九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
竹村 俊彦(たけむら としひこ) データ更新日:2019.07.02

教授 /  応用力学研究所 附属大気海洋環境研究センター 気候変動科学分野


主な研究テーマ
エアロゾルの気候影響評価
キーワード:エアロゾル, 大気放射, 放射強制, 大気大循環モデル, 雲・エアロゾル相互作用, 気候変動予測
1997.04.
従事しているプロジェクト研究
気候モデルに適用する新しい雲・降水成長スキームの開発
2015.04~2017.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
本研究課題では、気候モデルにおける雲粒・氷晶から降水・降雪への成長タイムスケールを適切に表現できる、新しい雲・降水スキームの開発を行う。新しい手法を用いた人工衛星データの解析を綿密に行い、それを参照しながら様々なスキームを試行して、最適パラメタリゼーションを決定する。雲・降水プロセスは気候モデルにおける最大の不確実要素であるため、本研究課題の研究成果は、次世代の気候変動予測シミュレーションに活用され、政策的および社会的に求められている、より精度の高い地球温暖化予測・地球環境予測に大きく寄与することが期待できる。.
エアロゾル地上リモートセンシング観測網による数値モデルの気候変動予測の高度化
2015.04~2020.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
本研究課題の研究グループが20年近くにわたり自ら展開してきた地上リモートセンシング観測網SKYNETおよびAD-Netから得られるデータを活用し、数値モデルによるエアロゾルの気候に対する影響の定量的評価を高精度化する。具体的には、1)データ処理手法を統一化し、長期多地点での観測データの標準化を図る。2)両観測網データを複合利用することで解析アルゴリズムを高度化し、長期多地点でのエアロゾルの量および特性の経年変動を高精度で見積もる。3)高度化した観測データを検証材料および同化データとして使用することにより、気候モデルによるエアロゾルの気候影響評価を高精度化する。4)国際的なエアロゾルモデル相互比較プロジェクト等を通じて、IPCC第6次評価報告書へ寄与する。.
数値モデルによる気候・環境変動評価と影響評価
2014.06~2019.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
エアロゾル・化学気候モデルを用いて、short-lived climate pollutants (SLCP)の排出量インベントリ・シナリオを用いて、SLCPの濃度変化に伴う現在および将来の気候変動・健康影響・農作物収量変化の評価を行う。その計算結果を解析することにより、温室効果とSLCPの両者を考慮した気候変動緩和のための最適削減経路を提示するための科学的根拠資料を創生する。.
数値モデルによる大気エアロゾルの環境負荷に関する評価および予測の高精度化
2011.02~2014.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
特にエアロゾルと雲の関係を表現するモデルを精緻化し、気候変動評価の高精度化を図る。また、データ同化手法を用いたエアロゾル分布週間予測システムを開発する。.
数値モデルを用いた大気エアロゾルの気候に対する影響の予測
2009.04~2011.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
エアロゾルの分布および気候に対する影響を、現在から数十年~百年スケールで予測する。.
4次元データ同化手法を用いた全球エアロゾルモデルによる気候影響評価
2009.04~2011.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
数値モデルと観測データとを融合して時間変化する大気の状態を高精度で推定する「データ同化」という手法を用いて、エアロゾルの気候に対する影響を評価する際の大きな不確定要素の1つであるエアロゾル排出量の時空間分布に関して、高精度な推定を行う。また、その結果として得られる、従来の研究よりも信頼度の高いことが期待されるエアロゾルの気候に対する影響の評価を行う。.
大気エアロゾル予報モデルの開発
2006.04~2009.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
全球エアロゾル輸送・放射モデルSPRINTARSをベースとして全球エアロゾル分布予報モデルを構築し、数日先までの予報を1日1回程度計算してweb等で公開する。.
気象モデルによるエアロゾルの気候影響研究
2002.04~2007.03, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
全球エアロゾル輸送・放射モデルSPRINTARSを用いて、エアロゾルによる気候変動影響の定量的評価を統合的に行う。.
全球エアロゾル輸送・放射モデルを用いたエアロゾルの気象場に対する影響に関する研究
2003.04~2004.10, 代表者:竹村俊彦, 九州大学応用力学研究所, 九州大学
全球エアロゾル輸送・放射モデルSPRINTARSを用いて、エアロゾル直接・間接効果による気象場の変化を解析する。.
