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吉住 朋晴(よしずみ ともはる) データ更新日:2024.04.09

教授 /  医学研究院 臨床医学部門 消化器・総合外科


専門診療領域
生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学. 生物系/医歯薬学/外科系臨床医学/肝・胆・膵外科学.
臨床医資格
日本消化器病学会, 指導医. 日本肝臓学会, 指導医. 日本移植学会, 認定医. 日本肝胆膵外科学会, 高度技能指導医. 日本肝臓学会, 専門医. 日本外科学会, 指導医. 日本外科学会, 専門医. 日本消化器外科学会, 指導医. 日本消化器病学会, 専門医. 日本消化器外科学会, 専門医.
医師免許取得年
1992年
勤務時間配分
対象年度研究時間配分(%)教育時間配分(%)臨床時間配分(%)管理運営時間配分(%)
2012年度 10 20 40 30
2013年度 10 10 30 50
2016年度 10 20 40 30
2018年度 20 20 30 30
2019年度 25 20 35 20
特筆しておきたい臨床活動
 北部九州はC型肝炎に苦しむ患者さんを数多く抱える地域です。C型肝炎は治療を行わないと、肝硬変さらに肝癌へと高率に進展する疾患で、その克服は九州大学病院に課された使命の一つであると考えています。診療では、肝移植を希望して当院を受診された患者さんの外来における窓口として、生体肝移植の当院における成績及びリスク、提供を希望されるドナーの危険性、生体肝移植後の短期生存率を上昇させるためのドナーの選択、レシピエントの管理などについて説明を行っています。外科手術は、生体肝移植ドナーおよびレシピエントの手術を中心に行っています。また、集中治療室及び外科病棟において、種々の合併症が起こりうる生体肝移植術後の管理を行う中心メンバーの一人です。肝移植術後の長期生存の確保のために、原疾患の再発予防あるいは治療に対する取り組みにも力を入れています。具体的には、C型肝炎の再発に対するインターフェロン治療、肝癌症例に対する術後のadjuvant chemotherapyなどを全国の他施設に先駆けて、積極的に行ってきました。当院における生体肝移植症例数は、2012年度末で472例に達しました(小児外科症例を含む)。全体の生体肝移植後生存率は1年約90%と全国的に見ても良好な成績です。これまでに、術後成績向上のための予測式の作成、生体肝移植における脾臓摘出の有用性などを世界に先駆けて発信してきました。また2012年度は脳死肝移植を5例(これまでの合計8例)に行いました。
 一方、教育においては、臨床研修指導医の資格を持ち、当院における2005年度の研修医支援教員の一人として、研修医の臨床教育及び日常生活における相談などの活動も行いました。臨床講義は、2005年度は、当科を実習する医学部5年生及び6年生に対するベッドサイド講義に加え、医学部4年生と歯学部で臓器移植についての臨床講義を行いました。2010年度は、医学部4年生に臓器移植の講義を行いました。また、共用試験医学系OSCEの外部評価者(外科系手技)の資格を持ち、宮崎大学におけるOSCEに外部評価者として参加しました。2010年度は、九州大学のOSCEで腹部診察の責任者を務めました。2012年度は長崎大学におけるOSCEに外部評価者として参加しました。
 2005年は消化器外科専門医、消化器病専門医、肝臓専門医を新たに取得しました。
 2008年には肝胆膵外科学会高度技能指導医とがん治療認定医を、2009年には日本外科学会指導医、2010年には日本消化器外科学会指導医を取得しました。また、2009年度からは消化器病学会九州支部評議員として、年2回行われる評議員会に出席しています。
2013年度から日本消化器病学会、日本臨床外科学会および消化器癌発生学会、日本肺高血圧学会、九州外科学会の評議員となり、活動しています。
2014年度には肝臓学会指導医、2015年度には消化器病学会指導医を取得しました。
2015年度から日本消化器外科学会の評議員、日本移植学会の代議員及び幹事に選ばれました。
2016年度からは日本外科学会の代議員に選ばれました。
2021年まで九州大学病院肝臓部会の部会長、パスワーキンググループ長、保険診療適正化委員、心臓移植・腎移植小委員会委員、高難度新規医療技術審査委員会委員、臨床倫理委員会委員、日本移植学会理事などを務めました。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。