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総説一覧
山口 謙太郎(やまぐち けんたろう) データ更新日:2024.05.22

教授 /  人間環境学研究院 都市・建築学部門 構造防災系


総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 山口 謙太郎, 科学研究費補助金研究成果報告書 基盤研究(C) 2019~2022
「レジリエントで計画の自由度が高いブロック塀の開発研究」
, 2024.01, [URL], 本研究は、ボルトと薄鋼板を用いる乾式工法でコンクリートブロックを組積し、耐震安全性を確保しながらより自由な形状のコンクリートブロック塀を構築する方法を開発することを目的として実施した。その成果として、従来のコンクリートブロック、鉄筋、モルタルを用いる湿式工法で構築可能な形状だけでなく、湿式工法では構築不可能な形状のコンクリートブロック塀を、本研究で提案する乾式工法では構築できることや、特に控壁がない場合、乾式工法で組積したブロック塀は湿式工法で組積したブロック塀より損傷が小さく、復元性(レジリエンス)が高いことから構造的な優位性が高いなど、同等以上の耐震性能を確保できることが確認された。.
2. 阪根 宏彦, 許斐 信三, 前原 智, 川原 重明, 加藤 憲司, 山口 謙太郎, 梅尾 裕一, 他8名, 大和ビル新社屋新築工事の設計・性能実証, 木構造振興株式会社 公益財団法人日本住宅・木材技術センター, 木構造振興株式会社 公益財団法人日本住宅・木材技術センター 平成30年度補正林野庁補助事業 木材製品の消費拡大対策のうちCLT建築実証支援事業 報告書, 2.5, pp.105-121, 2020.03.
3. 山口 謙太郎, 小山 智幸, 古賀 一八, 小山田 英弘, 佐川 康貴, 白川 敏夫, 平山 茉莉子, 本田 悟, 吉岡 智和, 大正から昭和初・中期にかけて建設された鉄筋コンクリート構造物群の調査研究, 日本コンクリート工学会九州支部, 日本コンクリート工学会九州支部 研究専門委員会報告書, 全39ページ, 2019.03.
4. 山口 謙太郎, ネパール地震による歴史的組積造建造物の被害と構造修復, 日本建築学会, 日本建築学会シンポジウム資料「2015年ネパール地震による組積造建造物の被害と復旧・復興計画 ―ノンエンジニアド住宅から歴史的建造物まで―」, 第1部 pp.41-64, 第2部 pp.25-28, 2017.10.
5. 太記 祐一, 山口 謙太郎, 木島 孝之, 歴史的建造物の被害, 日本建築学会, 日本建築学会大会(九州)災害部門『2016年熊本地震 災害調査報告会』緊急調査報告資料, pp.79-82, 2016.08.
6. 山口 謙太郎, コンクリートブロックの乾式組積による組立制震壁の開発, 京都大学防災研究所, 京都大学防災研究所 一般共同研究(課題番号:26G-07)成果報告書, CD-ROM, 11pages, 2016.03.
7. 山口 謙太郎, 小山 智幸, 川瀬 博, 吉田 雅穂, 科学研究費補助金研究成果報告書 基盤研究(B) 2011~2013
「炭素固定に有効な解体材活用・建物制震システムの開発研究」
, 2015.06, [URL], 本研究は、建築物の解体材料から発生する二酸化炭素の固定化に有効な、木造建築の解体材を地盤補強や耐震要素に利用する方法と、リユース可能な壁体材料と乾式工法による建物制震システムを開発することを目的として実施した。その成果として、木造建築解体材を地盤に貫入することによる液状化対策技術を提案し、模型振動実験によってその有効性が確認された。また、建築解体材の再利用を想定した木造耐力壁や筋交い架構を考案し、静的水平載荷実験によってその性能が確認された。更に、乾式工法によるコンクリートブロック摩擦制振壁を提案し、動的水平載荷実験や振動台実験によって制振効果が期待できることが確認された。.
8. Kentaro Yamaguchi, Toshikazu Hanazato, Ayako Maeshima, Gholamreza Zamani Ahari, Ryotaro Naka, Classification and Effects of Strengthening and Retrofitting Techniques
補強・修復技術の分類と効果
, 日本建築学会, 日本建築学会大会構造部門(壁式構造)パネルディスカッション「海外組積造住宅の地震災害軽減化とその課題」資料, 主題解説(3), pp.23-34, 2014.09.