Aerosol Model Intercomparison Project (AeroCom)
2003.06, 代表者:Michael Schulz, Stefan Kinne, Laboratoire des Sciences du Climat et de l'Environnement, Max Plank Institute for Meteorology, Laboratoire des Sciences du Climat et de l'Environnement (France)
The AeroCom project is an open international initiative of scientists interested in the advancement of the understanding of the global aerosol and its impact on climate. A large number of observations (including MODIS, POLDER, MISR, AVHHR, SEAWIFS, TOMS, AERONET and surface concentrations) and results from more than 14 global models have been assembled to document and compare state of the art modeling of the global aerosol..
エアロゾルモニタリングシステム開発に関する研究
2014.06~2017.03, 代表者:竹村俊彦, 沖理子, 眞木貴史, 大原利眞, 九州大学, 宇宙航空研究開発機構, 気象研究所, 国立環境研究所, 九州大学, 宇宙航空研究開発機構, 気象研究所, 国立環境研究所
MRI及び九大は、EarthCARE、GCOM-C、GOSAT、次世代ひまわりデータの同化手法の研究を行い、自己が開発したエアロゾル予測システムを改良・運用する。NIESは、エアロゾル排出起源データベースを作成し、衛星や地上観測データによるエアロゾル予測モデルの検証を通じNIESが開発したエアロゾル予測システムを改良・運用する。JAXAは、MRI、九大及びNIESが改良したエアロゾル予測システムの予測結果をユーザへ配布する提供システムの初期検討を行う。.
地球規模の気候・環境変動予測に関する研究(HPCI戦略プログラム分野3)
2011.04~2016.03, 代表者:木本昌秀, 東京大学大気海洋研究所気候システム研究系, 東京大学
毎日の天気や長期予報、あるいは今世紀末の地球温暖化の影響など、全地球規模の気候計算は、さまざまな時間スケールを扱います。計算期間が長くなると計算量も膨大になるため、現在では、明日の天気を計算するときも全球大気モデルでは、雷雲のような一つ一つの雲は扱わず、多数の雲の集団効果を半経験的に推定して計算する方法が採られています。個々の雲を扱うような計算をしていては明日の天気予報に間に合わないからです。この研究では、近い将来このような計算上の制限が緩和されたとき、どのような成果がもたらされるかを、先んじて研究しようとしています。膨大な数の積乱雲からなる台風は、地球温暖化の景況を受けてどのように変容するでしょうか?現在は予報できない、赤道を1ヵ月以上かけて一周するような巨大なクモのかたまりが予測できれば熱帯の天気予報に革命が起こるのではないでしょうか?あるいは、空間的な細かさだけでなく、気候システム中でのさまざまな物質の循環や、化学生物学的な過程を取り入れて、気温や降水量だけでなく、将来の二酸化炭素量や大気汚染の予測は可能にならないでしょうか?従来予測の延長にとどまらず、京コンピュータの画期的な能力を借りて、気候シミュレーションの新しい可能性を探ります。.
大気環境物質のためのシームレス同化システム構築とその応用(気候変動適応研究推進プログラム)
2014.04~2015.03, 代表者:中島映至, 東京大学大気海洋研究所, 東京大学
次世代の全球大気モデルである正20面体格子非静力学モデル(NICAM)と領域モデルを利用して、二酸化炭素と大気汚染物質の両方を同化し、発生源を推定(逆問題)するシステムを構築する。このシステムを関東平野領域に適用して、温暖化・全球大気汚染・都市化の複合影響によって変化するメガシティー環境に社会が適応するための施策案を、国や自治体と協力して作成する。.
直面する地球環境変動の予測と診断(気候変動リスク情報創生プログラム)
2012.04~2017.03, 代表者:木本昌秀, 東京大学大気海洋研究所気候システム研究系, 東京大学
様々な季節から十年までの時間スケールにおいて、観測データを用いて検証可能な気候変動予測システムを構築し、信頼性の高い気候変動予測情報を提供することを目指す。.
