九州大学 研究者情報
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基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
知足 美加子(ともたり みかこ) データ更新日:2023.12.22



主な研究テーマ
英彦山修験道石造美術における廃仏毀釈の影響-豪潮律師作宝篋印塔を中心に
キーワード:3Dデータ 修験道 美術 復元 英彦山
2013.04~2015.03.
3Dデータ化による修験道美術の復元-英彦山今熊野窟を中心に-
キーワード:3Dデータ 修験道 美術 復元 英彦山
2013.04~2015.03.
障害者の他者性と芸術表現
キーワード: 芸術  福祉 
2007.10~2008.10.
彫刻観 と触知の関係
キーワード:彫刻 触知
2012.04~2013.03.
従事しているプロジェクト研究
「アートによる物語理論の構築 −自然の循環と協働体の再生−」プロジェクト
2021.05~2023.03, 代表者:知足美加子, 九州大学大学院芸術工学研究院, 九州大学大学院芸術工学研究院
「社会包摂デザインイニシアティブ/ソーシャルアートラボ」の一環
アートを通した協働が、どのような「物語」を創造し共有・伝達されていくのかというプロセスに着目し、
フィールドワークや質的評価等を行う。さらに、これを理論化することで将来世代の人材育成に資することを目指す。.
被災銘木(鬼杉落枝・千本杉倒木)による英彦山下宮御神体・不動明王制作プロジェクト
2020.10~2023.03, 代表者:知足美加子, 九州大学, 九州大学.
朝倉復興支援あさくら杉おきあがりこぼし展実行委員会
2017.07~2023.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 九州大学.
九州大学ソーシャルアートラボ「アートと社会包摂」 復興支援プロジェクト
2018.04~2023.03, 代表者:尾本章, 九州大学, 九州大学ソーシャルアートラボ
http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/180701_tour.html.
九州大学ソーシャルアートラボ「志賀島自由大学」
2018.04~2023.03, 代表者:藤枝守, 九州大学, 九州大学ソーシャルアートラボ
http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/shikanoshima.html.
基盤研究(A) 九州北部豪雨による流木被害の要因と影響:森林環境政策の合意形成に向けて
2018.04~2023.03, 代表者:佐藤宣子, 九州大学
本研究は、平成29年7月九州北部豪雨に伴う流木被害に関して、①被害要因と被害影響を森林 科学各分野研究者によって多角的に検証すること、②流木被害軽減を考慮した森林ゾーニングを 提案すること、③災害関連他分野研究者との議論および既存の流木被害軽減策の効果を比較考察 し、新たな森林環境政策を提言することを目的としている。被害要因調査では、山腹崩壊と地 形・地質、過去の施業履歴、林道の線形と維持・管理作業、スギ品種との関連を考察する。被害 影響の調査は、被災後における森林・河川の水循環、植生回復、地元住民の就業・山村集落への 定住条件、スギの文化的歴史的価値意識の変化について解明する。わが国の森林政策は、1970年 代までは裸地の確実な緑化が課題であったが、現在は森林蓄積の増加と気候変動下で豪雨被害が 多発するという段階において、減災しうる森林の配置と循環的な資源利用が課題となっている。 本研究では、森林法などの既存制度の課題抽出とともに、被災自治体に有効な森林ゾーニングの 提案を目指す。.
基盤研究(B) 怒りと悪の表象と源流-飛鳥、奈良、平安初期の世界像と邪悪表現の多義性の研究
2018.04~2023.03, 代表者:Cynthea Bogel, 九州大学
邪悪(evil/demonic)表現に特化した美術史研究は欠如しているといっても過言ではない。本研究は、 飛鳥・奈良・平安初期の日本における世界認識と関連して、美術表現としての人型や半人型邪悪像の意 義を考察する先駆的なものである。従来の美術史研究の方法論である個別作品の分析や類似作品との 比較にとどまらず、邪悪表現の果たす多義的役割を明らかにすることを目的とする。また邪悪表現の多様 性を、当時の政治・社会・宗教的側面から、その源流や在来の神や渡来人の齎した思想やイメージと関 連して、山岳と都/九州・東北地域/東アジア各国と日本、仏教〜民俗学のコンテクストから解釈する野心 的かつ新鮮な研究である 。本研究では邪悪像を現地調査にて収集し、データベースを作成することも目 標とする。.
「英彦山活性化観光拠点づくりプロジェクト」 歴史文化基本構想を活用した観光拠点づくり事業(文化庁)
2017.06~2020.03, 代表者:知足美加子, 九州大学芸術工学研究院, 英彦山活性化観光拠点づくり協議会
(英彦山神宮、添田町観光連盟、英彦山観光協会、英彦山神輿会、英彦山地域デザインLLP、英彦山門前町同好会、英彦山子てんぐ塾)
文化庁・歴史文化基本構想を活用した観光拠点づくり事業。
1)英彦山歴史文化財活用整備事業(英彦山神宮参道休憩所整備)
(2)英彦山文化再構築事業(文化財コンテンツの調査・開発及び検証、修験道学習体験プログラムの開発)
(3)英彦山歴史文化ブランド発信推進事業(英彦山の歴史文化を活かした観光コンテンツ、周遊ルート開発)
(4)英彦山観光ガイド育成事業
(5)英彦山歴史文化ブランド発信推進事業(案内板の設置)
(6)その他組織の目的達成のために必要な活動、事業.
基盤研究(C) 英彦山修験道石造美術における廃仏毀釈の影響 ― 豪潮律師作宝篋印塔を中心に
2016.04~2020.03, 代表者:知足美加子, 九州大学
本研究は山岳信仰(修験道)に関する石造文化財、および周辺環境の3Dデータ化を通して、廃仏毀釈による欠損部分を補い修験道石造美術を復原するものである。三大修験の一つでありながら、明治期の弾圧が厳しかった英彦山修験道(福岡県)に注目し、廃仏毀釈時の文化財破壊行為と、それを回避するために加えられた改変部分を分析する。忌避または受容された意匠と、その表象の分析を行うことによって、当時の社会意識が否定した修験道文化の内容を探る。容認と否定の境界を精査することで、修験道文化の輪郭を浮かび上がらせる。山・川・海の地理的連関を宗教概念としてとらえた修験道文化を再評価し、3Dデータを応用した石造美術復原の体系化を行う。.
基盤研究(B) デザイン保護の世界的な統一を目指してー創作実態と法的保護の調和ー
2014.04~2017.03, 代表者:麻生典, 九州大学
デザイン保護の世界的な統一を目指して、制作実態と法的保護を調和させる研究。その中で、彫刻芸術やアイヌ美術に関する知識提供、および論考を行う。.
