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中尾 久子(なかお ひさこ) データ更新日:2019.09.20

教授 /  医学研究院 保健学部門 看護学分野 臨床健康支援看護学


主な研究テーマ
医療の場におけるチーム医療と倫理的問題に対するアプローチ(がん医療、看護)
キーワード:臨床倫理、チーム医療、症例検討、看護者、がん医療
2001.04~2021.03.
高齢者特有の症状とQOLに関する研究
キーワード:高齢者、認知障害、せん妄
2012.04~2021.03.
ストレスおよび生活行動の関連性、看護者のwell -being
キーワード:ストレス、ストレス反応、生活行動、QOL、well-being
1998.04~2021.03.
高齢者の身体拘束とQOL
キーワード:高齢者、認知症、身体拘束、人権
2000.04~2021.03.
病院倫理委員会における症例コンサルテーション機能の現状と課題
キーワード:病院倫理委員会、症例コンサルテーション、医療の質
2006.04~2017.03.
研究業績
主要著書
1. 中尾久子(第7章担当)、松田正巳、川原直人、大林雅之、鶴若麻理、折田国夫、箕岡真子、伊藤眞理子、川口有美子、徳永哲也、保条成宏 , 第7章 難病患者の医療・ケア―看護職の立場から、 シリーズ 生命倫理学 高齢者・難病患者・障害者の医療福祉, 丸善出版, 123-146, 2012.12.
2. 赤林朗、大林雅之編 家永登、白浜雅之、中尾久子、村岡潔、森下直貴, ケースブック医療倫理, 医学書院, <担当ページ>
 痴呆高齢者のリハビリテーション:p26-29、子どもへの病気説明:p38-41、同僚のミス:p54-56、対応の難しい患者:p58-60、医師、看護師、家族それぞれの思い:p69-73、患者への内服薬の説明:p74-78、痴呆高齢者の転倒・転落事故:p79-83、重度の障害をもつ新生児の治療:p93-98、義父の精子を使用したAID:p99-103、悪い病名や予後をどのように伝えるか-患者が悪性であることを疑ったケース-:p104-108、悪い病名や予後をどのように伝えるか-曖昧なまま経過したケース-:p116-120, 2002.12.
3. 松岡緑・樗木晶子監修 中尾久子、長家智子他, エクセルナース:検査編, メディカル レビュー社, <担当ページ>
胸腔穿刺と胸水検査:p188-191、胸膜生検:p92-195、肺生検:p198-199, 2004.06.
主要原著論文
1. #新裕紀子、中尾久子、濱田裕子, 臨床看護師が成長に向かう動機づけの構造, 日本看護科学学会誌, https://doi.org/10.5630/jans.39.29, 39, 29-37, 2019.08.
2. Yumiko MATSUKIYO, Hisako NAKAO, Tatsuyuki KAKUMA, Structuring the Process of Disaster Relief Nurses’ Cognitive Evaluation of Stress, Health Emergency and Disaster Nursing, http://doi.org/10.24298/hedn.2016-0012, 5, 1, 12-24, 2018.03, Aim: This study aims to structure the process of cognitive evaluation of stress in disaster relief nurses, focusing on long-term adjustment or maladjustment.
Methods: A self-administered questionnaire was completed by 535 disaster relief nurses from Japanese prefectures outside the impact zone of the Great East Japan Earthquake. The study was based on the theory of stress and divided into three stages: cognitive evaluation of stress, secondary evaluation of emotional changes and re-evaluation of individual adjustment or maladjustment. External impact factors were established for each stage. A checklist for disaster relief workers and the Impact of Event Scale-Revised were employed. A structural equation model with observed variables was used.
Results: The endogenous variable relationships of the structural model comprised: (a) cognitive evaluation of stress and emotional changes; and (b) negative emotions and long-term inability to cope. External impact factors were as follows: for cognitive evaluation of stress, gender (female), marital status (married), timing of disaster relief activities (within 2 weeks of the disaster), nature of the activities (work at evacuation sites), and individual adjustment behaviors (focusing on the problem); for negative emotions, assessment of others’ intentions and adjustment behaviors during work (laughing and joking); for long-term maladjustment, inappropriate assessments of one’s own behavior and individual adjustment behaviors (focusing on emotion). The structural model showed discrepancies due to gender.
