九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
岡安 崇史(おかやす たかし) データ更新日:2016.06.06

准教授 /  農学研究院 環境農学部門 生産環境科学講座


大学院(学府)担当

学部担当

その他の教育研究施設名



電子メール
ホームページ
http://www-mech.bpes.kyushu-u.ac.jp/
本研究室は,農業生産における諸過程の機械化・装置化を軸として,生産性の向上と高品質化に関する研究教育を行っています.すなわち,農業の一次生産としての作物栽培にかかわる諸動力・作業機 械の開発・性能向上,栽培システムの効率化により生産性を高める技術に関する研究教育を行っています.これらにおいては,いかに効率的に農業生産を行うかはもとより,人間工学的配慮のもとに安全性,快適性についても推進されつつあります. .
取得学位
博士(農学)
専門分野
農業機械
活動概要
1.物質の弾塑性構成式に関する研究
物質の速度(時間)依存性を含む弾塑性変形挙動を合理的に表現し得る数理学モデル
の構築を追究している.また,このモデルに基づく金属および土の弾塑性構成式を規定するとともに,種々の材料試験結果との比較,照査を行って,その妥当性を検討している.

2.弾塑性有限要素法の開発とその応用に関する研究
上記の弾塑性構成式を導入して,機械-地盤系,土-水系および繰返し負荷を受ける機械・構造物-地盤系の境界値問題に対する弾塑性有限要素解析プログラムの開発に取り組んでいる.本プログラムを諸機械,土木構造物の変形の予測や圃場機械の走行現象や土壌転圧現象の解明に活用している.また,サイロ内に貯留された粉粒体層の流動現象の解析も行っている.

3.FEM-DEM準連成解析手法を用いた土壌耕うんシミュレータの開発
FEM(有限要素法)とDEM(個別要素法)を準連成させた解析手法を用いた土壌耕うんシミュレータの開発を行っています.この解析手法を用いることにより,耕うん時の土壌の切削,破砕,反転,投てき等の現象や耕うん装置各部に作用する土壌反力の予測のみならず,その際に耕うん装置各部に発生している応力やひずみの評価も同時に行うことができるようになります.土壌や機械構造物の変形・強度を適切に表現する力学モデルの開発,3次元スキャナーやCADを用いた耕うん装置のモデル化等により,解析精度の高精度化に取り組んでいます.

4.情報化農業支援システムの開発とその妥当性の評価
圃場環境モニタリング,農作業履歴の収集・管理,作物の生育・品質評価等を行うための情報化農業支援システム“Agri-eye”の開発を進めています.開発中のシステムは,福岡県,大分県を中心に複数の法人農家,一般農家に試験導入し,その妥当性について実証実験を行っています.得られた成果を実際の農業生産に活かす試みも行っています.

5.熱帯農業におけるICTの活用
環境情報は農業生産システムに影響を及ぼす重要な要素です.日本のように四季のある国々では,農業用ハウスや暖房機等を利用して,気象条件をある程度制御した植物栽培が可能です.一方,インドネシアやバングラデシュのような熱帯地域においては,日中の高温を避けるなど環境制御に膨大なコストが必要となるため,環境制御型ハウスの導入は殆ど行われていません.本研究では,熱帯地域における植物栽培技術の高度化を推進するために,情報通信技術(ICT)の活用を進めています.現在,インドネシアとバングラデシュには,当研究室で開発した簡易環境モニタリング装置が複数台設置されており,同地域の環境計測を行っています.今後,計測した情報を用いて圃場環境の評価や植物栽培への応用を試みていく予定です.

九大関連コンテンツ