九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動 病院臨床活動
本田 裕之(ほんだ ひろゆき) データ更新日:2019.09.12

助教 /  医学研究院 基礎医学部門 病態制御学


大学院(学府)担当

学部担当

その他の教育研究施設名



電子メール
ホームページ
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/neuropath/
神経病理学教室のウェブサイト。教官の部屋,研究紹介のページで活動の現況を随時アップデート中。 .
電話番号
092-642-5536
FAX番号
092-642-5540
取得学位
医学博士
専門分野
医学 神経病理学 神経内科学
活動概要
臨床病理学的活動;学内・学外の生検および剖検の病理診断業務。
研究活動:1) プリオン病における病理学的研究 2) 久山町認知症研究 3) 神経変性疾患における病理学的研究
1) プリオン病
立石潤初代教授の立ち上げより、多数のヒトプリオン病脳の病理解析を担ってきた。現在においても、本院だけでなく他院のプリオン病の病理学的診断に貢献している。近年、ヒトプリオン病において、中枢神経のみならず末梢神経や全身臓器においても異常プリオン蛋白が検出され、その感染の危険性や病原性が問題視されている。急務の課題であるが、その詳細な検討は未だなされていない。当施設は、プリオン病患者においても全身解剖を従来基本としており、脳だけでなく多くの全身臓器の蓄積がある。プリオン蛋白はオリゴマーの状態で最も強い感染性と神経毒性を持つ。我々は、ゲル濾過法を用いたプリオン蛋白オリゴマー解析法を確立しており、その評価が可能である。併せて、近年確立された高感度検出法(PMCA法、QuIC法)や培養神経胞株を用いて、感染性や神経毒性の解析を行う。
2) 久山町認知症研究
平成13年より、病態機能内科学および環境医学分野との共同プロジェクトとして、久山町研究における認知症疾患の病理学的解析を行なっている。認知症の正確な診断には病理診断が欠かせない。久山町研究においては、認知症発症者の剖検率が70%以上と非常に高く、他の疫学研究にはない診断の精度が極めて高い研究である。現在までに、糖尿病(耐糖能異常)や脂質代謝異常がアルツハイマー病の病理変化の危険因子となる事を明らかにした。更なる危険因子の発見、予防法や治療法の検討のために現在も解析を継続中である。
3) 神経変性疾患における病理学的研究
久山町研究における剖検脳以外にも、アルツハイマー病をはじめ、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症、多系統萎縮症、クロイツフェルト・ヤコブ病などの多彩な神経疾患の剖検を担当しその病理学的な解析を施行している。筋萎縮性側索硬化症の検討においては、国立病院機構との共同プロジェクトによりその登録症例の病理データベースを構築した。各種神経疾患において、病理学的な定量解析も検討中である。

九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。
 
 
九州大学知的財産本部「九州大学Seeds集」