科学研究費・挑戦的萌芽研究「3Dデータ化による修験道造形美術の再現−英彦山磨崖石仏を中心に」
2013.04~2015.02, 代表者:知足美加子, 九州大学
本研究は英彦山修験道に関する意匠、および周辺環境の3D(three-dimensional) データ化を通して、風化損傷による欠損部分を補った修験道美術の全体像を、彫刻家である筆者の知見を活かしながら復原するものである。.
研究業績
主要著書
1. 朝廣和夫,知足美加子,長津結一郎,中村美亜,,村谷つかさ, 知足美加子「手あてとしてのアート」ソーシャルアートラボ編『アートマネージメントと社会包摂』水曜社、2021年 pp.148-165, ソーシャルアートラボ, pp.148-165, 2021.07, [URL].
2. 知足美加子,白水祐樹, (増刷改訂版)知足美加子『九州北部豪雨災害復興支援団体紹介小冊子“かたり”』 九州大学ソーシャルアートラボ, ソーシャルアートラボ, 全50ページ, 2021.02, [URL].
3. 知足美加子,白水祐樹,川口理恵,永松美和,松本亜樹,密岡稜大,町野陽子,永松京, 知足美加子『九州北部豪雨災害復興支援団体紹介小冊子“かたり”』 ソーシャルアートラボ, 2019年 , ソーシャルアートラボ, 全48ページ, 2019.10, [URL].
4. ソーシャルアートラボ, 知足美加子「アートを通じた再生ー修験の世界観と災害復興」  ソーシャルアートラボ編 『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』水曜社,2018年 , 水曜社, pp.138-151, 2018.07, [URL].
5. 知足 美加子, 「復興支援とアート」  杉本めぐみ編 『九州の防災』, 九州大学, pp.94-106, 2018.03, [URL].
6. 知足 美加子, 「彫刻における作家性と複製の問題」 麻生典、Chiristoph Rademacher編 『デザイン保護法制の現状と課題 -法学と創作の視点から-』, 日本評論社, pp.560-575, 2016.12, [URL].
主要原著論文
1. 藤田恭輔,森本友紀, 知足 美加子, 「手描きアニメーションにおける 流体調表現の生成」, 芸術科学会論文誌, https://doi.org/10.3169/itej.73.799, Vol. 20, No. 1, 40-44, 2021.03, [URL].
2. ブランコラウラ、冬野美晴、知足美加子, Immersive video materials for standardized English-speaking tests: Development and ongoing application.  , ICoME2020: Diversity Education in ICT Advanced Society,, 220-227., 2020.08, [URL], 英語能力テストにおける没入感映像教材:開発と適用.
3. 坂本 博康, 白川 康博, 加藤 隆之, 井上 光平, 笠 駿介, 知足 美加子, 「高演色LEDで照明された絵画の均等色差空間における色彩エントロピーと色彩多様性の評価」, 映像情報メディア学会誌



, https://doi.org/10.3169/itej.73.799, 73, 4, 799-806, 2019.06, [URL], 照明展示された絵画の画像解析により,その絵画が人の色覚に与える色彩の多様性を評価する一指標を提案。.
4. 知足 美加子, 「廃仏毀釈の影響を受けた英彦山修験道美術における復原的考察 ー豪潮宝篋印塔、三所権現御正体、不動明王立像ー」, 日本山岳修験学会『山岳修験』, 62, 49-67, 2018.10, 本研究は、英彦山修験道美術の復原を通して、廃仏毀釈および修験道禁止令によって改変された意匠と、その表象の分析を行った。容認と否定の境界を精査することで、修験道文化の輪郭を明らかにするものである。.
5. Mikako Tomotari (知足 美加子), A Study of the Buddhist Stone Reliefs of Mt. Hiko and the Influence of Shugendo in the Kyushu Region, Religion and the Arts, Leiden,Netherlands;Koninklijke Brill NV(ブリル学術出版社)
, 10.1163/15685292-02104001, Volume 21, Issue 4, pages: 459 –489-12, 2017.10, [URL], Shugendo, which prospered during Japan’s Middle Ages, valued ascetic practices and fused mountain worship with Taoism, Shinto, Buddhism, Animism, astronomy, and medicine. However, since it was transmitted via oral tradition from one generation to the next, limited evidence can be found. Therefore, this essay analyzes 3D imaging data of stone reliefs found at Mt. Hiko, located in the Kyushu region of Japan, to discern whether the carvings depict certain deities and how the Sanskrit characters found in the moon circles represent Shugendo thinking. In addition, it examines how the influence of Shugendo art spread throughout the Kyushu region, Kiyomizu (Kagoshima Prefecture), and Aoki (Kumamoto Prefecture) as well as reassesses its cultural significance. With regard to the former, the results show that a relief of a seated Amitabha was engraved between two other deities: the Mahaasthaamapraapta and Avalokiteśvara. Concerning the latter, the findings reveal that these were the locations of Amitabha worship by the esoteric Tendai sect, which revered “the water” (rivers) and represented an association among Mt. Hiko, Kumano, and Aoki..
6. 知足 美加子, 英彦山修験道美術の復原および地理的関連性の考察 -今熊野窟磨崖仏、清水磨崖仏、青木磨崖仏―, 九州大学大学院 芸術工学研究院 紀要, 21号, 1-12, 2014.10, 本研究は破損が進む英彦山今熊野窟、清水磨崖仏、青木磨崖仏等の修験道美術について、三次元立体計測を用いて復原し、文化的関連性を考察することを目的としている。.
7. 知足 美加子, 3Dデータ化による修験道美術の再現―英彦山今熊野窟を中心に―, 日本山岳修験学会, 54号, 76-92, 2014.09, [URL], 本研究は破損が進む英彦山今熊野窟の修験道美術について、三次元立体計測を用いて調査・分析し、芸術的観点から文化観を考察することを目的としている。.
8. 知足美加子 吉永幸靖, フランシスコ・スニガの彫刻観と触知の関係 ーポストコロニアル的視座からー, 芸術工学研究 vol.17 pp.23-35, vol.17, pp.23-35, 2012.11, 彫刻家スニガの失明後の作品を分析し、失明後の作品に晴眼時の造形的特徴との一貫性を見いだした。そして、失明後のスニガの作品は「障害を独自性とするアウトサイダー・アート」とは異なり、失明前からの彫刻観をもとにしたものであること。またポストコロニアル社会の中で求め続けてきたリアルさが、失明という契機によってスニガと作品の間に生じていたことを明らかにした。.
9. 知足 美加子, フランシスコ・スニガの彫刻観に関する研究, 筑波大学博士論文, 2012.03, メキシコの彫刻家フランシスコ・スニガの彫刻観を分析した。メキシコ革命等の歴史的史実や、ポストコロニアル的な社会状況との関連を踏まえながら、スニガが彫刻にリアリティと存在感を求めた理由を明らかにした。.
