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北原 亨(きたはら とおる) データ更新日:2019.10.15

講師 /  九州大学病院 口腔保健科 口腔保健推進学


大学院(学府)担当

歯学府 歯学専攻 口腔保健推進学講座

学部担当



電子メール
ホームページ
http://www.ortho.dent.kyushu-u.ac.jp/
九州大学病院矯正歯科ホームページ .
電話番号
092-642-6462
FAX番号
092-642-6398
取得学位
歯学博士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
咬合再建制御学分野
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
1.筋疲労については、収縮からの回復過程における乳酸の蓄積によって生じる筋細胞内の酸性化、およびATP 分解の進行によって生じる無機リン酸の蓄積の両者が、収縮張力を低下させることが明らかにされている。MRIはイメージング技術により形体画像だけでなく代謝や温度などの機能の画像化が得られるようになった。つまり生体表面だけでなく組織内部の温度の状態や運動後の筋肉の疲労度、乳酸の蓄積も画像化可能である。
 持続的かみしめ時のような実験的疲労負荷時には、咀嚼筋組織内は急激なエネルギー消費が進行状態、あるいはそのエネルギー消費直後の状態であると考えられる。筋機能MRIを用いることにより、咀嚼筋組織内の疲労物質である乳酸を簡便かつ非侵襲的に測定することによって、QOLを著しく低下させると考えられる、咀嚼筋の疲労を正確に診断するシステムの開発、ならびに持続的かみしめ負荷が顎口腔系に及ぼす影響を明らかにする。

2.顔を科学するものにとって,軟組織側貌と口唇の関係および正貌における眼裂,鼻翼,口角の位置関係は非常に重要と考えます.本大学病院矯正科において,その受診比率が年々高まっている顎変形症の患者もその典型例です.
近年では,前後的不調和のみならず正貌非対称を主訴とする患者の増加も報告されており,成長期を過ぎた骨格性非対称症例に対してその改善を計るためには,歯を含めた硬組織をより対称にするような外科的矯正治療が必要と思われます.中顔面部特に上顔面に骨格的な非対称が残存していても軟組織上に明かに現れることは少なく,下顎部の骨格的な非対称が直接顔貌の輪郭に反映するとの報告もあります.しかし,下顎骨の形態的な左右差を示す部位の違いが,軟組織輪郭部にどのような影響を及ぼしてるのか明らかではまりません.
われわれは,硬組織,特に下顎骨の偏位が軟組織正貌に与える影響を明らかにする目的で,下顎骨の偏位と軟組織正貌における比対称性について比較検討する計画です.
顔面非対称を伴う顎変形症症例では,下顔面のみならず,変形が及んでいる症例も少なくありません.この顔面の非対称を改善するために歯を含めた硬組織の変化がもとめられます.治療計画の立案および治療成果からのフィードバックにあたって硬組織のみならず軟組織の変形の部位や程度を的確に把握することは,外科的矯正治療にとって重要なことだと考えます.

3.子供がどちらか片方の親に片寄って類似する可能性があるかぎり、満足のいく形態の成長予測をする際に、父親と母親の資料の平均値を用いただけでは不十分です。子供の形態予測をするのであれば、成長期に父親と母親のどちらにより似てくるか、もしくは、その類似傾向がどのように変化するかをふまえれば、より満足のいく予測が可能になると考え、親子類似性の定量法研究着手を思いつきました。本研究の目的は、頭蓋顔面形態における遺伝的影響度の、年齢における変化を明確化するため、血縁家族の資料による横断的手法を用いて、顎顔面骨・歯牙歯槽骨の親子間(子供と父親・母親・両親の平均)の類似性を定量化することです。親子の資料を用いて、頭蓋顔面形態に対する遺伝的影響度の変化を、親子類似性の定量化によって明瞭化することは意義のあることであると考えます。

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