九州大学 研究者情報
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佐々木 久郎(ささき きゅうろう) データ更新日:2019.06.08

教授 /  工学研究院 地球資源システム工学部門 資源システム工学


社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
  カナダアルバータ大学とのオイルサンドなどの重質油開発およびCO2を利用した採油増進技術に関する学科間レベルでの交流協定および大学院学生に関する覚書を2008年7月に締結し,昨今の石油エネルギーおよび地球温暖化分野における若手研究者のトレーニングを推進している。同大に部門の助教1名と大学院修士課程学生1名を派遣し,具体的な研究および研修を実施している。
 インドネシアのバンドン工科大学とポンコール金鉱山の通気測定を共同で実施し,学生の現地測定と日本での実験的研究を推進している。また,ベトナム,パブアニューギニア,イントセネシア,イラン。中国からの博士課程学生の受け容れを行っている。
ザンビアの非鉄鉱物資源(銅,石炭など),中国の石炭資源,韓国との重質油の開発における国際共同研究や調査を行っている。その準備段階として,ザンビア大学鉱山学部(School of Mine, University of Zambia),遼寧工程技術大学(Liaoning Technical University),セジョン大学(Sejong University) およびベトナムのハノイ鉱山・地質大学 (Hanoi University of Mining and Geology, HUMG)と工学研究院との協力協定および学生の相互訪問に関わる覚書の締結を推進した。
 アジア諸国との連携に関しては,アセアン工科系高等教育ネットワークのメンバーとしてセミナーおよびワークショップの開催に協力している。また,国連大学ESDA(アフリカにおける持続可能な開発のための教育プロジェクト)の新修士課程プログラムに関連した「Management of Mineral Resources」WG 委員 として,コンサルテーシヨンワークショップへの参加,フィールド視察などを実施している。
 現在,JSPS若手研究者インターナショナルトレーニングプログラムに関連し,海外研究機関となっているカナダ・アルバータ大学土木・環境工学科と相互交流と学生の相互派遣に関する学科間協定を締結し,2008年度として助教,修士および博士の学生の派遣を実施する。また,重質油の生産に関わり,大韓民国・韓国国立化学技術研究所および石油公社と工学研究院との共同研究に関する覚書を平成20年12月に締結している。さらに,ソウル市・セジョン大学(Sejong University, 世宗大学校)と工学研究院とは交流協定を平成22年8月に締結している。
 ベトナムのハノイ鉱山・地質大学 (Hanoi University of Mining and Geology, HUMG)とは,石炭・石油資源開発分野における学術交流協定および学生の相互交換に関わる覚書を2011年2月に締結し,アセアン諸国のエネルギー開発に関わる相互協力を推進している。ホーチミン市工科大学への学部学生のインターンシップなどを実施している。
カンボジアにおいて,日本国際協力センターJDSプログラムの現地専門面接を実施(2012年)。
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2019.07~2019.08, 2019年度資源開発研修(第12期) 講師, 一般財団法人国際資源開発研修センター・国際資源大学校.

2016.04~2017.03, CO2注入による炭層メタンガス産出に関する研究会, 一般財団法人九州地域産業活性化センター.

2015.05~2015.05, カンボジア工科大学教育能力向上プロジェクトにかかる運営指導調査, (独)国際協力機構(JICA).

2015.05~2016.03, 平成27年度海底下CCS事業の審査実施に係る検討会 委員, 日本エヌ・ユー・エス(株).

2015.04~2016.03, CO2注入による炭層メタンガス産出に関する研究会, 一般財団法人九州地域産業活性化センター.

2015.03~2015.03, カンボジア工科大学教育能力向上プロジェクトにかかる運営指導調査, (独)国際協力機構(JICA).

2014.11~2015.03, 平成26年度海底下CCS事業の審査実施に係る検討会 委員, 日本エヌ・ユー・エス(株).

2014.05~2015.03, 海洋資源開発・利用創出研究会 メンバー, 一般財団法人九州地域産業活性化センター.

2014.03~2014.03, アセアン工学系高等教育ネットワークプロジェクト(フェーズ3)運営指導調査・団員, 独立行政法人国際協力機構 (JICA).

2013.06~2014.03, 海洋資源開発・利用創出研究会 委員, 一般財団法人九州地域産業活性化センター.

2011.12~2012.02, JICA人材育成無償事業(JDS)におけるカンボジア国に係る専門面接官として協力, 国際協力機構.

