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下條 雅敬(しもじよう まさたか) データ更新日:2017.03.10

准教授 /  農学研究院 資源生物科学部門 動物・海洋生物科学講座


大学院(学府)担当

生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 動物・海洋生物科学講座

学部担当

農学部 生物資源環境学科 動物生産科学 アニマルサイエンス分野


電子メール
ホームページ
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/lrmb/
代謝・行動制御学分野(飼料グループ) .
電話番号
092-642-2955
FAX番号
092-642-2955
取得学位
農学博士
専門分野
代謝・行動制御学
活動概要
植物の成長と動物の成長は動物農学の一側面です。私は、秤と定規と鋏による測定に基づく古典的成長解析に物理学の視点を導入することにより、植物個体や動物個体の成長力学を提案することを研究の目的としています。私の諸活動は「人はみな農産物である」という考えに基づいていますので、その考えを述べます。このことは、奇妙に思われるかもしれませんが、「牧草を食べる牛が農産物なら、穀物を食べる人も農産物である」、という形式上の類似性から来ています。農産物とは「農が産みだす物」であり、食料としての農産物だけでなく、人もみなその範疇に入ります。人が存在すれば、その周囲に「農」という「場」が必然的に生じます。「場」とは、種々の情報が存在する状態のことです。人も含めたすべての農産物は「農の場」が物質化したもので、太陽、空気、水、土壌、温度、遺伝子などの環境が「場」の土台にあります。要するに、農学は「場とその物質化」に関する科学です。人は「農の場」に働きかけて、食料となる農産物をつくり、その食料を摂取することによって、農産物である人自身をつくっています。言い換えれば、人は「農という場」を通して自己相互作用を行っているわけです。このように、生物の体はすべて、体外物質によって構成されています。また、両親から受け継ぐ遺伝子も体外物質です。したがって、生物体内の諸現象解明が重要であるなら、体外環境の諸現象を解明することも同様に大切なことです。農学は、自然科学だけでなく社会科学や人文科学を含む総合科学です。農学部がミニ・ユニヴァシテイといわれる所以です。農学を研究の対象にすることは、それらの諸科学を対等に見ることです。また、自然・社会・人文科学が同時にこの世に存在することから、諸科学に共通する原理や規則を探るとともに、何がそれらを互いに違うように見せているのかについても探求することが大切です。

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