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大内田 理一(おおうちだ りいち) データ更新日:2019.07.10

講師 /  九州大学病院 口腔機能修復科 九州大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座




取得学位
歯学博士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
歯科補綴学
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
術中レジストレーションを必要としない歯科インプラントナビゲーション
目的:歯科インプラント手術においてインプラント床形成を行なう際,解剖学的諸器官に対し安全を配慮しなければならない.すなわち上顎洞や切歯管への穿孔,下顎神経損傷や舌側骨外穿孔等の回避である.直視で確認できないドリルの先端位置について、術者は術前の設計と手に伝わる感覚を頼りに操作を行ってきた.近年CTコンピュータシミュレーションで作製したサージカルガイドが使用されるようになってきたが,十分な骨幅を持ち均質な皮質骨および海面骨を皮質骨に対し垂直に形成するのであれば十分な役割を果たすが,実際の臨床では骨幅のある陳旧姓の歯牙欠損部位ばかりでなく,骨幅の狭いイレギュラーな皮質骨や抜歯後またはその治癒過程中の床形成を余儀なくされる.このような骨の硬軟を斜めに形成しなければ良好なインプラントポジションを獲得できない場合,ドリル軸単一方向の形成となるサージカルガイドは安定性に問題が残り,また内部注水を持たないドリルシステムではオーバーヒートのリスクを抱えやすい.安定性において有利である骨レベルのサージカルガイドではガイドの安定やドリリング時の冷却効率の向上と引き換えにオープンフラップによる外科的侵襲と手術時間の拡大,術後腫脹疼痛のリスクは大きくなる.以上のような背景のもと,やはりインプラント床形成の基本的な手技の向上および臨機応変なアダプテーションテクニックが求められる.本研究では手術支援システムとして歯牙固定によるレフランスとマーカによって手術部位の位置変動を補正し,解剖学的諸器官とドリルの位置関係を術前CT上に術中リニアに再現する歯科インプラント用ナビゲーションシステムを開発した.このように低侵襲で安全な治療を行うために歯科インプラント手術時に赤外線ナビゲーションシステムを用いて行っている。また上顎歯列に装着した赤外線マーカによるナビゲーションシステムは耳鼻科人工内耳手術や脳外科腫瘍手術にも利用されており低侵襲で安全な治療に貢献している。これまで企業と産学連携にて歯科インプラント手術支援ロボットシステムの開発を進めてきた。
まず歯科インプラントナビゲーションシステムを実用化するため,九州大学発のベンチャー企業を2017年3月に立ち上げた。現在試作機が完成して臨床応用を開始した.

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