九州大学 研究者情報
発表一覧
高山 佳久(たかやま よしひさ) データ更新日:2024.03.05

助教 /  工学研究院 機械工学部門 力学システム講座


学会発表等
1. 福本 明洋, 高山 佳久, 雉本 信哉, 石川 諭, 鉄板を取り付けた磁石および導体板から構成された平行運動型磁気ダンパのモデル化, 日本機械学会, 2016.08, 磁極の向きが互いに反対の磁石を組み合わせた磁石列および導体板から成る「平行運動型磁気ダンパ」に鉄板を磁石の外側に取り付けて,減衰性能を向上させることをねらいとしたモデル化を行い実験結果と比較する..
2. 山根 甲彰, 高山 佳久, 雉本 信哉, 石川 諭, 軸対称の垂直運動型磁気ダンパに対する表皮効果のモデル化(渦電流のモード解析), 日本機械学会, 2015.09, 軸対称の「垂直運動型磁気ダンパ」の解析に,渦電流の表皮効果を考慮したモデル化の1手法を提案する.渦電流のモード解析を行い,最適な導体厚さが存在し,減衰力と共にばね力が発生することを明らかにする..
3. 福本 明洋, 高山 佳久, 雉本 信哉, 石川 諭, 近藤 孝広, 山根 甲彰, 平行運動型磁気ダンパのモデル化の研究
(磁気ベクトルポテンシャルを使ったモデル化手法の提案), 日本機械学会, 2015.08, 磁気ダンパには,磁石と導体板の面に対して平行に相対運動させる平行運動型磁気ダンパおよび磁石と導体板導体板の面に対して垂直に相対運動させる垂直運動型磁気ダンパがある.本論文では平行運動型磁気ダンパのモデル化手法として,磁石の運動する座標系上で,磁石から発生する磁気ベクトルポテンシャルから導体板中のうず電流分布を計算し,フレミングの左手則を用いて減衰力を算出するベクトルポテンシャルモデル法を提案し,有限要素法によるうず電流解析結果および実験結果との比較を行った..
4. 山根 甲彰, 高山 佳久, 雉本 信哉, 石川 諭, 近藤 孝広, 導体円板と円形磁石から構成された垂直運動型磁気ダンパの研究
(磁気ダンパに対する渦電流による表皮効果のモデル化), 日本機械学会, 2015.08, 導体中に交流の電流が発生する場合, 導体内部ほど電流が減少する という現象が渦電流の表皮効果と して知られている. 本研究では導体円板と円形磁石から構成された垂直運動型磁気ダンパに対して, 渦電流の表皮効果を考慮したモデル化手法を提案する. さらに, 1自由度振動系に対して固有値解析及びモード解析を行う. そして, 表皮効果の影響により振動数に応じて最適な導体厚さが存在し, 減衰力と共にばね力が発生することを明らかにする..
5. 山根 甲彰, 高山 佳久, 近藤 孝広, 雉本 信哉, 石川 諭, 木庭 洋介, 円形導体板とリング磁石から構成された垂直運動型磁気ダンパのモデル化, 日本機械学会, 2014.08, 本研究では,磁石に対して導体板が垂直に運動する垂直運動型磁気ダンパを取り扱う.本研究では円形導体板とリング磁石から構成された垂直運動型磁気ダンパに対して二つのモデル化手法,すなわち導体円板を同心円状の複数の円形コイルによってモデル化する手法(コイルモデル法と呼ぶ)と磁束密度を既知としてスカラーポテンシャルの勾配を決定する手法(ポテンシャル法と呼ぶ)を提案する.さらに,実際に実験装置を製作し,提案手法と実験との比較を行い,モデルの妥当性の評価および振動数が減衰力に及ぼす影響について調べた..
