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白鳥 祐介(しらとり ゆうすけ) データ更新日:2018.06.08

准教授 /  工学研究院 機械工学部門 水素利用工学


社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
九州大学大学院農学研究院、ベトナム3大学(ベトナム国家大学ホーチミン市校(VNUHCM)ナノテク研究所(INT)、カントー大学(CTU)、ホーチミン市工科大学(HCMUT))および日本企業4社と国際共同研究チームを組織し、独立行政法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が協同で実施する「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の支援により、2014年度より、プロジェクト「高効率燃料電池と再生バイオガスを融合させた地域内エネルギー循環システムの構築」を開始し、ベトナム・メコンデルタのエビ養殖場内に、地域の有機性廃棄物を資源として利用したエネルギー循環システムの実証プラントを構築した。

当プロジェクトは密接な農工連携により行われており、明和工業株式会社(金沢市)と連携し、現地で容易に入手できる有機性廃棄物(サトウキビの搾りかす(バガス)とココナッツの搾りかす)を分解する菌の供給源として養殖池汚泥を見出し、加温・保温を必要とせず、これらを投入するだけで発電用燃料として利用できるバイオガス(メタンと二酸化炭素の混合ガス)が得られるシステムの運転に成功した。さらに、マグネクス株式会社(東京都立川市)と共同開発した1 kW級SOFCシステムを実証サイトに導入し、上記バイオガスを供給した東南アジア地域初となるSOFC発電実証を2018年1月より開始し、発電効率53%を記録した。この発電効率は、エンジン発電機の倍に達するもので、燃料電池の用途拡大と地球規模の普及が期待される。

上記SOFCにより得られた有機性廃棄物由来の電力は、株式会社中山鉄工所(佐賀県武雄市)が構築した電力供給システムにより、ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社(姫路市)が導入する高効率曝気装置(超微細気泡散気装置)に安定的に供給され、現地エビ養殖の大幅な省エネ化を目指す。

地球規模の課題の解決のためには、革新的な技術を社会に受け入れられるものにしなければならない。新しい技術を途上国にも広めるためにはどうしたら良いか?上述の通り、国際・農工・産学連携の下、学際的な研究を実践し、メコンデルタ地域の持続的発展に貢献できる技術開発を実施中である。当活動の促進を目的として、VNUHCM内に燃料電池研究開発棟を整備(2016年9月開所)し、国際共同研究を通して相手国側および日本側の人材育成を行っている。
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2015.04~2020.03, 燃料電池の地球規模の普及に向け、低炭素化システムに関する研究教育ネットワークをベトナムに築き、現地における講義やベトナムからの留学生の受け入れを通して、日越双方の研究者・技術者の育成に寄与している。.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2018.02, NHK, ベトナム・メコンデルタにおいて、エビ養殖汚泥、バガス、ココナッツ搾りかすから得たバイオガスの供給により、東南アジア初の固体酸化物形燃料電池(SOFC)の実証試験を開始し、発電効率53%を達成した。.

2018.02, 九州大学ホームページ, 東南アジア初の固体酸化物形燃料電池(SOFC)の実証研究を開始~ベトナム・メコンデルタにおいてバイオガスの供給により発電効率53%を達成~
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2018.02, 日本経済新聞, 九大、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の実証研究を開始.

2018.03, 日刊工業新聞, 九大など、メタンガス発電システム 来月ベトナムで実証.

2018.02, 佐賀県ホームページ, 県内企業が参画する東南アジア初の固体酸化物形燃料電池(SOFC)の 実証研究が開始されます。.

2016.12, ベトナムベンチェTV, メコンデルタにおけるエネルギー循環システム実証サイトの開所について.

2018.02, 国立環境研究所 環境展望台, 九州大など、ベトナムのエビ養殖場でバイオガスを燃料とするSOFC発電実証を開始.

2016.12, Viet Nam News, メコンデルタにおけるエネルギー循環システム実証サイトの開所について.

2016.12, Ben Tre省 Dong Khoi新聞, メコンデルタにおけるエネルギー循環システム実証サイトの開所について.

2016.09, Saigon Online, ベトナム初燃料電池研究開発拠点の設立について.

2015.12, 日刊水産経済新聞, SATREPSにおける研究活動が日刊水産経済新聞にて紹介された。.

2015.11, ベトナムベンチェTV, SATREPSにおいて実施中のプロジェクトに関するワークショップを、ベトナム・メコンデルタのベンチェにて開催した。当ワークショップが、現地テレビ局のニュースで報じられた。.

2014.10, 日本経済新聞, SATREPSにおける研究活動の構想が日本経済新聞にて紹介された。.

2014.08, Viet Nam News, SATREPSにおける国際共同研究の開始が、ベトナム国営通信社が発行する英字紙「Viet Nam News」の公式サイト(http://vietnamnews.vn/)にて紹介された。.

2010.03, 佐賀新聞, 佐賀県窯業技術センターが九州大学とセラミックスを使った燃料電池の開発に取り組んでいる。家畜の糞尿などの「バイオマス」を燃料源に想定しており、完成すれば県内に点在する畜舎がミニ発電所として活用できる。.

2009.05, 西日本新聞, 家畜の糞尿や生ごみを発酵させて発生するバイオガスを直接利用する燃料電池の開発に取り組む。農畜産業が盛んな佐賀県の支援を受けて実験を重ねているが、将来的には、キャンパス周辺の資源活用も視野に入れる。.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2018.01, 第15回ビジネス創造交流会 「廃棄物系バイオマスを利用した燃料電池導入エネルギー循環システムについて~有機性廃棄物を燃やさずに電気に変換~」, 西日本シティ銀行, NCBリサーチ&コンサルティングセミナー室(福岡市).

