金属ナノ粒子をベースとした触媒材料の精密設計
キーワード:ナノ粒子、触媒、無機合成化学
2004.04.
永長 久寛(えいなが ひさひろ) | データ更新日:2023.11.27 |
主な研究テーマ
オゾンを酸化剤とした触媒酸化技術の開発
キーワード:オゾン、触媒、酸化反応
2002.04.
キーワード:オゾン、触媒、酸化反応
2002.04.
光触媒材料の開発と環境浄化プロセスへの応用
キーワード:光触媒、環境負荷物質、浄化技術
1995.04.
キーワード:光触媒、環境負荷物質、浄化技術
1995.04.
従事しているプロジェクト研究
オゾンを酸化剤とした低温作動型VOC酸化触媒反応の研究
2010.04~2013.03, 代表者:永長久寛
本研究は,オゾンを酸化剤とした低温酸化触媒プロセスについて,室温もしくはそれ以下の低温条件下で高い活性を示す触媒材料の開発と反応機構の解明を目的とする.ゼオライトに担持したMn酸化物を触媒とし, ゼオライトの細孔構造と疎水性を緻密に制御すること,Mnの担持方法を高度化することにより,触媒の物性と活性の相関性について明らかにするとともに水蒸気共存下で揮発性有機化合物(VOC)を効率良くCO2まで酸化分解・無害化する触媒材料を探索する.また,速度論および分光法を駆使し,水蒸気添加によるVOC酸化分解活性向上の発現メカニズムを解明する..
2010.04~2013.03, 代表者:永長久寛
本研究は,オゾンを酸化剤とした低温酸化触媒プロセスについて,室温もしくはそれ以下の低温条件下で高い活性を示す触媒材料の開発と反応機構の解明を目的とする.ゼオライトに担持したMn酸化物を触媒とし, ゼオライトの細孔構造と疎水性を緻密に制御すること,Mnの担持方法を高度化することにより,触媒の物性と活性の相関性について明らかにするとともに水蒸気共存下で揮発性有機化合物(VOC)を効率良くCO2まで酸化分解・無害化する触媒材料を探索する.また,速度論および分光法を駆使し,水蒸気添加によるVOC酸化分解活性向上の発現メカニズムを解明する..
革新的ゼロエミッション石炭ガス化発電プロジェクト
2009.04~2014.03, 代表者:持田 勲, 九州大学, 新エネルギー・産業技術総合開発機構
本事業では、石炭ガス化システムから回収したCO2を酸化剤の一部として用いることにより、石炭ガス化システムの効率を大幅に向上することのできるCO2回収型次世代IGCCシステムの実用基盤技術開発を行う。具体的には、本システムに関し、CO2による石炭ガス化性能向上効果の解明と実証、乾式ガス精製技術の最適化、実用規模プラントのFSなどを実施する。また、本技術について、アジアなど環太平洋地域の多様な石炭に対する適応性を検討する。.
2009.04~2014.03, 代表者:持田 勲, 九州大学, 新エネルギー・産業技術総合開発機構
本事業では、石炭ガス化システムから回収したCO2を酸化剤の一部として用いることにより、石炭ガス化システムの効率を大幅に向上することのできるCO2回収型次世代IGCCシステムの実用基盤技術開発を行う。具体的には、本システムに関し、CO2による石炭ガス化性能向上効果の解明と実証、乾式ガス精製技術の最適化、実用規模プラントのFSなどを実施する。また、本技術について、アジアなど環太平洋地域の多様な石炭に対する適応性を検討する。.
度環境技術開発等推進費「外場援用システム触媒による持続発展可能なVOC排出制御技術に関する研究」
2008.08~2011.03, 代表者:尾形 敦, 産業技術総合研究所, 環境省
シリカ系あるいはペロブスカイト系の材料を中心とした低環境負荷型触媒の探索・創製と、触媒機能を補強あるいは増幅させる外場援用手段をマッチングさせることによる有害大気汚染物質の排出抑制技術の構築を目指す。同時に、共通基盤技術であるVOCセンサの開発を行う。.