2011.08~2012.03, 「CCS実証試験実施に向けた専門検討会」 において提出されたCCS貯留層総合評価及び実証試験実施計画(案)の妥当性について確認を行う。, 経済産業省産業技術環境局地球環境連携・技術室.

2008.08~2008.12, 大容量泡放射システム検討委員会 委員, 福岡県.

2008.07~2008.08, アセアン工学系高等教育ネットワークプロジェクト(フェーズ2)運営指導調査・団員, 独立行政法人国際協力機構 (JICA).

2006.06~2007.03, 学識経験者として炭鉱の総合的保安技術の海外移転に関連する意見を述べる。, (財)石炭エネルギーセンター平成18年度石炭導入促進調査委託事業 炭鉱保安技術総合研究委員会
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2005.06~2006.03, 学識経験者として炭鉱の総合的保安技術の海外移転に関連する意見を述べる。, (財)石炭エネルギーセンター平成17年度石炭導入促進調査委託事業 炭鉱保安技術総合研究委員会
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2002.04~2005.03, 学識経験者として炭鉱の総合的保安技術の海外移転に関連する意見を述べる。, (財)石炭エネルギーセンター 炭鉱保安技術総合研究委員会.

2003.09~2006.03, 学術システム研究センターの専門研究員(総合工学)として科学研究振興に関わる調査,審査等を通じ,科学研究の振興をはかる。, 日本学術振興会 学術システム研究センター.

2003.09~2005.03, エネルギー・資源工学研究連絡委員会委員として,エネルギー・資源工学研究に関連した学術研究の振興を推進する。, 日本学術会議 エネルギー・資源工学研究連絡委員会.

文部科学省, 日本学術振興会等による事業の審査委員等就任状況
2014.08~2015.07, 特別研究員等審査委員会専門委員および国際事業委員会書面審査員・書面評価員, 日本学術振興会.

2013.11~2014.03, 日本鉱業振興会・奨学委員会委員, 日本鉱業振興会.

2011.12~2012.11, 科学研究費委員会 海外学術調査理工系小委員 委員, 日本学術振興会.

2003.09~2006.03, 学術システム研究センター・専門研究員(総合工学)
, 日本学術振興会.

2003.10~2005.03, 日本学術会議 エネルギー・資源工学研究連絡委員会 委員, 日本学術会議.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2013.06, 朝日新聞(福岡) 夕刊, 朝日新聞(福岡) 2013/06/24 夕刊 
廃線トンネルで極上ハム 旧国鉄「呼子線」、独でも評価
トンネルは、旧国鉄呼子線の鳩川トンネル(長さ73・5メートル、高さ5・2メートル、最大幅4・8メートル)。路線は唐津市と呼子町(現在は同市に合併)を結ぶ延長約17キロで、1968年に着工。約90億円をかけ、ほぼ完成していたが、国鉄の経営悪化で80年に建設が中断した。2007年、廃トンネルの利用方法を探り始めた唐津市と九州大大学院工学研究院の佐々木久郎教授(資源開発・生産工学)らが、食品貯蔵庫としての研究を始めた。複数ある旧呼子線の廃トンネルのうち、道路から近く状態も良かった鳩川トンネルで08年、内部を断熱パネルで区切って複数の食品貯蔵庫を作り、家庭用エアコンでそれぞれ異なる温度に設定する仕組みをつくった。 施設を公開したところ、ワインなどのトンネル貯蔵に関心を持っていた雪竹さんが参加を申し出た。雪竹さんは、電気代が安くすむことをメリットに挙げる。地上の通常の貯蔵庫だと、家と同じで寒暖の影響を受けやすいが、トンネルは温度差が少ないため、温度調整は冷暖房能力の小さい家庭用エアコンで対応でき、業務用と比べ電気代が6分の1で済む。

