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丸山 マサ美(Maruyama Masami) データ更新日:2023.11.22

講師 /  医学研究院 保健学部門 医学研究院


大学院(学府)担当

医学系学府 保健学専攻 統合基礎看護学講座

学部担当

医学部 保健学科 統合基礎看護学講座 QFC-SP 教員兼任 2022年4月~

役職名

九州大学大学院医学研究院保健学部門 


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ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/masami-maruyama
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
https://fcsp-qu.org
九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP) .
https://www.shs.med.kyushu-u.ac.jp
九州大学大学院医学系学府保健学専攻 .
電話番号
092-642-6710
FAX番号
092-642-6710
取得学位
博士(医学), 修士(人間科学)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
バイオエシックス・生命・医療倫理学,コミュニケ-ション論, 医史学・看護歴史
外国での教育研究期間(通算)
03ヶ年06ヶ月
活動概要
  平成4年4月より(テーマ)胚子への医学的介入とその社会的保護に関する一考察-生殖医療におけるドイツおよびイギリス比較研究-着手、修士号(人間科学)取得後、平成18年3月、生殖補助医療における生命倫理研究、博士号(医学)取得。学位研究と共に、平成11年・平成21年、Georgetown University Kennedy Institute of Ethics,IBC:Intensive Bioethics Course 受講により、平成16年より専門書『医療倫理学』『バイオエシックス』編著。専門教育(学部・大学院)と共に、全学教育(基幹教育院フロンテフィア科目)を開始。平成19年、九州大学大学院医学研究院保健学部門短期海外派遣制度により平成20年3月18日~3月31日The Kenndy Institute od Ethics Georgetown University訪問時には、同大学Prof.Carol Taylor支援によりGeorgetown University Hospital 見学・病院倫理委員会参加。理論のみならず実践を重視する教育・研究を基礎とする。本学大学・大学院講義において、Bioethics基礎理論と応用理論・演習を実施。教材開発は、教科書「医療倫理学(中央法規,2004,2009)」・教科書「バイオエシックス(川島書店,2018)」に加えて、「マイクロカウンセリングに基づいた看護のためのコミュニケーションDVD(丸善、2012)」「アニメでわかる看護の歴史・医療倫理の歴史DVD(丸善、2022)」総監修。2022年7月「医学史事典(丸善)」においては、第Ⅳ部「日本の医学(2)近現代」における戦時下の非人道的医学研究(1)九州大学生体解剖事件(2)京都大学と731部隊を執筆。基幹教育院教育・講義「課題協学」「基幹教育セミナ-」、フロンティア科目「バイオエシックス入門」「医療倫理学Ⅰ・Ⅱ」科目担当責任者である。大学院教育においては、医学系学府医科学専攻科目「生命倫理学」、保健学専攻科目「医療と生命倫理」科目担当責任者である。2022年4月1日よりQFC-SP教員兼任。現在、兵庫県立姫路東高等学校SSH運営指導委員、福岡県教育庁振興部高校課事業「ふくおか高校生知の創造塾」ファッシリテ-タ-などを担当。九州大学高大連携事業においては、未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP,Bio&Life コ-ス)高校生のバイオエシックス研究を指導。社会活動としては、12期理事:日本看護歴史学会理事長として、学会事務局運営・歴史資料研究・教育発展に貢献。また、1994年より活動する日本生命倫理学会では、評議員として、学会活動に従事。西日本生命倫理研究会(事務局担当)・運営(Covid-19感染症拡大期間は休会)してきた。
 教育活動については、基礎看護学講座に所属し、コミュニケ-ション論を中心とする基礎教育に携っている。学生の体験学習(臨地実習)におけるコミュニケ-ションなど、看護倫理教育と共に、看護場面におけるコミュニケションに関する教育・研究を実施する。医療系統合教育科目『インフォ-ムドコンセント』担当。また、平成12(2000)年、21世紀プログラム課程1期生より卒業研究指導する。課題教育授業を通し、21世紀プログラム課程学生の協力教員兼任(詳細、書籍『𠮷岡斉を語る/𠮷岡斉が語る』花書院,2023年)。平成19(2007)年から、アジア総合政策センタ-協力教員として「日中韓連携プロジョクト:東アジアの新しい地域共通アイデンティティの形成に関する実証的総合研究-日中韓の死生観、医療倫理への提言:アジア生命倫理の確立と移植医療への提言に参画し、医療・生命倫理部門における国際比較研究を実施。コ-ディネ-タ-として、平成19年2月1日・2日(九州大学医学部百年講堂)・平成19年11月15日・16日(於韓国ソウル東國大學校)におけるシンポジウム開催(九州大学アジア総合研究センタ-紀要第2号参照)。平成20年10月(於中国・青島)、第3回日中韓シンポジウム開催。日中韓『告知に関する死生観の比較研究』を報告。特に、研究においては、平成24年度から科研費(萌芽研究:代表者 丸山マサ美(テーマ)九州大学医学部における史料研究、平成26年度、P&P 代表者 丸山マサ美(テ-マ)九州大学史料研究-九州帝國大学医学部史料を中心に(採択)-により、医史学、看護史、科学史に関する研究に着手した事で、平成20年8月、日本看護歴史学会-第22回学術大会-於九州大学医学部百年講堂、学術集会長 として開催。平成26(2014)年6月、日本医史学会-第115回学術集会-於九州国立博物館、実行運営委員長として学会運営。令和に入り、日本看護歴史学会理事・理事長(12期)拝命し、学会管理・運営に従事する。令和4年4月よりQFC-SP(Bio&Lifeコース)を兼任。令和5年度より、バイオエシックス研究『告知に関する死生観』に関心を持つ生徒の研究指導に従事する。保健学部門大学院科目『医療と生命倫理』、医系大学院修士課程『生命倫理学』科目担当責任者であり、基幹教育院フロンティア科目『医療倫理学Ⅰ』『医療倫理学Ⅱ』・『バイオエシックス入門(夏学期)』・『バイオエシックス入門(集中講義)』、課題教育を通し、各部局学生にバイオエシックス教育が普及。現在、九州大学高大連携事業『ふくおか高校生知の創造』は、九州大学と福岡県教育庁が取組んできた18年に及ぶ教育活動であり、現在、『ふくおか高校生知の創造』ファッシリテータとして参加し、福岡県下の高校生へのバイオエシックス教育(啓蒙活動)を重視し、積極的に活動している。

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