無機粉体を大量混合したコンクリートの性能発現メカニズム
キーワード:産業副産物,有効利用,コンクリート,性能向上
2002.04.
小山 智幸(こやま ともゆき) | データ更新日:2023.11.22 |
主な研究テーマ
暑中コンクリートの品質向上に関する研究
キーワード:外気環境,コンクリートの初期ひび割れ,養生,作業員の労働環境
1989.04.
キーワード:外気環境,コンクリートの初期ひび割れ,養生,作業員の労働環境
1989.04.
建設現場における労働安全衛生
キーワード:建設現場,労働安全衛生,労働災害,労働環境
2000.04.
キーワード:建設現場,労働安全衛生,労働災害,労働環境
2000.04.
弱酸性の硫酸酸性地盤に接するコンクリートの劣化メカニズム
キーワード:弱酸性,硫酸酸性地盤,コンクリート,劣化メカニズム
1990.04.
キーワード:弱酸性,硫酸酸性地盤,コンクリート,劣化メカニズム
1990.04.
温暖地域におけるコンクリートの凍害に関する研究
キーワード:凍害、温暖地域,コンクリート,劣化メカニズム
2016.04.
キーワード:凍害、温暖地域,コンクリート,劣化メカニズム
2016.04.
乾式煉瓦造住宅
キーワード:分散型アンボンドプレストレス
1994.04~2005.03.
キーワード:分散型アンボンドプレストレス
1994.04~2005.03.
コンクリートの全材齢力学モデル
キーワード:超音波,凝結,硬化
1989.04.
キーワード:超音波,凝結,硬化
1989.04.
従事しているプロジェクト研究
非破壊試験による表層部コンクリートの品質評価に関する研究専門委員会
2020.04~2024.03, 代表者:白川敏夫, 九州産業大学, 日本コンクリート工学会
表層部コンクリートの品質は,鉄筋コンクリート構造物の耐久性に大きく係わり,大変重要である。しかしながら,構造物の表層部コンクリートの品質評価は,コア採取など破壊を伴うため難しいことが多い。近年,非破壊により,実構造物の表層部コンクリートの気体や水の物質移動抵抗性を測定し,コンクリートの耐久性を評価しようとする研究が行われている。しかしながら,各試験方法の比較検討は行われていないのが現状である。
本研究プロジェクトでは,非破壊試験の一つである表面吸水試験やTorrentが提案している表層透気試験を用いて,表層部コンクリートの品質の評価方法について検討する。具体的には,暑中期や標準期に打設されたコンクリート,種々の混和材を用いたコンクリートなどを用い検討する。.
2020.04~2024.03, 代表者:白川敏夫, 九州産業大学, 日本コンクリート工学会
表層部コンクリートの品質は,鉄筋コンクリート構造物の耐久性に大きく係わり,大変重要である。しかしながら,構造物の表層部コンクリートの品質評価は,コア採取など破壊を伴うため難しいことが多い。近年,非破壊により,実構造物の表層部コンクリートの気体や水の物質移動抵抗性を測定し,コンクリートの耐久性を評価しようとする研究が行われている。しかしながら,各試験方法の比較検討は行われていないのが現状である。
本研究プロジェクトでは,非破壊試験の一つである表面吸水試験やTorrentが提案している表層透気試験を用いて,表層部コンクリートの品質の評価方法について検討する。具体的には,暑中期や標準期に打設されたコンクリート,種々の混和材を用いたコンクリートなどを用い検討する。.
暑中環境における床スラブコンクリートの初期ひび割れ防止および最適S値に関する研究
2021.07, 代表者:小山智幸, 九州大学, JFEシビル
大型倉庫建築における夏期の床スラブコンクリート施工時におけるプラスティックひび割れの防止方法,ならびに床スラブコンクリートの構造体強度補正値(S値)の合理的な設定方法に関する研究.
2021.07, 代表者:小山智幸, 九州大学, JFEシビル
大型倉庫建築における夏期の床スラブコンクリート施工時におけるプラスティックひび割れの防止方法,ならびに床スラブコンクリートの構造体強度補正値(S値)の合理的な設定方法に関する研究.
フライアッシュを使用するコンクリートの調合設計・施工指針研究委員会
2017.04, 代表者:野口貴文, 東京大学, 東京大学,九州大学,名城大学,関西電力,九州電力
フライアッシュを使用するコンクリートの調合設計・施工指針を策定する.
