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瀬口 典子(せぐち のりこ) データ更新日:2018.08.03

准教授 /  比較社会文化研究院 環境変動部門 基層構造


大学院(学府)担当



電子メール
電話番号
092-802-5605
就職実績-他大学
就職実績有, 2002-2008 Assistant Professor, Department of Anthropology, The University of Montana, Missoula MT. USA
2008-2012 Associate Professor, Department of Anthropology, The University of Montana, Missoula MT. USA
2000-2002 Adjunct Assistant Research Scientist, Museum of Anthropology, The University of Michigan, Ann Arbor, MI. USA
2003-2009 Adjunct Associate Research Scientist, Museum of Anthropology, The University of Michigan, Ann Arbor, MI. USA
2002 Winter Lecturer, Department of Anthropology, The University of Michigan, Ann Arbor, MI. USA.
取得学位
博士 ミシガン大学 
専門分野
生物人類学/自然人類学
活動概要
古人骨を試料とし、頭蓋骨計測値データ、および歯冠計測値データを用いた形質人類学的、および生物考古学的研究を通して人類移動と拡散の歴史研究に従事してきた。日本列島の縄文時代人集団・アイヌ集団に焦点をあて、南北アメリカ大陸における人類集団の成立、東アジア、北東アジアから南北アメリカ大陸への人類移動と拡散、縄文人と新大陸先史人類集団(アメリカ最古級の人骨ケネウイックマンを含む)との遺伝的関係、言い換えれば、縄文時代人がアメリカ大陸の先史人起源に関与した可能性について研究してきた。 また、集団間、時代間の身体形質の変異・多様性が、移動期間中・移動後に環境適応の結果選択されたものなのか、また遺伝的浮動、遺伝子流入によるものか、またこれらの進化的メカニズムの相互作用によるものなのか、その要因を解明するための考察を行なった。その研究結果として、頭蓋骨データに加え、縄文時代人、弥生時代人、沖縄久米島近世人を含む、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、北南米集団の上下肢骨の計測値・示数・体質量と緯度・経度・最低気温・最高気温との関係を分析し、寒冷適応・高温適応、また集団の移住の歴史について考察し論文として発表した。 頭蓋骨の形態多様性とその形態を形成したメカニズムの検証を行い、頭蓋骨形態を用いて構築された「人種概念」の無効性を明らかにした。
現在、生物考古学・司法人類学・考古学のための3次元データ取得法・分析法をまとめ、共同研究を米国モンタナ大学、リンカーンメモリアル大学、ドイツ フライグルグ大学の共同研究者等と書籍の執筆をおこなっている。今年度からは米国テキサスA&M大学歯学部、オハイオ州立大学人類学部、中国吉林大学辺境考古学センターの共同研究者たちと、東アジアにおける人類の健康パターンの生物考古学的な歴史プロジェクト(Global Health Project:East Asian Module)を本格的に始動させた。 また、文理融合の科研プロジェクト「人種化のプロセスとメカニズムに関する複合的研究」にも加わっている。
生物学的人種概念の無効性、人種差別、性・ジェンダー差別にも取り組んでおり、特に、アイヌ遺骨返還問題について研究グループをつくり、シンポジウムなどを開催している。
応用生理人類学研究センター  共同研究員

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