高解像度気候モデルによる近未来気候変動予測に関する研究(21世紀気候変動予測革新プログラム)
2007.04~2012.03, 代表者:木本昌秀, 東京大学気候システム研究センター, 東京大学
大気海洋結合気候モデルを高精度・高解像度化して、人為要因による2030年程度までの近未来の気候変化の予測実験を行う。これまでにない高解像度の実験により、温暖化の社会影響評価・政策決定に資する定量情報の提供を図り、地球温暖化問題に対する国際的な取り組みの進展に貢献することを目指す。.
地球システム統合モデルによる長期気候変動予測実験(21世紀気候変動予測革新プログラム)
2007.04~2012.03, 代表者:時岡達志, 海洋研究開発機構, 海洋研究開発機構
地球システム統合モデルを使用して、西暦2300年までの地球温暖化予測実験を行い、CO2安定化シナリオの下での、長期的な地球環境の変化を予測する。また、大気中のCO2濃度を安定化させる上で許容される人為起源CO2排出量を評価する。地球環境変化予測の結果を用いて、予測の不確定性の評価・低減のための実験や、自然災害分野への影響評価を行う。.
高分解能大気海洋モデルを用いた地球温暖化予測に関する研究(人・自然・地球共生プロジェクト)
2002.04~2007.03, 代表者:住明正, 東京大学気候システム研究センター, 東京大学
東京大学気候システム研究センター・国立環境研究所・地球環境フロンティア研究センターの研究者の総力を結集して、高分解能大気海洋結合モデルMIROC(大気:水平解像度約120km (T106), 鉛直50層; 海洋:水平1/4度(経度)x1/6度(緯度), 鉛直45層)を開発し、地球温暖化予測を行い、現在の知見で最も確からしい温暖化に関する予測情報を提供し、温暖化対策や適応策などの政策決定に寄与するとともに、他国のモデルと比較検討することを通して地球温暖化予測の国際標準を作ることによって国際的な枠組み作りの基盤となることを目標とする。.
地球環境変化予測のための地球システム統合モデルの開発(人・自然・地球共生プロジェクト)
2002.04~2007.03, 代表者:松野太郎, 地球環境フロンティア研究センター, 地球環境フロンティア研究センター
地球環境全体の変化、すなわち気候・大気・海洋の組成、陸・海の生態系が相互に影響を与えつつ一体となって変化して行くのをシミュレートできる地球環境(地球システム)の統合モデルを開発する事およびそれを用いて炭素循環のフィードバックを含んだ地球温暖化予測を行う事。.
アジア域の広域大気汚染による大気粒子環境の変調(戦略的創造研究推進事業)
1999.09~2004.06, 代表者:中島映至, 東京大学気候システム研究センター, 東京大学
アジア域の広域大気汚染によるエアロゾルの増加に伴って、同地域の放射エネルギー収支と雲・降水場がどのように変調するのかを明らかにする。そのために、(1)エアロゾル、雲粒、霧粒までの雲のライフサイクルに関わる全粒径分布の形成機構と(2)粒子系の光学特性パラメーターと大気力学的、化学的パラメーターとの間の依存性に関する研究を行う。本研究を通して、温暖化予測や広域汚染の気候影響における国際的議論での強い足場になるような知見を得ることとする。.
研究業績
主要著書
主要原著論文
1. Takemura, T. and K. Suzuki, Weak global warming mitigation by reducing black carbon emissions, Scientific Reports, 10.1038/s41598-019-41181-6, 9, 4419, 2019.03, [URL].
2. Takemura, T., Distributions and climate effects of atmospheric aerosols from the preindustrial era to 2100 along Representative Concentration Pathways (RCPs) simulated using the global aerosol model SPRINTARS, Atmospheric Chemistry and Physics, 10.5194/acp-12-11555-2012, 12, 23, 11555-11572, 2012.12, [URL].
3. Takemura, T., and T. Uchida, Global climate modeling of regional changes in cloud, precipitation, and radiation budget due to the aerosol semi-direct effect of black carbon, SOLA, 10.2151/sola.2011-046, 7, 181-184, 2011.11, [URL].