2017.04, 第45回サイエンスカフェ@ふくおか 「燃料電池で地球を救えるか!?~アイディアとその実践~」, 公益財団法人九州経済調査協会(BIZCOLI), BIZCOLI交流ラウンジ(福岡市).

2017.10, 出前講義 「水素エネルギーと燃料電池~バイオマスの利活用~」, 九州大学、青雲高等学校(長崎), 青雲高等学校(長崎).

2017.06, 第3回NEXT-FC基盤研究報告会, 九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター, 九州大学伊都キャンパス.

2016.10, 唐津市水素・再生可能エネルギー導入促進セミナー
「廃棄物系バイオマスの高効率エネルギー利用を目指した燃料電池技術開発」, 唐津市, 唐津市.

2015.10, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2015.06, ~水素社会と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 唐津東中学校, 九州大学伊都キャンパス.

2015.02, ~水素と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 静岡県立下田高等学校, 九州大学伊都キャンパス.

2014.06, ~水素社会と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 唐津東中学校, 九州大学伊都キャンパス.

2014.07, ~水素社会と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 東福岡高校 特進英数コース, 九州大学伊都キャンパス.

2014.10, ~水素社会と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 福岡県立輝翔館中学校, 九州大学伊都キャンパス.

2014.11, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2013.03, 水素についての講義
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 玉龍中学校, 九州大学伊都キャンパス.

2013.07, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2013.08, ~水素と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 中学生サイエンスキャンプ参加者名簿 (長崎県教育委員会), 九州大学伊都キャンパス.

2013.11, ~水素と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 唐津東中学校, 九州大学伊都キャンパス.

2013.11, ~水素と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 久留米大附設高校, 九州大学伊都キャンパス.

2013.12, ~水素と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 静岡県立科学技術高校, 九州大学伊都キャンパス.

2012.07, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2012.09, ~水素と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 二丈中学校, 九州大学伊都キャンパス.

2012.12, 理数科研修~水素と燃料電池~
燃料電池カーの模擬実験を通じて燃料電池の仕組みと水素について講義を行った。, 下田高等学校理数科, 九州大学伊都キャンパス.

2011.03, 地球温暖化防止エコバスツアー講師, 福岡県環境部環境政策課、筑紫保健福祉環境事務所, 九州エネルギー館.

2011.07, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2009.07, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2009.11, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2008.07, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2008.11, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2007.08, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者養成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2007.11, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者養成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2006.05, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者養成コース」, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2006.08, 福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者養成コース」講師, 福岡水素エネルギー戦略会議, 九州大学.

2006.09, SSH体験学習講座講師, 文部科学省, 九州大学.

その他の優れた社会貢献活動
2017年度, ベトナムにおけるワークショップの開催(JST-JICA SATREPSで実施中の燃料電池プロジェクトに関するワークショップ).

2016年度, ベトナムにおけるワークショップの開催(JST-JICA SATREPSで実施中の燃料電池プロジェクトに関するワークショップ).

2015年度, ベトナムにおけるワークショップの開催(JST-JICA SATREPSで実施中の燃料電池プロジェクトに関するワークショップ)
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2015年度, 福岡水素エネルギー戦略会議の技術者育成コースにおいて、講師として参画し、固体酸化物形燃料電池に関する講義や実習指導を行うなど、広く社会からの要請に応える活動を行った。また、小・中・高校生や一般を対象とした講義やPR 活動も行った。.

2014年度, 福岡水素エネルギー戦略会議の技術者育成コースにおいて、講師として参画し、固体酸化物形燃料電池に関する講義や実習指導を行うなど、広く社会からの要請に応える活動を行った。また、小・中・高校生や一般を対象とした講義やPR 活動も行った。.

2013年度, 福岡水素エネルギー戦略会議の技術者育成コースにおいて、講師として参画し、固体酸化物形燃料電池に関する講義や実習指導を行うなど、広く社会からの要請に応える活動を進めている。また、小・中・高校生や一般を対象とした講義やPR 活動も行っており、オープンキャンパスにおいても研究紹介を行った。民間企業を対象とした「SOFC技術」に関する研究会を毎年開催しており、企業に対する技術指導、情報提供等も行っている。.

2012年度, 福岡水素エネルギー戦略会議の技術者育成コースにおいて、講師として参画し、固体酸化物形燃料電池に関する講義や実習指導を行うなど、広く社会からの要請に応える活動を進めている。また、小・中・高校生や一般を対象とした講義やPR 活動も行っており、オープンキャンパスにおいても研究紹介を行った。民間企業を対象とした「SOFC技術」に関する研究会を毎年開催しており、企業に対する技術指導、情報提供等も行っている。.

2012年度, 材料メーカーとの共同研究において実験および結果の解析を担当し、技術的なアドバイスを行った。.

2011年度, 材料メーカーとの共同研究において実験および結果の解析を担当し、技術的なアドバイスを行った。.

2010年度, 電力会社との各共同研究において実験および結果の解析を担当し、技術的なアドバイスを行った。.

2009年度, 電力会社、材料メーカー、石油会社との各共同研究において実験および結果の解析を担当し、技術的なアドバイスを行った。.

2008年度, 電力会社、材料メーカー、石油会社との各共同研究において実験および結果の解析を担当し、技術的なアドバイスを行った。.

2007年度, 電力会社、材料メーカー、石油会社との各共同研究において実験および結果の解析を担当し、技術的なアドバイスを行った。.


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