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奈良岡 浩(ならおか ひろし) データ更新日:2016.09.17

教授 /  理学研究院 地球惑星科学部門 太陽惑星系物質科学


大学院(学府)担当

学部担当



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ホームページ
http://www.planetaryorganics.jp
太陽系惑星物質にはさまざまな有機化合物が含まれ、われわれにつながる化学進化の観点からも注目されています。とくに最近では、小惑星探査機や深海掘削船により、今まで人類が手にすることのできなかった試料が得られるようになり、その解析が期待されています。ところが、それら微小微量試料では地球上での汚染が常に問題となってきました。本センターでは汚染を排除した環境で、これら惑星物質の微量有機化合物を高感度・高分解能で分析し、惑星環境における化学進化の解明を目指します。 .
http://orge.geo.kyushu-u.ac.jp/HN/Japanese.html
日本語のホームページ(研究内容と教育) .
取得学位
理学博士
専門分野
有機宇宙地球化学
活動概要
1.地球外有機物の構造と同位体組成:炭素質隕石やサンプルリターン試料中の有機物(アミノ酸・カルボン酸・PAHなど)の炭素・水素同位体組成やマクロ有機物の構造解析、シミュレーション実験により、宇宙での有機物の化学進化・分子生成メカニズムを解明する。
2.堆積岩・堆積物中の有機物の分子・同位体組成と地球環境の関係:始生代から現世まで種々の年代の堆積物中に含まれる有機物(とくにバイオマーカー)の存在状態や有機物を構成する(あるいは伴う)炭素、水素、窒素、イオウ、酸素の安定同位体組成を測定することにより、生命活動と地球環境の関係を解明する。とくに地球環境進化に果たす有機物・生物の役割を重要視している。
3.極限環境下のバクテリアバイオマーカーの解析:高温や高塩、無酸素条件下の岩石・堆積物中のバクテリアバイオマーカーの存在とその分子レベル炭素・水素同位体組成を解明し、極限環境下での生態系メカニズムを議論する。将来的には地球上における生命の起源・地殻深層生命圏の研究に広げたい。
4.宇宙地球環境試料に含まれる超微量有機化合物の分子・同位体組成解析のための分析法の開発:ガスクロマトグラフ燃焼・熱分解安定同位体比質量分析計を用いた分子レベル炭素・水素同位体比分析や、TOF-SIMS・レーザーを用いた局所有機分子・同位体比分析を様々な試料について可能にする。

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