4. Takemura, T., H. Nakamura, and T. Nakajima, Tracing airborne particles after Japan's nuclear plant explosion, EOS (Transactions, American Geophysical Union), 10.1029/2011EO450002, 92, 397-398, 2011.11, [URL], 東北地方太平洋沖地震による津波で被災した福島第1原子力発電所から放出された放射性物質が、北米および欧州へ飛散した様子を、大気微粒子の広域輸送モデルを用いたコンピュータシミュレーションにより、観測のタイミング通りに再現することに成功した。.
5. Takemura, T., H. Nakamura, M. Takigawa, H. Kondo, T. Satomura, T. Miyasaka, and T. Nakajima, A numerical simulation of global transport of atmospheric particles emitted from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant, SOLA, 10.2151/sola.2011-026, 7, 101-104, 2011.07, [URL].
6. 竹村俊彦, エアロゾル気候影響評価の現状と今後の展開, エアロゾル研究, 10.11203/jar.24.237, 24, 237-241, 2009.12, [URL].
7. 竹村俊彦, 大気エアロゾル予測システムの開発, 天気, 56, 455-461, 2009.06, [URL].
8. Takemura, T., M. Egashira, K. Matsuzawa, H. Ichijo, R. O'ishi, and A. Abe-Ouchi, A simulation of the global distribution and radiative forcing of soil dust aerosols at the Last Glacial Maximum, Atmospheric Chemistry and Physics, 10.5194/acp-9-3061-2009, 9, 3061-3073, 2009.05, [URL].
9. Takemura, T., Y. J. Kaufman, L. A. Remer, and T. Nakajima, Two competing pathways of aerosol effects on cloud and precipitation formation, Geophysical Research Letters, 10.1029/2006GL028349, 34, 4, L04802, 2007.02, [URL].
10. Takemura, T., Y. Tsushima, T. Yokohata, T. Nozawa, T. Nagashima, and T. Nakajima, Time evolutions of various radiative forcings for the past 150 years estimated by a general circulation model, Geophysical Research Letters, 10.1029/2006GL026666, 33, 19, L19705, 2006.10, [URL].
11. Takemura, T., T. Nozawa, S. Emori, T. Y. Nakajima, and T. Nakajima, Simulation of climate response to aerosol direct and indirect effects with aerosol transport-radiation model, Journal of Geophysical Research-Atmospheres, 10.1029/2004JD005029, 110, D2, 2005.01, [URL].
12. Takemura, T., T. Nakajima, A. Higurashi, S. Ohta, and N. Sugimoto, Aerosol distributions and radiative forcing over the Asian-Pacific region simulated by Spectral Radiation-Transport Model for Aerosol Species (SPRINTARS), Journal of Geophysical Research-Atmospheres, 10.1029/2002JD003210, 108, D23, 8659, 2003.08, [URL].
13. 竹村俊彦, 全球3次元エアロゾル輸送・放射モデルを用いたエアロゾルの分布及び放射強制に関する研究(2002年度日本気象学会山本・正野論文賞受賞記念講演), 天気, 50, 425-435, 2003.06, [URL].
14. Takemura, T., I. Uno, T. Nakajima, A. Higurashi, and I. Sano, Modeling study of long-range transport of Asian dust and anthropogenic aerosols from East Asia, Geophysical Research Letters, 10.1029/2002GL016251, 29, 24, 2002.12, [URL].
15. Takemura, T., T. Nakajima, O. Dubovik, B. N. Holben, and S. Kinne, Single-scattering albedo and radiative forcing of various aerosol species with a global three-dimensional model, Journal of Climate, 15, 333-352, 2002.02, [URL].
16. Takemura, T., T. Nakajima, T. Nozawa, and K. Aoki, Simulation of future aerosol distribution, radiative forcing, and long-range transport in east Asia, Journal of the Meteorological Society of Japan, 10.2151/jmsj.79.1139, 79, 1139-1155, 2001.12, [URL].
17. Takemura, T., H. Okamoto, Y. Maruyama, A. Numaguti, A. Higurashi, and T. Nakajima, Global three-dimensional simulation of aerosol optical thickness distribution of various origins, Journal of Geophysical Research-Atmospheres, 10.1029/2000JD900265, 105, D14, 17853-17873, 2000.07, [URL].
