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堤 祐司(つつみ ゆうじ) データ更新日:2017.08.28

教授 /  農学研究院 環境農学部門 サスティナブル資源科学


大学院(学府)担当

生物資源環境科学府 環境農学専攻 サスティナブル資源科学

学部担当

農学部 生物資源環境学科 地球森林科学 森林圏環境資源科学講座

その他の教育研究施設名

役職名

教授


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電話番号
092-642-2988
FAX番号
092-642-2988
取得学位
博士(農学)
専門分野
林学、林産学
活動概要
[研究活動概要]
森林生物特に木本植物の機能解明と高度活用を目的とし、以下の研究を行っている。

(1)樹木細胞壁構築(特にリグニンの生合成)のメカニズム解明
 樹木の最大の特徴は厚く木化した樹木細胞壁であり、地球上の圧倒的バイオマス量を占めている。さらに、樹木細胞壁の集合体である木材は、地球に最も優しいエコマテリアルである。本テーマでは、樹木の細胞壁が作られるメカニズム、特に細胞壁成分であるリグニンの生合成について、酵素・遺伝子レベルで研究を行っている。

(2)キノコ(担子菌類)によるバイオレメディエーションに関する研究
 キノコの仲間でリグニンを分解できるキノコを白色腐朽菌と呼ぶ。白色腐朽菌はリグニンだけでなく、様々な化学物質を分解できる可能性がわかってきた。現在、地球上は人類が意図的に作り出した多種多様の化学物質(例えば農薬やPCB)ならびに非意図的に生成する化学物質(例えばダイオキシンや多環式芳香族炭化水素)に汚染され、生態系が崩れかけている。本研究では白色腐朽菌の持つ高い分解能力を環境汚染物質の分解に応用するための基礎的研究を行っている。


(3)植物による環境修復(ファイトレメディエーション)に関する研究
 植物を汚染された土壌や水圏、大気等浄化しようとする試みで、バイオレメディエーションの一種である。植物が潜在的に持っている能力を新たに発見・強化するほか、(2)の白色腐朽菌の持つ汚染物質分解酵素遺伝子を植物に導入し、環境修復能力を付与することも試みる。ファイトレメディエーションは処理に時間がかかるが、特別な培養装置やプラントを必要としないので、処理にかかるコストが非常に低く、今後注目される研究分野である。



[教育活動概要]
 静岡大学 農学部にて 200年2月まで 学部教育(専門、専門(基礎)、共通教育)および農学研究科の教育を担当。また、連合大学院 岐阜大学連合農学研究科の教育を担当。

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