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日高 庸博(ひだか のぶひろ) データ更新日:2019.07.26

講師 /  九州大学病院 総合周産期母子医療センター 総合周産期母子医療センター




電話番号
092-642-5395
取得学位
医学博士
専門分野
周産期医学
活動概要
専門領域である周産期医療に関する臨床・研究・教育に携わっている。
臨床では母体合併症と胎児合併症の両者について対応している。母体合併症の中でも特に重症心疾患妊婦において、院内循環器内科・小児循環器科と密な連携をとりながら、よりよい妊娠予後を達成している。妊娠前の女性に対するPreconceptional counsellingの依頼も多く受けている。胎児合併症の中で頻度の高い早産期発症の発育不全(FGR)においては、最新の国際的知見をupdateしながら診療にとりいれ、アシドーシスにしない一歩手前で最長の在胎週数を獲得することを主眼においた管理を実践し、新生児科の協力を得ながら、特に500g未満の発育不全出生児については国内トップ水準の生存率、後遺症なき生存率を達成している。また、胸水症胎児や貧血胎児に対する胎児治療では、手技的な完遂のみを目的とせず、破水などの術後合併症の頻度を減らすことも意識した工夫した手術を行うことで良好な新生児予後を得ている。
研究では、複数の臨床研究を研究責任者あるいは研究分担者として走らせている。「重症FGRの前方視コホート研究」は全国27の周産期センターによる多施設共同研究で、いまだ確立しているとは言えない至適娩出時期を含めたFGRのoptimal managementの確立を目指しており、多くの症例数を登録して研究の主力を形成している。「プロゲステロン腟坐剤による早産予防の臨床研究」は、いまだ児の長期発達予後不良の最たる原因である未熟児出生を減らすことに挑戦するone-armの介入試験であり、流早産既往妊婦と子宮頸部摘出術後妊婦の両者をターゲットにデータを蓄積中である。その他、「日本人胎児の大動脈峡部血流におけるPI,RI,IFIのノモグラム作成およびCPR(Cerebroplacental Ratio)との相関性の検証」、「日本人胎児の心室壁・心室中隔厚のノモグラム作成および耐糖能異常母体における逸脱の観察、母体HbA1c値との関連性の検証」など多彩な臨床研究を進行させている。
Journal of Obstetrics and Gynaecology Research誌のAssociate Editor、Journal of Medical Ultrasonics誌のScientific Advisary Boardメンバーとして国際ジャーナルの編集に関わり、また、日本周産期新生児医学会、日本胎児治療学会、日本産婦人科新生児血液学会、日本妊娠高血圧学会の幹事や評議員として学会活動に関わっている。

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