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
作品・ソフトウェア・データベース等
1. 竹村俊彦, 大気エアロゾル(微粒子)予測, 2007.04, [URL], 地球規模での大気中の微粒子(エアロゾル)の分布を計算する数値モデル SPRINTARS を用いて、1週間先までの大気中のエアロゾル分布を予測するシステムである。1日1回運用され、ホームページ上(http://sprintars.net/forecastj.html)では、全球およびアジア域のエアロゾル分布予測の動画を閲覧できる他、日本各地のエアロゾル濃度は4段階に分類することにより、一般にも理解しやすい表現を採っている。アジア大陸での急速な経済発展に伴う日本への越境大気汚染の増大が懸念されており、本システムが日々の社会活動にとって有益な情報を作成することが期待される。.
2. 竹村俊彦, 中島映至, 岡本創, 丸山祥宏, 沼口敦, 五藤大輔, SPRINTARS, 2001.10
気候システムに対するエアロゾルの影響及び大気汚染の状況をシミュレートするのを目的として、SPRINTARS (Spectral Radiation-Transport Model for Aerosol Species) は開発されました。 SPRINTARS は東京大学気候システム研究センター・国立環境研究所・地球環境フロンティア研究センターが共有している大気大循環モデル (CCSR/NIES/FRCGC AGCM) をベースとした全球3次元エアロゾル輸送・放射モデルです。取り扱われているエアロゾル種及び前駆体は、対流圏の主要エアロゾル及びその関連気体です。モデル内では、エアロゾルの発生、移流、拡散、除去(雨滴との衝突による除去、雲水への取り込みのよる除去、乾性沈着、重力落下)といった輸送過程を計算しています。特定期間のシミュレーションをするために、風・気温・比湿といった気象場は再解析データを使用してナッジングすることも可能です。放射過程は、各エアロゾルで異なる各波長の複素屈折率、粒径分布、吸湿成長を考慮して計算しています。また、エアロゾルによる雲粒径の変化(第1種間接効果)や降水量の変化(第2種間接効果)も考慮されています。海洋モデル若しくは簡易海洋モデルと結合することにより、フィードバックを含めたエアロゾルによる気候変動をシミュレートすることも可能です。
http://www.sprintars.net/.
その他の優れた研究業績
2011.05, 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第1作業部会(WG I)第5次評価報告書(AR5) 主執筆者(Lead Author).
2007.05, 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第1作業部会第4次評価報告書 執筆協力者(第2章, 第8章).
学会活動
所属学会名
日本気象学会
American Geophysical Union
日本エアロゾル学会
日本地球惑星科学連合
学協会役員等への就任
2016.08~2020.06, 日本気象学会, 国際学術交流委員会.
2016.08~2020.06, 日本気象学会, 地球環境問題委員会.
2013.10~2020.06, 日本気象学会, 山本賞候補者推薦委員会.
2008.07~2020.06, 日本気象学会, 気象研究コンソーシアム運営委員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2018.10.29~2018.11.01, 日本気象学会2018年秋季大会, セッションコンビーナ (Session Convener), 座長 (Chairmanship).
2018.10.15~2018.10.17, 17th AeroCom Workshop, 座長(Chairmanship).
2018.06.11~2018.06.15, Tri-MIP (AerChemMIP-RFMIP-PDRMIP) Workshop, 座長(Chairmanship).
2017.10.23~2017.10.24, Asian Conference on Meteorology 2017, セッションコンビーナ(Session Convener), 座長(Chairmanship).
2017.05.20~2017.05.25, JpGU-AGU Joint Meeting 2017, セッションコンビーナ(Session Convener), 座長(Chairmanship).
2016.09.19~2016.09.22, 15th AeroCom Workshop, 座長(Chairmanship).
2015.10.26~2015.10.27, Asian Conference on Meteorology 2015, セッションコンビーナ(Session Convener), 座長(Chairmanship).
2014.10.21~2014.10.23, 日本気象学会2014年秋季大会, 実行委員.
2014.07.28~2014.08.01, Asia Oceania Geosciences Society 11th Annual Meeting, 座長(Chairmanship).
2014.07.21~2014.07.22, 2nd ABC-SLCP Symposium, 座長(Chairmanship).