2008.08~2011.03, 代表者:尾形 敦, 産業技術総合研究所, 環境省
シリカ系あるいはペロブスカイト系の材料を中心とした低環境負荷型触媒の探索・創製と、触媒機能を補強あるいは増幅させる外場援用手段をマッチングさせることによる有害大気汚染物質の排出抑制技術の構築を目指す。同時に、共通基盤技術であるVOCセンサの開発を行う。.
研究業績
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. | 永長 久寛, オゾンを利用したMn触媒によるVOC分解技術, 触媒, 2008.06. |
2. | 永長 久寛, オゾンを酸化剤としたVOC分解技術—温和な条件下で作動する触媒酸化技術の利用, クリーンテクノロジー, 16(9) 6-8., 2006.09. |
主要学会発表等
学会活動
学協会役員等への就任
2011.03~2012.02, 触媒学会.
2008.03~2010.02, 触媒学会, 討論会委員.
2007.03, 石油学会九州・沖縄支部, 幹事.
2006.03, 触媒学会, 代議員.
2005.03~2006.02, 触媒学会, 幹事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2011.11.11~2011.11.12, 石油学会, 座長(Chairmanship).
2010.09~2010.09, 触媒討論会第106回討論会, 座長(Chairmanship).
2009.09~2011.09, 触媒学会第104回討論会, 座長(Chairmanship).
2008.09~2008.09, 触媒学会第102回討論会, 座長(Chairmanship).
2008.05~2009.05, 第一回九州大学炭素資源国際教育研究センター講演会, 司会(Moderator).
2007.09, 第100回触媒討論会, 座長(Chairmanship).
2007.03, 第99回触媒討論会, 座長(Chairmanship).
2005.12, 触媒学会つくば地区講演会, 幹事.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2014年度 | 24 | 1 | 25 | ||
2012年度 | 12 | 12 | |||
2011年度 | 8 | 8 | |||
2010年度 | 13 | 13 | |||
2008年度 | 8 | 8 | |||
2007年度 | 8 | 8 | |||
2006年度 | 13 | 0 | 13 | ||
2005年度 | 12 | 0 | 0 | 0 | 12 |
2004年度 | 8 | 0 | 0 | 0 | 8 |
受賞
Catalysis Today Top Cited Article Award, Elsevier, 2006.01.
Innovation and Creativity Prize Paper Award 2004, Industry Applications Society IEEE, 2004.10.
James Melcher Paper Award, Industry Applications Society IEEE, 2002.10.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2013年度~2013年度, 挑戦的萌芽研究, 代表, オゾン酸化触媒の選択酸化特性に基づくポリエステルの新規再利用プロセスの開発.
2010年度~2010年度, 基盤研究(C), 代表, オゾンを酸化剤とした低温作動型VOC酸化触媒反応の開発.
2003年度~2004年度, 基盤研究(B), 分担, 錯体光触媒による環境残留性パーフルオロ酸化合物の無害化処理.
2002年度~2003年度, 基盤研究(B), 分担, マイクロバブルによる極限反応場を利用した排水中有害化学物質の分解に関する研究.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2020年度~2022年度, 科学技術振興機構 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP), 代表, オゾン-マイクロ波援用触媒反応を基盤とした難処理排ガス浄化技術の開発.
2019年度~2021年度, 科学技術振興機構, 代表, 吸着-触媒材料-低温プラズマ複合化によるVOC処理技術の確立.
2020年度~2020年度, 2020年度JKA補助事業, 代表, 産業環境保全のための次世代型空気質制御技術の開発.
2014年度~2015年度, 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP), 代表, 鉄鋼スラグを触媒とした環境浄化プロセスの開発.
2011年度~2012年度, 科学技術振興機構 A-STEP, 代表, 中小規模発生源対策用VOC分解処理システムの開発.
2009年度~2009年度, 科学技術振興機構シーズ発掘試験, 代表, エアロゾル感染防止のための低温酸化触媒技術の開発.
2008年度~2008年度, 科学技術振興機構シーズ発掘試験, 代表, 貴金属合金ナノ粒子合成法の開発.
2008年度~2010年度, 環境技術開発等推進費, 分担, 外場援用システム触媒による持続発展可能なVOC排出抑制技術に関する研究.
2004年度~2005年度, 分担, ダイレクトメタノール形燃料電池電極用の高活性酸化触媒の研究開発.
2000年度~2002年度, 代表, 太陽エネルギー利用環境浄化システムの開発.
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