九州大学 研究者情報
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大槻 恭一(おおつき きよういち) データ更新日:2019.06.08

教授 /  農学研究院 環境農学部門 森林環境科学


主な研究テーマ
森林流域における水・熱・物質循環
キーワード:森林,流域,水循環,物質循環,エネルギー循環
1999.11.
従事しているプロジェクト研究
中国黄土高原における森林の水利用及び物質循環に関する研究
2017.04~2018.03, 代表者:大槻恭一, 九州大学大学院農学研究院, 鳥取大学乾燥地研究センター
中国黄土高原の森林草原地帯の二次林・人工林の水利用および物質循環の特徴と変化を明らかにすることを目的とする.
荒廃人工林の管理により流量増加と河川環境の改善を図る革新的技術の開発
2009.05~2010.05, 代表者:恩田裕一, 筑波大学.
科学技術振興調整費 重要解決型研究等の推進「有明海生物生息環境の俯瞰型再生と実証試験」
2005.04~2010.03, 代表者:楠田哲也, 九州大学工学研究院, 九州大学
1.研究の目的
有明海を豊饒の海に戻すための方法論と技術を開発することを目的とする。すなわち、有明海を対象
に、①再生のビジョンにもとづいて、俯瞰型再生方法論を樹立すること、②再生方策・技術と再生過
程を具体的に提示し、施策を体系化すること、③再生の支援ツールとして生物生息モデルを開発する
こと、④応急措置型技術や持続型技術を開発し実証すること、⑤再生を科学的に進める基盤となる未
知の事象の解明を図ること、⑥得られた知識を構造化し容易に応用できるようにすること、である。
2.ミッションステートメント
研究中間時には、①生物生息環境の再生方法や技術を体系化し、再生方策を議論できるようにし、②
応急措置型・持続型再生技術の実証結果の中間とりまとめを行ない、③生物生産を回復するための支
援ツールである生物生産モデルを完成する。研究終了時には、①生物生息環境の再生方法や技術を体
系的に取りまとめ、②応急措置型・持続型再生技術の効果を実証して技術として適用可能なまでに確
立し、③最終的に、有明海を豊饒の海とする施策を実施できるようにし、再生への歩みを明確にする。
なお、研究期間中ホームページを開設するとともに、有明海関係者を含めた意見交換会等を開催する。
3.内容
生物生産を再生するための方法論と計画手法を俯瞰的考え方のもとで樹立し、応急処置型・持続型再生
技術を実証するとともに、新たに作成する生物生息モデルにて生物生息環境再生のためのシステムと実
証技術を評価し、有明海を再生するための具体的な水環境改善手法と技術を提案する。
4.実施体制
九州大学を中核機関とし、佐賀大学、熊本大学、長崎大学、熊本県立大学、(独)農業工学研究所、佐賀
県有明水産振興センタ、NPO みらい有明・不知火、(株)国土環境、日本建設技術(株)とで実施する。.
中国内陸部の砂漠化防止及び開発利用に関する研究
2001.04~2011.03, 代表者:稲永 忍, 鳥取大学乾燥地研究センター, 鳥取大学乾燥地研究センター(日本).
研究業績
主要著書
1. 田中丸治哉, 大槻 恭一, 近森秀高, 諸泉利嗣, 地域環境水文学, 朝倉書店, 2016.03, [URL], 水文学の基礎を学べるテキスト。実際に現場で用いる手法についても,原理と使い方を丁寧に解説した。〔内容〕水循環と水収支/降水(過程・分布・観測等)/蒸発散/地表水(流域・浸入・流量観測等)/土壌水と地下水/流出解析/極端現象の水文統計解析/付録.
2. 大槻恭一(編著), 森林水文学(編:森林水文学編集委員会), 森北出版, pp.283-308, 2007.03, [URL].
3. 大槻恭一(編著), 局地気象学(編:堀口郁夫,小林哲夫,塚本 修,大槻恭一), 森北出版, pp.184-195, 2004.11, [URL].
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 大槻 恭一, 篠原 慶規, ボタ山緑化研究の軌跡, 森林技術, 873号,pp.16-20.2014年12月10日, 2014.12.
主要学会発表等
1. Otsuki K, Forest Management and Water Conservation in a Changing Environment, International Symposium on Forest Environment and Low Carbon Green Growth, 2012.10.
2. Kyoichi Otsuki, Forest Management and Water Consrvation in a Changing Environment, Chuncheon Global Water Forum 2012, 2012.09.