2017.04, 代表者:野口貴文, 東京大学, 東京大学,九州大学,名城大学,関西電力,九州電力
フライアッシュを使用するコンクリートの調合設計・施工指針を策定する.
Resilient and Sustainable Concrete Structure, Japan-China
2016.12, 代表者:孫玉平, 神戸大学, 神戸大学,九州大学,中国西南交通大学
産業副産物を大量混合したレジリエントなコンクリート構造物を実現する.
2016.12, 代表者:孫玉平, 神戸大学, 神戸大学,九州大学,中国西南交通大学
産業副産物を大量混合したレジリエントなコンクリート構造物を実現する.
暑中コンクリート小委員会 日本建築学会材料施工委員会鉄筋コンクリート工事運営委員会
2015.04~2020.03, 代表者:小山 智幸, 九州大学, 日本建築学会
暑中コンクリートの施工指針・同解説を改定,出版する.
2015.04~2020.03, 代表者:小山 智幸, 九州大学, 日本建築学会
暑中コンクリートの施工指針・同解説を改定,出版する.
JCI-TC164A :自然環境下のコンクリート劣化研究委員会
2016.04~2018.03, 代表者:湯浅 昇, 日本大学, 日本コンクリート工学会
対象とする環境・劣化を①一般環境下の劣化(中性化)、②塩害環境下の劣化、③凍害環境下の劣化、④火山性腐食ガス・土壌環境下の劣化とし、さらに重点課題として「九州・中国地域のコンクリートの凍害」の研究を位置づけ、九州・中国地域における凍害の実態調査、劣化外力の大きさの検討と適切と考えられる場所における暴露試験の実施を行う。これらの活動を通して、長期暴露試験に欠かせない人作り(後継者の育成)、ノウハウやコンクリート工学の分野としての協力体制の共有化を図る。.
2016.04~2018.03, 代表者:湯浅 昇, 日本大学, 日本コンクリート工学会
対象とする環境・劣化を①一般環境下の劣化(中性化)、②塩害環境下の劣化、③凍害環境下の劣化、④火山性腐食ガス・土壌環境下の劣化とし、さらに重点課題として「九州・中国地域のコンクリートの凍害」の研究を位置づけ、九州・中国地域における凍害の実態調査、劣化外力の大きさの検討と適切と考えられる場所における暴露試験の実施を行う。これらの活動を通して、長期暴露試験に欠かせない人作り(後継者の育成)、ノウハウやコンクリート工学の分野としての協力体制の共有化を図る。.
JCI-TC132A :混和材を大量使用したコンクリートのアジア地域における有効利用に関する研究委員会
2013.04~2015.03, 代表者:野口 貴文, 東京大学, 日本コンクリート工学会
我が国の土木分野・建築分野およびアジア各国で研究開発が進められてきている「ポルトランドセメントを混和材で大量置換したコンクリート」を実用化するために、アジア地域における当該コンクリートの技術の現状を詳細に調査するとともに、当該コンクリートの欧米における実用例についても調査を行い、アジア地域の気象条件および副産場所を考慮したうえで、コンクリート構造物の種類・要求性能に応じた、その有効利用方策について検討し、当該コンクリートの利用ガイドラインの策定に資する資料を整備することを目的とする。.
2013.04~2015.03, 代表者:野口 貴文, 東京大学, 日本コンクリート工学会
我が国の土木分野・建築分野およびアジア各国で研究開発が進められてきている「ポルトランドセメントを混和材で大量置換したコンクリート」を実用化するために、アジア地域における当該コンクリートの技術の現状を詳細に調査するとともに、当該コンクリートの欧米における実用例についても調査を行い、アジア地域の気象条件および副産場所を考慮したうえで、コンクリート構造物の種類・要求性能に応じた、その有効利用方策について検討し、当該コンクリートの利用ガイドラインの策定に資する資料を整備することを目的とする。.
温暖化環境下におけるコンクリート施工品質の確保に関する調査研究委員会
2010.04~2014.03, 代表者:小山智幸, 九州大学, 日本コンクリート工学会
建築生産は工場での生産と異なり環境要因の影響の大きい施工現場で実施されているが,近年の地球温暖化に伴い夏期における作業環境が過酷化の一途を辿っている。本研究はこのような過酷環境下において,いかにコンクリート施工の品質を確保できるか検討を行うものである。具体的には,およそ30年後までを対象とした気温上昇量の予測に関する研究の調査,気温上昇がコンクリートの温度に及ぼす影響の検討,コンクリート温度上昇が品質に及ぼす影響,これらに対する対策方法の検討を行う。またその限界に関しても議論を行う。これらに関しては,気温上昇が物理的・化学的にコンクリートに及ぼす影響を中心に検討を行うが,作業員の生理的・心理的影響の結果生じる品質低下に関しても一部検討を行う。.
