九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
秋吉 收(あきよし しゅう) データ更新日:2019.06.28

教授 /  言語文化研究院 国際文化共生学部門 国際文化学


主な研究テーマ
雑誌・メディアを通して見た日中近代文学の接点
キーワード:近現代雑誌
2017.04.
台湾近代文学
キーワード:頼和、台湾中国日本の近代文学交流
2003.04.
中国近代文学
キーワード:魯迅,散文詩集『野草』
1991.04.
魯迅をめぐる比較文学
キーワード:比較文学,魯迅
1991.04.
研究業績
主要著書
1. 李林栄・曹衛東(主編), 孫郁(他),秋吉 收, 共著:『当代文芸評論視域中的魯迅伝統』, [北京]人民文学出版社, 分担執筆「“敵人”対魯迅《野草》的影響」、114-127頁, 2018.04.
2. 秋吉 收, 単著:『魯迅―野草と雑草―』, 九州大学出版会, 総398頁。, 2016.11, 「芸術的完成さでは魯迅のあらゆる作品中で第一位を占める」(竹内好『魯迅入門』)。この言葉に象徴されるように、散文詩集『野草』は中国近代文学史上最高の文学者たる魯迅の最高傑作として称えられてきた。本書はこの作品集を中心に、全く新たな観点から魯迅の文学を捉え直すことに成功した。既定の殻を脱し、魯迅を本来のテキスト、その実像に回帰させることが本書の一貫したテーマである。.
3. 藤井省三(編), 飯倉照平(他), 秋吉 收, 共著:『世界各国魯迅研究精選集 日本魯迅研究精選集』, 中央編訳出版社, 分担執筆「魯迅《野草》世界中的芥川龍之介」、192-213頁。, 2016.08.
4. 竹村 則行, 共著:『わかりやすくおもしろい中国文学講義』, 中国書店, 分担執筆「近代文学における中国と日本—魯迅と芥川龍之介を中心に」,234〜243頁, 2002.05.
5. 東 英寿, 秋吉 收, 共編著:『異文化を超えて―“アジアにおける日本”再考』(比較社会文化叢書22), 花書院, 分担執筆「タゴール受容の諸相―日本、中国そして魯迅」、99~123頁。, 2011.12.
主要原著論文
1. 秋吉 收, 「『野草』与日本―関於両個詩人―」, 『学術月刊』2018年第3期, 15-22, 2018.03.
2. 秋吉 收, 「台湾における芥川龍之介受容の諸相」, 『言語文化論究』第37号(九州大学言語文化研究院), 37, 79-102, 2016.10.
3. 秋吉 收, 「魯迅『野草』誕生における“批評家”成仿吾の位置」
, 『野草』第96号(中国文芸研究会), 1-16, 2015.08.
4. 秋吉 收, 「Zhou Zuoren’s Influence on Lu Xun’s “The Shadow’s Leave-Taking”」, 『Frontiers of Literary Studies in China(文学研究前沿)』(陳平原[北京大学中文系]主編), Volume 7, Issue 4, 551-572, 2013.12, 魯迅文学芸術の粋とも評される散文詩集『野草』に関する膨大な研究の中に、弟周作人の関与、影響を論じた専論は管見の限り見当たらない。本論文は、エスペラント翻訳活動や散文詩創始者たるボードレール、さらには日本文学との接触等、当時彼らが極めて重視した外国文学受容を端緒として、周作人と魯迅『野草』との関係について、新たな視点から考察を行った。.
5. 秋吉 收, 「魯迅と佐藤春夫―散文詩集『野草』をめぐって」
, 『東方学』第126輯, 106-123, 2013.07, 魯迅と日本近代文学の関係については、取り沙汰されながらも決定的な証拠の提出、跡付けが為されたことは殆どなかった。本論文は、佐藤春夫と魯迅の関係を再度詳細に繙くことによって、彼らの間に作品を通して直接の影響関係が存在したこと、また、『中央文学』や『文章倶楽部』といった近代日本の文芸誌など従来全く注目されたことのない新資料に基づき、いまだ明らかになっていなかった魯迅と日本近代文学の真の文学交流を、魯迅文学の最高傑作と評される散文詩集『野草』を中心に考察したものである。.