6. 中村 諒太郎, 高山 佳久, 雉本 信哉, 石川 諭, 木庭 洋介, 平行運動型磁気ダンパのモデル化の研究
-磁界の分布と運動方向の関係に関する検討-
, 日本機械学会, 2013.08, 本研究では,磁石に対して導体板が平行に相対運動する平行運動型磁気ダンパの新しいモデル化を提案する.磁界の分布が運動方向によって異なる場合,磁気ダンパによる減衰力が異なることを,著者らは実験により確認したが,これまでの著者らのモデル式では,このような磁気ダンパの減衰力を正確に計算することはできなかった.本研究では,導体板をコイルループで表し,運動方向による磁気減衰力の違いを考慮できる磁気ダンパのモデル化を新たに行い,実験結果や長屋らの導出した式と解析的な比較を行う..
7. 中村 諒太郎, 高山 佳久, 雉本 信哉, 石川 諭, 磁気ダンパのモデル化の研究, 日本機械学会, 2013.03, 磁気ダンパはローレンツ力を減衰力として利用するダンパである.磁気ダンパは非接触で利用でき,また,真空など宇宙空間での使用が可能であるが,減衰力が小さいという欠点がある.これまでの研究により,磁気ダンパに適した磁界の分布を利用することで減衰力を大きくできることがわかっている.本研究では,導体板1枚に対して,その両側に長方形の組み合わせ磁石を配置した磁気ダンパを想定し,磁石の個数や寸法をパラメータとして磁界の分布を検討することで,磁気ダンパを最適設定する..
8. 中村 諒太郎,高山 佳久,近藤 孝広,雉本 信哉,石川 諭, 組み合わせ磁石を用いた磁気ダンパの研究(直方体磁石を用いた磁気ダンパ), 日本機械学会, 2012.09, 磁気ダンパはローレンツ力を減衰力として利用するダンパである.磁気ダンパは非接触で利用でき,また,真空など宇宙空間での使用が可能であるが,減衰力が小さいという欠点がある.これまでの研究により,磁気ダンパに適した磁界の分布を利用することで減衰力を大きくできることがわかっている.本研究では,導体板1枚に対して,その両側に長方形の組み合わせ磁石を配置した磁気ダンパを想定し,磁石の個数や寸法をパラメータとして磁界の分布を検討することで,磁気ダンパを最適設定する..
9. 木村貴裕,高山佳久,近藤孝広,雉本信哉,里見健一郎, 組み合わせ磁石を用いた磁気ダンパの研究(1次元配列磁石を用いた磁気ダンパ), 日本機械学会, 2011.09, 磁気ダンパは,導体と磁石で構成され,それらの相対運動により発生するローレンツ力の反作用を減衰力として振動を減衰させる装置である.非接触で減衰力を作用できるという長所の反面,減衰力が小さいと言う欠点がある.そこで本研究では,磁石の形状や配置を工夫し,磁気ダンパに適した磁界の分布を意識的に作ることによって,磁気ダンパの磁気減衰力を増加させることを検討する.本研究では,一般的に強い磁界を作ることが出来るとされるハルバッハ配列を用いて,磁気減衰力向上について検討を行った..
10. 高山 佳久,近藤 孝広,松本 和貴,雉本 信哉, 磁気ダンパにおける磁束の表皮効果の影響, 日本機械学会, 2010.09.
11. 高山 佳久,近藤 孝広,木村 貴裕,雉本 信哉,里見 健一郎, 組み合わせ磁石を用いた磁気ダンパの研究, 日本機械学会, 2010.09.
12. 小河 達郎,雉本 信哉,松田 浩一,高山 佳久,木庭 洋介, 生体信号処理による不快状態の推定, 日本機械学会, 2010.09.
13. 高山佳久,里見健一郎,松本和貴,近藤孝広,雉本信哉, 受動型磁気ダンパにおける表皮効果の影響についての基礎的研究, 日本機械学会,日本AEM学会, 2010.05.