2010.04~2014.03, 代表者:小山智幸, 九州大学, 日本コンクリート工学会
建築生産は工場での生産と異なり環境要因の影響の大きい施工現場で実施されているが,近年の地球温暖化に伴い夏期における作業環境が過酷化の一途を辿っている。本研究はこのような過酷環境下において,いかにコンクリート施工の品質を確保できるか検討を行うものである。具体的には,およそ30年後までを対象とした気温上昇量の予測に関する研究の調査,気温上昇がコンクリートの温度に及ぼす影響の検討,コンクリート温度上昇が品質に及ぼす影響,これらに対する対策方法の検討を行う。またその限界に関しても議論を行う。これらに関しては,気温上昇が物理的・化学的にコンクリートに及ぼす影響を中心に検討を行うが,作業員の生理的・心理的影響の結果生じる品質低下に関しても一部検討を行う。.
実在文教施設の加力実験に基づく低コスト耐震補強法の開発
2010.04~2012.03, 代表者:中原 浩之, 九州大学, 国土交通省
優れた施工性と補強効果を有する耐震補強法を開発し,これを実在 文教施設に用いた場合の性能を実験により検証する。.
2010.04~2012.03, 代表者:中原 浩之, 九州大学, 国土交通省
優れた施工性と補強効果を有する耐震補強法を開発し,これを実在 文教施設に用いた場合の性能を実験により検証する。.
弱酸性環境下における塩ビサイディングのコンクリート保護効果に関する長期暴露実験
2010.04, 代表者:小山智幸, 九州大学, 塩ビ環境協会
温泉地域の弱酸性環境下におけるコンクリート部材の保護部材(表面被覆材)として,塩ビサイディングの適用を図るにあたり,当該環境下での塩ビサイディング材料および付属金具の耐久性,塩ビサイディングのコンクリート保護効果を暴露試験で検討する。.
2010.04, 代表者:小山智幸, 九州大学, 塩ビ環境協会
温泉地域の弱酸性環境下におけるコンクリート部材の保護部材(表面被覆材)として,塩ビサイディングの適用を図るにあたり,当該環境下での塩ビサイディング材料および付属金具の耐久性,塩ビサイディングのコンクリート保護効果を暴露試験で検討する。.
弱酸性環境下における塩ビ系サッシの耐久性に関する長期暴露実験
2011.12, 代表者:小山智幸, 九州大学, 塩ビ環境協会
温泉地域の弱酸性環境下(火山性ガスを含む大気中)における塩ビ系サッシおよび関連部品の耐久性を暴露試験で検討する。.
2011.12, 代表者:小山智幸, 九州大学, 塩ビ環境協会
温泉地域の弱酸性環境下(火山性ガスを含む大気中)における塩ビ系サッシおよび関連部品の耐久性を暴露試験で検討する。.
科学研究費補助金基盤研究(C)「暑中コンクリートの製造,施工および耐久性に関する研究」
2010.04~2013.03, 代表者:小山田英弘, 九州大学, 文部科学省
年々顕著となる夏期の酷暑化傾向のもとで製造施工されるコンクリートの,品質確保に関する研究。研究開発費の総額は約3,500千円。.
2010.04~2013.03, 代表者:小山田英弘, 九州大学, 文部科学省
年々顕著となる夏期の酷暑化傾向のもとで製造施工されるコンクリートの,品質確保に関する研究。研究開発費の総額は約3,500千円。.
科学研究費補助金基盤研究(C)「種々の副産粉体を外割大量混合した構造体コンクリートの構造性能・耐久性能」
2008.04~2011.03, 代表者:小山智幸, 九州大学, 文部科学省
フライアッシュ、砕石粉、各種非反応性スラグ、焼却灰など、発生量が増大している種々の副産粉体を、コンクリートの性能を向上させながら大量に有効利用する方法を確立することを目的とし、既に得られた実験室レベルの成果をもとに、構造部材レベルにおける構造性能ならびに耐久性能を総合的に検証し、本コンクリートを構造体コンクリートとして実用化するための技術を確立する。研究開発費の総額は約3,500千円。.
