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田中 千晶(たなか ちあき) データ更新日:2019.06.19

助教 /  薬学研究院 創薬科学部門 天然物化学


主な研究テーマ
Asparagus含有成分の細根形成阻害物質および阻害メカニズム
キーワード:アスパラガス, 成分探索, 細根形成阻害
2016.02~2019.03.
Autophagyに作用する海洋天然物に係わる生物有機化学的研究
キーワード:オートファジー、海洋天然物
2015.05~2018.05.
抗体の交差反応性を利用した新規医薬シーズ探索法の開発
キーワード:医薬シーズ探索、天然物化学
2008.04.
新規医薬シーズ(天然物)の探索
キーワード:医薬シーズ探索、天然物化学
2008.04.
海産無脊椎動物由来のアクチン標的物質に関連した生物有機化学研究
キーワード:アクチン
2008.04.
海産無脊椎動物に含有する新規生理活性物質の探索
キーワード:天然物化学
2008.10~2008.10.
従事しているプロジェクト研究
Asparagusに含有する機能性物質
2016.02~2019.02, 代表者:田中千晶, 九州大学, 九州大学
Asparagusに含有する生理活性物質の構造と生物活性を解明する。また、食用Asparagusが多くの機能性物質を含有することから、活性化合物の作用機構の解明により、生産栽培過程で生じる忌地等への問題について科学的に解明する。.
アクチン標的物質を含有する海産無脊椎動物の生物有機化学的研究
2008.04, 代表者:田中千晶, 九州大学大学院薬学研究院.
アクチン標的物質を含有する海産無脊椎動物の生物有機化学的研究(発現)
2008.04, 代表者:田中千晶, 九州大学大学院薬学研究院.
生物活性サポニン類のNMRによる構造解析
1999.01, 代表者:Marie-Aleth Lacaille-Dubois, ブルゴーニュ大学薬学部(フランス), ブルゴーニュ大学薬学部(フランス).
海産無脊椎動物由来生理活性物質と遺伝子の多様性研究
2010.04, 代表者:田中千晶, 九州大学大学院薬学研究院.
忌逃物質を利用した相互不可侵共存システムによる環境維持機構の解析
2012.05~2013.03, 代表者:前川秀彰, 琉球大学熱帯生物圏研究センター 分子生命科学研究施設.
海産無脊椎動物ウミウシ由来生理活性物質と遺伝子の多様性研究
2010.04~2011.03
海産無脊椎動物ウミウシの含有する生理活性物質の多様性について、進化を考慮した上で検討する。更には、ウミウシの含有する生理活性物質に対する自己耐性獲得方法を解明することを目的とし、生理活性物質の標的タンパクについての解析を行う。.
海産無脊椎動物ウミウシの腸内細菌の多様性
2011.04~2012.03, 九州大学大学院薬学研究院, 琉球大学 熱帯生物圏研究センター
生物に共生・寄生する細菌は、宿主と密接な関係があることが知られており多くの研究が行われている。しかしながら、陸上よりも過酷な環境に棲息する海産無脊椎動物ウミウシの腸内細菌と生体防御物質の関係、更にはこれらの多様性解析の報告例はこれまでに無かった。ウミウシは進化の過程で貝殻が退化したとされており、防御のために摂食を通じて生体防御物質となり得る毒を体内に取り込み蓄積することや自ら毒物を産生することなどが知られている。また、ウミウシが海綿を摂食した際に体内に蓄積する毒についてもその起源が共生微生物であることが示唆されていることから、ウミウシを研究対象とした海産無脊椎動物由来生理活性物質と遺伝子の多様性について研究する。.
研究業績
主要原著論文
1. C. Tanaka, J. Tanaka, R.F. Bolland, G. Marriott, and T. Higa, Seragamides A-F, New Actin-targeting Depsipeptides from the Sponge Suberites japonicus Thiele, Tetrahedron, 10.1016/j.tet., 62, 3536-3542, 2006.02, Six new depsipeptides, seragamides A–F (1–6), and a known geodiamolide I (7) have been isolated as cytotoxic metabolites from the Okinawan sponge Suberites japonicus. Their structures were elucidated by means of spectroscopic analysis and chemical transformations. Seragamide A (1) promotes the polymerization of G-actin and stabilizes F-actin filaments..