朝日新聞digital : http://www.asahi.com/national/update/0624/SEB201306240004.html
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2012.11, 唐津市ホームページ, 産学官連携共同研究の恒温貯蔵設備を活用した商品開発について(2012.11.26)
唐津市では、産学官連携事業を実施して、経済や産業などの発展につながる技術や仕組みの革新に取り組んでいます。
 この産学官連携の共同研究で発明された設備を活用して有限会社ふるさと倶楽部が造った商品が、東京で開催されたDLG(ドイツ農業協会)主催のコンテストで見事金賞を受賞しました。 有限会社ふるさと倶楽部は、恒温貯蔵設備(省エネ型長期熟成設備)を九州大学、唐津市との産学官連携で開発して、今回の商品開発に活用しました。
 この施設は、内部温度が年間を通して一定で、一般的な貯蔵施設に比べ電気代が6分の1というエコロジーな施設です。
唐津市は、平成19年2月28日に国立大学法人九州大学と協力協定を締結しています。
 情報交換をしていく中で、唐津市に複数ありながら未利用だった地下資源のトンネルについて情報提供を行ったところ、地下は貯蔵に適した空間であることから、その可能性を研究検証するための事業が始まりました。

http://www.city.karatsu.lg.jp/benri_dtl.php?category=0152591001160470881&articleid=09420180013528051341027409698.

2012.11, qBiz 西日本新聞経済電子版, 独のコンテスト金賞 「唐津くん煙工房」のソーセージ
 廃線となった鉄道トンネルを製造工場として活用している唐津くん煙工房(佐賀県唐津市船宮町)のソーセージが3月、ドイツの食品イベント「DLGコンテスト」で金賞を受賞した。ドイツ農業協会が主催し世界最高峰といわれるコンテストで、昨年のベーコンなどの非加熱製品に続く栄誉。同工房の雪竹俊範代表(58)は「トンネル熟成の品質が世界に認められ自信が深まった。ビジネス的にも楽しみになった」と喜んだ。トンネルは工事半ばで廃止された国鉄呼子線の全長約70メートル。トンネルの定温性に着目し九州大学と唐津市が活用を考え、2009年から唐津くん煙工房が加わった。
(2012年11月15日)

http://qbiz.jp/article/19398/1/.

2012.11, 佐賀新聞, 建設が中止された旧呼子線のトンネルを使ったハムやソーセージの熟成を始めており、九州大学の社会連携による技術協力とアイデアが評価された商品が、ドイツの権威ある食品コンテスト(DLG)で金賞および銀賞を獲得した。トンネル内は年間を通じて温度変化が小さく、家庭用エアコンを2台設置し、月2万円ほどの電気代で、温度12~14度、湿度70~75%と、本場ヨーロッパに近いハムの熟成環境ができるという。同社では鉄道運輸機構から唐津市浦の鳩川トンネルの譲渡を受け、商品の100%をトンネル内で熟成させている。 (2012年11月15日)

佐賀新聞 佐賀のニュースサイト WEB
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2327428.article.html
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2011.06, 読売新聞 2011年06月21日 朝刊,教育欄, アフリカ人材教育日本の大学が協力
資源大陸アフリカで、鉱山の開発・管理を学ぶ大学院の教育プログラム作りに、国連大学や九州大学が協力している。大学院は来年2月、ケープタウン大学〔南アフリカ〕とザンビア大学(ザンビア〕が共同で設置。日本の研究者が講義をしたり、学生が野外研究を一緒に行ったりするほか、留学生を日本に招く計画もある。大学レベルでの、新たな人材育成の国際協力プロジェクトとして注目される。
 アフリカの大学が共同で大学院を作るのは初めてで、修士課程に毎年30人受け入れる。両大学は、鉱石の製錬と鋼の資源開発に強みを持つが、これまで総合的な人材育成プログラムはなく、海外の大学に頼っていた。
 今回の支援は、国連大の「アフリカにおける持続可能な開発のための教育プロジェクト」の一環で、佐々木久郎・九大教授〔資源システム工学〕らが協力。野外実習を重視するのが特徴で、若手教員と学生が、現場で廃水処理などの課題を解決することを目指す。佐々木教授が集中講義を待ったり、九大生が夏休みに野外調査に参加したりする取り組みを既に開始。東京大学も学生の派遣や受け入れを計画する。長尾眞文・国連大客員教授は「アフリカの大学では日本への関心と期待が高い。リーダーを一緒に育てて『同じ蓋の飯』の関係を築くことは、日本にとっても重要」と話している。.