2008.04~2011.03, 代表者:小山智幸, 九州大学, 文部科学省
フライアッシュ、砕石粉、各種非反応性スラグ、焼却灰など、発生量が増大している種々の副産粉体を、コンクリートの性能を向上させながら大量に有効利用する方法を確立することを目的とし、既に得られた実験室レベルの成果をもとに、構造部材レベルにおける構造性能ならびに耐久性能を総合的に検証し、本コンクリートを構造体コンクリートとして実用化するための技術を確立する。研究開発費の総額は約3,500千円。.
科学研究費補助金基盤研究(C)「リユースに対応できる建築工法・構造システムの日本に適した展開と開発」
2008.04~2011.03, 代表者:山口謙太郎, 九州大学, 文部科学省.
2008.04~2011.03, 代表者:山口謙太郎, 九州大学, 文部科学省.
21世紀COEプログラム 「循環型住空間システムの構築」
2003.09~2008.03, 代表者:川瀬博, 九州大学, 文部科学省
本プログラムは、豊かさを維持・向上させながら、エネルギー消費を抑制して環境負荷の低減を可能にする、持続可能な住空間創造のための方法論を「循環型住空間システム」として構築し、循環型経済社会の実現に寄与することを目的とする。その過程において、循環型住空間システムに必要不可欠な新しい学問分野を開拓し、高度な能力を有する人材の教育拠点を形成する。.
2003.09~2008.03, 代表者:川瀬博, 九州大学, 文部科学省
本プログラムは、豊かさを維持・向上させながら、エネルギー消費を抑制して環境負荷の低減を可能にする、持続可能な住空間創造のための方法論を「循環型住空間システム」として構築し、循環型経済社会の実現に寄与することを目的とする。その過程において、循環型住空間システムに必要不可欠な新しい学問分野を開拓し、高度な能力を有する人材の教育拠点を形成する。.
科学研究費補助金基盤研究(C)「無機副産粉体をセメント外割で大量混合するコンクリートの用法に関する研究」
2005.04~2006.03, 代表者:小山智幸, 九州大学, 文部科学省
セメント量を減らさずに粉体を外割で混合するため混合量の増大とともにコンクリートの強度や耐久性が向上する方法を適用したコンクリート(外割コンクリート)の用法を検討し,マスコンクリート,高流動コンクリート,高強度コンクリートへの適用が可能であることを確認した。また,コンクリートのアルカリシリカ反応抑制効果を有すること,再生骨材との併用が有効であることを明らかにした。なお,これらを実験室実験のみではなく実機生コンクリート工場で練り混ぜ,実大模擬試験体により実証を行った。研究開発費の総額は約3,500千円。.
2005.04~2006.03, 代表者:小山智幸, 九州大学, 文部科学省
セメント量を減らさずに粉体を外割で混合するため混合量の増大とともにコンクリートの強度や耐久性が向上する方法を適用したコンクリート(外割コンクリート)の用法を検討し,マスコンクリート,高流動コンクリート,高強度コンクリートへの適用が可能であることを確認した。また,コンクリートのアルカリシリカ反応抑制効果を有すること,再生骨材との併用が有効であることを明らかにした。なお,これらを実験室実験のみではなく実機生コンクリート工場で練り混ぜ,実大模擬試験体により実証を行った。研究開発費の総額は約3,500千円。.
科学技術振興財団戦略的創造研究推進事業発展実施課題(SORST)「スループットを最大化する住空間システム」
2002.11~2005.10, 代表者:松藤泰典, 九州大学, 科学技術振興財団
生活の豊かさW(Welfare)と環境負荷D(Environmental Damage)の差をスループットT(Throughput)と定義する。本研究プロジェクトは,下記のCRESTで開発した分散型アンボンドプレストレス理論を用いた乾式構法(SRB-DUP)による煉瓦造住宅で以て,スループットを最大化する住空間システムを構築することにある。本プロジェクトの成果は,上記21COEプログラムのメインテーマとして引き継がている。研究費の総額は約187百万円。.