2. C. Tanaka, Y. Yamamoto, M. Otsuka, J. Tanaka, T. Ichiba, G. Marriott, R. Rachmat, and T. Higa, Briarane Diterpenes from Two Species of Octocorals, Ellisella sp. and Pteroeides sp. , Journal of Natural Products, 10.1021/np049923o, 67, 1368-1373, 2004.12, Eight new briarane diterpenes (1-4, 7-10) have been isolated from two species of octocorals and the structures elucidated by spectroscopic analysis. Two diterpenes (2, 3) from the gorgonian Ellisella sp. inhibited cytokinesis, causing multinuclei formation on NBT-II cells, while a known briarane (12) from the sea pen Pteroeides sp. showed reversal of multidrug resistance..
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 田中千晶, 医薬資源の宝庫:イモガイの向精神活性チアゾール化合物, ファルマシア くすりの科学 日本薬学会, 2011.06.
主要学会発表等
1. 日高 幸佑, 田中 千晶, Rob van Soest, 宮本 智文, 海綿Neamphius huxleyiに由来する抗真菌活性物質の単離と構造決定, 日本薬学会第133年会, 2013.03.
2. 田中千晶、菰方浩人、田中宏幸、宮本智文, 抗体の交差反応性を利用した新規医薬シーズ探索法の開発(2), 日本薬学会 第132年会, 2012.03, [URL], 【目的】天然物由来新規医薬シーズの探索では、原料供給と同様に有効なスクリーニング手法が重要な要素となる。海洋天然物からはナトリウムイオンチャネルを作用点とするイモガイ由来鎮痛薬が発見されるなど、新規医薬シーズの発見に期待が持たれる。一方モルヒネはオピオイド受容体に作用し、強い鎮痛作用を示すことから、古くより重要な医薬品として重宝されている。これまでに海洋生物由来オピオイド作用薬の報告が無いことから、モルヒネに対するモノクローナル抗体(anti-morphine MAb)を作製、競合的ELISA法によるスクリーニング法を確立し1)、海産無脊椎動物由来のモルヒネ様化合物を探索した。
【方法・結果】西表島近海で採集した海産無脊椎動物エキスライブラリーのスクリーニングの結果、海綿Haliclona sp.のエキスが競合的ELISA法においてanti-morphine MAbに対する交差反応性を示した。引き続き、交差反応性を指標とした単離・構造決定を行ったところ、活性本体はPapuamine 2)およびHaliclonadiamine 3)であることが判明した。
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3. Chiaki Tanaka, Hiroto Komokata, Hiroyuki Tanaka, and Tomofumi Miyamoto , New approach for natural product drug discovery based on the cross-reactivity of antibody, U.S.-Japan Seminar on Marine Natural Products, 2011.12.
4. Chiaki Tanaka, Yumiko Nakajima, Junichi Tanaka, Diversity of nudibranch actins from the perspective of chemical ecology, 5th APACE Meeting 2009, 2009.10.
5. 田中千晶、宮本智文, アクチン重合阻害物質Latrunculin Aとウミウシアクチンの多様性, 第4回科学生態学研究会, 2009.06.
6. 田中千晶、宮本智文, アクチン標的物質とウミウシアクチンの多様性, 第23回海洋生物活性談話会, 2009.05.
7. Chiaki Tanaka, Diversity of Nudibranch Actins, Kyushu-Busan International Joint Seminar, 2008.11.
8. Chiaki Tanaka, Yuichi Kawanishi, David Sept, Yumiko Nakajima, and Junichi Tanaka, Actin variation in nudibranchs: tolerance mechanisms against latrunculin A and evolutionary aspects, 第5回 国際水産学会, 2008.10.
9. Chiaki Tanaka, Masaya Morita, Kiminori Iwasaki, and Junichi Tanaka, Halichondramide as a probe for actin studies, 内藤カンファレンス, 2008.09.
10. 田中千晶、川西祐一、中島裕美子、田中淳一, ウミウシアロモンとアクチンの多様性, 日本サンゴ礁学会, 2007.11.
11. C. Tanaka, Y. Kawanishi, Y. Nakajima, and J. Tanaka , Diversity of Nudibranch Actins, 21st Pacific Science Congress, 2007.06.
