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王子田 彰夫(おうじだ あきお) データ更新日:2017.09.22



学部担当



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電話番号
092-642-6596
取得学位
博士(薬学)
専門分野
ケミカルバイオロジー、生体分析化学
活動概要
秩序と複雑さの両面を併せ持つ生体は謎に満ちあふれた興味ある生命科学の研究対象です。この生体に隠された未知の機能を明らかとするためには、これまでにない新しい解析手法の開発が非常に重要になります。私たちの研究室では、タンパク質、酵素、生理活性小分子などの様々な生体分子の機能(活性、濃度、局在、病態との関わりなど)を解明するための新しい分子を自らの手でデザインし、分子機能をクリエイトする研究を行っています。このような機能性分子は、分子プローブ(探索子の意味)と呼ばれており、生体機能の解明するための有用な分子ツールとなります。

有機化学は自分のデザインした分子を自由に合成することを可能とする、人類の英知の結集した優れた学問です。私たちの研究室では、有機化学の技術と知識を生かして、自らデザインした分子を自在に合成し、優れた機能を持った分子を創り出す化学的研究を進めています。そして開発した分子を生体分子や細胞機能の解析に応用します。すなわち私たちは化学の力を駆使して生体機能を解明に挑む研究を行っています。このような化学研究と生物学研究の両方の要素を併せ持つ研究は、ケミカルバイオロジー研究と呼ばれ、現在非常にホットな研究分野の一つです。

生体分子は目には見えません。細胞は目では識別することの出来ない極めて多くの種類の生体分子から構成されいるのです。そして生体分子の機能(酵素活性や分子運動など)も、もちろん目では見ることはできません。この見ることの難しい生体の中で、それぞれの分子がどのような振る舞いをしているかを知るためには、生体分子の存在と機能を知る(すなわち解析する)ための目印やシグナルが必要となります。私たちの研究では、目印やシグナルとして蛍光発光をよく用いています。蛍光発光は、明るく感度が高い、リアルタイムで容易に検出できるなどの理由から、生体機能解析に非常に有用なモダリティーです。したがって私たちの研究室では、機能を持った新しい蛍光プローブの開発を精力的に進めています。

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