philosopher, Kitaro Nishida. In Nishida’s view, self-awareness occurs in a place, yet the “self” here does not necessarily denote a person’s consciousness. Rather, it is the expression of the place. Human agency is part of the total configuration of the historicity of the place. This conceptualization provided a perspective to overcome a rigid subject-object dichotomy. I will term this philosophical position “a Place-theoretical turn.” From this position we can envision Psychoanalysis of Cities as a possible project in which events such as the one that occurred in Ground Zero in Hiroshima and New York could be an occasion for some self-awareness to be embodied by person-place transactions. The architects, for example through their struggles to find expression of the “depth of the place experience” became historical agents that embodied “self” of the place. The “self” here refers to collective understanding and interpretation of the previously un-describable layers of the place experiences in the heart of the city, i.e., “the urban unconscious.” This is only possible and graspable after the expression is actualized. In-placement is a predicate in its formative scheme. Two case studies of the design process of Hiroshima’s Peace Memorial Park, designed by Kenzo Tange, and that of Ground Zero of New York with its initial proposal and refusal by the public are presented as exemplar occasions for Psychoanalysis of Cities in which self-awareness of both individuals and the place took the transformative whole. This study using Kitaro’s philosophical lens can also help us understand which features are seen as important in each case and reflect on the nature of each view, how it influences conceptualizations and the enablers and pitfalls of comparisons..
2. 祁秋梦, 南 博文, Dialogical approach to interpreting the meaning of daily experiences of "Subjective Well-Being", The 31st International Conference of Psychology, 2016.07.
3. Hirofumi Minami, Sanjoy Mazumdar, Sean Ah Oh, Wei-Lun Kuo, Cooking E-B theories from the Asian "Situ", Environment Design Research Association, 2012.06, This symposium will focus on the on-going attempts among E-B researchers working in the east-Asian contexts who begin their conceptualization of person-environment transactions based on the experience-near phenomenon in their local environments. We will ask specifically the following question: 1) Are these culturally-bound phenomenon? 2) Are the terms and conceptualization intelligible in the backdrop of the current E- B theory? 3) What are the design implication of these kinds of research? .
4. 南 博文、澤田英三、手塚千鶴子、濱田裕子, 不在のコミュニケーション-その後, 日本質的心理学会第8回大会, 2011.11.
学会活動
所属学会名
人間環境学会
日本心理学会
日本建築学会
日本質的心理学会
日本発達心理学会
日本グループダイナミックス学会
学協会役員等への就任
2019.04~2021.03, 日本質的心理学会, 理事.
2018.05~2020.04, 人間・環境学会, 運営委員.
2014.04~2017.03, 人間環境学会, 編集委員.
2012.04~2015.03, 日本質的心理学会, 運営委員.
2011.04~2012.03, 公益社団法人 日本心理学会, 代議員.
2013.04~2014.03, 人間環境学会, 監事.
2008.05~2010.05, 人間環境学会, 運営委員.
2004.05~2006.04, 人間・環境学会, 会長.
2004.04~2015.03, 日本質的心理学会, 理事.
2002.04~2015.03, 財団法人日本心理学会, 評議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2018.11.24~2018.11.25, 日本質的心理学会第15回大会, 大会企画シンポジウムの共同企画者およびシンポジスト.
2018.05~2017.09.10, 日本質的心理学会第14回大会, 研究交流委員会企画シンポジウム・指定討論者.
2016.04.29~2016.05.01, 日本発達心理学会, シンポジスト.
2015.10.14~2015.10.15, 九州心理学会(第76回大会), 招待講演.
2015.10.03~2015.10.04, 日本質的心理学会, シンポジウム企画者.
2015.10.03~2015.10.04, 日本質的心理学会, 座長(Chairmanship).
2015.09.30~2015.09.30, 感性フォーラム「もっと地域へ、もっと地域から」, パネリスト.
2015.09.18~2015.09.18, Open Research Seminar: A cultural ecological approach to disaster planning: Is there Asian emic way in dealing and coping with disasters in the urban settings?, Chair.
2015.07.04~2015.07.04, 九州大学大学院アーバインデザイン学コース特別座談会「まちをひらくまちを読む」, シンポジスト.
2015.05.16~2015.05.16, 人間・環境学会, シンポジスト.
2012.06.02~2012.05.30, Environment Design Research Association, 座長(Chairmanship).
2012.05.30~2012.06.02, Environment Design Research Association, シンポジウム企画者.
2012.03.09~2012.03.11, 日本発達心理学会・日本質的心理学会合同シンポジウム, 話題提供者.
2011.11.26~2011.11.27, 日本質的心理学会第8回大会 , 話題提供者.