12. C. Tanaka, Y. Kawanishi, Y. Nakajima, and J. Tanaka, June, 2007, Diversity of Nudibranch Actins, 21st Pacific Science Congress, 2007.06.
13. C. Tanaka, Y. Kawanishi, Y. Nakajima, and J. Tanaka , Diversity of Nudibranch Actin, 12th International Symposium on Marine Natural Products, 2007.02.
14. C. Tanaka, J. Tanaka, Y. Kawanishi, and Y. Nakajima , How Some Nudibranchs can Tolerate Toxicity of Actin-targeting Molecules?, International Conference on Biodiversity and Natural Products, 2006.07.
15. C. Tanaka, J. Tanaka, H. Iwasaki, and T. Higa, Actin-staining fluorescent probes based on marine macrocycles, International Chemical Congress of Pacific Basin Societies, Pacifichem 2005, 2005.12.
16. C. Tanaka and J. Tanaka, New Cytokinesis Inhibitors from Marine Invertebrates, 7th Asia-Pacific Congress on Animal, Plant, and Microbial Toxin, 2005.10.
17. C. Tanaka, J. Tanaka, G. Marriott, and T. Higa, Seragamide A-F, Six New Depsipeptides from the Sponge Suberites japonicas, 11th International Symposium on Marine Natural Products, 2004.09.
18. C. Tanaka, Y. Yamamoto, M. Otsuka, J. Tanaka, Briarane Diterpenes from Two Species of Octocorals, Ellisella sp. and Pteroeides sp., 11th International Symposium on Marine Natural Products,, 2004.09.
特許出願・取得
特許出願件数  0件
特許登録件数  13件
学会活動
所属学会名
日本薬学会
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2018.09~2018.09.19, 天然有機化合物討論会, 受付.
2016.12.16~2016.12.16, 比嘉辰雄先生メモリアルシンポジウム.
2014.05.10~2014.05.11, 第28回海洋生物活性談話会, オーガナイザー.
2008.11.13~2008.11.14, 第17回天然薬物の開発と応用シンポジウム, 座長(Chairmanship).
2016.12.16~2016.12.16, 比嘉辰雄先生メモリアルシンポジウム, 事務局.
2014.05.10~2014.05.11, 第28回海洋生物活性談話会, 事務局.
2008.11.13~2008.11.14, 第17回天然薬物の開発と応用シンポジウム.
2008.09.30~2008.10.02, 第50回天然有機化合物討論会, 会場 計時進行等の係.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2014年度    
2013年度    
2013年度      
2012年度      
2011年度      
2010年度      
2009年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
Hilton Waikiki Prince Kuhio Hotel, UnitedStatesofAmerica, 2009.10~2009.10.
The University of Wisconsin Madison , Biochemistry, UnitedStatesofAmerica, 2009.09~2009.10.
Prince of Songkla University, Chulalongkong University, Khon Kaen University, Thailand, 2008.12~2008.12.
研究資金
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2011年度~2011年度, 科学技術振興調整費 (文部科学省), 分担, 生態環境に配慮したサンゴ由来アトピー性皮膚疾患治療薬の開発.
2009年度~2010年度, 財団法人 武田科学振興財団 薬学系研究奨励, 代表, 抗体の交差反応性を利用した海洋無脊椎動物由来の新規医薬シーズの探索.
2006年度~2006年度, 笹川科学研究助成, 代表, ウミウシはなぜ海綿の毒で死なないのか?(18-356M).
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2011.04~2012.03, 代表, 海産無脊椎動物ウミウシの腸内細菌の多様性
/内容:生物に共生・寄生する細菌は、宿主と密接な関係があることが知られており多くの研究が行われている。しかしながら、陸上よりも過酷な環境に棲息する海産無脊椎動物ウミウシの腸内細菌と生体防御物質の関係、更にはこれらの多様性解析の報告例はこれまでに無かった。ウミウシは進化の過程で貝殻が退化したとされており、防御のために摂食を通じて生体防御物質となり得る毒を体内に取り込み蓄積することや自ら毒物を産生することなどが知られている。また、ウミウシが海綿を摂食した際に体内に蓄積する毒についてもその起源が共生微生物であることが示唆されていることから、ウミウシを研究対象とした海産無脊椎動物由来生理活性物質と遺伝子の多様性について研究する。.

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