2011.01, 日刊工業新聞 2011年01月14日, 新技術・新製品, 【福岡】九大、CO2の地下貯留技術を17日から実証研究
九州大学は二酸化炭素(CO2)回収・地下貯留(CCS)技術の実証研究を、同大伊都キャンパス(福岡市西区)で17日から始める。直径7センチ―15センチメートル×長さ100メートルの坑井を掘削、CO2を圧入して周辺にどのように漏れ出るかなどを調査する。同時に貯留したCO2を天然ガスなど別の物質に変える微生物の影響も研究し、削減や有効利用法の開発を進める。CO2は同位体を使うことで実験地に存在するものと区別する。圧入は地下の温度や圧力などを調査しながら行う。地中での移動を調べるため圧入場所から30メートルほど離れた場所にも深さ100メートルの調査用の坑井を掘る。そのほか圧入個所周辺での拡散や地下水への溶解なども調べる。
地表への拡散に関しては数値シミュレーションモデルの構築を目指す。九大はこれまでも天然資源の採掘分野研究に力を入れており、高圧など地下環境を再現できる装置も備えている。
日刊工業新聞WEB : www.nikkan.co.jp/news/nkx0720110114eaat.html.

2010.12, 九州朝日放送(KBC) ニュースピア(2010年12月8日,18:30~19:00), 幻の呼子線トンネルで絶品ハム
かつて鉄道が通る計画があった唐津市呼子。鉄道の計画が中止になり、その名残でトンネルや橋の跡などが今も点在している。
放置されているトンネルを利用した「トンネルエコ貯蔵施設」での熟成したハム製造に関連したTV番組。家庭用エアコンと室外機の温度差で一定の温度を保つ「ヒートポンプシステム」により、トンネルを利用しない貯蔵施設に比べ電気代を数十分の一におさえることができ、エコで長期熟成を可能とした。そこで熟成されたハムは「トンネル熟成」としてブランド化され、人気を呼んでいる
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2010.07, 佐賀新聞, 旧国鉄時代に建設が中止された呼子線のトンネルを活用し、唐津市と共同研究を進めてきたエコ貯蔵施設が完成し,7月13日、関係者に公開された。省エネ・省設備で温度と湿度を安定制御できる特性を生かし、手作りハム・ソーセージの低温熟成施設として生まれ変わった。コンピューターのサーバー保管など幅広い用途にもノウハウ活用が期待できるという。 (7月14日).

2010.07, 西日本新聞, 旧国鉄時代に廃止された呼子線の休眠トンネルを省エネ型冷蔵貯蔵庫として開発し,ハムの熟成用の貯蔵施設としての利用が開始された。(7月15日)

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2008.12, 西日本新聞, 唐津市と九州大が、旧国鉄時代に廃止された呼子線の休眠トンネルを省エネ型冷蔵貯蔵庫として活用しようと進めている共同研究で、同市は22日、実験を行っている同市浦の「鳩川トンネル」(長さ73。5メートル)を地元の企業関係者らに公開し、利用を期待して実験内容をPRした。 実験は、同大大学院の佐々木久郎教授(資源エネルギー工学)らが11月13日に開始。家庭用エアコンで暖温(30度)、中温(20度)、冷温(8度)の3段階に温度管理されたトンネル内は、壁の蓄熱効果などにより、長時間運転するほど時間当たりの消費電力が少なくて済むことが分かった。このため、冷蔵貯蔵庫として使う場合、年間電気代は8万円程度にとどまるとみられる。
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2008.12, 佐賀新聞, 旧国鉄時代に建設が中止され未利用のままだった唐津市の「呼子線」の鳩川トンネル(全長73・5メートル)を、食品貯蔵庫などに活用する研究が、唐津市と九州大の共同で実施されている。温度が安定しているトンネルの特性を利用、内部をパネルで仕切り室温が異なる3つの空間を設定し、酒の貯蔵やみその発酵などに有効活用しようと市が協力協定を結ぶ九大大学院工学研究院と実験を始めた。 トンネル内を仕切って家庭用エアコンで冷温(約8度)、中温(約20度)、暖温(約30度)の環境に保つ施設が12月22日に公開された。1年かけ、湿度や食品サンプルの保存性を調べたり、竹チップを使って微生物の増減や防臭について調査する。 九大は「外気の影響を受けにくいので電気料は安くエコの面でも有用。小さな設備で高い効果を得られそう」とし、市も「研究成果を企業に示し特産食品の開発にもつなげたい」と期待する。
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2008.12, 佐賀テレビ ニュースフラッシュ, 唐津市と九州大が、旧国鉄時代に廃止された呼子線の休眠トンネルを省エネ型冷蔵貯蔵庫として活用しようと進めている共同研究で、同市は22日、実験を行っている同市浦の「鳩川トンネル」(長さ73。5メートル)を地元の企業関係者らに公開し、利用を期待して実験内容をPRした。 実験は、同大大学院の佐々木久郎教授(資源エネルギー工学)らが11月13日に開始。家庭用エアコンで暖温(30度)、中温(20度)、冷温(8度)の3段階に温度管理されたトンネル内は、壁の蓄熱効果などにより、長時間運転するほど時間当たりの消費電力が少なくて済むことが分かった。.