10. 知足 美加子, 障害・芸術・コミュニケーション, Arting 08 pp-26-36, 08, 26-36, 2012.05, [URL], 障害者の芸術表現について、日本と海外の歴史的経緯の違いについて言及。近年障害者の表現活動は、社会的包容力の拡大を目指す方向から、個と個のコミュニケーションを指向する方向への移行しつつある。具体的事例をもとに検証した.
11. 知足美加子, 障害者の他者性と芸術表現, 九州藝術学会 学会誌デアルテ, 24号 p.37~p.53, 2008.06, [URL].
12. 知足 美加子, 二風谷プロジェクト, ●TRACES 2 "Race"panic and the memory of migration p.371~376
●別冊 思想 トレイシーズ928号 p.288~292
, 2001.08, [URL].
13. 知足美加子, 彫刻理論によるCGのリアリティへの考察, 芸術工学研究 No.3 p.69~75, 2000.10, [URL].
14. 知足美加子, ポストコロニアル下の芸術的意識構造, デアルテ16 p.79~92, 2000.03, [URL].
15. 知足美加子, フランシスコ スニガ, 日彫会報 No.38, 1996.01.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 知足 美加子, 書評 『風のイメージ世界』  , 週刊読書人, 2024.01, 週刊読書人(2022年6月3日号).
2. 知足 美加子, 記事 「英彦山神宮鬼杉不動の制作-英彦山の信仰と自然を形に-」, 福岡県美術協会, 2022.07, [URL], ファス63号]p.1. .
3. 知足 美加子, 書評 『アイヌのビーズ』  , 週刊読書人, 2022.06, [URL], 週刊読書人(2022年6月3日号).
4. 知足 美加子, 研究報告書 『英彦山修験道における自然信仰と森林文化再興のための鬼杉落枝と千本杉による不動明王像制作』  , 九州大学, 2022.04, [URL], 知足美加子 「英彦山修験道における自然信仰と森林文化再興のための鬼杉落枝と千本杉による不動明王像制作」 pp.1-26
石上洋明 「鬼杉不動持物制作《黄銅倶利伽羅剣》《黄銅羂索》」 pp.27-30
杉岡世邦 「鬼杉の不動明王制作における製材について」 pp.31-37
弓削直樹・田村美帆・渡辺敦史「英彦山周辺スギ古木群の遺伝的関係と九州在来品種起源の解明に向けて」 pp.38-41
清水邦義、永田真紀、松本雅子、中島大輔「スギ(Cryptomeria japonica)の多機能性健康増進効果」 pp.42-45.
5. 知足 美加子 , 「アート活動を通した"共に生きる社会"の創造3』 九州大学ソーシャルアートラボ アートマネジメント人材育成事業 2018-2020年度活動報告書
pp.134-151
, 九州大学大学院芸術工学研究院附属ソーシャルアートラボ, 2021.03.
6. 上瀧恵理子,福田千鶴,野々村淑子,豊崎七絵,山村ひろみ,知足 美加子, 「人文・社会科学系・女性教授Web座談会」pp.26-27, ポリモルフィア6, 2021.03.
7. 知足 美加子, 「生まれ変わる被災木』p.3, The Fas (福岡県美術協会会報誌)60, 2020.12.
8. 知足 美加子, 「アートとしての庭の共創」『アート活動を通した" 共に生きる社会"の創造2』p.13, 九州大学ソーシャルアートラボ, 2020.03.
9. 知足 美加子, 「災害復興×アート、美しい庭としての再生」『アート活動を通した" 共に生きる社会"の創造』p.13, 九州大学ソーシャルアートラボ, 2019.03.
10. 知足 美加子, 「海と潮、山と樹の響きを形にする」『海と神話をつなぐー志賀島プロジェクト2018』p.12, 九州大学ソーシャルアートラボ, 2019.03.
11. 大塚千枝、朝倉由希、田畑一恵、林智樹、村尾里奈、藤浩志、宮里武志、知足美加子、吉田幸弘、本郷寛、寺井剛敏, 「芸術系大学等連絡会議」『障害者の芸術活動を支援する新進芸術家育成事業とその育成を芸術系大学において行う基盤構築のための調査事業』pp.34-53, 文化庁、東京藝術大学、金沢工芸大学, 2019.03.
12. 知足 美加子, 話題提供4「復興支援とアート」『木の建築47』(有)フロムライフ2018年pp.11-14, NPO木の建築フォラム, 2018.09.
13. 知足 美加子, 九州北部豪雨災害支援「復興とアートー九州北部豪雨 災害流木再生プロジェクト」『第24回公開フォラム 災害をのり越える林業と木の建築』木と建築フォラム 2018年pp.75-83, 木と建築フォラム, 2018.06.
14. 知足 美加子, 九州北部豪雨災害支援「災害流木再生プロジェクト」『木科学情報』25巻1号、日本木材学会九州支部 2018年pp.6-9, 木科学情報, 2018.03.
15. 知足 美加子, 西部地区自然災害資料センターニュースNo.58『特集平成9年7月九州北部豪雨』「九州北部豪雨災害における文化と復興」九州大学西部地区自然災害資料センター pp.32-37, 西部地区自然災害資料センター, 2018.03.
16. 知足 美加子, 九州大学ソーシャルアートラボ(SAL) 平成27−29年度成果報告書『アートが生まれる場所 アートが紡ぐ時間3』「アート通じた-再生 - 修験の世界観と災害復興」 正光印刷株式会社 pp.122-135, 正光印刷株式会社, 2018.03.
17. 知足 美加子, KYUDAI NEWS Kyushu University Campus Magazine No.29, Kyushu University, February 2018, pp.12-13., 望月印刷株式会社, 2018.02.
18. 知足 美加子, 「九州大学芸術工学研究院の障碍者芸術支援」『障害者の芸術活動を支援する新進芸術家育成事業とその育成を芸術系大学において行う基盤構築のための調査事業3』p.37, 望月印刷株式会社, 2017.03, 平成28年度文化庁「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 障害者の芸術活動支援プロジェクト実施事務局 (東京藝術大学美術学部、金沢美術工芸大学).
19. 知足 美加子, 廃仏毀釈の影響を受けた英彦山修験道美術の研究および信仰対象としての再現 -鋳造製彦山三所権現御正体と木彫不動明王立像-, ミドリ印刷, 2016.11, [URL], 英彦山修験道美術における廃仏毀釈の影響を調査・分析し、彦山三所権現御正体と不動明王を新たな信仰対象として再現した。彦山三所権現御正体では、意匠の分析から廃仏毀釈の影響と3面の発見場所の違いについて考察を行った。また神仏習合の表象が意図的に省かれたことを明らかにした。不動明王立像では破損個所の分析から、廃仏毀釈時に光背の破壊がその後の両足の損傷をまねいたという可能性を示した。.