2002.11~2005.10, 代表者:松藤泰典, 九州大学, 科学技術振興財団
生活の豊かさW(Welfare)と環境負荷D(Environmental Damage)の差をスループットT(Throughput)と定義する。本研究プロジェクトは,下記のCRESTで開発した分散型アンボンドプレストレス理論を用いた乾式構法(SRB-DUP)による煉瓦造住宅で以て,スループットを最大化する住空間システムを構築することにある。本プロジェクトの成果は,上記21COEプログラムのメインテーマとして引き継がている。研究費の総額は約187百万円。.
科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業(CREST)「セラピューティック煉瓦造住宅の住環境効果」
1997.11~2002.10, 代表者:松藤泰典, 九州大学, 科学技術振興事業団
我が国の気候風土に適した低環境負荷型の高耐震煉瓦造住宅を実現するために,分散型アンボンドプレストレス(DUP)理論による乾式煉瓦組積構法を適用した住宅を開発した。DUPを用いた煉瓦造住宅の構法・材料及び施工法開発ではDUP工法による煉瓦壁は湿式の多孔レンガブロック造壁体や乾式コンクリートブロック造壁体に比べて高い耐力とエネルギー吸収能力を有し,載荷履歴曲線は鉄骨純ラーメン構造と相似で耐力壁として優れた特性を有することを確認した。煉瓦造住宅のライフサイクルアセスメントでは長期耐用年数を有し,メンテナンス性,冷暖房負荷軽減など高LCAに優れる煉瓦住宅が,煉瓦のリユース性向上が図られ,ライフサイクル炭酸ガス排出量とライフサイクルエネルギーに優れる見通しが得られた。研究費の総額は約727百万円。.
1997.11~2002.10, 代表者:松藤泰典, 九州大学, 科学技術振興事業団
我が国の気候風土に適した低環境負荷型の高耐震煉瓦造住宅を実現するために,分散型アンボンドプレストレス(DUP)理論による乾式煉瓦組積構法を適用した住宅を開発した。DUPを用いた煉瓦造住宅の構法・材料及び施工法開発ではDUP工法による煉瓦壁は湿式の多孔レンガブロック造壁体や乾式コンクリートブロック造壁体に比べて高い耐力とエネルギー吸収能力を有し,載荷履歴曲線は鉄骨純ラーメン構造と相似で耐力壁として優れた特性を有することを確認した。煉瓦造住宅のライフサイクルアセスメントでは長期耐用年数を有し,メンテナンス性,冷暖房負荷軽減など高LCAに優れる煉瓦住宅が,煉瓦のリユース性向上が図られ,ライフサイクル炭酸ガス排出量とライフサイクルエネルギーに優れる見通しが得られた。研究費の総額は約727百万円。.
循環型経済社会の中での環境負荷評価システムの構築調査委員会委員
2002.04~2003.03, 代表者:松藤泰典, 九州大学, 九州経済産業局.
2002.04~2003.03, 代表者:松藤泰典, 九州大学, 九州経済産業局.
耐震耐風煉瓦造住宅の開発研究
1994.04~1997.03, 代表者:松藤泰典, 九州大学, (財)福岡県産業・科学技術振興財団(産学官共同研究開発事業).
1994.04~1997.03, 代表者:松藤泰典, 九州大学, (財)福岡県産業・科学技術振興財団(産学官共同研究開発事業).
研究業績
主要著書
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
学会活動
学協会役員等への就任
2023.04~2025.03, 日本コンクリート工学会, 支部長.
2021.04~2023.03, 日本コンクリート工学会, 副支部長.
2017.06~2019.06, 日本コンクリート工学会, 理事.
2013.01~2014.12, 日本コンクリート工学会, 代議員.
2008.04~2010.04, 日本コンクリート工学協会, 九州支部学術委員会副委員長.
2008.04~2010.03, 社団法人建築研究振興協会, 原子力発電所施設鉄筋コンクリート工事研究委員会 基礎研究WG.
2002.04~2013.03, 日本建築学会, 九州支部材料施工委員会幹事.
2007.07~2008.07, 日本コンクリート工学協会, 年次大会実行委員会講演部会幹事.
2002.04~2004.03, 日本建築学会, 代議員.
1994.12, 九州コンクリート研究会, 幹事.
1998.05~2003.04, 日本コンクリート工学協会, 九州支部常任委員.
1999.05~2015.06, 日本材料学会, 九州支部常議員.
2000.01~2002.05, 日本建築学会, 九州支部常議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2023.10.27~2023.10.28, セメント・コンクリート研究討論会(福岡), 実行委員会委員長.
