九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
三浦 佳子(みうら よしこ) データ更新日:2017.06.03

教授 /  工学研究院 化学工学部門 工学府 化学システム工学専攻 生体界面工学 (分子・生物システム工学講座)


大学院(学府)担当

工学府 化学システム工学専攻 分子・生物システム工学講座

学部担当



電子メール
ホームページ
電話番号
092-802-2749
FAX番号
092-802-2769
取得学位
博士(工学)
専門分野
生体高分子
活動概要
【研究活動概要】
高分子材料、生体高分子、界面科学を基礎として、次のような研究を行っている。
(1) 糖鎖高分子を用いた機能材料の研究
細胞表面の糖鎖は生命のシグナル分子として働いている。これを側鎖に結合させた高分子は、糖鎖の分子認識能を発する高分子材料となる。糖鎖を様々に設計することで、ウイルスや毒素タンパク質に結合する材料を作りあげることができる。また、基材と組み合わせてグラフト重合することによって、生体認識性の素材やデバイスを作り上げることができ、特定の病原体を除去する材料などへの活用が可能である。現在はこのような技術を利用して、医用デバイスや基礎生物学に役立つ材料開発を行っている。
(2) 高分子ナノゲル粒子を用いた機能性材料の開発
高分子によるサブミクロンオーダーのヒドロゲルによるによって、環境エネルギーに関連する材料や生体機能材料の開発を行っている。ヒドロゲルに温度応答性を持たせることで、温度による相転移能を示し、効率的な二酸化炭素吸収放散材料、タンパク質分子認識材料などを開発している。
(3) 機能性界面による感染症防除材料の開発
界面における高分子の修飾によって、材料界面の物理化学的、力学的な性質を制御することができる。ポリエチレングリコールの密度によって、タンパク質、細菌類の接着を制御できることがわかったことから、材料や生体界面の修飾にて、虫歯などの感染症の防除を目指した研究を行っている。
(4) 多孔性高分子材料の開発
多孔高分子、及び多孔ゲルによる新しい流通プロセスの開発を行っている。多孔高分子は基質、触媒の保持特性と拡散特性を備えている。これを用いることで、バイオ、合成、物質除去などの新しいプロセスを作り上げることが可能である。


【教育活動】
学部卒業研究生、博士課程、修士課程の大学院生の研究指導、教育を行っている。学部の授業では、有機物質化学(全学)、基礎物理化学第一及び演習(2年生)、基礎物理化学第三(3年))を担当している。大学院の授業では生体由来物質工学(大学院)を担当している。研究室内では大学院生、学部卒業研究生に対して、個別に実験の指導、論文の読解、執筆の指導、論理的な思考訓練を行っている。また、研究面だけでなく、生活面について、必要に応じて家庭と連携した上で指導を行っている。また、所属学部学生、大学院生については国内外の学会発表についても推進、指導している。全学,部局あるいは部門のFDに毎年参加し,教育改善及び教育方法の向上を図っている.

【国際連携活動】
国際共同研究、国際会議によって海外の研究者と交流を行っている。UCI, ETH, アルバータ大学と研究及び学生材料科学分野で、Membrane, International Journal of Carbohydrate Chemistry,化学分野でChemistry Letters, 生物化学分野でTrends in Glycoscience and Glycotechnologyについて編集委員を務めている。国際学会誌については多くの学会誌の査読を行っている。

【社会活動】
平成22年-平成26年度について北陸先端科学技術大学院大学客員教授、文部科学省学術調査官を平成22年度9月-平成24年7月まで務めた。社会活動について、高分子学会、日本化学会、化学工学会、応用物理学会、糖質学会、日本MRSに所属している。高分子学会九州支部の庶務幹事、日本化学会、化学工学会、表面技術協会の九州支部幹事を務めている。
アウトリーチ活動として、九州地区の小学校、高等学校にて科学に関する教育、講演を行っている。 化学工学会、高等教育委員、日本化学会、男女共同参画委員も務めている。
 
【大学運営】
工学部男女共同参画委員、工学部学務委員、実験倫理委員などを務めている。また、これまでに、部門長、各学年の担任、秋季、春季工場見学、工学部教育企画、研究企画、財務委員、中央分析委員、などを担任している。その他、大学及び大学院の入試についての業務を行い、大学および部門の運営に協力している

九大関連コンテンツ