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篠原 慶規(しのはら よしのり) データ更新日:2016.11.11

助教 /  農学研究院 環境農学部門 森林環境科学


大学院(学府)担当

学部担当



電子メール
ホームページ
http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/control/
森林保全学研究室のホームページ .
http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/shinohara/
篠原個人のホームページ .
FAX番号
092-642-2885
取得学位
博士(農学)
専門分野
森林科学
活動概要
 「日本の森林を、今どうしていくべきか?」について強い興味がある。森林には、私たち人間の生活に利益をもたらす様々な公益的機能が備わっている。この公益的機能は、森林の状態(樹種や管理状況)によって異なると考えられている。適切に森林を管理することで、公益的機能を最大限発揮させることが可能であろう。しかし、すべての公益的機能が非常に高く発揮される万能な森林は存在しない。何らかの森林管理を行うことで、1つの機能は向上するものの、他の機能は低下するということも考えられる。 そのため、上記の問いに対する答えは、場所場所で異なると考えられる。例えば、民家のすぐ上にある斜面では、土砂災害を防ぐための管理が求められるし、水資源用のダムの上流にある森林では、水資源を増やすための管理が求められるであろう。森林は林業という産業の場でもある。林業生産によって得られた木材を積極的に利用することは、低エネルギー社会の実現にむけて必要不可欠であると考えている。経済性の高い森林では、木材生産に向けて、積極的に活用していくべきであろう。
 以上を踏まえ、まず、森林の状態、あるいは林業活動で用いられる土木構造物(作業道など)が、公益的機能に与える影響を明らかにする必要があると考えている。公益的機能の中でも特に主要な機能である土砂災害を抑制する機能、土壌浸食を抑制する機能、水資源を涵養する機能、洪水を抑制する機能、二酸化炭素を固定する機能に焦点を当てたいと考えている。これまでの研究で、水資源量に与える影響については、データが蓄積され、徐々に明らかになってきた。一方で、土砂災害を抑制する機能や土壌浸食を抑制する機能については、十分に解明されていないと考えている。現在は、これらの機能について、力を入れて取り組んでいる。

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