3. Kyoichi Otsuki, Tamao Kasahara, Yuichi Onda, Development of Innovative Technologies for Enhancing Low Flow Discharge and Reducing Turbid Material from Overcrowded Forest Plantations by Intensive Thinning in Japan, Annual Conference of Korea Water Resources Association, 2012.05.
4. 大槻恭一, 3.陸域からの水と物質の供給 3-1森林からの物質供給, 公開シンポジウム「内湾の機能回復のための海と陸からのアプローチ」, 2010.11, [URL].
5. Otsuki, K., How to Evaluate Forest Transpiration by Sap Flow Measurement, 1st International Symposium of China-Japan-Korea Sister University on the Recent Advances in Forest and Forest Products, 2010.08.
6. Otsuki, K., Yamanaka, N., Tateno, R., Tokuchi, N., Du, S., Hou, Q. and Kume, T., Ecohydrological diference between a Robinia plantation and a Quercus forest in the Loess Plateau, China, 2nd International Conference on Forests and Water in a Changing Environment, 2009.09.
7. 大槻恭一,小野澤郁佳,智和正明,久米朋宣,鶴田健二,小松 光, 竹林は水・物質循環に悪影響を及ぼすのか?, 平成21年度農業農村工学会大会, 2009.08.
8. 大槻恭一,東 直子,智和正明,熊谷朝臣, 森林流域からのフミン物質の流出特性, 平成21年度農業農村工学会大会, 2009.08.
学会活動
所属学会名
砂防学会
日本森林学会
水文・水資源学会
農業農村工学会
日本農業気象学会
学協会役員等への就任
2012.08~2014.08, 水文・水資源学会, 理事.
2010.08~2012.08, 水文・水資源学会, 副会長.
1997.01~1999.01, 農業土木学会, スチューデント委員.
2006.08~2008.08, 水文・水資源学会, 理事.
2000.07~2002.06, 水文・水資源学会, 国際委員会.
2008.08~2010.08, 水文・水資源学会, 理事.
1993.09~1999.08, 日本砂丘学会, 幹事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2018.11.05~2018.11.08, 5th International Conference on Forests and Water in a Changing Environment, 運営委員.
2018.03.13~2018.03.17, 75th Anniversary of the Society of Agricultural Meteorology of Japan International Symposium on Agricultural Meteorology, 座長(Chairmanship).
2018.03.13~2018.03.17, 75th Anniversary of the Society of Agricultural Meteorology of Japan International Symposium on Agricultural Meteorology, 運営委員.
2015.09.18~2015.09.20, 4th International Conference on Forests and Water in a Changing Environment, 運営委員.
2015.09.18~2015.09.20, 4th International Conference on Forests and Water in a Changing Environment, 座長(Chairmanship).
2015.03.26~2015.03.29, 第126回日本森林学会大会, 座長(Chairmanship).
2014.09.25~2014.09.28, 2014年度水文・水資源学会総会・研究発表会, 実行委員長.
2012.09.18~2012.09.20, 3rd International Conference on Forests and Water in a Changing Environment , 運営委員長.
2012.09.18~2012.05.20, 3rd International Conference on Forests and Water in a Changing Environment, 司会(Moderator).
2009.09.14~2009.09.16, 2nd International Conference on Forests and Water in a Changing Environment , 運営委員.
2009.09.14~2009.09.16, 2nd International Conference on Forests and Water in a Changing Environment, 座長(Chairmanship).
2009.08.19~2009.08.21, 水文・水資源学会大会, 座長(Chairmanship).
2004.09~2004.09, International Symposium on Food Production and Environmental Conservation in the Face of Global Environmental Deterioration 略称:FPEC, 組織委員,実行委員,編集委員.
2004.09~2004.09, 農業気象学会, 座長(Chairmanship).
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2012.02~2013.05, Journal of Forest Sciences, 国際, 編集委員.
1990.01~1996.01, 農業土木学会 論文集編集委員会, 国内, 編集委員.
2000.01~2006.10, 水文・水資源学会誌 編集委員会, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2019年度      
2018年度    
2017年度    
2015年度      
2014年度      
2013年度      
2012年度      
2010年度
2006年度
2005年度
2004年度 20  20 
2003年度
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
Kangwon National University, Korea, 2018.01~2018.01.
Universidad Austral de Chile, Chile, 2018.11~2018.11.
