九州大学 研究者情報
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田口 智章(たぐち ともあき) データ更新日:2019.07.03

教授 /  医学研究院 臨床医学部門 生殖発達医学講座


大学院(学府)担当

学部担当

その他の教育研究施設名

役職名

環境発達医学研究センター長


電子メール
ホームページ
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/pedsurg/
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電話番号
092-642-5573
FAX番号
092-642-5580
就職実績-他大学
就職実績有, 福岡市医師会看護専門学校非常勤講師1992年4月〜1993年3月
九州大学医療技術短期大学部非常勤講師1992年4月〜1995年3月
産業医科大学非常勤講師1998年4月〜現在
就職実績-民間機関等
就職実績有, 福岡市医師会福岡市立急患診療センター非常勤医師1997年4月〜現在
取得学位
ヒルシュスプルング病腸管におけるペプチド作働性神経の異常に関する研究
専門分野
小児外科、新生児外科、移植外科、周産期医学
活動概要
 小児消化管疾患の病理学的研究、特にヒルシュスプルング病のペプチド神経、NO神経や腸管ペースメーカーのc-kitに関する研究をすすめ、またヒルシュスプルング病発生に関して異常血管の存在を報告し、craniocaudal migrationと血行障害説を結びつける独自の理論を展開している。さらにヒルシュスプルング病類縁疾患では、その分類とともに、出生後の腸管神経細胞の経時的変化を解明した。また厚生労働科学研究として、2011年度「Hirschsprung 病類縁疾患の現状調査と診断基準に関するガイドライン作成」、さらに2012~2013年度「小児期からの消化器系希少難治性疾患群の包括的調査研究とシームレスなガイドライン作成」、2014~2016年度「小児期からの希少難治性消化管疾患の移行期を包含するガイドラインの確立に関する研究」、2017~2019年度「小児期から移行期・成人期を包括する希少難治性慢性消化器疾患の医療政策に関する研究」の研究代表者を務めている。
 小腸移植の分野では、移植小腸の平滑筋と神経機能、神経分布、冷保存とviability判定法、虚血再還流傷害、免疫抑制療法、部分小腸グラフトとしての空腸と回腸の比較などに関して主にラットを用いて研究を行ってきた。さらにブタを用いて拒絶反応のモニターとして腸管運動をStrain gage transducerを装着し、早期診断に有効であることを示した。ミニ移植を用いてドナー特異的免疫寛容の誘導をミニブタを使って行っていた。臨床例は1例施行し、1年間は生着した。
 また新生児外科疾患のうち胎児治療が必要な症例の選択とその適応に関して、肺嚢胞性疾患のCCAMについて臨床分類を提唱し胎児治療の適応を明確にした。また胎児リンパ管腫の胎児治療の可能性について症例を重ねて検討している。横隔膜ヘルニアで高度肺低形成の症例には胎児麻酔の有効性を周産母子センター、麻酔科とともに検討してきた。さらに2004年以後はgentle ventilationによる呼吸管理法の導入により90%という生存率を得ている。
 九州大学病院では、平成18年に九州大学大学院医学研究院小児外科学分野教授に就任して以来、平成18年に九州大学病院小児医療センター長・九州大学病院MEセンター長、平成19年に九州大学病院周産母子センター長(翌年より九州大学病院総合周産期母子医療センターに改称)、平成25年に九州大学医療系統合教育センター長、平成27年に九州大学統合教育研究センター副センター長・九州大学環境発達医学研究センター長・九州大学病院栄養管理部長、平成30年に九州大学病院救命救急センター長・集中治療部長など、数多くの施設の責任者として病院の中枢を担って来た。その他では九州大学遺伝子治療臨床研究倫理審査委員会委員、九州大学病院臨床倫理委員会委員として活動を行っている。
 教育では、大学院生の講義と研究指導、医学部学生の講義と臨床修練を担当し、また平成5年からは医学部の学務委員会の委員として学生教育の問題点に取り組み、日本小児外科学会でも平成5年から教育委員会委員として小児外科の卒前、卒後教育の諸問題に対応するとともに、日本小児外科学会の卒後教育セミナーの講師を担当。また地域医師のための生涯研修セミナーの講師やJICA(国際協力事業団)の一員としてパキスタン国・イスラマバード小児病院での医療指導を行った。
 1987年カナダマックギル大学・モントリオール小児病院にてpostodoctoral fellowとして1年、1997年文部省在外研究員としてピッツバーグ大学・小児病院にて2ヶ月の海外留学を経験し、いずれも小腸移植および肝移植に関する臨床および研究を行った。
 社会活動として小児外科および周産母子センターの市民公開講座の企画・運営・講師・司会を担当している。また身体障害者福祉法に規定する小腸機能傷害およびぼうこう又は直腸機能障害の指定医師として活動している。
 厚生労働省の「小腸移植委員会委員」「小児がん医療・支援のあり方に関する検討会構成員」「疾病・障害認定審査会 身体障害認定分科会委員」「成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業事前及び中間・事後評価委員」として、小腸移植や小児がん、身体障害者や成育疾患の領域で貢献している。また、福岡県がん対策推進協議会委員、福岡市障がい者更生相談所嘱託医、特別研究員等審査会専門委員、卓越研究候補者選考委員会書面審査員及び国際事業委員会書面審査員・書面評価員、学校法人福岡学園評議員としての活動も行っている。

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