20. 知足 美加子, 国展トークイン事業開催報告書「第10回国展トークイン-作家の目、作家の心」p.11, 国画会, 2016.05, [URL], 第90回国展の関連事業として、作家と鑑賞者が意見を交わし、美術を通じたコミュニケーションを深める活動が行われている。作家として複数のグループに出品作を説明し、意見交換を行った。.
21. 知足 美加子, 書評 ハンス・プリンツホルン『精神病者はなにを創造したのか-アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの原点 』 林晶/ティル・ファンコア訳、ミネルヴァ書房、2014年, 図書新聞, 2015.04, [URL], 1922年、ドイツの精神科医師であるプリンツホルンは、ヨーロッパ各地から精神病者の作品を5千点以上集めた。本書はその芸術的価値について論じたものである。シュルレアリスト等、モダンアーティストに多大な影響を与えた。現在のアール・ブリュットなどの障碍者芸術活動を形作ったの原典ともいえる貴重な書籍である。図書新聞からの依頼により、美術史や障碍者の社会的状況への考察を加えながら、2000字程度で書評を行った。.
22. 梶谷敏明, 河上信行, 白川琢磨, 永尾正剛, 長野覚, 錦織亮介, 西谷正, 桃崎祐輔, 井形進, 井形栄子, 一瀬智, 岡寺良, 亀崎敦司, 小林知美, 酒井芳司, 正田実知彦, 須永敬, 知足 美加子, 中村琢, 桃崎祐輔、知足美加子「第3章英彦山の調査結果、第1節山内の遺構・遺物、7石造物」『添田町文化財調査報告書第10集、英彦山総合調査報告書』 pp.79-105, 添田町教育委員会, 2016.04, 英彦山の遺構・遺物である石造物や窟に関する調査結果をまとめたもの.
23. 知足美加子, 現代GP報告書「未来につづく道 ー大地、生命、農業、芸術」(地域環境、農業活用による学生教育の活性化), 糸島現代GP, 2009.06, [URL].
主要学会発表等
1. 知足 美加子, 福岡県美術協会会員展, 福岡県美術協会, 2023.09, [URL].
2. 知足 美加子, 「景観と意識をつなぐアート ーパブリックアートの射程ー」, 景観セミナー, 2023.07, [URL].
3. 知足 美加子, 「英彦山修験道における自然信仰と森林文化再考 ー鬼杉落枝と千本杉による不動明王像制作ー」, 日本山岳修験学会, 2022.10, [URL], 「第42回日本山岳修験学会 飯田学術大会 」発表要旨・資料集 p.29.
4. 知足 美加子, 「福岡県美術協会会員展」, 福岡県美術協会, 2022.09, [URL].
5. 知足 美加子, 「国展福岡展」, 国画会, 2022.06, [URL].
6. 知足 美加子, 「アートによる豪雨災害支援-英彦山修験道の自然振興と森林文化に習う」, 日本茅葺き文化協会 茅葺きフォーラム「棚田と茅葺き民家と地域づくり」, 2022.05, [URL].
7. 知足 美加子, 第7回九州国展, 国画会, 2021.11, [URL].
8. 知足 美加子, 福岡県美術協会会員展, 福岡県美術協会, 2021.09, [URL].
9. 知足 美加子, 第95回国展, 国画会, 2021.04, [URL].
10. 知足 美加子, 第6回九州国展, 国画会, 2019.12, [URL].
11. 知足 美加子, 第93回 国展秋季展, 国画会, 2019.11, [URL].
12. 知足 美加子, 福岡県美術協会展 , 福岡県美術協会, 2019.09, [URL].
13. 知足 美加子, 第93回 国展, 国画会, 2019.05, [URL].
14. 知足 美加子, 第5回九州国展, 国画会, 2019.03, [URL].
15. 知足 美加子, 出会う伝える初女さん展, 出会う 伝える 初女さん 実行委員会 & 森のイスキア , 2018.09, [URL].
16. 知足 美加子, 福岡県美術協会展, 福岡県美術協会, 2018.09.
17. 知足 美加子, 復興支援とアートー九州北部豪雨災害流木再生プロジェクトを中心にー, 木と建築フォラム, 2018.06, [URL].
18. 知足 美加子, 第92回 国展, 国画会, 2018.05, [URL].
19. 知足 美加子, 国展秋季展、91回国展受賞作家展, 国画会, 2017.11, [URL].
20. 知足 美加子, 「廃仏毀釈の影響を受けた英彦山修験道美術における復原的考察」
『第38回日本山岳修験学会資料集』p.34, 日本山岳修験道学会, 2017.10, [URL], 本研究では英彦山廃仏毀釈時の文化財破壊行為と、それを回避するために加えられた造形的改変部分を調査した。また、文化財の復原を通して、忌避または受容された意匠と、その表象の分析と考察を行った。容認と否定の境界を精査することで、修験道文化の輪郭を浮かび上がらせることを目的とする研究である。.
21. 知足 美加子, 第4回九州国展, 国画会, 2017.10, [URL], 第4回九州国展に出品。.
22. 知足 美加子, 国展大阪展, 国画会, 2017.06, [URL], 大阪市立美術館.
23. 知足 美加子, 国展名古屋展, 国画会, 2017.05, [URL], 愛知県美術館.
24. 知足 美加子, 第91回国展, 国画会, 2017.05, [URL], 国立新美術館。一般公募の審査も担当。監査記録係長。.
25. 笠駿介, 敷田麻衣, 白川康博, 加藤隆之, 吉永 幸靖, 知足 美加子, 「高演色性LED照明による絵画の色覚空間におけるエントロピー計測と照明方法の評価」, CVIM2017年1月研究会プログラム(第205回) , 2017.01, [URL], 近年の低エネルギー消費化に向けて,美術館をはじめ一般の商店等においても展示用の照明をLED 光源へ置
き換える動きが強まっており,そのための高演色性LED ランプの研究開発が活発に進められている.本報告では,特に絵画等の美術品に対する照明の光源や方法を画像解析の手法に基づき評価するための一指標を提案する.ヒトの視覚におけるXYZ 等色関数に従う色覚情報からL*a*b* 色差空間へ変換を行った後,この空間におけるヒストグラムのエントロピーを求め評価指標とする.これは,ヒトの知覚に与える色彩情報の多様さの指標であり,この観点から照明効果を評価する.重色の手法による油彩画の作品制作を高演色性LED および昼白色蛍光灯の照明のもとで行った.これらの作品を対象とする評価実験の結果を報告する..