中国科学院水土保持研究所, China, 2018.10~2018.10.
Seoul University, Korea, 2018.10~2018.11.
中国科学院水土保持研究所, China, 2017.06~2017.06.
Chonbuk National University, Korea, 2016.04~2016.04.
Kangwon National University, Korea, 2016.10~2016.10.
Chungnam National University, Korea, 2016.11~2016.11.
中国科学院水土保持研究所, China, 2016.06~2016.07.
Kangwon National University, Chonbuk National University, Korea, 2015.01~2015.01.
Kangwon National University, Korea, 2015.02~2015.02.
University of Hawaii at Manoa, UnitedStatesofAmerica, 2015.03~2015.03.
University of British Columbia Okanagan, Canada, 2015.07~2015.07.
中国科学院・水利部・水土保持研究所, China, 2013.01~2013.01.
University of Hawaii at Manoa, UnitedStatesofAmerica, 2013.03~2013.03.
Chungnam National Universiy, Korea, 2013.12~2013.12.
Forestry Administration, Cambodia, 2013.12~2013.12.
Korea Water Resources Association, Korea, 2012.05~2012.05.
Kangwon National University, Korea, 2012.09~2012.09.
Kangwon National University, Korea, 2012.10~2012.10.
Taiwan National University, Taiwan, 2012.11~2012.11.
中国科学院・水利部・水土保持研究所, China, 2011.05~2011.05.
北京師範大学, China, 2010.05~2010.05.
寧夏大学, China, 2010.07~2010.07.
江原大学校, Korea, 2010.08~2010.08.
同済大学, China, 2010.09~2010.09.
寧夏大学, 水土保持研究所, China, 2010.09~2010.10.
北京水利学会, 北京師範大学, China, 2010.11~2010.11.
Brownstone Hotel, UnitedStatesofAmerica, 2009.09~2009.09.
カンボジア林野庁, Cambodia, 2009.11~2009.11.
大学, China, 2008.02~2008.02.
大学, China, 2008.05~2008.05.
大学, Korea, 2007.11~2007.11.
大学, China, 2006.07~2006.08.
Duke大学, UnitedStatesofAmerica, 2006.12~2006.12.
大学, China, 2005.03~2005.03.
大学, China, 2005.05~2005.05.
会議場, Singapore, 2005.06~2005.06.
大学, China, 2005.07~2005.07.
江原大学, Korea, 2005.09~2005.10.
大学, China, 2004.04~2004.04.
大学, China, 2004.07~2004.08.
大学, China, 2004.10~2004.10.
内蒙古林業大学, China, 1995.08~1995.08.
外国人研究者等の受入れ状況
2018.11~2018.11, 2週間未満, 中国科学院 水土保持研究所, China.
2017.12~2017.12, 2週間未満, 台湾大学, Taiwan.
2017.12~2017.12, 2週間未満, 中国科学院 水土保持研究所, China.
2017.07~2017.06, 2週間未満, 韓国大学学習林協議会, Korea.
2016.10~2016.10, 2週間未満, 北京師範大学, China.
2016.10~2016.10, Seoul University, Korea.
2015.07~2015.07, 2週間未満, Duke University, UnitedStatesofAmerica.
2007.08~2007.08, 2週間以上1ヶ月未満, ウクライナ大学, Russia.
2005.10~2006.07, 1ヶ月以上, France, 私費.
2005.06~2005.06, 2週間未満, 韓国国立山林科学院, Korea, 外国政府・外国研究機関・国際機関.
2004.11~2004.11, 2週間未満, 中国科学院水利部水土保持研究所, China, 外国政府・外国研究機関・国際機関.
受賞
学会賞学術賞, 農業農村工学会, 2008.07.
Paper Award , International Society of Paddy and Water Environment Engineering, 2004.09.
学会賞奨励賞, 農業土木学会, 1990.08.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2019年度~2021年度, 基盤研究(B), 代表, 荒廃針葉樹人工林はどのような過程で環境に悪影響を及ぼしどのように改善できるのか?.
2018年度~2021年度, 基盤研究(A), 分担, 九州北部豪雨による流木被害の要因と影響:森林環境政策の合意形成に向けて.
2014年度~2016年度, 基盤研究(B), 分担, 水資源保全のための林分密度管理図の調製.
2011年度~2013年度, 基盤研究(B), 分担, 乾燥地の塩類化農地における持続可能な植物生産と塩類動態制御.