14. 泉川 晋一,中山 敦雄,高山 佳久,雉本 信哉,木庭 洋介,松田 浩一, 生体柔軟性の計測技術および評価, 日本機械学会, 2009.08.
15. 高山 佳久,末岡 淳男,近藤 孝広,中村 研介, レンツの法則に基づいた磁気ダンパ, 日本機械学会, 2008.09.
16. 高山 佳久,末岡 淳男,近藤 孝広, 球型磁石および導体殻で構成された磁気ダンパ, 主催:日本AEM学会,共催:電気学会,日本機械学会, 2008.05.
17. 高山 佳久,末岡 淳男,近藤 孝広,中村 研介, ローレンツ力にもとづいた磁気ダンパ(円筒導体と円形磁石で構成された磁気ダンパ), 日本機械学会, 2007.09.
18. Yoshihisa TAKAYAMA, Atsuo SUEOKA and Takahiro KONDOU, Magnetic Damper Consisting of Spherical Magnet and Conducting Shell, 日本機械学会, 2007.08.
19. Yoshihisa Takayama, Atsuo Sueoka, Takahiro Kondou, Modeling of Eddy Current Damper Composed of Spherical Magnet and Conducting Shell, ASME, 2006.11.
20. 高山 佳久,末岡 淳男,近藤 孝広, ローレンツ力にもとづいた磁気ダンパ(モデリングおよび実験比較), 日本機械学会, 2006.08.
21. 高山 佳久,末岡 淳男,近藤 孝広, ボール型磁石で構成された磁気ダンパ(実験と考察), 日本機械学会, 2005.08.
22. Yoshihisa. Takayama, Unstable Vibration of a Rotating Machine Caused by a Magnetic Damper, 2004.09.
23. 高山 佳久,末岡 淳男,近藤 孝広, ローレンツ力にもとづいた磁気ダンパ(実験と考察), 日本機械学会, 2004.09.
24. 高山 佳久,末岡 淳男, 四角形磁石を使った磁気ダンパ, 日本機械学会,日本AEM学会, 2004.06.
25. 高山佳久, 磁気ダンパに起因した回転体の不安定振動, 日本機械学会, 2003.09.
26. 高山佳久 末岡淳男 近藤孝広, ローレンツ力にもとづいた磁気ダンパ, 日本機械学会, 2003.09.
27. 高山 佳久, 磁気ダンパに起因した回転体の不安定振動の解明およびその回避, 2003.02.
28. 高山佳久 末岡淳男 近藤孝広, 磁気ダンパに起因した回転体の不安定振動, 第52回理論応用力学講演会, 2003.01.
29. 高山 佳久 末岡 淳男 近藤 孝広, 磁気ダンパに起因した回転体の不安定振動(導体回転型および磁石回転型ダンパの比較), 日本機械学会, 2002.09.
30. 高山 佳久, 磁気ダンパに起因した回転体の不安定振動, 日本機械学会, 2001.12.
31. 高山 佳久 末岡 淳男 近藤 孝広, 磁気ダンパに起因する回転体の不安定振動(ループモデルによる磁気ダンパのモデル化), 日本機械学会, 2000.09.
32. Yoshihisa TAKAYAMA, Atsuo SUEOKA and Takahiro KONDOU, Unstable Vibrations of Rotating Machinery Caused by Magnetic Damper
(Experiments and Electric Circuit Model), JSME, 1999.12.
33. 高山 佳久 末岡 淳男 近藤孝広, 磁気ダンパに起因する回転体の不安定振動(モデル化と実験), 日本機械学会, 1999.03.
34. Yoshihisa TAKAYAMA, Atsuo SUEOKA and Shinji FUJIMOTO, Unstable Vibrations of Rotating Machinery Generated in DC Current Electromagnet Field, JSME, 1997.11.
35. 高山 佳久  末岡 淳男  藤本 真仁, 直流磁場内の回転体に発生する不安定振動 (モデル化と実験), 日本機械学会, 1997.07.

九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。