26. 知足 美加子, 国展福岡展, 国画会, 2016.06, 第2回国展福岡展に出品。.
27. 知足 美加子, 第39回国画会彫刻部秋季展、90回記念国展受賞作家展, 国画会, 2016.11, [URL].
28. 知足 美加子, 第90回国展出品, 国画会, 2016.04, [URL], 第90回国展彫刻部に出品。一般公募の審査も担当。監査記録係長。.
29. 知足 美加子, 第71回福岡県美術協会会員展, 美術協会, 2015.09, [URL], 福岡県美術協会会員展に出品。.
30. 知足 美加子, 第3回九州国展, 国画会, 2015.08, [URL], 第3回九州国展に出品。.
31. 知足 美加子, 第89回国展出品, 国画会, 2015.05, [URL], 第89回国展彫刻部に出品。一般公募の審査も担当。.
32. 藤枝 守, 知足 美加子, 現代神楽「甕の音なひ」美術, ホールマネジメントエンジニアリングユニット, 2015.03, [URL], 藤枝守作曲の音楽イベントにおける美術を担当.
33. 知足 美加子, 九州大学総合研究博物館公開展示「ふくおかをしあわせにするデザイン」, 九州大学総合博物館, 2014.12, [URL], 展覧会において彫刻作品を発表.
34. 知足 美加子, 第2回九州国展(絵画、彫刻), 国画会, 2014.12, [URL], 展覧会において彫刻作品を発表.
35. 知足 美加子, 第37回国画会彫刻部秋季展 第88回国展受賞作家展(版画、彫刻、工芸、写真), 国画会, 2014.11, [URL], 展覧会において彫刻作品を発表.
36. 知足 美加子, 東京デザイナーズウイーク2014、プロ展
ASIA AWARDS審査, デザインアソシエーション, 2014.10, [URL], 展覧会において彫刻作品を発表.
37. 知足 美加子, 福岡県美術協会会員展, 福岡県美術協会, 2014.09, [URL], 福岡美術協会の展覧会において彫刻作品を発表.
38. 知足 美加子, 第88回国展出品, 国画会, 2014.05, [URL], 第88回国展彫刻部に出品。一般公募の審査も担当。.
39. 知足 美加子, 「3Dデータ化による修験道美術の再現-英彦山今熊野窟を中心に」
『第34回日本山岳修験学会資料集』p.38, 日本山岳修験道学会, 2013.10, [URL], 本研究は貴重な修験道造形美術を3D(three-dimensional)データ化により調査・分析し、保存に向けた足がかりを作ろうとするものである。磨崖石仏と崩落した岩石群を3Dデータ化および立体プリントすることによって崩落以前の全体像を再構成し、阿弥陀三尊の存在を実証することを目的としている。.
40. 知足 美加子, 「彫刻の美とは何か」, 日本図学会九州支部, 2013.08, [URL], 美術史における彫刻という表現媒体の位置付け、彫刻史、彫刻要素等を整理し
形としての彫刻の美について分析を行った。.
41. 知足美加子, 福岡県美術協会会員展, 福岡県美術協会, 2013.09, [URL], 福岡美術協会の展覧会において彫刻作品を発表.
42. 知足美加子, 国展福岡展, 国画会, 2013.06, [URL], 国展福岡展彫刻部に出品。彫刻部の副代表.
43. 知足美加子, 第87回国展出品, 国画会, 2013.05, [URL], 第87回国展彫刻部に出品。一般公募の審査も担当。.
44. 知足 美加子, 第36回彫刻部秋季展, 国画会, 2013.10, [URL], 彫刻「ELF」を出品。本作品は鉄材を溶接、構成し、生物の動的なエネルギーを表現したものである.
45. 知足美加子, 遊牧民木彫展, 2013.03, 髙島屋大阪店6階ギャラリーNext.
46. 知足美加子, 第35回国画会彫刻部秋季展 ーかたちと触覚ー, 国画会, 2012.10, [URL], 国画会彫刻部会員、準会員、受賞作家による展覧会.
47. 知足美加子, 九州国展, 国画会, 2012.07, 九州国展彫刻部に出品。彫刻部の副代表.
48. 知足美加子, 第86回国展出品, 国画会, 2012.05, [URL], 第86回国展彫刻部に出品。一般公募の審査も担当。.
49. 知足美加子, 損保ジャパン美術財団選抜奨励展, 2012.03, 損保ジャパン東郷青児美術館企画の展覧会において彫刻作品を発表.
50. 知足美加子, 福岡県美術協会会員展, 2011.09, 福岡美術協会の展覧会において彫刻作品を発表.
51. 知足美加子, 国展福岡展, 国画会, 2011.06, [URL], 福岡国展彫刻部に出品。彫刻部の副代表.
52. 知足美加子, 第85回国展出品, 国画会, 2011.04, [URL], 第85回国展彫刻部に出品。一般公募の審査も担当。.
53. 知足美加子, 障がい者の他者性と芸術表現〜障がいの有無を超えた芸術表現とは何か〜, 甲南大学人間科学研究所第47回公開研究会, 2009.11, [URL].
54. 知足美加子, 障害と表現, 美学会全国大会 ゼミナール「美学と文化多様性」, 2007.10.
55. 知足美加子, 自己表現からはじまるものー福祉作業所等におけるアートプロジェクト, 日本福祉芸術学会, 2004.02.
56. 知足美加子, マイノリティの問題と芸術, フォーラム「日本とタイの女性アーティスト:その感受性と創造性」, 2001.03.
57. 知足美加子, 二風谷プロジェクト, Traces「人種パニックと移民の記憶」, 2000.01.
58. 知足美加子, ポストコロニアル状況下における芸術的意識構造, 九州藝術学会, 1999.07, [URL].
作品・ソフトウェア・データベース等
1. 知足美加子, 彫刻「寒水十一面観音」, 2023.09
県美術協会会員展, [URL].
2. 知足美加子, 彫刻「ハシビロコウ」, 2023.05
第97回国展, [URL].
3. 知足美加子, 彫刻「寒水大師」, 2022.09
福岡県展会員展, [URL].
4. 知足美加子, アートガーデン「植物の一年時計」, 2022.06
九州大学伊都キャンパス(パブリックコレクション), [URL].
5. 知足美加子, 彫刻「母の膳」, 2022.05
第96回国展(国立新美術館)、国展福岡展(福岡県立美術館)
八女立花町有形文化財「白城の里 旧大内邸」にてパブリックコレクション, [URL].
6. 知足美加子, 彫刻「鬼杉不動」, 2022.02
英彦山神宮 下津宮(パブリックコレクション), [URL].