6. 秋吉 收, 「魯迅『野草』における芥川龍之介」, 『日本中国学会報』第52集, 237〜252頁, 2000.10.
7. 秋吉 收, 「「野草」と「雑草」—魯迅の散文詩集『野草(Ye-cao)』翻訳試論」, 『現代中国』第71号(日本現代中国学会), 191〜199頁, 1997.07.
8. 秋吉 收, 「徐玉諾と魯迅—散文詩集『野草』をめぐって—」, 『中国文学論集』第21号(九州大学中国文学会), 37〜60頁, 1992.12.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 秋吉 收, 共著(秋吉編)『【言語文化叢書22】現代の日本における魯迅研究』, 九州大学言語文化研究院, 2016.03.
2. 秋吉 收, 「「首届全国徐玉諾文化学術研討会」参加記」, 『中国文芸研究会会報』第400期記念号, 2015.03.
3. 秋吉 收, 書評「“社会史的視点”から語る新時代の中国文学史」:藤井省三著『中国語圏文学史』
, 東方書店刊『東方』第373号, 14~17頁, 2012.03.
4. 秋吉 收, 書評「作家像の転換を迫る」:山田敬三著『魯迅 自覚なき実存』, 平成21年4月5日『西日本新聞』12面「本と批評」欄, 2009.04.
5. 秋吉 收, 書評:丸尾常喜著『魯迅『野草』の研究』, 『月刊しにか』(大修館書店)第9巻第6号, 120〜121頁, 1998.06.
主要学会発表等
1. 秋吉 收, 「“台湾的鲁迅”与日本語版《阿Q正伝》」, 『魯迅與中国現代文芸復興思潮国際学術研討会曁2018年中国魯迅研究会年会』, 2018.11, 2018年11月01日, 「“台湾的鲁迅”与日本語版《阿Q正伝》」, 秋吉 收, 学会, 『魯迅與中国現代文芸復興思潮国際学術研討会曁2018年中国魯迅研究会年会』, 一般, 海南師範大学(Japan).
2. 秋吉 收, 「周氏兄弟与『新青年』――以『随感録』為中心」, 『周氏兄弟與文学革命学術研討会』(北京大学中国語言文系、中国現代文学研究会), 2018.09.
3. 秋吉 收, 「『野草』与日本―関於両個詩人―」, 『紀念《野草》出版90周年国際学術研討会(復旦中文百年慶典学術活動)』, 2017.11, 近代中国を代表する文学者魯迅の代表作『野草』の出版90周年を記念して、中国復旦大学にて開催された国際学会での発表。新資料を駆使して、日本と中国の「詩人」における交流・影響関係に秘められた事実を明らかにした。.
4. 秋吉 收, 「Translation as a Media in Shaping Modern Chinese Literature: On Lu Xun and Zhou Zuoren’s Anthology of Modern Japanese Novels」, the 8th Asian Translation Traditions Conference (ATT8), 2017.07.
5. 秋吉 收, 「成仿吾与魯迅《野草》」, “2016魯迅文化論壇”暨国際学術研討会 魯迅―在伝統与世界之間, 2016.09.
6. 秋吉 收, 「西方文学対魯迅散文詩集『野草』的影響」, 国際魯迅研究会第6届学術論壇:杜塞尓多夫論壇国際学術研討会, 2015.07.
7. 秋吉 收, 「日本的現代中国文学研究-従草創時期談起」, 第四届華文詩学名家国際論壇, 2012.12.
8. SHU AKIYOSHI, Lu Xun in the World,Lu Xun's World, The Second Academic Forum of the International Society of Lu Xun Studies, 2012.11, 歴史における近代中国と日本の特殊な関係のもと、日本の中国研究はその複雑な過去の歴史を透過することで、日本独自の深化した研究を成就してきた。日本に7年間留学した魯迅を対象とする場合その意義は一層強くなろう。.