Conclusions: The cognitive evaluation process of disaster relief nurses’ stress could be structured according to stress theory. Furthermore, the study revealed differences in the structural model by gender..
3. Kazumi FUKUDA, Hisako NAKAO, Effects of postoperative delirium of patients on family members and their response, The Journal of Nursing Investigation, 11, 1,2, 1-13, 2013.03.
4. 中尾久子,大林雅之,家永登,樗木晶子, 日本の病院における倫理的問題に対する認識と対処の現状 -看護管理者の視点をめぐって-
, 生命倫理(日本生命倫理学会誌), 18(1):75-82, 2008.09.
5. Hisako NAKAO, Akiko Chishaki, Masayuki Obayashi, Awareness of Ethical Issues by Nursing Professionals at a General Local Hospital in Japan, FUKUOKA ACTA MEDICA, 99(8) :175-183, 2008.08.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 宮園 真美, 中尾 久子, 中尾塾 事例とともに考える倫理教育(第5回) 「権威」に対するアサーティブコミュニケーション, 師長主任業務実践, 19巻410号 Page98-101, 2014.08.
2. 中尾 久子, 潮 みゆき, 倫理 看護管理者の倫理(第6回)(最終回) 医療チーム間で倫理に関する考え方をどう調整していくか, 師長主任業務実践, NO.390. Page78-80, 2013.09.
3. Hisako NAKAO, An Anxiety of the Nursing Care of an Aging Society in Japan, Japanese Journal of Applied Psychology , Vol38(Special Edition), pp133-136
, 2012.11.
4. 中尾久子、大林雅之、家永 登、樗木晶子、赤林 朗, 我が国の倫理委員会における症例コンサルテーション機能の現状と課題(The present situation and issues of ethics consultations in ethics committees in Japan)
, 2009.05, 従来、臨床の倫理問題は関係者間で対処されてきたが、関係者間では困難な事例が増加したこと、また近年倫理委員会が急速に増加してきたことから、我が国の組織的対処、特に症例コンサルテーション機能について明らかにする必要性があると考えた。一次調査として日本病院機能評価の認定を受けた2,164施設の看護者に質問紙調査を、二次調査として研究に同意が得られた看護者に面接調査を行った。一次調査の675名および二次調査の16名の回答を分析、検討した。一次調査では、80%の施設に倫理委員会があり、95%に規定があったが、内容では研究倫理が最も多く、症例コンサルテーションは約40%であった。委員会は必要時開催が多く、倫理的問題事例の申請は極少数であった。二次調査では、倫理的問題への組織的対処のしくみとして3つの型を見出した。以上の結果の分析・検討を通して対処モデル案を示し、倫理委員会と症例コンサルテーションが機能するための提言をまとめた。.
主要学会発表等
1. Matsukiyo Yumiko, Nakao Hisako, Tategaki Yuko, Cognitive Evalution of Stress in Disaster Relief Activitiese of Disaster Relief Nurses and Stress-Coping, 5th Research conference of World Society of Disaster Nursing , 2018.10.
2. 松田美由紀、富永美千代、酒井久美子、中尾久子, 中堅看護師のワーク・ライフ・バランスと仕事意欲との関連, 第22回日本看護管理学会学術集会, 2018.08.
3. 池田彩乃、中尾久子、酒井久美子, 看護師の生活習慣と精神健康に関する研究, 第22回日本看護管理学会学術集会, 2018.08.
4. 松清由美子、中尾久子, 災害救援看護者の性別によるストレスの認知的評価と対処行動の相違, 日本災害看護学会第19回年次大会, 2017.08.
5. Hisako NAKAO, Yumiko kinoshita, Maki Kanaoka, Miyuki Ushio, Sakai Kumiko, Satoko Maeno, Kimie Fujita, Difficulties by Nurses Providing Decision-Making Support for Patients with Acute Care Hospital Cancer Patients in Japan, The2nd Asia-Pacific Nursing Research Conference, 2017.08.
6. 新 裕紀子, 中尾 久子, 看護師のwell -being に関する文献検討, 日本看護科学学会学術集会, 2016.12.