9. 山口 謙太郎, 接合金物を用いた外付け耐震補強工法の開発, 日本建築学会技術報告集, 第19巻,第43号,p.1245, 2013.10.
10. 赤司 泰義, 有馬 隆文, 趙 世晨, 山口 謙太郎, 志賀 勉, 鶴崎 直樹, 科学研究費補助金研究成果報告書 基盤研究(B) 2009~2011
「ハビタットシステムの未来シナリオと環境負荷削減可能量に関する研究」
, 2012.06, [URL], 都市・建築の持続化の観点から環境負荷削減のための要素技術や社会制度の効果的な施策立案が求められている。本研究では、社会動態を包含した都市の全体系を"ハビタットシステム"と定義し、ハビタットシステムのモデル化を通じて都市のCO2排出量を長期に予測するシミュレータを開発した。そのシミュレータを活用して、CO2排出削減対策の導入と普及に応じたCO2排出量削減可能量をケーススタディにより明らかにした。.
11. 中原 浩之, 河野 昭彦, 蜷川 利彦, 小山 智幸, 山口 謙太郎, 吉岡 智和, 小山田 英弘, 黒木 正幸, 山本 憲司, 松尾 真太朗, 志波 文彦, 元兼 正浩, 「実在文教施設の加力実験に基づく低コスト耐震補強法の開発」
平成22年-23年度 国土交通省建設技術研究開発助成 研究成果報告書
, 全173ページ, 2012.03.
12. 佐川康貴,山口謙太郎(ほか13名), 日本コンクリート工学会 九州支部 若手研究者による研究シーズ集 - 九州地区における次世代コンクリート研究者ネットワークの構築に関する委員会 成果報告書, 日本コンクリート工学会 九州支部, 全92ページ,pp.59-64の執筆を担当, 2011.09.
13. 山口 謙太郎, 小山 智幸, 科学研究費補助金研究成果報告書 基盤研究(C) 2008~2010
「リユースに対応できる建築工法・構造システムの日本に適した展開と開発」
, 2011.06, [URL], 本研究では、建築材料のリユースに対応できる建築工法や建築構造システムのうち、木構造、PC板の乾式取付工法、SRB-DUP構造に焦点を絞り、日本に適したリユースの展開方法の提案や、日本でのニーズが高いリユース可能な工法・構造システムの開発と提案に取り組んだ。その成果として、木造建築構成材のリユースに有効なカスケード利用システムや、PC板の乾式取付工法およびSRB-DUP構造によるリユース可能な制振壁の設計・施工法を提案した。.
14. 山口謙太郎,藍谷鋼一郎,住吉大輔, デザイン教育: 持続都市建築システム演習, Journal of Asian Urbanism, No.3, pp.82-89, 2010.09.
15. 山口謙太郎, ブックレビュー: Arup Japan 建築のトータル・ソリューションをめざして, Journal of Asian Urbanism, No.1, p.92, 2009.09.
16. 江崎文也,山口謙太郎(ほか15名), コンクリート工学年次大会2008(福岡)の概況, コンクリート工学, Vol.46, No.10, pp.62-75, 7.(3)(pp.72-73)の執筆を担当, 2008.10.
17. 川瀬博,林徹夫,島岡隆行,山口謙太郎(ほか18名), 循環型住空間システムの構築 最終成果報告書, 九州大学21世紀COEプログラム, 全190ページ
3.2.8.2節(pp.90-91)の執筆を担当, 2008.03.
18. 川瀬博,林徹夫,島岡隆行,山口謙太郎(ほか18名), 循環型住空間システムの構築 平成19年度成果報告書, 九州大学21世紀COEプログラム, 全319ページ
3.9.2節(pp.54-55)の執筆を担当, 2008.02.
19. 川瀬博,林徹夫,島岡隆行,山口謙太郎(ほか18名), 循環型住空間システムの構築 平成18年度成果報告書, 九州大学21世紀COEプログラム, 全380ページ
3.9.2節(pp.91-94)の執筆を担当, 2007.08.
20. 小山智幸,松藤泰典,山口謙太郎,小山田英弘,伊藤是清(ほか6名), 無機副産粉体をセメント外割で大量混合するコンクリートの用法に関する研究, 科学研究費補助金研究成果報告書, 課題番号17560511, 2007.03.