9. 秋吉 收, 「魯迅の散文詩集『野草』における周作人、佐藤春夫の影」
, 日本現代中国学会第62回(2012年度)全国学術大会, 2012.10.
10. 秋吉 收, 「近代文学における日本、中国、台湾」, 台湾大学日本語文学系所, 2012.03.
11. 秋吉 收, 「魯迅文学在日本的現状与展望」, 記念魯迅誕辰130周年国際学術研討会, 2011.09.
作品・ソフトウェア・データベース等
1. 秋吉 收, (教材CD-ROM)
『復旦大学編中国語初級教材(王老師の標準中国語シリーズ基礎編)』(分担執筆および本文全訳担当,〔中国〕復旦大学国際文化交流学院監修,〔株〕マネージ制作), 1998.10.
学会活動
所属学会名
日本台湾学会
国際魯迅学会
日本現代中国学会
日本中国学会
東方学会
九州中国学会
中国文芸研究会
学協会役員等への就任
2017.06, 財団法人 東方学会, 第4期学術委員・第4期「東方学」編集委員.
2015.09~2018.06, 国際魯迅学会, 第2期代表理事.
2017.05, 九州中国学会, 理事.
2015.06~2017.06, 財団法人 東方学会, 第3期学術委員・第3期「東方学」編集委員.
2011.09~2015.09, 国際魯迅学会, 第1期理事.
2010.10~2012.10, 日本中国学会, 日本中国学会若手シンポジウム実施委員.
2009.09~2011.09, 財団法人 東方学会, 第32期「東方學」査読委員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2018.11~2018.11, 中国魯迅研究会・海南師範大学文学院主催『魯迅與中国現代文芸復興思潮国際学術研討会曁2018年中国魯迅研究会年会』, 司会.
2017.11~2017.11, 『紀念《野草》出版90周年国際学術研討会』, 総合討論パネリスト.
2017.02.02~2017.02.02, 九州大学韓国研究センター・啓明大学校国際学研究所共同研究大会, コメンテーター.
2016.07.29~2016.07.30, 現代東アジア文学史の国際共同研究第4回シンポジウム, 司会、コメンテーター.
2015.08.22~2015.08.23, 「現代東アジア文学史の国際共同研究」第3回ワークショップ:公開シンポジウム, 座長(Chairmanship).
2013.10.26~2013.10.27, 第63回日本現代中国学会全国学術大会, 座長(Chairmanship).
2013.06.14~2013.06.15, 国際魯迅研究学会第4回学術ソウル論壇, 司会、コメンテーター.
2012.05.26~2012.05.26, 2012年度日本現代中国学会西日本部会研究集会, 司会.
2012.05.12~2012.05.13, 九州中国学会平成24年度大会, 司会.
2011.10.07~2011.10.07, 中国現代文学研究者シンポジウム, 運営・代表.
2011.03.26~2011.03.26, 日本中国学会若手シンポジウム, コメンテーター.
2005.05~2005.05, 九州中国学会平成17年度大会, 司会.
2003.11.26~2003.11.26, 国際会議:アジアにおける地方都市の役割と変容, コメンテーター.
2001.05~2001.05, 九州中国学会平成13年度大会, 司会.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2018.09~2019.03, 九州大学『言語文化論究』, 国内, 編集委員.
2018.05, 世界漢学研究会(WORLDACS)『世界漢学叢書』, 国際, 編集委員.
2017.03~2017.09, 『徐玉諾研究叢書』(河南:徐玉諾学会編), 国際, 学術委員.
2015.06, 『東方学』, 国内, 編集委員.
2012.12~2014.07, 『国際魯迅研究集刊』(黎活仁〔香港大学〕主編), 国際, 編集委員.
2009.04~2012.03, 『東方学』, 国内, 査読委員.
2013.04~2014.03, 九州大学言語研究会『言語科学』, 国内, 編集委員.
2009.04~2011.03, 九州大学言語研究会『言語科学』, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2019年度      
2018年度      
2017年度    
2016年度      
2015年度      
2014年度    
2013年度    
2012年度      
2011年度      
2010年度      
2009年度      
2008年度      
2007年度      
2006年度      
2005年度      
2004年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
海南師範大学, China, 2018.11~2018.11.