7. 中尾 久子, 木下 由美子, 金岡 麻希, 潮 みゆき, 新 裕紀子, 梶原 弘平, 樗木 晶子, 看護師のがん患者の意思決定支援役割の必要性の認識とその実施状況
, 日本看護科学学会学術集会, 2016.12.
8. 中尾 久子, 木下 由美子, 金岡 麻希, 梶原 弘平, 潮 みゆき, 樗木 晶子, がん患者に対する意思決定支援時に看護者が困難を感じた問題, 日本看護科学学会学術集会, 2015.12, [URL].
9. Yukiko Arata, Hisako NAKAO, The Relation of Positive Emotions and Psychological Well-Being among Nurses, 29th International Congress of Applied Psychology, 2014.06.
10. Hisako NAKAO, Akiko Suyama Chishaki, Mami Miyazono, Yumiko kinoshita, Maki Kanaoka, Tomioka Akiko, Kohei Kajiwara, Chie Magota, Miyuki Ushio, Change in consciousness of the nursing student through experience-based education about physical restraint, 29th International Congress of Applied Psychology,, 2014.06, [URL].
11. 梶原 弘平, 河野精一郎, 吉村満希, 西村理恵, 国崎八千代, 中尾 久子, 認知症高齢者の家族介護者の介護認識に対する簡便な介入効果の検討, 日本老年看護学会, 2014.06, [URL].
12. Hisako Nakao, Akiko Chishaki, Mami Miyazono, Yumiko Kinoshita, Maki Kanaoka, Akiko Tomioka, Chie Magota, Miyuki Ushio, Kohei Kajiwara, Rieko Kawamoto , ETHICAL ISSUES OF CANCER PATIENTS IN MAINTENANCE TREATMENT PERIOD OR IN STABLE PERIOD, Asian oncology Society conference,2013, 2013.11.
学会活動
所属学会名
日本看護学教育学会
日本看護科学学会
日本看護研究学会
日本生命倫理学会
日本看護倫理学会
日本老年看護学会
日本看護管理学会
日本災害看護学会
International Society of Nurses in Cancer Care
Sigma Theta Tau International
日本応用心理学会
日本がん看護学会
日本看護学会
福岡医学会
学協会役員等への就任
2018.10~2022.12, 日本看護管理学会, 評議員.
2017.02~2020.02, 日本がん看護学会, 代議員.
2016.05~2020.05, 日本看護研究学会, 評議員.
2016.02~2020.02, 日本看護学教育学会, 評議員.
2012.03~2019.03, 日本看護科学学会, 代議員.
2018.06~2021.06, 日本看護倫理学会, 評議員.
2011.10~2017.11, 日本生命倫理学会, 評議員.
2015.05~2017.11, 日本生命倫理学会, 運営委員.
2012.06~2015.06, 日本看護倫理学会, 評議員.
2008.10~2010.03, 女性医療人きらめきプロジェクト, 評価委員.
2002.01~2005.01, 日本公衆衛生学会, 評議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2018.05.27~2018.05.27, 日本看護倫理学会 年次大会, ワークショップ企画.
2018.02.03~2018.02.04, 日本がん看護学会, 座長(Chairmanship).
2017.05.20~2017.05.21, 日本看護倫理学会, 座長(Chairmanship).
2017.03.25~2017.03.25, 日本看護倫理学会, 司会(Moderator).
2006.11~2006.11, 九州地区看護研究学会, 座長(Chairmanship).
2002.09~2002.09, 第33回日本看護学会—看護教育—, 座長(Chairmanship).
2004.09~2004.09, 第35回日本看護学会-老年看護-, 座長(Chairmanship).
2009.04~2009.10, 日本応用心理学会, 事務局長.
2008.12.13~2008.12.14, 日本看護科学学会, 実行委員.
2008.11.29~2008.11.30, 日本生命倫理学会大20回年次大会, 事務局長・実行委員長.
2007.08~2007.08, 日本看護学教育学会 第17回学術集会, 実行委員.
2006.10~2006.10, 日本看護研究学会地方会, 学会運営(学術).
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2018.04~2021.03, 日本看護学教育学会誌, 国内, 査読委員.
2017.02~2019.02, 日本がん看護学会誌, 国内, 査読委員.