2008.11, 西日本新聞,  旧国鉄時代に工事で計画廃止となった佐賀県唐津市の旧呼子線(虹の松平~呼子、長さ約二十二㌔)に残るトンネルを低温貯蔵庫として活用するため、唐津市との共同研究およびその実証実験の内容に関しての記事である。
温度17度前後の、トンネル内に空調設備を持ち込み、省エネ冷蔵庫として民間に利用してもらことを想定したもので 「廃トンネルを常温のまま貯蔵庫にしている所はあるが、空調で冷やすのは全国的にも例がない」と説明されている。.

2008.03, 読売新聞・3月4日朝刊・福岡版 研究室を歩く, CO2地中に封じ込め
 地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を深さ約1000㍍の地中に封じ込める「地中貯留」。発電所や工場などから大量に放出されるC02を減らす方法として注目を集める技術を、九州大の佐々木久郎教授らが研究している。
 研究には、佐々木教授のほか、菅井裕一助教(33)と学生3人が携わる。福岡市西区にある新キャンパスの実験室には、地下と同じ条件を整え、CO2の状態を調べる装置などが所狭しと並ぶ。
 地中貯留は、発電所などから排出されたガスからCO2を分離し、パイプラインなどで運んだ後、地下に埋めたパイプで枯渇油田や未採掘の石炭層などの地中に封じ込める方法。世界レベルでは、削減すべき大気中のC02のうち、地中貯留で3分の1~4分の1が処理できると見込まれるという。佐々木教授らが取り組む研究の一つが石炭層への貯留。石炭層の場合、圧入したCO2が石炭に吸着していたメタンと代わり、放出されたメタンを回収して、天然ガスとして資源利用する仕組みができるという。
 佐々木教授らは2004年~07年、北海道夕張市で、経済産業省が委託した民間の研究機関と共同で、深さ約900㍍の石炭層にCO2を圧入するプロジェクトを実施した。地表に漏れ出たC02は確認されなかった。
ただ、さらなる安全性の確保やコスト削減のほか、大基のC02を圧入できる温度や圧力の条件を設定するなどの課題があり、研究
室では、圧人に適当な条件を探るほか、キャンパス内の地下にCO2を埋め,地中に及ぼす影響などを調べる実験も検討している。
 日本が京都議定書で定められた温室効果ガスの削減義務を果たすには、排出枠に余裕がある外国から排出権を購入する方法があるが、佐々木教授は「海外に依存する体質から抜け出し、自前で処理する方法を持たないと」と強調する。
 研究に参加するベトナム人留学生のフン・クォ・フイさん(30)は「CO2などによる地球温暖化は深刻な問題なので、研究にはやりがいがある」と話し、実験用のパソコンに向かった。(寺垣はるか).

2005.06, 河北新報, 地域の循環資源に(秋田・比内特産十和田石の砕石)…地鶏鶏舎で実証試験、微生物活性化に着目.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2016.07, 平成28年度はまなす会において、温暖化ガス削減に関する基調講演を行った。, はまなす会, 東京都渋谷区神宮前
リストランテ ベニーレ ベニーレ.

2016.01, 黒いダイヤの魅力・「石炭の特徴を知り尽くし、環境に配慮した使い方を考えよう」第8回 「石炭利用の最前線、CBM/自然発火」について講演した。
, 石炭産業科学館および九州大学, 大牟田市石炭産業科学館.

2015.07, 島原市・市議会などが主催した講演会[苫小牧海底下CO2地中貯留実証試験について]に出席し、質議応答を実施した。なお、同講演会には市長、市役所職員も出席し、情報交換を行った。
, 島原市・市議会ほか。, 島原市市議会・研修室.

2015.04, 島原市の市議会議員グループが主催した勉強会において、「CCSおよびCBMポテンシャルについて」を講演した。島原市は世界ジオパークの指定を受けており、地質についての関心が深い地域である。CO2固定とCBM資源を包括する炭素循環型の都市を目指すことを提案した。, 島原市・市議会議員グループ, 島原市市議会・研修室.