7. 知足美加子, 彫刻「拈華微笑」, 2021.04
第95回国展(国立新美術館) 災害被災木の杉皮葺き板倉「斎」に設置(パブリックコレクション), [URL].
8. 知足美加子, オブジェ「連句の輪」, 2020.11
復興支援 被災地住民を中心に募集した短詩19句を木製オブジェとして制作。「黒川庭園と喫茶アート養生会」で発表、展示。, [URL].
9. 知足美加子、杉岡世邦、池上一則, アートガーデン「黒川庭園と泰庵」, 2020.03
共星の里 黒川INN美術館 
九州北部豪雨災害復興支援, [URL].
10. 知足美加子, 彫刻「彼岸フグの呼吸」, 2019.11
第93回 国展秋季展 (東京都美術館)、福岡県美術協会展(福岡県美術館), [URL].
11. 知足美加子, 彫刻「花開童子と福太郎童子(吉木の山桜)」, 2019.05
第93回 国展 (国立新美術館)
第6回 九州国展(久留米市美術館)
添田町役場 パブリックコレクション, [URL].
12. 知足美加子, 彫刻「ミソサザイの一礼」, 2018.08
第92回国展 (国立新美術館), [URL].
13. 知足美加子, 彫刻「朝倉龍」, 2018.05
第92回国展 (国立新美術館), [URL].
14. 知足美加子, 彫刻「捨身月兎」, 2017.09
福岡県美術協会会員展 (福岡県美術館), [URL].
15. 知足美加子, 彫刻「雉ノ火消シ」, 2017.05
第91回 国展、国画会彫刻部(国立新美術館)
      国展名古屋展(愛知県美術館)
      国展大阪展(大阪市立美術館)
第4回 九州国展(福岡県立美術館), [URL].
16. 知足美加子, 木彫「不動明王立像」, 2016.11
英彦山奉幣殿再建400年記念事業、鎌倉期の文化財の再現, [URL].
17. 知足美加子, 彫刻「ピエタ」, 2016.09
国画会秋季展(東京都美術館)
福岡県美術協会会員展(福岡県美術館)に出品。, [URL].
18. 知足美加子, 彫刻「彷徨う自由」, 2016.04
第90回国展彫刻部(国立新美術館)に出品。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/freedom.html
および、国展福岡展(アジア美術館)に出品。, [URL].
19. 知足美加子, 彫刻「猫の時」, 2015.11
第38回国画会彫刻部秋季展(東京都美術館)に出品。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/neko.html, [URL].
20. 知足美加子, 彫刻「邂逅」, 2015.04
第89回国展(国立新美術館)に出品。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/kaikou.html, [URL].
21. 知足美加子, 彫刻「眠り」, 2014.11
第37回国画会彫刻部秋季展(東京都美術館)に出品。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/sleep.html, [URL].
22. 知足美加子, 彫刻「跳躍山犬」, 2014.05
第88回国展(国立新美術館)に出品。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/terry2.html, [URL].
23. 坂井健一郎、知足美加子、鶴巻史子, 映像作品「清水磨崖仏群」, 2014.11
英彦山修験者が制作したとされる県指定文化財「清水磨崖仏群月輪大梵字」を中心に、難解な文化的背景について、視覚的に理解できる映像制作に努めた。, [URL], 鹿児島県南九州市の清水磨崖仏群紹介映像。.
24. 知足美加子, 彫刻「山犬テリー」, 2013.05
第87回国展(国立新美術館)に出品。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/terry.html, [URL].
25. 知足美加子, 彫刻「望郷の牛」, 2012.04
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/boukyou.html, [URL], 第88回国展(東京都新美術館)、震災復興支援として、福島県浪江町「希望の牧場」に設置.
26. 知足美加子, 彫刻「上をむいて」, 2012.10
第35回国展秋季展(東京都美術館)http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/uewomuite.html, [URL].
27. 知足美加子, 彫刻「少年座像」, 2012.12, [URL].
28. 知足美加子, 彫刻「水と風」, 2011.09
水と風の循環をテーマにしている。鉄の溶接によって制作した作品。, [URL].
29. 知足美加子, 彫刻「エルフの木」, 2011.04
第85回国展(国立新美術館)に出品。
絵本「かたあしだちょうのエルフ」(小野木学、ポプラ社 1970年)を題材に制作した。自己犠牲を伴いながら他者貢献するエルフの姿に、東日本大震災における相互扶助を重ねた。作品イメージは被災地支援のボランティア団体「福岡エルフの木」に引用されている。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~tomotari/fukuoka.elf.html, [URL].
30. 知足美加子, 彫刻「エルフ」, 2010.09
鉄による構成作品。福岡県展会員展に出品
, [URL].
31. 知足美加子, 彫刻「山古志の角突」, 2010.04
樟、155×240×85cm 第84回国展(国画会)出品。
損保ジャパン美術財団奨励賞受賞。国画会会員推挙。
新潟県長岡市山古志(中越地震の被災地)に寄贈, [URL].
32. 知足美加子, 彫刻「胎動 - 新しい命と大地のために」, 2009.09
樟、60×60×100(cm)
福岡県美術協会会員展, [URL].
33. 知足美加子, 彫刻「いのち」, 2009.05
白銅、27×10×10(cm) 3人展, [URL].
34. 知足美加子, 彫刻「死生の彼方」, 2009.04
樟、鉄、155×125×116(cm) 第83回 国展(国画会彫刻部) 国立新美術館, [URL].
35. 知足美加子, 彫刻「空眼」, 2008.12
鉄 80×65×30cm 国画会彫刻部・彫刻の試み展(東京都美術館)、県美術協会展(福岡県立美術館), [URL].
36. 知足美加子, 彫刻「水天」, 2008.09
樟 70×56×60cm 福岡県美術協会会員展, [URL].
37. 知足美加子, 彫刻「西湖」, 2008.08
樟 155×55×55cm
2008国際木彫シンポジウム招待制作作品, [URL].
38. 知足美加子, 彫刻「土に伏して」, 2008.05
樟 97×188×65(cm) 第82回国展(国立新美術館), [URL].
39. 知足美加子, 彫刻「ダ・ヴィンチの素描の立体化」, 2008.03
石膏とウレタン樹脂の2点 12×35×16(cm) 九州大学附属図書館 芸術工学分館 特別展示会「万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチの世界へようこそ」, [URL].
40. 知足美加子, 彫刻「黒田如水」, 2008.01
ブロンズ 35×37×27(cm) 2007年 福岡市総合図書館設置, [URL].
41. 知足美加子, インスタレーション「命の根」, 2007.12
素材:米、糠、塩、ミカンの葉 30×320×320(cm) 2007年
JA粕屋本所3階催事会場 九州大学社会連携事業「芸術文化を取り込んだ先導的な食育と地域農産物のブランド化3」の一環として, [URL].
