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田中 史彦(たなか ふみひこ) データ更新日:2024.04.15

教授 /  農学研究院 環境農学部門 生産環境科学講座


大学院(学府)担当

学部担当

役職名

農学研究院 副研究院長(研究担当)


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ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/tanaka-fumihiko
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
http://www-postharvest.bpes.kyushu-u.ac.jp/
農産食料流通工学研究室HP .
電話番号
092-802-4636
FAX番号
092-802-4636
就職実績-他大学
就職実績有, 1996.2-2005.3 鹿児島大学助手 農学部, 2005.4-2007.3 鹿児島大学助教授 農学部
取得学位
博士(農学)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
ポストハーベスト工学,農産食料工学
外国での教育研究期間(通算)
01ヶ年08ヶ月
活動概要
【研究】Real & Virtual × Wet & Dry アプローチ
 安全で高品質な農産物を消費者に提供し、Well-beingな社会を実現するため、ポストハーベスト分野の研究を核とする基礎・応用研究を展開中です。

[未来社会創造型基礎研究]
 新たな未来を創造するための基礎科学研究を推進しています。
 ・先端画像計測とモデリング:n次元情報から読み解く細胞組織の健全性と品質評価
 ・生物材料FINEST空間における形態・諸現象の観察と3次元シミュレーション解析
 ・食品微生物挙動のダイナミック予測と安全性評価システム開発
 ・代替動物起源タンパク資源としての食用昆虫のポテンシャルとその持続的生産

[社会実装型研究:グローバル展開を目指すサステイナブルフードチェーンの構築]
 フードロスの低減、脱プラスチック、Green Shiftを目指す研究を展開しています。
 ・アクティブナノコンポジット可食コーティングによる青果物の超長期鮮度保持
 ・コンピュータサイエンスを基盤とするデータ駆動型ポストハーベストフードチェーンの構築
 ・産地広域連携クラウドシステムの構築と多温度帯混載輸送コンテナの開発
 ・電磁波殺菌とナノミストを用いた青果物の高鮮度輸送技術の開発
 ・カキの輸出を強力に推進するフジコナカイガラムシ殺虫装置と混載型輸送技術の開発

【教育】
[基幹教育]
 「農学入門Ⅰ」では農産食料流通工学分野における教育研究を中心に紹介する。フロンティア科目である「持続可能な農業生産・農産流通システム」の講義では、食品のフードロス低減と有機系廃棄物処理による循環型生産システムの構築に向けた最新の動向について概説する。「基幹教育セミナー」では学びの意義について協学する。
[学部]
 「熱工学」および「応用熱工学Ⅰ・Ⅱ」の講義では、熱機関、冷凍機等の機械工学的分野から化学反応や化学平衡等の化学工学的分野で不可欠な伝熱工学を伝導,伝達,輻射を中心にわかりやすく教授する。「農産食料工学Ⅰ・Ⅱ」では食を支えるポストハーベスト技術の基礎と応用につき解説する。「農業施設学」では農産システムの構造や機能につき解説する。「科学英語」では、生物生産システム工学分野の文献に触れることで専門用語や英語表現を学ぶとともに、英語による発表演習によりプレゼンテーション能力を高める。国際コース科目である「Agri-Food Production System Engineering」では、農産物の熱操作(冷却、加熱、乾燥)の基本とその応用について概説する。

[大学院]
 「熱と流れの科学」等を通じ、農産物の熱操作における現象のモデリングやシミュレーション技術の習得など高度な内容を講義する。「ポストハーベスト工学特論」では農産物の流通・加工分野の最新の学問的動向と技術を概説し、実問題解決の事例についても紹介する。国際コースの「Bioproduction and Environmental Sciences」では、農産物の乾燥、加工、貯蔵の基本となる熱・物質移動計算について講義する。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。