2014.07, 大牟田市商工会議所が主催した市民向けの勉強会において、「炭層メタンガス(CBM)」について講演した。かつて大牟田市は石炭を生産していた日本でも有数な都市のひとつであったことから、未採掘の石炭資源からのCBM生産とCO2固定を実施する炭素循環型の都市を目指すことを提案した。, 大牟田市商工会議所, 大牟田市商工会議所・ホール.

2012.11, 廃トンネルを利用した経済的な熟成庫の設計および操業に関する技術指導を行った唐津くん煙工房(佐賀県唐津市船宮町)のトンネル貯蔵ソーセージがドイツの食肉に関連する「DLGコンテスト」において金賞を受賞した(2012年11月)。DLGコンテストはドイツ農業協会が主催し世界最高峰といわれるコンテストである。トンネルの定温性に着目した九州大学、唐津市および唐津くん煙工房の共同研究の成果として、トンネル貯蔵と熟成によって製造されたソーセージが世界に認められた。
, 唐津市役所および唐津くん煙工房, 唐津市市鳩川トンネル.

2011.08, 山形県舟形町廃止石油坑井の封鎖対策についての検討を委員会(秋林智委員長)で実施 , 山形県舟形町, 山形県舟形町.

2011.07, 山形県酒田市の鳥海国定公園における廃止石油坑井からの油漏れに関して,その封鎖対策についての検討を委員会(秋林智委員長)で実施 , 山形県酒田市, 山形県酒田市.

2010.11, 新潟県新潟市における廃止石油坑井からの油漏れに関して,その封鎖対策についての検討を委員会(秋林智委員長)で実施 , 新潟県新潟市, 新潟県新潟市.

2010.09, 山形県酒田市の鳥海国定公園における廃止石油坑井からの油漏れに関して,その封鎖対策についての検討を委員会で実施 , 山形県酒田市, 山形県酒田市.

2010.07, 佐賀県唐津市の旧呼子線に残るトンネルを低温貯蔵庫開発のため,トンネルエコ貯蔵施設に関する研究成果報告会と見学会を地元企業,新聞社などの報道機関を対象として実施した。(平成22年7月13日), 唐津市および同市の商工業者,報道機関, 唐津市市役所会議室および鳩川トンネル.

2010.06, 石油技術協会 第75回定時総会後に,公開特別講演会において,「流れを見る -ダルシー則について思うこと-」について講演を行った。内容は,ダルシー則と実用的流体力学の歴史的変遷,流体の可視化についての事例研究,SAGD法による重質油の生産における可視化の比較研究とミクロ的な可視化法などを紹介し,流れの構造を見ることの重要性を解説した。さらに,最近取り組んでいるアフリカの開発プロジェクトにおける石油技術に関連した課題やダルシー則が応用された野菜栽培などの事例を紹介し,協力を求めた。(6月7日), 石油技術協会(協賛:九州電力㈱), 福岡市福岡国際会議場(6月8日).

2009.10, 秋田県大館市における資源と環境に関連した問題を総合的に取り組むために設立された,「地域・地球環境研究会」の講演会において,「未利用トンネルを利用した貯蔵と温熱環境の制御方法」の題名で,佐賀県唐津市での研究取り組みと成果に関する講演を実施した(10月30日)。

, 地域・地球環境研究会, 秋田県大館市比内町プルミエ比内会議室.

2009.05, 佐賀県唐津市の旧呼子線に残るトンネルを低温貯蔵庫開発のため,エコ貯蔵実証実験施設の説明会と見学会を地元企業,新聞社などを対象として実施した。, 唐津市および同市の商工業者, 唐津市市役所および鳩川トンネル.

2008.12, 佐賀県唐津市の旧呼子線に残るトンネルを低温貯蔵庫開発のため,エコ貯蔵実証実験施設の説明会と見学会を地元企業,新聞社などを対象として実施した。, 唐津市および同市の商工業者,新聞社,テレビ局, 唐津市市役所および鳩川トンネル.

2008.11,  旧国鉄時代に工事で計画廃止となった佐賀県唐津市の旧呼子線(虹の松平~呼子、長さ約二十二km)に残るトンネルを低温貯蔵庫として活用するための共同研究およびその実証実験を実施する。内容として,温度17度前後の、トンネル内に空調設備を持ち込み、省エネ冷蔵庫として唐津市の商工業の民間組織に利用してもらことを想定したものである。, 唐津市および同市の商工業者, 唐津市鳩川トンネル.