42. 知足美加子, 彫刻「触れたかった手に」, 2007.05
樟 77×50×40cm 
第81回 国展 国立新美術館, [URL].
43. 知足美加子, インスタレーション「橘の響き」, 2007.03
社会連係事業の一環として、農と芸術の協働インスタレーション

柑橘系作物、竹、テグス、銅線 268×480×180(cm), [URL].
44. 知足美加子, 彫刻「からす」, 2006.09
樟 25×55×13(cm)
第31回 国画会彫刻部の試み展ーコラボレーション (東京都美術館)
第62回 福岡県美術協会 会員展 (福岡県立美術館), [URL].
45. 知足美加子, 彫刻「とも」, 2006.09
樟 16×47×35(cm)
○第30回 国画会彫刻部秋季展 銀座洋協アートホール

○国画会 京都展, [URL].
46. 知足美加子, 彫刻「寒立馬(かんだちめ)」, 2006.04
樟 207×146×60(cm)
第80回国展 国画会新人賞受賞/準会員推挙作品, [URL].
47. 知足美加子, 彫刻「海美の風」, 2004.04
樟 82×67×57(cm)
第78回国展, [URL].
48. 知足美加子, 彫刻「とも」, 2003.08
樟 16×47×35cm
第32回県美術協会会員展 福岡県美術館.
49. 知足美加子, 彫刻「子守唄」, 2003.04
樟 113×100×75cm
第77回 国展 東京都美術館, [URL].
50. 知足美加子, 彫刻「空」, 2002.08
樟 102×36×22cm
第31回県美術協会会員展 福岡県美術館, [URL].
51. 知足美加子, 彫刻「輓馬’00」, 2000.04
鉄 165×275×63cm
第74回 国展 東京都美術館, [URL].
52. 知足美加子, 彫刻「回想 二風谷ダム」, 1999.04
黒大理石 160×31×41cm
第73回 国展 東京都美術館, [URL].
53. 知足美加子, 彫刻「稲佐」, 1998.04
樟 243×86×76cm
第72回 国展 東京都美術館, [URL].
54. 知足美加子, 彫刻「初女さん」, 1997.04
樟 85×51×60cm, [URL].
55. 知足美加子, 彫刻「オアハカ」, 1996.08
ブロンズ 37×12×8cm
福岡県美術協会展 福岡県美術館, [URL].
56. 知足美加子, 彫刻「対馬」, 1996.04
樟 230×80×70cm
第71回 国展 東京都美術館, [URL].
57. 知足美加子, 彫刻「女性立像」, 1995.11
ブロンズ 71×25×16cm
福岡市美術展 福岡市美術館, [URL].
58. 知足美加子, 彫刻「立像」, 1995.08
石膏 185×65×55cm
第54回県展 福岡県美術館, [URL].
59. 知足美加子, 彫刻「ロドリゴ」, 1995.08
樟 63×58×40cm
第54回県展 福岡県美術館, [URL].
60. 知足美加子, 彫刻「トゥーレの木」, 1995.04
樟 206×75×70cm
第70回 国展 東京都美術館
筑波大学収蔵品, [URL].
61. 知足美加子, 彫刻「グゥテマルテカ」, 1994.04
樟 188×70×60cm
第69回 国展 東京都美術館, [URL].
62. 知足美加子, 彫刻「Cara Blanca」, 1992.06
コーヒーの根 41×31×32cm
Casa del Artista展 コスタリカ国, [URL].
63. 知足美加子, 彫刻「ばんば」, 1988.08
鉄 145×220×110
第46回県展 福岡県美術館, [URL].
その他の優れた研究業績
2014.10, 東京デザイナーズウイーク2014、プロ展
ASIA AWARDS審査.
2012.03, 第31回 損保ジャパン美術財団選抜奨励展.
2011.01, 国画会彫刻部受賞作家展.
2009.06, 講演会「いのちと彫刻」 島根芸術文化センター(グラントワ).
2009.06, 島根芸術文化センター特別展示/彫刻「死生の彼方」.
2009.05, 展覧会「3人展」(障害をもつアーティストと共に) エスタスカーサにて.
2006.12, 「El Taller グループ展」
NPO法人ラテンアメリカ文化センター・ギャラリーEl Taller.
学会活動
所属学会名
日本山岳修験学会
国画会
美学会
福岡県美術協会
九州藝術学会
学協会役員等への就任
2023.11~2031.03, 日本山岳修験学会, 理事.
2023.09~2030.03, 福岡市美術展運営委員会, 運営委員.
2017.10~2030.03, 日本山岳修験学会, 評議員.
2015.04~2030.03, 国画会, 運営委員.
2013.03~2030.03, 福岡県美術協会, 運営委員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2023.11.25~2023.11.27, 第43回日本山岳修験学会, 司会.
2023.11.01~2023.11.08, 第97回国展受賞作家展.国展秋季展, 会場陳列計画係.
2023.10.07~2023.10.07, 2023アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA, 審査員.
2023.09.08~2023.09.08, 第35回福岡県美しいまちづくり建築賞(一次審査), 審査員.
2023.09.01~2023.10.01, 第78回福岡県美術展覧会, 審査員.
2023.03.28~2023.04.02, 第53回福岡市美術展, 審査員.
2022.09.08~2022.11.21, 第36回福岡県美しいまちづくり建築賞, 審査員.
2022.05.20~2022.11.26, 第35回福岡県美しいまちづくり建築賞, 審査員.
2022.11.05~2022.11.05, 2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA, 審査員.
2022.11.03~2022.11.03, 「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト, 審査員長.
2022.04.26~2022.04.27, 第96回国展審査・監査記録, 審査員.
2022.04.02~2022.04.02, 英彦山と杉 《鬼杉不動》制作報告会 , 主宰.
2021.08.25~2021.08.25, 芸工コンペ2021, 審査員.
2021.12.24~2021.12.24, 2021アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA, 審査員.
2021.11.03~2021.11.03, 「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト, 審査員長.
2021.04.20~2021.04.21, 第95回国展審査・監査記録, 登壇者.
2020.12.23~2020.12.23, 2020アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA, 審査員.
2020.11.07~2020.11.07, グリーンインフラ・ネットワーク・ジャパン2020「グリーンインフラ・アート」, 登壇者.
2020.08~2020.08, 芸工コンペ2020, 審査員.
2019.06.01~2019.06.01, 清水磨崖仏県指定60周年記念「ここまで分かった清水磨崖仏」, 登壇者.
2019.05.01~2019.05.13, 第93回国展, 審査員、審査記録.