21. 川瀬博,林徹夫,島岡隆行,山口謙太郎(ほか18名), 循環型住空間システムの構築 平成17年度成果報告書, 九州大学21世紀COEプログラム, 369ページ, 2006.10.
22. 川瀬博,小山智幸,山口謙太郎, 循環型住空間システムの構築, 未来材料, 第6巻,第10号,pp.52-55, 2006.10.
23. 松藤泰典,川瀬博,島岡隆行,山口謙太郎(ほか18名), 循環型住空間システムの構築 平成16年度成果報告書, 九州大学21世紀COEプログラム, 304ページ, 2005.09.
24. 松藤泰典,山口謙太郎, SRB-DUP乾式煉瓦組積構造および組積構法, GBRC(財団法人 日本建築総合試験所 機関誌), 第30巻,第121号,pp.49-56, 2005.07.
25. 松藤泰典,川瀬博,島岡隆行,山口謙太郎(ほか18名), 循環型住空間システムの構築 平成15年度成果報告書, 九州大学21世紀COEプログラム, 144ページ, 2004.07.
26. 松藤泰典,小山智幸,山口謙太郎,小山田英弘(ほか3名), 高充填性コンクリートの調合則, 科学研究費補助金研究成果報告書, 課題番号14350305,88ページ, 2004.03.
27. 小山智幸,松藤泰典,山口謙太郎,小山田英弘(ほか3名), コンクリート用混和材としての無機粉体スラリーの安定化機構, 科学研究費補助金研究成果報告書, 課題番号14550571,46ページ, 2004.03.
28. 松藤泰典,小山智幸,山口謙太郎,小山田英弘(ほか21名), コンクリートへの石炭灰大量混合を可能にする処理システムの開発, 九州経済産業局 平成15年度 地域新生コンソーシアム研究開発事業 成果報告書(公開版), 63ページ, 2004.03.
29. 松藤泰典,小山智幸,山口謙太郎,小山田英弘(ほか52名), セラピューティック煉瓦造住宅の住環境効果, 科学技術振興事業団 戦略的創造研究推進事業(CREST) 平成9年度採択研究課題 終了報告書, 96ページ, 2003.03.
30. 松藤泰典,小山智幸,山口謙太郎,小山田英弘(ほか21名), コンクリートへの石炭灰大量混合を可能にする処理システムの開発, 九州経済産業局 平成14年度 地域新生コンソーシアム研究開発事業 成果報告書(公開版), 39ページ, 2003.03.
31. 松藤泰典,林徹夫,小山智幸,山口謙太郎,高巣幸二(ほか3名), 循環型経済社会の中での環境負荷評価システムの構築調査報告書, 財団法人九州地域産業活性化センター 循環型経済社会の中での環境負荷評価システムの構築調査委員会報告書, 191ページ, 2003.03.
32. 松藤泰典,小山智幸,山口謙太郎,小山田英弘(ほか2名), 石炭灰のコンクリートへの大量使用を可能にする外割調合則と性能発現メカニズム, 科学研究費補助金研究成果報告書, 課題番号12450228,95ページ, 2002.03.
33. 松藤泰典,小山智幸,小山田英弘,山口謙太郎, 外割混合によるフライアッシュのコンクリートへの大量有効利用に関する研究, 科学研究費補助金研究成果報告書, 課題番号10650566,90ページ, 2000.03.
34. 松藤泰典,小山智幸,中武幹男,小山田英弘,山口謙太郎, 石炭灰起源粉粒体のコンクリートへの大量有効利用に関する研究, 平成10年度受託研究成果報告書(九州電力株式会社), 117ページ, 1999.03.
35. 松藤泰典,小山智幸,山口謙太郎, 高精度煉瓦ブロックおよびこれを用いた乾式工法の基本原理並びに補強理論の確立, 財団法人福岡県産業・科学技術振興財団 産学官共同研究開発事業 「耐震・耐風煉瓦造住宅の開発研究」研究成果報告書, pp.52-72, 1998.03.
36. 松藤泰典,小山智幸,小山田英弘,山口謙太郎, 伝達波形のパターン解析を用いたコンクリートのレオロジー特性に関する研究, 科学研究費補助金研究成果報告書, 課題番号07650665,90ページ, 1997.03.

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