2008.08, 地域モデルにおける省エネ・新エネ技術導入によるCO2削減率定量化, 地域モデルにおける省エネ・新エネ技術導入によるCO2削減率定量化に関する研究会, 九州大学および唐津市.

2008.07, 資源の開発と環境-持続可能な社会を目指して-の公開講座の中の7月25日 メタンハイドレート(夢のエネルギー)を担当。, 九州大学大学院工学研究院地球資源システム工学部門(代表松井紀久男教授), 都市基盤・環境・資源センター.

2008.04, 秋田県大館市における資源と環境に関連した問題を総合的に取り組むために設立された,「地域・地球環境研究会」の講演会において,「地球温暖化に対応した二酸化炭素削減技術」に関して,地域の取り組みによってCO2削減が達成できれば,地球温暖化防止に貢献できることや, CO2削減技術については中央と地域の区別がなく,ビジネスチャンスとなることを地域資源を利用した研究成果を事例として紹介し,地域の商工業者との懇談を実施した。(平成20年4月11日), 地域・地球環境研究会, 秋田県大館市比内町プルミエ比内会議室.

2007.09, 大学との連携による地域資源活用研究会・講師
唐津市における地域資源を活かし,産官学の連携による新たな発想と行動による持続可能な事業展開を図ることを目標とした研究会の立ち上げを目指した講演会, 唐津市地域振興部企業企画課, 唐津市商工会議所.

2003.04, 秋田県大館市および比内町における資源と環境に関連した問題を総合的に取り組むため,「地域・地球環境研究会」を設立し,その中で地域資源である十和田石の廃石を比内地鶏の鶏糞発酵促進材,鶏舎臭気対策,土壌改良材などへの利用促進を図り,その研究成果を講演会などで公表している。, 地域・地球環境研究会, 秋田県大館市.

諸外国を対象とした高度専門職業人教育活動
2016.12~2017.06, JICA・国別研修に関わるマレーシア国地質資源分野の人材育成, Malaysia.

2016.07~2016.07, インドネシア・ガジャマダ大学における School on the Move (SOM)に参加した東南アジアの修士課程学生を対象とした講義, Indonesia.

2015.07~2015.08, JICA・国別研修に関わるカンボジア国・地質資源分野の人材育成, Cambodia.

2013.03~2013.10, JICA・国別研修に関わるミャンマー国・地質資源分野の人材育成, Myanmar.

2012.04~2013.03, カンボジア工科大学鉱物資源学科研修(第2バッチ)に係る研修受け入れ, Cambodia.

2009.10~2011.03, 国連大学ESDA(アフリカにおける持続可能な開発のための教育プロジェクト)の新修士課程プログラムに関連した「Management of Mineral Resources」WG 委員, SouthAfrica.

2007.12~2009.03, アセアン工科系高等教育ネットワーク 委員, Indonesia.

2004.08~2009.03, JICA鉱山開発と持続可能な成長コース集団研修
科目:ECONOMY AND ENVIRONMENT OF UNDERGROUND MINE VENTILATION
実施時期:平成11年8月,平成12年9月,平成13年9月,平成14年9月,平成15年9月,平成16年11月, アジア・アフリカ・中南米.

1999.08~2003.11, JICA環境調和型鉱業開発集団研修
科目:ECONOMY AND ENVIRONMENT OF UNDERGROUND MINE VENTILATION
実施時期:平成11年8月,平成12年9月,平成13年9月,平成14年9月,平成15年9月,平成16年11月, アジア・アフリカ・中南米.

1993.09~1998.09, JICA資源開発コース集団研修
科目:ECONOMY AND ENVIRONMENT OF UNDERGROUND MINE VENTILATION
実施時期:平成5年9月,平成6年9月,平成7年9月,平成8年9月,平成9年9月,平成10年9月, アジア・アフリカ・中南米.

初等・中等教育への貢献状況
2017.10, 「人類とエネルギーの歴史」や「資源と環境についての自由主義と環境保護主義」というテーマで、資源と地球環境を地球資源としてトータルで考える必要のあること、資源は単なる物質ではなく人間や社会の「欲望」やその時代の技術によって質も量も変化するものであることなどについての出前講義を実施した(10月21日、80名)。, 宮崎県立宮崎宮崎西高等学校.