2011.10.03~2011.10.06, 10th AeroCom Workshop, organizing committee.
2011.06.28~2011.07.07, 25th General Assembly of the International Union of Geodesy and Geophysics (IUGG2011), 座長(Chairmanship).
2010.08.25~2010.08.28, 3rd Asia Pacific Radiation Symposium, 座長(Chairmanship).
2010.05.27~2010.05.27, JpGU Meeting 2010, 座長(Chairmanship).
2009.11.25~2009.11.27, 日本気象学会2009年秋季大会, 実行委員(シンポジウム担当), 司会(Moderator).
2008.05.18~2008.05.21, 日本気象学会2008年春季大会, 座長(Chairmanship).
2004.10.06~2004.10.08, 日本気象学会2004年秋季大会, 座長(Chairmanship).
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2016.05, Atmospheric Chemistry and Physics, 国際, 編集委員.
2014.06, Scientific Reports (Nature Publishing Group), 国際, 編集委員.
2014.07~2018.06, Journal of the Meteorological Society of Japan, 国際, 編集委員.
2010.01, Atmosphere, 国際, 編集委員.
2008.08~2012.07, エアロゾル研究, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度
2011年度
2010年度
2009年度 11  13 
2008年度
2007年度
2006年度
2005年度
2004年度
2003年度
2002年度
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
NASA Goddard Space Flight Center, UnitedStatesofAmerica, 2004.10~2005.10.
外国人研究者等の受入れ状況
2015.09~2016.09, 九州大学応用力学研究所, Korea, 政府関係機関.
2012.04~2013.03, 1ヶ月以上, 応用力学研究所, Taiwan, 政府関係機関.
受賞
日本学士院学術奨励賞, 日本学士院, 2019.02.
日本学術振興会賞, 日本学術振興会, 2019.02.
Highly Cited Researchers 2018, Clarivate Analytics, 2018.11.
Highly Cited Researchers 2017, Clarivate Analytics, 2017.11.
Highly Cited Researchers 2016, Clarivate Analytics, 2016.11.
Highly Cited Researchers 2015, Thomson Reuters, 2015.09.
地球惑星科学振興西田賞, 日本地球惑星科学連合, 2015.05.
Highly Cited Researchers 2014, Thomson Reuters, 2014.06.
日本気象学会学会賞, 日本気象学会, 2013.05.
Asian Young Aerosol Scientist Award (Asian Aerosol Research Assembly), Asian Aerosol Research Assembly, 2011.08.
日本エアロゾル学会奨励賞, 日本エアロゾル学会, 2009.08.
科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞, 文部科学省, 2008.04.
Young Scientist Award (International Radiation Commission), International Radiation Commission, 2004.08.
日本気象学会山本・正野論文賞, 日本気象学会, 2002.10.
九州大学研究活動表彰, 九州大学, 2016.11.
九州大学研究活動表彰, 九州大学, 2015.11.
九州大学研究活動表彰, 九州大学, 2014.11.
九州大学研究活動表彰, 九州大学, 2013.11.
九州大学研究活動表彰, 九州大学, 2012.11.
九州大学研究活動表彰, 九州大学, 2011.11.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2019年度~2023年度, 基盤研究(S), 代表, 階層的数値モデル群による短寿命気候強制因子の組成別・地域別定量的気候影響評価.
2015年度~2019年度, 基盤研究(A), 代表, エアロゾル地上リモートセンシング観測網による数値モデルの気候変動予測の高度化.
2015年度~2016年度, 挑戦的萌芽研究, 代表, 気候モデルに適用する新しい雲・降水成長スキームの開発.
2009年度~2010年度, 若手研究(A), 代表, 数値モデルを用いた大気エアロゾルの気候に対する影響の予測.
2006年度~2008年度, 若手研究(A), 代表, 大気エアロゾル予報モデルの開発.
2003年度~2004年度, 若手研究(B), 代表, 全球エアロゾル輸送・放射モデルを用いたエアロゾルの気象場に対する影響に関する研究.
2001年度~2001年度, 特別研究員奨励費, 代表, エアロゾルの全球規模輸送モデルの開発及びその気候に対する影響に関する研究.