2009.09.12~2009.09.13, 日本質的心理学会第6回大会 , 指定討論者(会員による自主企画:ウェルナー再考―質的研究は「相貌性」をどう捉えるか―).
2008.07.19~2008.07.19, 人間・環境学会, 司会.
2008.01.09~2008.01.09, <特色GP分野横断フィールドワークシンポジウム>現場主義教育の実践とおもしろさ~環境心理学者のみるフィールド~, 講師.
2007.12.08~2007.12.08, 社会調査士標準カリキュラム検討委員会, 講師.
2006.08.05~2006.08.06, 日本質的心理学会, 大会委員長.
2006.08~2006.08, 日本質的心理学会, 大会委員長.
2006.03.27~2006.03.29, 日本発達心理学会第17回大会, 運営委員.
2005.05.28~2005.05.28, 人間環境学会, 学会長.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2018.04~2021.03, MERA Journal, 国内, 編集委員.
2012.04, 人間・環境学会, 国内, 編集委員.
2010.04~2011.04, Journal of Asian Urbanism, 国際, 編集委員.
2009.04~2010.03, Habitat Engineering, 国際, 編集委員.
2003.09~2007.03, Children, Youth and Environment, 国際, 編集委員.
2002.04~2011.03, 質的心理学研究, 国内, 編集委員.
2002.04, MERA Journal, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2018年度    
2017年度    
2016年度      
2015年度      
2014年度      
2013年度    
2013年度        
2012年度      
2011年度        
2010年度    
2009年度    
2008年度     10 
2004年度 10       
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
ニューヨーク大学Tandon School of Engineering, City University of New York, Graduate Center, UnitedStatesofAmerica, 2019.05~2019.05.
ニューヨーク市立大学, UnitedStatesofAmerica, 2012.10~2013.03.
ニューヨーク市立大学, UnitedStatesofAmerica, 2008.12~2008.12.
ニューヨーク市立大学, カリフォルニア大学アーバイン校, UnitedStatesofAmerica, 2006.09~2006.09.
外国人研究者等の受入れ状況
2015.08~2015.09, 2週間以上1ヶ月未満, University of California, Irvine, UnitedStatesofAmerica, 日本学術振興会.
2014.08~2015.07, 1ヶ月以上, 東儀大学, Korea, .
2009.10~2009.11, 1ヶ月以上, クレアモント大学院, UnitedStatesofAmerica, 外国政府・外国研究機関・国際機関.
2009.01~2009.02, 1ヶ月以上, クレアモント大学院, UnitedStatesofAmerica, 学内資金.
2006.08~2006.08, 2週間未満, コロンビア大学医学部, UnitedStatesofAmerica, 民間・財団.
受賞
日本質的心理学会 最優秀ポスター賞, 日本質的心理学会, 2013.08.
優秀発表賞(人間・環境学会第21回大会口頭発表), 人間環境学会, 2014.05.
種まきウサギ賞(日本質的心理学会第10回大会ポスター発表)最優秀賞, 日本質的心理学会, 2013.08.
グッドデザイン賞, (財)日本産業デザイン振興会, 2007.09.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2014年度~2016年度, 基盤研究(B), 代表, これまで「臨床の知」として位置づけられてきたフィールドワークについて,その最も本質的な要件は,対象の理解の前提となる「場そのものが観察者に現れてくる」という「臨場の知」の実現である。本研究は,Sullivan(1961)が提唱した「参与しつつの観察」を基礎理論とし,雰囲気やリズムといった感性的なものが身体知の水準で現れる「臨場」状態を,把握可能な「インデックス」として体系化するとともに,そうした臨場に至るまでの参入過程を明らかにするものである。さらに,フィールドワークの初学者に向けた参入訓練を目的に,異なる臨場次元を特性とする現場を設定し,アクションリサーチを行うことによって仮説の検証と洗練を重ね,一般的な実用性のある臨場の訓練技法の構築を行う。
.
2009年度~2011年度, 基盤研究(C), 代表, 都市の精神分析-都市における人間-環境交流の深層心理学的解明.
2000年度~2003年度, 一般研究(B), 代表, アジア都市における「小さな社会的な場」の発生と安心空間に関する環境心理学的研究.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2004年度~2005年度, 福岡県受託研究, 代表, 筑後ネットワーク田園都市圏構想「筑後チルドレンズ・キャンパス」の構築.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2004.05~2005.03, 代表, 筑後ネットワーク田園都市圏構想「筑後チルドレンズ・キャンパス」の構築.
学内資金・基金等への採択状況
2009年度~2010年度, P&P, 代表, 「感性場」の統合理論の構築とフィールド実証のための研究拠点形成.

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