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堀田 善治(ほりた ぜんじ) データ更新日:2017.05.30

教授 /  工学研究院 材料工学部門 材料加工工学講座


大学院(学府)担当

学部担当

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役職名

主幹教授


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電話番号
092-802-2958
FAX番号
092-802-2992
取得学位
Ph.D., 工学博士
専門分野
材料組織学
活動概要
<巨大ひずみによる組織制御>
 形状不変加工プロセスを用いて金属材料に大量のひずみを付与し、高密度の格子欠陥を導入して、サブミクロン及びナノレベルで組織の微細化を図ることによって、材料特性を飛躍的に向上させようとする。形状不変加工として主にECAP法やHPT法を用い、アルミニウム、マグネシウム、銅、チタン、鉄、貴金属、など多様な金属材料およびその合金に適用して、結晶粒の超微細化、および第2相粒子の微細分散化を図っている。バルク状の試料とともに粉末の固化成形にも利用を図っている。変形強度や延性のような構造特性のみならず、機能特性(磁気特性、水素吸蔵性、電気伝導性など)の向上にも適用を図っている(研究期間1992年~現在)

<分析電子顕微鏡法の確立>
 分析電子顕微鏡を利用して定量分析を行うには、試料によるX線の吸収を正しく補正する必要がある。これまでに膜厚測定を要しない吸収補正法を開発し、精度の高い簡便な定量分析法を確立している。転位や粒子によるひずみ場あっても有効に利用できること、組成未知の試料でも膜厚決定ができること、などの特徴があり、汎用性の高い方法として評価されている。(研究期間1984年~2004年)

<分析電子顕微鏡法の応用>
 このように独自に開発した分析手法を用いて耐熱合金の基本であるNi系合金やTi系合金の平衡状態図決定に適用している。特に、分析電子顕微鏡の有する高い空間分解能を利用して、Ni3AlやNiAl中の相互拡散係数を測定するとともに、拡散対界面の組織解析や結晶構造解析から拡散熱処理中に進行する界面反応形態の解明を行っている。
 分析電子顕微鏡ではさらに金属間化合物中の第3元素の格子占有挙動を調べることが可能である。従来煩雑であった占有率導出式を一般形にし、種々の結晶構造を有する金属間化合物に容易に適用できるように改善してきた。現在、Ni3Al, NiAl, TiAlに添加した第3元素の格子占有率を測定し、強度や延性との関係を明らかにしている。研究期間1984年~2004年)

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