北京大学中文系, China, 2018.09~2018.09.
山東大学外語系, China, 2018.06~2018.06.
復旦大学中文系, China, 2017.11~2017.11.
南京大学中国新文学研究中心, China, 2017.09~2017.09.
武漢大学文学院, China, 2017.09~2017.09.
ロンドン大学SOAS〔東洋アフリカ研究学院〕, UnitedKingdom, 2017.07~2017.07.
ウイーン大学, Austria, 2017.07~2017.07.
Jawaharal Nehru University, University of Delhi, India, 2016.11~2016.11.
北京第二外国語大学, China, 2016.09~2016.09.
中央人民大学, China, 2016.09~2016.09.
国立山東大学, China, 2016.03~2016.03.
国立政治大学, Taiwan, 2015.11~2015.11.
デュッセルドルフ大学, Germany, 2015.07~2015.07.
国立済州大学, Korea, 2015.06~2015.06.
省立青島大学, China, 2014.12~2014.12.
国立西南民族大学, China, 2014.12~2014.12.
国立蘇州大学, China, 2014.11~2014.11.
河南省立平頂山学院(大学), China, 2014.11~2014.11.
国立山東大学、外国語学部, China, 2014.10~2014.10.
ベトナムハノイ国家大学, Vietnam, 2014.03~2014.03.
韓国外国語大学, Korea, 2013.06~2013.06.
国立西南大学、中国詩学研究中心, China, 2012.12~2012.12.
Jawaharal Nehru University, India, 2012.11~2012.11.
台湾大学, Taiwan, 2012.03~2012.03.
上海魯迅博物館, 紹興魯迅記念館, China, 2011.09~2011.09.
台湾 国立彰化師範大学, Taiwan, 2008.10~2009.01.
台湾 国立彰化師範大学, Taiwan, 2007.06~2007.06.
国立台湾師範大学, Taiwan, 2006.04~2006.04.
台湾 淡江大学, Taiwan, 2000.05~2000.05.
ソウル大学, Korea, 1996.08~1996.08.
天津師範大学, China, 1994.07~1994.07.
西南師範大学 中国新詩研究所, China, 1993.09~1993.09.
北京師範大学, 北京語言大学, China, 1987.03~1988.07.
外国人研究者等の受入れ状況
2017.02~2018.02, 1ヶ月以上, 中華人民共和国 曁南大学, China, .
受賞
第一回全学教育優秀授業賞, 九州大学, 2007.09.
九州大学文学部同窓会優秀研究業績表彰(「中国文学」分野), 九州大学文学部同窓会, 1992.09.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2018年度~2021年度, 基盤研究(C), 代表, 雑誌・メディアから辿る、近代文学における中国と日本の接点の研究.
2014年度~2017年度, 基盤研究(C), 代表, 中国における日本近代文学受容の研究―魯迅・周作人編『現代日本小説集』を端緒として.
2002年度~2004年度, 若手研究(B), 代表, 魯迅を核とした中日比較文学研究.
2000年度~2003年度, 基盤研究(A), 分担, 環太平洋圏の華文文学に関する基礎的研究.
1999年度~2000年度, 奨励研究(A), 代表, 中国における「郷土文学」の諸相.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2015年度~2016年度, 2015(平成27)年度「第7回 九州大学出版会・学術図書刊行助成」, 代表, 『 魯迅の再構築―散文詩集『野草(Ye-cao)』を手掛かりとして』.
学内資金・基金等への採択状況
2016年度~2016年度, 2016年度特別研究推進経費(言語文化研究院長裁量経費), 分担, 中国における英語教育および外国語としての中国語・中国文化教育の研究.
2011年度~2011年度, 九州大学大学院比較社会文化学府出版助成(比較社会文化叢書), 代表, 編著:比較社会文化叢書22『異文化を超えて―“アジアにおける日本”再考』(ISBN:978-4-905324-23-2)(平成23年12月、花書房刊)出版
.

九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。
 
 
九州大学知的財産本部「九州大学Seeds集」