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松田 美穂(まつだ みほ) データ更新日:2018.07.04

准教授 /  歯学研究院 歯学部門 口腔常態制御学


大学院(学府)担当



電子メール
ホームページ
http://www.dent.kyushu-u.ac.jp/sosiki/a04/index.html
細胞外の情報の多くは、受容体を通して細胞内へ伝わっていく。我々は、この情報伝達機構について様々な角度から解析を行っている。 .
電話番号
092-642-6321
FAX番号
092-642-6322
取得学位
理学博士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
分子生物学 生化学 細胞生物学
外国での教育研究期間(通算)
03ヶ年00ヶ月
活動概要
細胞内情報伝達には様々な経路が存在し、その一つであるイノシトールリン脂質 (PI) 情報伝達系では、刺激の受容後、ホスホリパーゼC(PLC)によりホスファチジルイノシトール 4,5- 二リン酸(PIP2)が加水分解され、イノシトール 1,4,5- 三リン酸(Ins(1,4,5)P3)とジアシルグリセロールが産生される。これらはセカンドメッセンジャーとして、小胞体からの Ca2+ 放出やプロテインキナーゼCの活性化に作用する。当研究室ではその Ins(1,4,5)P3に結合する新規の分子を見出し、その分子が、PLC-d 類似の構造(PH ドメイン、X,Y 領域)を有していながらPLC 酵素活性は認められないことから、PLC-related catalytically inactive protein (PRIP)と名付けた。PRIPの機能は全く不明であったが、大脳、小脳での発現が著しく、本分子が脳において何らかの細胞内情報伝達系に重要な働きをしている可能性が示唆された。その後、PRIPが GABAA 受容体に作用するGABARAP 分子やプロテインフォスファターゼに結合する事が明らかとなり、PRIPのノックアウトマウスを作製し、解析を進めた。この解析の過程で、本ノックアウトマウスにおける性周期の異常、出産仔数の低下、性腺刺激ホルモンの分泌過多など生殖に関わる表現型に異常を見いだしたので、PRIPが生殖機構の制御に関わることが強く示唆された。そこで、生殖機構、特にホルモン分泌を中心とした性周期の制御におけるPRIPの機能、さらには骨代謝におけるPRIPの役割を明らかにすることを目的として、組織、形態学的解析から分子レベルでの解析まで多面的に研究を行っている。

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