2018.11.17~2018.11.17, 九州北部豪雨災害からのメッセージ, 登壇者.
2018.11.10~2018.11.10, 復興支援のためのアートの企画提案・ブレインストーミング, 主催、登壇者、ワークショップコーディネーター.
2018.10.26~2018.10.26, 黒川復興ガーデンとバイオアート-英彦山修験道と禅に習う, 主催、ワークショップコーディネーター.
2018.10.08~2018.10.08, 黒川ヒストリーアート, 登壇者.
2018.06.03~2018.06.03, 第24回公開フォラム「災害エオのり越える林業と木の建築」, 登壇者.
2018.04.23~2018.05.12, 第92回国展, 監査記録長.
2018.03.11~2018.03.11, ソーシャルアート・フォーラム「アートを通じた地域の再生」, 企画登壇.
2017.10.02~2017.10.15, 九州国展, 彫刻部代表.
2016.10.01~2019.09.30, 九州国展, 彫刻部代表.
2016.09.18~2016.09.23, 福岡県美術展覧会(県展), 審査員、展示指導、合評会.
2016.04.09~2016.04.27, 国展, 審査員.
2016.02.28~2016.02.28, ソーシャルアート・フォーラム 大学と地域との協働, 企画.
2015.11.07~2015.11.15, 国画会秋季展, 広報.
2015.10.25~2015.10.25, シニア展覧会, 講評会.
2015.10.16~2015.10.25, シニア展覧会, 審査.
2015.06.13~2015.06.13, ソーシャルアートラボ キックオフフォーラム, 企画.
2015.04.29~2015.05.11, 国展, 審査員.
2014.05.01~2014.05.12, 国展, 審査員.
2013.09.21~2013.09.21, シニア展覧会, 展示指導.
2013.09.18~2013.09.23, 福岡県美術展覧会(県展), 審査員、展示指導、合評会.
2013.06.25~2013.06.30, 国展福岡展, 彫刻部副代表、監査.
2013.05.01~2013.05.13, 国展, 審査員.
2013.03.11~2013.03.23, 福岡市美術展, 審査員.
2012.07.12~2012.07.17, 九州国展, 彫刻部副代表、監査.
2012.07.12~2012.09.30, 九州国展, 彫刻部副代表.
2012.07.07~2012.07.08, NPOバンクフォーラム, 分科会担当.
2012.05.01~2012.05.14, 国展, 審査員.
2012.03.03~2012.03.03, 震災支援「つながるサミット」, 進行.
2011.12.10~2011.12.10, アイヌ文化研究会「チコロナイ活動とアイヌ文化」, 司会(Moderator).
2011.06.28~2011.07.03, 国展福岡展, 彫刻部副責任者.
2011.06.28~2011.07.04, 国展福岡展, 彫刻部副代表.
2011.04.17~2011.05.09, 国展, 審査員.
2010.09.10~2010.09.10, 岩井俊雄講演会「メディアアートの発想源」, 座長(Chairmanship).
2000.11.01~2000.11.08, エイブルアート福岡「日常点」, 座長(Chairmanship).
2000.10.01~2000.10.01, 「芸術とヘルスケア」エイブルアート福岡フォーラム, 実行委員長.
1999.10.01~1999.10.01, アイヌ文化研究会「民族と文化座談会」, 座長(Chairmanship).
1999.07.10~1999.07.10, アイヌ文化体験交流会, 座長(Chairmanship).
1999.01.14~1999.01.14, 岩井俊雄講演会, 実行委員長.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2013.02~2015.03, 国展彫刻部図録, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2023年度      
2022年度      
2020年度      
2019年度      
2018年度      
2016年度      
2015年度      
2013年度      
2011年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
青年海外協力隊, CostaRica, 1990.08~1992.08.
受賞
福岡県防災賞, 福岡県, 2020.03.
損保ジャパン美術財団奨励賞/国画会会員推挙, 損保ジャパン美術財団, 2010.04.
国画会新人賞 準会員推挙, 国画会, 2006.04.
冨永賞, 福岡県美術協会, 1998.08.
協会賞, 福岡県美術協会, 1997.08.
特別奨励賞, 福岡市, 1995.11.
岩田屋賞, 福岡県美術協会, 1995.08.
岩田屋賞, 福岡県美術協会, 1988.08.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2025年度, 基盤研究(B), 分担, 人工知能(AI)によるデザイン創作と法的保護-デザイン概念の変化も含めて-.
2018年度~2022年度, 基盤研究(A), 分担, 九州北部豪雨による流木被害の要因と影響:森林環境政策の合意形成に向けて.
2018年度~2023年度, 基盤研究(B), 分担, 怒りと悪の表象と源流-飛鳥、奈良、平安初期の世界像と邪悪表現の多義性の研究.
2016年度~2020年度, 基盤研究(C), 代表, 英彦山修験道石造美術における廃仏毀釈の影響 ― 豪潮律師作宝篋印塔を中心に
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2014年度~2017年度, 基盤研究(B), 分担, デザイン保護の世界的な統一を目指してー創作実態と法的保護の調和ー.
2013年度~2014年度, 挑戦的萌芽研究, 代表, 3Dデータ化による修験道造形美術の再現 ― 英彦山磨崖石仏を中心に.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2017年度~2018年度, 平成29年度文化芸術振興費補助金・歴史文化基本構想を活用した観光拠点づくり事業, 代表, 英彦山活性化観光拠点づくり.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2007.04~2010.03, 分担, 現代GP「地域環境・農業活用による大学教育の活性化〜ネットワーク型農学校が大学と地域社会の未来像を創造する〜」.
2005.05~2009.03, 分担, 芸術文化を取り込んだ先導的な食育と地域農産物のブランド化事業.
2005.05~2007.03, 分担, 芸術文化を取り込んだ先導的な食育と地域農産物のブランド化事業.
1999.04~2000.03, 代表, アイヌ文化研究.
寄附金の受入状況
2021年度, 九州大学基金, 奨学寄付金 彫刻《邂逅》椎木講堂設置.
1997年度, エッソ, エッソ女性のための研究支援.
2006年度, 個人(山口マツ子), 蠟型によるブロンズ鋳造彫刻研究.
学内資金・基金等への採択状況
2013年度~2014年度, 平成25年度大型外部資金獲得のためのプロジェクト, 代表, 3Dデータ化による修験道美術の再現および地理的連関の検証 −英彦山今熊野窟、清水磨崖仏、臼杵磨崖仏を中心に
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2007年度~2007年度, 九州大学女性研究者支援プログラム・出産育児期特別研究費, 代表, 表現と死生観.
2006年度~2006年度, 九州大学女性研究者支援プログラム・出産育児期特別研究費, 代表, 表現と死生観.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。