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佐々木 一成(ササキ カズナリ) データ更新日:2017.05.30

教授 /  工学研究院 機械工学部門 水素利用工学


大学院(学府)担当

工学府 機械科学専攻 水素利用工学

学部担当

その他の教育研究施設名

役職名

副学長
水素エネルギー国際研究センター長
次世代燃料電池産学連携研究センター長


電子メール
ホームページ
http://fc.kyushu-u.ac.jp/index.html
次世代燃料電池産学連携研究センター ホームページ .
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/~hup/index.html
水素利用プロセス研究室ホームぺージ .
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/h2/
水素エネルギー国際研究センター(水素拠点)ホームぺージ .
電話番号
092-802-3143
FAX番号
092-802-3223
取得学位
工学博士(スイス連邦工科大学)
専門分野
燃料電池、水素利用工学、無機材料化学、電気化学
活動概要
一貫して、原子・電子レベルで材料を理解し、それをもとに材料・デバイス・システム設計を行い、特にエネルギー・環境・エレクトロニクス関連の応用を通して広く社会に貢献していくことをめざしている。研究活動を通じ、若い学生・研究者には新しい状況にも常に対応できるように、また積極性を重んじ世界中の研究者とコミニュケーションが取れるような自立した一個人として将来活躍できるように、その基礎を固められるように努めている。

現在、環境共生型エネルギ−技術として注目されている燃料電池に関する研究開発に集中的に取り組んでいる。水素を看板とする九大唯一の研究室として、大学を挙げている燃料電池・水素分野の研究活動を支えていきたいと考えている。

具体的な研究テーマは:

(1)固体酸化物形燃料電池の材料と耐久性に関する研究
高温で作動する固体酸化物形燃料電池は、多様な燃料種が利用可能なことから、高効率発電、ジェネレーション(熱電併給)から廃棄物有効利用までで期待されており、電気・ガス会社に限らず、化学・電器・機械産業にも大きなインパクトがあると考えられる。この技術分野での国内外での約20年間の研究開発実績と、燃料(化学物質)と固体界面との相互作用など基礎理解をもとに、国内の主要研究拠点の一つとして、新材料開発から民間企業との実用研究までを行なっている。平成17年度からは、大学唯一のグループとしてこの分野の国家プロジェクトに研究代表者として参画し、現在も国家(NEDO)プロジェクトで中心的な役割を果たしている。

(2)固体高分子形燃料電池の電極触媒に関する研究
近年、自動車から低地用電源、携帯機器までの幅広い用途で固体高分子形燃料電池の開発が盛んに進められている。本研究室は、材料の調製から電池セル作製、材料評価と触媒活性・電気化学特性評価までを一貫した実験研究として行なえる国内でも数少ないグループとして、精力的に研究を進めている。最近は、電極触媒の高耐久化におけるブレークスルーと期待されるカーボンフリー電極触媒の開発に成功している。

(3)新しいイオン伝導体の関する研究
既存の研究にとらわれず、新しいコンセプトまたは新しい材料群からの新規イオン伝導体の開発を目指し、長期的な視野に立った基礎研究を行なっている。

(4)ナノ構造へテロ界面を利用した新しい無機材料設計
次世代材料の設計をめざし、界面効果やサイズ効果を生かした新しい無機材料に関する研究を進めている。

(5)機能性セラミックス中の電子・イオン欠陥の定量的制御
半導体デバイス設計において半導体中の欠陥制御が重要であるのと同様に、電子やイオン欠陥濃度およびその移動度はさまざまな機能を有するセラミックス材料の特性を決める最も基礎的なパラメータである。この基礎研究をより発展させるため、イオン・混合・電子伝導体の欠陥化学の体系構築を目指している。

計30台の燃料電池性能評価システムや世界最高分解能の走査透過分析電子顕微鏡システム(STEM-EELS-EDX、FIB、FESEM-EDX)など、燃料電池関連の特徴ある材料・デバイス作製・評価装置類を所有し、国の燃料電池開発プロジェクトをはじめ国内外の企業・研究所・大学との共同研究等の積極的な推進に努めている。

 また、教育活動に関しては、大学院工学府機械科学専攻ならびに工学部機械航空工学科を担当し、また工学府に設置された「水素工学コース」の運営において中心的な役割を果たしている。

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