2010.12, 「資源と環境についての自由主義と環境保護主義」というテーマで、資源と地球環境を地球資源としてトータルで考える必要のあること、資源は単なる物質ではなく人間や社会の「欲望」やその時代の技術によって質も量も変化するものであることなどについての出前講義を90分2コマを実施した(12月4日)。, 鹿児島県立大島高等学校.

2008.11, 中学生の課外活動の支援,とくに,石油を含めたエネルギーについての質疑応答。, 工学部等庶務係りを通じて実施.

2008.08, 実際のメタンハイドレートの分解・燃焼実験
高校生35名に公開, 九州大学工学部オープンキュンパス(8月8日).

2007.08, 地球環境工学科地球シスフテム工学コースの説明
スローライフが地球温暖化を防ぐというテーマで実験室を公開
, 九州大学工学部オープンキャンパス.

2006.06, 「資源と環境についての自由主義と環境保護主義」というテーマで、資源と地球環境を地球資源としてトータルで考える必要のあること、資源は単なる物質ではなく人間や社会の「欲望」やその時代の技術によって質も量も変化するものであることなどについての出前講義を実施した。, 宮崎県立宮崎宮崎北高等学校.

2005.06, 秋田県大館市比内町・比内中学校の生徒300人を対象として「地域と地球の資源・環境を考える」という特別講演会をコーディネートした。.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2018.04~2020.03, 工学府教育企画委員会 委員.

2018.04~2020.03, 工学研究院財務委員会 委員.

2018.04~2020.03, 工学府学務委員会 委員.

2017.04~2018.03, 研究企画委員会 委員.

2017.04~2018.03, 地球資源システム工学部門長.

2017.04~2018.03, 地球環境工学科地球システム工学コース長.

2017.04~2018.03, 地球資源システム工学専攻長.

2016.04~2018.03, 研究企画委員会 委員.

2016.04~2018.03, 工学府学務委員会 委員.

2015.04~2017.03, 人事連絡委員会 委員.

2015.04~2016.03, 給与委員会 委員.

2014.04~2016.03, 国際連携委員会委員.

2013.10~2015.09, 九州大学社会連携推進室協力教員.

2013.04~2014.03, 国費外国人留学生等選考委員会 委員.

2012.12~2013.03, 学部帰国子女および私費留学生査定委員会 委員.

2012.04~2014.03, 学務委員会委員.

2012.04~2015.03, 炭素資源国際教育研究センター委員会委員.

2012.04~2014.03, 教育企画委員会委員.

2012.04~2013.03, 教育企画委員会委員.

2012.04~2013.03, 地球環境工学科長.

2012.04~2013.03, 地球環境工学科地球システム工学コース長.

2012.04~2013.03, 地球資源システム工学専攻長.

2012.04~2013.03, 地球環境工学科地球システム工学コース長.

2012.04~2012.03, 地球資源システム工学部門長.

2011.10~2013.09, 九州大学社会連携推進室協力教員.

2011.10~2012.09, 特別コース運営委員会委員長.

2011.04~2012.03, 国際連携委員会委員.

2010.04~2011.03, JENESYS プログラム運営委員.

2010.04~2012.03, 炭素資源国際教育研究センター委員会委員.

2010.04~2011.03, 研究企画委員会委員.

2010.04~2013.03, 九州大学大学院工学研究院若手研究者トレーニングプログラム・運営委員会 委員長.

2009.04~2011.03, 特別コース運営委員会委員.

2009.04~2010.03, 総合企画委員会委員.

2008.04~2010.03, Annual Report編集委員会委員.

2008.04~2010.03, 九州大学大学院工学研究院若手研究者トレーニングプログラム・運営委員会 副委員長.

2008.04~2013.03, 学術振興会若手研究者トレーニングプログラム「地球資源・環境系国際的若手研究者育成のためのアジアにおける研究拠点形成」,主担当教員.

2008.04~2010.03, 工学部/工学府入試委員会委員.

2007.04~2008.03, 教育企画委員会委員.

2007.04~2008.03, 地球資源システム工学専攻長.

2007.04~2008.03, 地球資源システム工学部門長.

2007.04~2008.03, 地球環境工学科地球システム工学コース長.

2006.04~2008.03, 自己点検・評価委員会委員.


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