寅丸 敦志(とらまる あつし) | データ更新日:2023.06.12 |
大学院(学府)担当
学部担当
その他の教育研究施設名
ホームページ
https://kyushu-u.pure.elsevier.com/ja/persons/atsushi-toramaru
http://ganseki3.geo.kyushu-u.ac.jp/index.html
岩石循環科学分野のホームページ .
就職実績-他大学
就職実績有, 日本学術振興会特別研究員(1988年4月〜1989年7月)
学習院女子短期大学非常勤講師(1988年10月〜1989年9月)
宇都宮大学非常勤講師(1989年4月〜1989年9月)
金沢大学助手理学部(1989年8月〜1996年3月)
日本学術振興会海外特別研究員(米国アリゾナ州立大:1991年3月〜1993年3月)
金沢大学助教授理学部(1996年4月〜2004年3月)
文部科学省在外研究員(英国ブリストル大:2001年3月〜2001年11月)
北海道大学大学院非常勤講師(2008年度)
東北大学大学院非常勤講師(2008年度)
新潟大学非常勤講師(2009年度)
京都大学非常勤講師(2010-2011年度,2017年度)
東京大学非常勤講師(2012-2013年度)
防災科学技術研究所客員研究員(2009-2021年度)
学習院女子短期大学非常勤講師(1988年10月〜1989年9月)
宇都宮大学非常勤講師(1989年4月〜1989年9月)
金沢大学助手理学部(1989年8月〜1996年3月)
日本学術振興会海外特別研究員(米国アリゾナ州立大:1991年3月〜1993年3月)
金沢大学助教授理学部(1996年4月〜2004年3月)
文部科学省在外研究員(英国ブリストル大:2001年3月〜2001年11月)
北海道大学大学院非常勤講師(2008年度)
東北大学大学院非常勤講師(2008年度)
新潟大学非常勤講師(2009年度)
京都大学非常勤講師(2010-2011年度,2017年度)
東京大学非常勤講師(2012-2013年度)
防災科学技術研究所客員研究員(2009-2021年度)
取得学位
理学博士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
火山学、マグマ過程物理学、火成岩岩石学、形の科学
外国での教育研究期間(通算)
02ヶ年08ヶ月
活動概要
1.研究
1−1.火成作用のダイナミックスの研究:火成作用とは、マントル中でのマグマの発生・集積・移動過程、マグマだまりの中で起こっている現象、マグマの地殻内での貫入や火山噴火など、マグマに関して起こるあらゆる現象を意味します。その火成作用のダイナミックスを物質科学的及び物理学的に解明することを目指しています。特に、火山噴火のメカニズムの解明に関係してマグマの発泡・結晶化のカイネティックスとマグマの上昇運動の問題、マグマだまりの物理現象などの問題について、天然のサンプルの解析、物理モデルの理論的・実験的研究を行っています。
1−2.岩石組織形成の研究:マグマが固まってできた岩石(火成岩)は多様な模様を示します。この「模様」のことを岩石学では「組織」(英語では“texture”といいます)。火成岩の組織は、結晶同士や結晶になりきれなかった液体(岩石の中ではガラスとして存在する)、あるいは発泡してできた気泡などの幾何学的相互関係に他なりません。「なぜ、この岩石がこのような組織を成すに至ったか?」という疑問、すなわち「岩石組織の成因」の問題に答えるのはたいへん難しいことですが、その際に、少なくとも二つのことが重要になります。1つは、マグマが冷えて固まる現象すなわち結晶化について理解です。もう1つは、注目している岩石組織の特徴を、定量的な言葉で記述することです。私は、この二つの観点から、理論的及び天然の岩石に基づいた実証的研究を行っています。
1−3.パターン形成の研究:天然にはさまざまなパターンが存在します。私は特に、地質学的に興味深いパターンの成因を、理論的実験的に調べています。例えば、マグマの冷却固結による柱状節理の形成過程やリーゼガングリングと呼ばれる反応と拡散によって生じる縞状パターン、流動変形による縞状構造、などです。
2.教育
上で述べた研究課題を学生と一緒に調べることによって、研究を通した教育を行っています。具体的には、研究を行う上での基礎となる事項について、学部や大学院の授業(学部:岩石圏物性論、火山学、大学院:岩石圏循環論)で講義、4年生の特別研究・修士論文・博士論文の研究を行う過程で、ゼミや輪読、野外調査や共同実験、モデルの構築の際の議論などの教育活動を行っています。また、学生が行う学会講演などの発表のリハーサルを通して、プレゼンテーション技術の向上にも努めています。
3.社会活動
ホームページを公開し、その中で研究成果の普及や啓蒙に勤めています。
1−1.火成作用のダイナミックスの研究:火成作用とは、マントル中でのマグマの発生・集積・移動過程、マグマだまりの中で起こっている現象、マグマの地殻内での貫入や火山噴火など、マグマに関して起こるあらゆる現象を意味します。その火成作用のダイナミックスを物質科学的及び物理学的に解明することを目指しています。特に、火山噴火のメカニズムの解明に関係してマグマの発泡・結晶化のカイネティックスとマグマの上昇運動の問題、マグマだまりの物理現象などの問題について、天然のサンプルの解析、物理モデルの理論的・実験的研究を行っています。
1−2.岩石組織形成の研究:マグマが固まってできた岩石(火成岩)は多様な模様を示します。この「模様」のことを岩石学では「組織」(英語では“texture”といいます)。火成岩の組織は、結晶同士や結晶になりきれなかった液体(岩石の中ではガラスとして存在する)、あるいは発泡してできた気泡などの幾何学的相互関係に他なりません。「なぜ、この岩石がこのような組織を成すに至ったか?」という疑問、すなわち「岩石組織の成因」の問題に答えるのはたいへん難しいことですが、その際に、少なくとも二つのことが重要になります。1つは、マグマが冷えて固まる現象すなわち結晶化について理解です。もう1つは、注目している岩石組織の特徴を、定量的な言葉で記述することです。私は、この二つの観点から、理論的及び天然の岩石に基づいた実証的研究を行っています。
1−3.パターン形成の研究:天然にはさまざまなパターンが存在します。私は特に、地質学的に興味深いパターンの成因を、理論的実験的に調べています。例えば、マグマの冷却固結による柱状節理の形成過程やリーゼガングリングと呼ばれる反応と拡散によって生じる縞状パターン、流動変形による縞状構造、などです。
2.教育
上で述べた研究課題を学生と一緒に調べることによって、研究を通した教育を行っています。具体的には、研究を行う上での基礎となる事項について、学部や大学院の授業(学部:岩石圏物性論、火山学、大学院:岩石圏循環論)で講義、4年生の特別研究・修士論文・博士論文の研究を行う過程で、ゼミや輪読、野外調査や共同実験、モデルの構築の際の議論などの教育活動を行っています。また、学生が行う学会講演などの発表のリハーサルを通して、プレゼンテーション技術の向上にも努めています。
3.社会活動
ホームページを公開し、その中で研究成果の普及や啓蒙に勤めています。
本データベースの内容を無断転載することを禁止します。
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