2023.08.08~2023.08.10, 14th KOREA・JAPAN JOINT SYMPOSIUM on Building Materials & Construction, 組織委員会副委員長.
2023.07.05~2023.07.07, コンクリート工学年次大会2023(九州), 実行委員会副委員長.
2022.07.16~2022.07.16, 14th KOREA・JAPAN JOINT SYMPOSIUM on Building Materials & Construction, 組織委員会副委員長.
2020.02.29~2020.03.01, 日本建築学会九州支部研究報告会, プログラム編集.
2018.09.11~2018.09.11, 自然環境下のコンクリート劣化に関するシンポジウム, 特別講演.
2018.09.18~2018.09.18, 自然環境下のコンクリート劣化に関するシンポジウム, 特別講演.
2018.09.21~2018.09.21, 自然環境下のコンクリート劣化に関するシンポジウム, 特別講演.
2018.07.04~2018.07.06, コンクリート工学年次大会2018(神戸), 座長(Chairmanship).
2017.08.16~2017.08.19, 13th KOREA・JAPAN JOINT SYMPOSIUM on Building Materials & Construction, 実行委員会副委員長.
2017.07.12~2017.07.14, コンクリート工学年次大会2017(仙台), 座長(Chairmanship).
2016.07.06~2016.07.08, コンクリート工学年次大会2016(福岡), 実行委員会委員(生コンセミナー部会副部会長).
2016.10.20~2016.10.21, 第25回 プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム, 座長(Chairmanship).
2016.08.25~2016.08.25, 日本建築学会大会 研究協議会「高流動コンクリートの活用に関する課題と展望―高流動指針の改定に向けてー」, 司会(Moderator).
2014.09.04~2014.09.06, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2014.09.04~2014.09.06, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2014.07.09~2014.07.11, 日本コンクリート工学協会年次大会2014(高松), 座長(Chairmanship).
2013.11.15~2013.11.16, JUCC第40回セメント・コンクリート研究討論会(熊本), 座長(Chairmanship).
2013.08.30~2013.09.01, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2013.07.08~2013.07.10, 日本コンクリート工学協会年次大会2013(名古屋), 座長(Chairmanship).
2013.03.02~2013.03.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2012.09.12~2012.09.14, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2012.03.03~2012.03.04, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2011.09.20~2011.09.20, 既存文教施設の耐震化に関する研究報告会 -九州大学六本松キャンパスにおける実在建築物耐震実験の考察, 司会(Moderator).
2011.03.05~2011.03.06, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2010.09.09~2010.09.11, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2010.07.07~2009.07.09, 日本コンクリート工学協会年次大会2010(埼玉), 座長(Chairmanship).
2010.04.23~2010.04.23, 日本コンクリート工学協会九州支部特別講演会, 司会(Moderator).
2010.04.15~2010.04.15, 建築災害と生理・心理」第1回ワークショップ, 座長(Chairmanship).
2010.03.06~2010.03.07, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2009.08.26~2009.08.29, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2009.07.08~2009.07.10, 日本コンクリート工学協会年次大会2009(北海道), 座長(Chairmanship).
2009.03.07~2009.03.08, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2009.02.24~2009.02.24, 「JASS5 鉄筋コンクリート工事」改定講習会, 司会(Moderator).
2008.10.12~2008.10.17, The 14th World Conference on Earthquake Engineering, 司会(Moderator).
2008.09~2008.09, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2008.03~2008.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2008.02.14~2008.02.14, 「JASS8「防水工事」および「外壁接合部の水密設計および施工に関する技術指針・同解説」改定講習会, 司会(Moderator).
2007.09~2007.09, 九州大学21世紀COEプログラム「循環型住空間システムの構築」 霧島曝露実験15周年記念フォーラム「弱酸性地盤における高品質コンクリートの耐久性」, 司会(Moderator).
2007.03~2007.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2006.09~2006.09, 日本建築学会大会, 司会(Moderator).
2006.03~2006.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2005.06~2005.06, 日本コンクリート工学協会年次大会2005(名古屋), 座長(Chairmanship).
2005.03~2005.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2004.03~2004.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2003.03~2003.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 司会(Moderator).
2002.10~2002.10, CREST International Symposium, 座長(Chairmanship).
2002.06~2002.06, 日本コンクリート工学協会年次大会2002(つくば), 座長(Chairmanship).
2016.07.09~2016.07.11, 日本コンクリート工学協会年次大会, 生コンセミナー部会副部会長.
