九州大学 研究者情報
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研究者情報
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データ更新日:2009.11.17
白石 進 (しらいし すすむ)
教授
農学研究院 森林資源科学部門 森林機能開発学講座

大学院(学府)担当

学部担当

その他の教育研究施設名

役職名

農学部 学務委員長
農学研究院 副研究院長

電子メール

ホームページ

http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/zohrin/
造林学研究室ホームページ.

電話番号

092-642-2872

取得学位

農学博士

専門分野

造林学,林木育種学,森林遺伝学

活動概要

研究活動:
 森林は地球上で最も多様性に富んだ生物社会を形成し、遺伝子の宝庫とされている。しかし、近年、地球規模で起こっている森林破壊は、多くの種を絶滅させるにとどまらず、長い進化の過程で蓄積された遺伝子多様性の消失をも引き起こしている。
 遺伝子資源は、より優れた生物資源を作り出す上で不可欠であり、森林を有用遺伝子の供給源として保全・評価するためには、遺伝学的な視点から森林のメカニズムを解明する必要がある。また、地球環境保全と森林資源利用の調和を図るためには、バイオテクノロジー等の新技術を活用し、森林植物が保有している潜在能力を高度に発揮させねばならない。これにより、生産性、利用特性等を著しく高めることができ、かつ環境ストレス耐性をもつ植物を作り出すことも可能である。
 このような状況を踏まえ、森林遺伝子資源の評価・保全法の確立とその高度利用に向けた基礎的研究を行っている。主な研究課題は次の通りである。
◯ 森林植物の DNA 分類・系統学的研究
 森林植物の中で最も重要な森林資源である針葉樹類を中心に、DNA塩基配列情報に基づく分類および系統進化の解明
◯ 樹木のゲノム解析 -DNA 分子マーカーによるジーンマッピング-
 我が国の主要林業樹種であるスギ、ヒノキ、カラマツ、クロマツの4樹種を対象として、DNA分子マーカーを用いた高密度連鎖地図の作成
◯ 森林の遺伝子多様性および遺伝的構造とその維持機構の解明
 特に、希少森林植物(ザオウカラマツ、シコクシラベ等)の遺存集団におけるジーンダイバシティの評価および繁殖構造の解明と、最も有効な保全方法の開発
◯ DNA 材鑑法の確立
 木材中に極微量に残存する DNA を指標とした木材の樹種鑑定法の確立およびデータベースの構築。

教育活動:
 現在、造林学研究室に在籍している大学院生と卒業論文学生に対し、研究計画、実験手法および論文作成等を指導している。また、大学院生、学部学生に対し、木本植物学特論、木本植物学、森林資源遺伝学等の講義を行い、森林遺伝子資源の保全とその利用に関する教育を行っている。

社会活動:
 一般公開のセミナー、シンポジウムに話題提供者と参加し、研究成果の普及、地球環境保全を前提とした持続的な森林資源利用への林木育種の貢献についての啓蒙に努めている。
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