2009年度~2011年度, 一般研究(B), 代表, 竹林は水資源涵養機能・水土保全機能に悪影響を及ぼすのか?.
2008年度~2010年度, 一般研究(B), 分担, 気候変動が東南アジア熱帯雨林・季節林生態系の水循環に与えるインパクト.
2006年度~2008年度, 一般研究(A), 分担, 森林生態系における水・物質動態の流域特性の広域比較研究.
2005年度~2007年度, 一般研究(B), 代表, 気候変動影響評価のための森林生態系動態モニタリングおよびモデルの構築.
2005年度~2006年度, 一般研究(C), 分担, 複雑地形上の森林と大気間における水蒸気・二酸化炭素交換速度の算定手法の開発.
2005年度~2007年度, 一般研究(B), 分担, 土壌水分量を考慮した山地災害警戒避難基準雨量の研究.
2003年度~2005年度, 一般研究(C), 分担, 分光計測とグラニエ法を併用したカンキツの水分ストレス診断技術の開発
.
2003年度~2005年度, 一般研究(A), 分担, 流域生態圏における水・熱・物質環境の長期モニタリングと広域比較研究
.
2003年度~2005年度, 一般研究(C), 分担, 複雑系科学の応用による森林斜面不安定化予測と水源涵養に及ぼす影響の評価
.
2002年度~2002年度, 特別研究促進費, 分担, 2002朝鮮半島における豪雨洪水土砂災害に関する調査研究
.
2002年度~2004年度, 一般研究(B), 代表, 九州のヒノキ人工林流域における水・エネルギー・物質循環の定量化と公益的機能の解明
.
2000年度~2002年度, 基盤研究(B), 分担, 土砂災害警戒避難システムのソフト化に関する研究
.
日本学術振興会への採択状況(科学研究費補助金以外)
2014年度~2016年度, 二国間交流, 分担, 中国黄土高原半乾燥地における森林の水利用及び物質循環.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2017年度~2018年度, 鳥取大学乾燥地研究センター共同研究(特定研究), 代表, 中国黄土高原における森林の水利用及び物質循環に関する研究.
2013年度~2013年度, 住友財団2013年度環境研究助成, 分担, 日本及び台湾における竹林拡大が水循環に与える影響評価:樹液流計測に基づく検討.
2009年度~2014年度, 戦略的創造研究推進事業 (文部科学省), 分担, 荒廃人工林の管理により流量増加と河川環境の改善を図る革新的技術の開発.
2009年度~2013年度, 公益財団法人福岡県水源の森基金, 代表, 標準伐期を延長した森林の水源かん養機能への影響と管理方法について.
2006年度~2006年度, 河川整備機構, 代表, 非管理ヒノキ人工林の林相および林床の状態が濁水流失に及ぼす影響
森林場における水(量と質)・エネルギー循環の素過程の定量化と総合モデルの構築.
2001年度~2001年度, 河川整備基金, 代表, 森林消失流域における植生回復に伴う水循環過程の変化と水源涵養機能の定量評価.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2019.04~2020.03, 分担, 育水の森水文観測及び水源涵養機能の評価.
2018.04~2019.03, 分担, 育水の森水文観測及び水源涵養機能の評価.
2010.05~2010.03, 代表, 森林が流域の水循環に与える影響に関する研究.
2008.08~2009.03, 代表, 森林が流域の水・物質循環に与える影響に関する研究.
2007.06~2008.03, 代表, 森林が流域の水・物質循環に与える影響に関する研究.
2007.08~2008.03, 代表, 宗像市内の竹林の環境影響評価.
2006.04~2007.03, 代表, 宗像市内の竹林の環境影響評価.
2005.10~2006.03, 代表, 宗像市内の竹林の環境影響評価.
寄附金の受入状況
2017年度, 北京師範大学水科学研究院, 水環境教育に関する日中交流.
2012年度, アジア航測株式会社, 森林関連研究への支援.
2005年度, 水利科学研究所, 農学部附属演習林研究資金.
2004年度, 水利科学研究所, 農学部附属演習林研究資金.
学内資金・基金等への採択状況
2006年度~2008年度, P&P B-1, 分担, 順応的管理に基づくアジア森林フィールド教育研究のネットワーク強化と拠点形成.
2006年度~2007年度, P&P B-2, 分担, 九州中央山地におけるシカ食害の激甚化と森林生態系へのインパクト.

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