2010年度~2010年度, 基盤研究(B), 分担, 衛星搭載アクティブセンサーによる雲微物理特性導出とその生成機構の解明.
2009年度~2010年度, 基盤研究(A), 分担, 対流圏物質輸送モデルへのデータ同化手法の導入と新展開.
2007年度~2010年度, 基盤研究(S), 分担, 航空機観測に基づくアジアのブラックカーボンの気候影響の解明.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2014年度~2018年度, 環境省環境研究総合推進費, 代表, 数値モデルによる気候・環境変動評価と影響評価.
2010年度~2013年度, 最先端・次世代研究開発支援プログラム, 代表, 数値モデルによる大気エアロゾルの環境負荷に関する評価および予測の高精度化.
2009年度~2010年度, 地球環境研究総合推進費, 代表, 4次元データ同化手法を用いた全球エアロゾルモデルによる気候影響評価.
2009年度~2010年度, 三井物産環境基金, 代表, データ同化手法を用いた地球規模でのエアロゾルの排出量推定と気候影響評価.
2006年度~2006年度, 昭和シェル石油環境研究助成, 代表, 大気エアロゾルの気温変動に対する影響評価.
2002年度~2006年度, 科学技術振興調整費 (文部科学省), 代表, 気象モデルによるエアロゾルの気候影響研究.
2007年度~2010年度, 21世紀気候変動予測革新プログラム, 分担, 地球システム統合モデルによる長期気候変動予測実験.
2007年度~2010年度, 21世紀気候変動予測革新プログラム, 分担, 高解像度気候モデルによる近未来気候変動予測に関する研究.
2003年度~2005年度, 環境省地球環境研究総合推進費, 分担, 大気中の水・エネルギー循環の変化予測を目的とした気候モデルの精度向上に関する研究.
2004年度~2006年度, 文部科学省新世紀重点研究創生プラン 人・自然・地球共生プロジェクト, 分担, 諸物理過程のパラメタリゼーションの高度化.
2002年度~2006年度, 新世紀重点研究創生プラン 人・自然・地球共生プロジェクト, 分担, 地球環境変化予測のための地球システム統合モデルの開発.
2002年度~2006年度, 新世紀重点研究創生プラン 人・自然・地球共生プロジェクト, 分担, 高分解能大気海洋モデルを用いた地球温暖化予測に関する研究.
2002年度~2004年度, 戦略的創造研究推進事業 (文部科学省), 分担, アジア域の広域汚染大気による大気粒子環境の変調.
2000年度~2002年度, 環境省地球環境研究総合推進費, 分担, 気候変動の将来の見通しの向上を目指したエアロゾル・水・植生等の過程のモデル化に関する研究.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2009.04~2010.03, 代表, エアロゾル・氷晶相互作用スキームのMIROCへの導入と検証.
寄附金の受入状況
2019年度, 内山夏帆, SPRINTARS予測システム.
2019年度, 垣内孟, SPRINTARS予測システム.
2018年度, Readyfor, クラウドファンディング/PM2.5予測システムを今後も継続運用していくために.
学内資金・基金等への採択状況
2018年度~2018年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 地上・衛星観測及びモデルを使ったエアロゾルの光学的特性の時間・空間変動特性.
2018年度~2018年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 全球雲解像モデルを用いた雲エアロゾル相互作用の放射強制力.
2017年度~2017年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 全球雲解像・エアロゾル輸送モデルによる雲エアロゾル相互作用の不確定性低減.
2017年度~2017年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 全球気候モデルを用いたエアロゾルの気候影響の解析.
2017年度~2017年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 長期観測におけるエアロゾルの気候影響に関する研究.
2015年度~2016年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 衛星観測を用いたエアロゾル気候モデルの雲微物理過程の検証.
2012年度~2016年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 東アジア域における大気エアロゾルの気候影響に関する研究.
2010年度~2011年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 大気エアロゾルと雲の光学的特性の気候影響に関する研究.
2010年度~2011年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 大気化学・エアロゾル気象モデルの開発と検証.
2006年度~2009年度, 応用力学研究所共同利用研究, 分担, 東アジア域における大気エアロゾルの気候影響に関する研究.

九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。
 
 
九州大学知的財産本部「九州大学Seeds集」