渡邉 祥弘(わたなべ よしひろ) | データ更新日:2024.04.19 |
大学院(学府)担当
学部担当
電子メール *Internet Explorerではメールアドレスが表示されないため、他のWebブラウザ(Chrome、Safari等)をご利用ください。
ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/yoshihiro-watanabe
研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
http://ccl.scc.kyushu-u.ac.jp/
理論化学研究室 .
電話番号
092-802-4135
取得学位
博士(理学) (九州大学,日本)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
理論化学
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
研究概要
・量子化学分野の研究
・原子および分子における相対論的効果および電子相関効果
・上記のシミュレーション計算における,手法およびプログラムの開発
原子番号の大きい重原子を含む重原子分子系の電子構造を理論計算によって解明するには、相対論効果と共に電子相関効果も同時に考慮に入れなければならないことが知られている。
これらの効果を同時に取り扱う事のできる方法に『相対論的配置間相互作用(CI)法』がある。しかしながら、この計算はとても計算量が多く、実際に計算を行う事は困難である。
そこで、相対論効果を考慮した計算の簡略化として、従来の「フローズンコア近似」の改良型である「変形フローズンコア近似(reduced frozen-core approximation)」を相対論的計算に拡張し、この近似方法を用いた計算プログラムを開発した。この簡略化された計算からは、全電子を考慮した計算に匹敵する計算精度の結果が得られた。
更に拡張を続け、4成分波動関数を扱う相対論的多参照配置間相互作用計算プログラムが完成した。
テスト計算で行ったThO分子やAuH分子などから、結果が実験値とよい一致を示し、
厳密な相対論効果と電子相関効果を考慮した計算が可能となった。
教育活動
・理学府化学専攻学生および理学部化学科卒研生の研究指導
・理学部化学科『構造化学実験』
・量子化学分野の研究
・原子および分子における相対論的効果および電子相関効果
・上記のシミュレーション計算における,手法およびプログラムの開発
原子番号の大きい重原子を含む重原子分子系の電子構造を理論計算によって解明するには、相対論効果と共に電子相関効果も同時に考慮に入れなければならないことが知られている。
これらの効果を同時に取り扱う事のできる方法に『相対論的配置間相互作用(CI)法』がある。しかしながら、この計算はとても計算量が多く、実際に計算を行う事は困難である。
そこで、相対論効果を考慮した計算の簡略化として、従来の「フローズンコア近似」の改良型である「変形フローズンコア近似(reduced frozen-core approximation)」を相対論的計算に拡張し、この近似方法を用いた計算プログラムを開発した。この簡略化された計算からは、全電子を考慮した計算に匹敵する計算精度の結果が得られた。
更に拡張を続け、4成分波動関数を扱う相対論的多参照配置間相互作用計算プログラムが完成した。
テスト計算で行ったThO分子やAuH分子などから、結果が実験値とよい一致を示し、
厳密な相対論効果と電子相関効果を考慮した計算が可能となった。
教育活動
・理学府化学専攻学生および理学部化学科卒研生の研究指導
・理学部化学科『構造化学実験』
本データベースの内容を無断転載することを禁止します。
九大関連コンテンツ
QIR 九州大学学術情報リポジトリ システム情報科学研究院
理学部・理学研究院
- Target-Cell-Specific Left–Right Asymmetry of NMDA Receptor Content in Schaffer Collateral ...
- ノックアウトマウスーその特性と応用-(1) : NMDA受容体 ...
- 分子レベルでみた右脳と左脳の違い
- Right Isomerism of the Brain in Inversus Viscerum Mutant Mice
- Left−Right Asymmetry Defect in the Hippocampal Circuitry Impairs Spatial Learning and Working ...