2015.08.06~2015.08.07, 第5回シンポジウム「コンクリート構造物の非破壊検査」, 論文審査委員会委員.
2015.07.17~2015.07.18, 第12回 日韓建築材料施工 Joint Symposium, 組織委員会委員.
2014.09.14~2014.09.14, 日本建築学会大会 材料施工委員会パネルディスカッション 「気候変動下における暑中コンクリート工事の課題と対策」, 主宰 主旨説明 資料作成.
2011.03.23~2011.03.23, 人環シンポジウム2011 -学際的展開とコーディネータの取組- , 実行委員長.
2010.10.15~2010.10.15, 災害フォーラム「地震と台風・竜巻,どっちが怖い-どこが違う,建物の備え」, 実行委員.
2011.09.28~2011.09.28, 九州大学大学院人間環境学府多分野連携プログラム+(社)日本建築学会九州支部災害委員会 合同研究シンポジウム「建築分野における災害研究」, 実行委員.
2010.09.06~2010.09.07, 第10回 日韓建築材料施工 Joint Symposium, 実行委員.
2010.04.15~2010.04.15, 多分野連携プログラム「建築災害と生理・心理」第1回ワークショップ, 実行委員長.
2009.10.23~2009.10.24, セメント・コンクリート研究会, 実行委員.
2009.09.15~2009.09.15, 災害フォーラム「地震と台風による地域・建物被害調査の地域防災への活用」, 実行委員.
2009.08.05~2009.08.06, 第3回シンポジウム「コンクリート構造物の非破壊検査」, 論文審査委員会委員.
2008.07.09~2008.07.11, 日本コンクリート工学協会年次大会, 講演部会幹事.
2007.10~2007.10, 霧島曝露実験15周年記念フォーラム「弱酸性地盤における高品質コンクリートの耐久性」, 幹事.
2002.03~2002.03, 日本建築学会九州支部研究報告会, 支部総務幹事.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2019.04~2022.09, Proceedings of the 14th KOREA・JAPAN JOINT SYMPOSIUM on Building Materials & Construction, 国際, 編集委員長.
2016.08~2017.08, Proceedings of the 13th KOREA・JAPAN JOINT SYMPOSIUM on Building Materials & Construction, 国際, 編集委員長.
2015.12~2016.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2014.12~2015.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2013.12~2014.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2012.05~2014.04, 日本建築学会論文集, 国内, 査読委員.
2011.07~2013.06, 平成25年度日本コンクリート工学会コンクリート技士研修テキスト, 国内, 委員会幹事.
2012.12~2013.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2011.12~2012.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2011.07~2013.06, 平成24年度日本コンクリート工学会コンクリート技士研修テキスト, 国内, 委員会幹事.
2009.05~2011.05, 日本コンクリート工学協会コンクリート工学論文集, 国内, 編集委員.
2010.12~2011.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2009.12~2010.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2009.04~2009.08, 第3回シンポジウム「コンクリート構造物の非破壊検査」, 国内, 論文審査委員会委員.
2009.04~2009.07, 寒中コンクリート施工指針・同解説, 国内, 査読.
2008.04~2008.09, 日本建築学会 高強度コンクリートの技術の現状, 国内, 査読.
2008.04~2009.04, 建築材料, 国内, 編集委員長.
2008.12~2009.03, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
2006.04~2007.03, 鉄筋コンクリート構造物の品質・維持管理のための試験方法・同解説, 国内, 査読.
2004.12~2006.11, 日本コンクリート工学協会コンクリート工学年次論文集, 国内, 査読委員会委員.
1990.01, 日本建築学会九州支部研究報告, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2022年度 | 2 | 2 | |||
2021年度 | 1 | 3 | 4 | ||
2020年度 | 1 | 2 | 3 | ||
2019年度 | 2 | 3 | 1 | 6 | |
2018年度 | 9 | 9 | |||
2017年度 | 5 | 5 | |||
2016年度 | 1 | 4 | 5 | ||
2015年度 | 5 | 5 | |||
2014年度 | 1 | 7 | 1 | 9 | |
2013年度 | 1 | 20 | 21 | ||
2012年度 | 2 | 15 | 17 | ||
2011年度 | 2 | 7 | 9 | ||
2010年度 | 1 | 5 | 6 | ||
2009年度 | 1 | 13 | 1 | 15 | |
2008年度 | 4 | 4 | |||
2007年度 | 7 | 7 | |||
2006年度 | 26 | 26 | |||
2005年度 | 23 | 23 | |||
2004年度 | 1 | 2 | 3 | ||
2003年度 | 1 | 4 | 5 |
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
ブータンSATREPS事務所, Bhutan, 2022.11~2022.11.
