九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
竹原 公(たけはら こう) データ更新日:2017.09.19

准教授 /  理学研究院 化学部門 反応分析化学


大学院(学府)担当

理学府 化学専攻 無機・分析化学講座

学部担当



電話番号
092-802-4151
FAX番号
092-802-4151
取得学位
理学博士
専門分野
電気化学、生物物理化学
活動概要
(1) 研究業績:
 チオール型自己組織化膜(SAM)の機能化と特性評価。
  (1)膜末端基に荷電基を導入することによるSAMの機能化と特性評価を行なった。末端基の荷電による二重層電位を直接見積もった。
  (2)酸化還元活性な基を膜末端に固定化し,電極と電極基板との距離を制御して反応速度と距離の関係を明らかにした。

 環境分析のための分析法の開発。
  (1)SAMによるイオン認識膜の開発と分析化学的利用を検討した。枝分かれSAMの導入により,アルカリイオン,アルカリ土類イオン,ランタノイドイオンに対して選択性応答を示すSAMを開発した。また,環状構造を膜末端に導入することで,イオンレベルのサイズ認識を行なうSAMを開発した。
  (2)自然水中のイオンの溶存状態別分析を行なうためのフロー型電解セルを開発し,クロムの状態別定量に利用できることを示し,自然水中のクロムの溶存状態を明らかにした。
  (3)電気化学不活性種の電気化学的定量法の開発。電気化学的不活性種を錯生成を利用して電気化学的に測定する,新たな方法論を提示した。さらに,この方法が海水中のホウ素の簡易定量に適用できることを示した。

 銅-ペプチド錯体の電気化学的挙動の解明。
  (1)金属イオンの溶存状態と錯生成の関係を電気化学的処方を用いて検討し,溶存種の同定と酸化還元電位の変化についての知見を得た。
  (2)ある種の銅-ペプチド錯体では水銀電極上で異常な電流振動が生じることを見いだし,その機構について解明を行った。

 タンパク質と疎水性小分子の相互作用の研究。
  (1)末端基を置換したアルカンのタンパク質への吸着挙動について検討を行い,末端基の電荷と吸着状態の関係を調べた。末端基の電荷によりタンパク質との相互作用が大きく異なることとその機構を明らかにした。
  (2)蛍ルシフェラーゼの発光反応に及ぼす,末端機置換アルカンの添加効果を調べた。基質のルシフェリンとの競合の機構を明らかにした。
  (3)電気化学的方法を利用して、バクテリアルシフェラーゼ(BL)発光反応による薬物作用検討のモデル系を構築した。基質のflavinを電気化学的に還元することで定常的な発光反応の持続化を実現し、フロー系による薬物モニターシステムの開発を行った。
  (4)SAM修飾電極の高分子化によりBLを固定化した電極を開発し、BL発光反応の高効率化を検討している。


(2) 教育活動:全額共通教育の一環として,基礎科学科目(基礎化学熱力学,基礎化学結合論,無機物質化学,自然科学総合実験を担当。また,専門教育の一環としてコアセミナー、大学院生・学部生の卒業研究指導,大学院講義,大学院講究を担当。
非常勤講師:福岡女子大学(分析化学,環境応用化学特別演習Ⅱ(大学院))

(3) 出前講義(姪浜中学,朝倉高校)
  「化学への招待」(中高生への実験指導,計4回)

(4)スーパーサイエンスセミナー(SSS)指導

九大関連コンテンツ