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杉村 丈一(すぎむら じょういち) データ更新日:2023.11.22

学術研究員 /  水素材料先端科学研究センター 設計工学


大学院(学府)担当

学部担当

工学部 機械航空工学科 機械工学 Department of Mechanical and Aeronautical Engineering

その他の教育研究施設名

役職名

水素材料先端科学研究センター長


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ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/joichi-sugimura
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
http://tribo1.mech.kyushu-u.ac.jp/TR/index-j.html
九州大学トライボロジー・設計工学研究室 .
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/j/index.html
九州大学機械工学部門 .
電話番号
092-802-3068
FAX番号
092-802-3255
就職実績-民間機関等
就職実績有, 産業技術総合研究所(兼任)
取得学位
工学博士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
トライボロジー,機械要素,機械設計,水素工学
ORCID(Open Researcher and Contributor ID)
http://orcid.org/0000-0003-1926-2169
外国での教育研究期間(通算)
01ヶ年00ヶ月
活動概要
トライボロジーと機械設計の分野の研究と教育を行っている.
表面粗さが関与する潤滑機構や表面損傷機構の解明を目的として,これまで潤滑摩耗におけるなじみ過程,表面トポグラフィーのモデリング,摩耗粉形態解析による状態診断の研究,表面粗さによる油膜の形成と破断の機構,非定常弾性流体潤滑,複数突起による表面の変形と破壊の機構などに従事した.実験においては,微小粒子の3次元形態解析のための画像処理システム,蛍光顕微鏡を用いた油膜観察装置,超薄膜光干渉法による非定常EHL膜厚測定システムなどを開発した.非定常EHL膜厚測定の研究成果に対し,平成10年10月に米国機械学会から"1998 ASME Tribology Division Best Paper Award"を受賞した.理論解析においては,表面粗さに関連してなじみ方程式の提案,フラクタル表面の流体潤滑の定式化などを行った.現在は,水素雰囲気におけるトライボロジー,表面構造のモデル化,シールの物質移動機構,グリース潤滑機構,などをテーマとして研究を行っている.平成16年から18年まで,九州大学水素ステーションの研究総括代表をつとめ,事故原因調査にもあたった.平成18年から24年まで,産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター水素トライボロジー研究チーム長を兼任しNEDO水素先端科学研究開発事業を実施,現在も水素トライボロジーの研究を実施している.
教育活動としては,学部においては機械設計第一,図形科学Iなどを,大学院においてはTribology, Advanced Energy Engineering IIほかを担当している.
社会貢献活動としては,学協会の各種委員を歴任し,現在は国際ジャーナルTribology OnlineのEditor-in-Chief、ほか3誌の編集委員を務めている.2020年度,日本機械学会九州支部支部長.2020-21年度,日本トライボロジー学会理事・会長.2019年5月、米国トライボロジー学会STLE Fellow.
管理運営においては,平成21年度に機械科学専攻長,平成22年度,平成28年度に水素エネルギーシステム専攻長を務めた.平成25年4月から九州大学水素材料先端科学研究センター長.平成29年1月から令和3年3月まで産総研・九大水素材料強度ラボラトリのラボ長.

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