Hanbat National University, Korea, 2017.08~2017.08.
西南交通大学, China, 2016.12~2016.12.
2nd International Symposium on Service Life Design for Infrastructure 2010, Netherlands, Spain, 2010.10~2010.10.
世界地震工学会, China, 2008.10~2008.10.
University of Duisburg-Essen, Eco-center Hamm, University of Zurich, Germany, Switzerland, 2003.09~2003.09.
University of Duisburg-Essen, Eco-center Hamm, Germany, 2003.01~2003.02.
CSIRO, Highett, Melbourne, Australia, 2002.10~2002.10.
Essen市国際会議場, Eco-center Hamm, France, Germany, 2002.06~2002.07.
外国人研究者等の受入れ状況
2014.04~2015.03, 1ヶ月以上, Brazil, 民間・財団.
2011.04~2011.10, 1ヶ月以上, ハサヌディン大学, Indonesia, 政府関係機関.
2007.03~2007.04, 2週間以上1ヶ月未満, University of Duisburg-Essen, Germany, 文部科学省.
受賞
日本コンクリート工学会賞, 日本コンクリート工学会, 2019.06.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2023年度, 基盤研究(B), 代表, 水硬性を有しない副産粉体を大量利用したコンクリートの耐久性向上理論.
2018年度~2020年度, 基盤研究(B), 代表, 水硬性を有しない副産粉体を大量利用したコンクリートの強度向上理論.
2017年度~2018年度, 挑戦的研究(萌芽), 代表, 非反応性副産粉体のコンクリートへの大量利用を推進する粉体設計支援.
2010年度~2012年度, 基盤研究(C), 分担, 暑中コンクリートの製造,施工および耐久性に関する研究.
2008年度~2010年度, 基盤研究(C), 代表, 種々の副産粉体を外割大量混合した構造体コンクリートの構造性能・耐久性能.
2008年度~2010年度, 基盤研究(C), 分担, リユースに対応できる建築工法・構造システムの日本に適した展開と開発.
2006年度~2007年度, 基盤研究(C), 代表, 無機副産粉体をセメント外割で大量混合するコンクリートの用法に関する研究.
2002年度~2003年度, 基盤研究(C), 代表, コンクリート用混和材としての無機粉体スラリーの安定化機構.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2021年度~2023年度, 日本コンクリート工学会 九州支部研究委員会, 分担, 非破壊試験による表層部コンクリートの品質評価に関する研究.
2002年度~2003年度, 産業技術研究助成事業 (経済産業省), 分担, コンクリートへの石炭灰大量混合を可能にする処理システムの開発.
1997年度~2002年度, 科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業, 分担, セラピューティック煉瓦造住宅の住環境効果.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2013.09~2014.02, 代表, ECMセメントを用いたコンクリートの耐酸性・耐硫酸塩性に関する委託研究(H25年度).
2012.07~2013.03, 代表, ECMセメントを用いたコンクリートの耐酸性・耐硫酸塩性に関する受託研究.
2010.12~2020.12, 代表, 弱酸性環境下における塩ビ系サッシの耐久性に関する長期暴露実験.
2007.04~2009.03, 分担, コンクリート構造物の劣化環境の定量的評価ならびに長期性能照査に関する研究委員会.
1989.04~2009.12, 分担, 弱酸性の硫酸酸性地盤における高品質コンクリートの劣化性状に関する研究.
2001.04~2002.03, 分担, 九州における建設労働災害調査分析.
2001.04~2002.03, 分担, 市営住宅劣化診断に関する総合的劣化判断基準作成業務委託.
2000.04~2001.03, 分担, 石炭灰大量使用コンクリートの耐久性に関する研究.
2000.04~2001.03, 分担, 住宅活用計画に係る構造性能判定等の業務委託.
2000.04~2002.03, 分担, 志免鉱業所建物に用いられた建築部材の品質に関する調査.
1997.04~1999.03, 分担, 石炭灰のコンクリートへの大量使用に関する研究.
1997.04~1999.03, 分担, 石炭灰起源粉粒体のコンクリートへの大量有効利用に関する研究.
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