2012.09~2016.09, 日本看護研究学会誌, 国内, 査読委員.
2011.11~2019.11, 生命倫理(日本生命倫理学会誌), 国内, 編集委員.
2008.12~2017.09, 日本看護科学学会誌, 国内, 査読委員.
2004.11~2009.04, 日本生命倫理学会ニューズレター, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2019年度 11 
2018年度 10  18 
2017年度 13  21 
2016年度 10  15 
2015年度
2014年度 11  18 
2013年度 10  14 
2012年度 11  19 
2011年度 12 
2010年度
2009年度
2007年度 20  21 
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
Monash University, School of Nursing and Midwifery on Clayton Campus, Monash University, School of Nursing and Midwifery on Peninsula Campus, Australia, 2015.03~2015.03.
New York City College, Hunter School , New York Simulation Center for the health Sciences, UnitedStatesofAmerica, 2013.02~2013.02.
Georgetown University, Center for Clinical Bioethics, (Washington D.C) , UnitedStatesofAmerica, 2010.12~2010.12.
Wilcox Memorial Hospital (Day Care, Long Term Care Unit), UnitedStatesofAmerica, 2008.03~2008.03.
受賞
平成28年度特別研究員等審査会専門委員(書面担当)の表彰, 日本学術振興会, 2017.08.
平成29年度福岡県医療・介護及び教育等に従事する看護職員に対する知事表彰, 福岡県, 2017.05.
平成24年度福岡県看護協会長表彰, 福岡県看護協会, 2012.06.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2018年度~2020年度, 基盤研究(B), 分担, 高機能データベースを用いた先天性心疾患患者のための包括的看護支援システムの構築.
2018年度~2020年度, 基盤研究(C), 代表, 病院看護師の倫理研修の企画と評価システムの開発.
2016年度~2018年度, 基盤研究(C), 分担, 肝移植レシピエントに対する術後の身体活動基準の確立に向けた基礎的研究.
2015年度~2018年度, 基盤研究(C), 分担, 災害救援活動に従事した看護者のストレスコーピング及び長期的適応プロセスの構造化.
2015年度~2018年度, 基盤研究(C), 分担, 情報提供を基盤とした術後せん妄に対する看護師と家族の協働的ケアプログラムの開発.
2015年度~2017年度, 基盤研究(B), 分担, 睡眠を核とする生活習慣病の予防と改善に向けたヘルスプロモーションのための基盤構築.
2013年度~2016年度, 基盤研究(C), 代表, がん患者の意思決定を支える看護者の役割と倫理教育.
2011年度~2014年度, 挑戦的萌芽研究, 分担, 睡眠時無呼吸を配慮した心疾患患者における睡眠障害に対する看護ケアの開発.
2010年度~2012年度, 基盤研究(B), 分担, 癌治療後のリンパ浮腫患者に対してジェネラリストが行う看護技術開発に関する研究.
2009年度~2012年度, 基盤研究(B), 代表, がん医療・看護における倫理症例集作成の試み.
2009年度~2011年度, 基盤研究(C), 分担, 医療情報電子システム化がもたらしたナーシングワーク特性変容の解明 .
2009年度~2011年度, 基盤研究(C), 分担, 直腸癌で超低位前方切除術を受けた患者の排便障害支援システム構築に向けた基礎的研究.
2009年度~2011年度, 基盤研究(C), 分担, 高齢者の早期退院に向けた首下型簡易サウナによる看護プログラムの開発.
2008年度~2010年度, 萌芽研究, 分担, 植込み型除細動器患者に関する生活の質の向上をめざした看護ケアモデルの開発.
2006年度~2009年度, 基盤研究(B), 分担, 入浴・サウナ浴を用いた心疾患患者における治療的患者ケアプログラムの開発.
2006年度~2008年度, 基盤研究(C), 代表, 我が国の倫理委員会における症例コンサルテーション機能の現状と課題.
2002年度~2004年度, 基盤研究(C), 代表, 看護倫理症例集作成の試み.
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2008年度~2009年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 実践能力向上に資する看護師国家試験等の改善に関する研究.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2010.04~2011.03, 分担, 「医療現場との情報双方向性を持つ保健学教育」の支援授業における分担研究「教育と医療現場の連携」.

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