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森元 聡(もりもと さとし) データ更新日:2017.05.20

教授 /  薬学研究院 臨床薬学部門 生命薬学講座


学部担当

その他の教育研究施設名

役職名

薬学府附属薬用植物園長


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取得学位
薬学博士
専門分野
生薬学
活動概要
近年、本邦では生薬の需要が増加しているが、その大部分を海外からの輸入に依存している。しかもこれらの生薬は、野生の薬用植物或いは野生種を栽培したものがほとんどで、製造される生薬の品質に著しい格差をもたらしている。これらの問題を解決するために、薬用植物の国内生産、有効成分の均質化を目的とした研究を進めている。この結果、国内での栽培が困難であった薬用植物の大量育苗法の開発に成功し、本法を用いて栽培した植物中の有効成分は均一であることを確認した。また、有効成分の高含量株の作出を検討するために、有効成分の生合成メカニズムの解明も行っており、数種の薬用成分についてそれらの生合成酵素の遺伝子クローニングにも成功している。特に、大麻の幻覚成分であるTHCAの生合成メカニズムについて詳細に検討しており、クローニングしたTHCA合成酵素の遺伝子を用いて、THCA高含量大麻やTHCAを全く含まない無毒大麻の作出を試みている。これら生合成研究の他に、有効成分の代謝研究も併せて行っている。 なかでもフラボノイドの代謝が、植物の生体防御機構に大きく関与するという極めて興味深い現象を明らかにしており、これらの結果を基に薬用植物の耐病性株の作出を試みている。
 以上の研究には、有機化学、生化学、分子生物学、栽培学、植物生理学等の幅広い分野が関連しているので、学部学生及び大学院学生にこれらの分野の知識及び技術の修得を指導している。

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